【殺し愛】ネタバレあらすじと登場人物を紹介!リャンハとシャトーの過去と関係は?

『殺し愛』というラブサスペンス漫画はご存じでしょうか?『殺し愛』は奇妙な関係にあるソン・リャンハとシャトー・ダンクワースによる「殺し屋VS殺し屋」の物語を描いた作品で、斬新すぎるキャラ設定や癖になるリャンハとシャトーの関係・過去が面白いと好評です。当記事ではそんな『殺し愛』のあらすじをネタバレします。また登場人物や感想なども紹介していくのであらすじネタバレと併せてご覧ください。

【殺し愛】ネタバレあらすじと登場人物を紹介!リャンハとシャトーの過去と関係は?のイメージ

目次

  1. 殺し愛とは?
  2. 殺し愛の漫画あらすじネタバレ
  3. 殺し愛の登場人物一覧
  4. 殺し愛の面白い魅力を考察!リャンハとシャトーの過去や関係は?
  5. 殺し愛に関する感想や評価
  6. 殺し愛のネタバレまとめ

殺し愛とは?

殺し愛の概要

『殺し愛』とは、Feによるラブサスペンス漫画です。2015年から月刊コミックジーン(KADOKAWA)にて連載され、2021年7月時点では11巻が刊行されています。またシリーズの累計が70万部を突破しており、その人気を皮切りに2020年12月にテレビアニメ化が発表されました。

殺し愛のタイトルの意味

ここでは『殺し愛』のタイトルの意味を解説します。どうやらタイトルの殺し愛という言葉は「殺してしまうほどの愛情」や「愛が募って相手を殺す」といった意味で使われているようで、リャンハとシャトーの関係性が示されています。作者によるとそのシチュエーションは、いつもケンカばかりしているカップル「ケンカップル」に近いとのことでした。

殺し愛のアニメ化や映画化はある?

  • 名前:殺し愛
  • 監督:大庭秀昭
  • シリーズ構成、脚本:久尾歩
  • キャラクターデザイン:佐藤陽子
  • 音楽:吉川慶
  • アニメーション制作:プラチナビジョン

奇妙な関係にあるソン・リャンハとシャトー・ダンクワースによる「殺し屋VS殺し屋」の物語を描いた『殺し愛』。2022年1月時点では『殺し愛』の実写映画化はおこなわれていませんが、テレビアニメは2022年1月13日からTOKYO MXほかにて放送されています。テレビアニメの情報は上記一覧にて紹介しているので要チェック。

TVアニメ「殺し愛」公式サイト

殺し愛の漫画あらすじネタバレ

ここからは漫画『殺し愛』のあらすじをネタバレしていきます。ネタバレする『殺し愛』のあらすじは漫画1巻~5巻です。それでは早速、漫画『殺し愛』第1巻のあらすじネタバレを見ていきましょう。

1巻あらすじネタバレ

始めに漫画『殺し愛』第1巻のあらすじをネタバレします。とある殺人現場で激しい銃撃戦を始めたシャトー・ダンクワースとソン・リャンハ。二人は殺し屋で、偶然にもターゲットがいた現場で対峙していたのでした。そして銃撃戦はリャンハが隙を誘った瞬間に銃を捨ててシャトーに馬乗りになったことで終わりを迎えます。

それから一カ月後、シャトーは生き延びており、リャンハと電話でやり取りをしていました。その後、シャトーの前にリャンハが姿を現し、シャトーのターゲットの身柄を譲ろうとします。こうしてシャトーとリャンハの歪な関係が始まります…

2巻あらすじネタバレ

次に漫画『殺し愛』第2巻のあらすじをネタバレします。倒れているシャトーを見つけてホテルへ連れていくリャンハ。目覚めたシャトーはリャンハに向かって「全部あなたの仕業ですか?」と睨みます。シャトーを襲った男がリャンハを「裏切り者」と罵ったからです。しかしリャンハはそれを否定し、リャンハが中国某都市のマフィアで幹部候補となっていた5年前に、同じ組織の構成員であるソンウを殺害したことが関係していると話します。

その後、教会でシャトーとリャンハは集団の男たちに襲われてしまいます。するとシャトーが向かったところに、リャンハが以前所属していた組織の構成員であるホーが現れました。そしてシスターを人質にして自分から注意を逸らしていたホーは、シャトーに足蹴りを入れて意識を奪います。

こうしてホーが去った後の現場に遅れて現れることとなったリャンハは荒れた現場を見て状況を察し、シャトーに電話をかけて「お久しぶりです、ホーさん」と言いました。そしてシャトーの過去回想シーンへと移ります。

17年前、不審車両に国籍不明の少年の遺体とともにいた身元不明の少女・シャトーは、事件の調査をおこなっていたダンクワースに引き取られて彼の養女となり、「シャトー・ダンクワース」となっていました。さらに不審車両に乗っていた少年の遺体を調べた結果、名前が「ソン・リャンハ」であることが判明します。

3巻あらすじネタバレ

次に漫画『殺し愛』第3巻のあらすじをネタバレします。ホーは信頼していた先輩・スンウを殺害したリャンハのことを恨んでいました。それが今回、リャンハを襲撃した理由でした。一方、シャトーを人質に取られたリャンハは、シャトーを取り戻すべくホーと銃撃戦を繰り広げることに。結果はホーが自分が仕掛けていた爆発物の爆発に巻き込まれ、瀕死の状態となった隙を突かれてリャンハに銃殺されます。

そしてシャトーが治療を受けてから数日後、シャトーは要人を警護するために船に乗り込んでいました。その後、船に乗っていたリッツランの妻であるホーク・リッツランがリャンハに対して、通話越しに「シャトー・ノーブル。この名前をご存じですか?」と話します。その言葉を聞いたリャンハは顔色を変え、夜に会って話をする約束を取り付けました。そして約束の場所では首にナイフが刺さって倒れているリッツランが発見されます。

4巻あらすじネタバレ

次に漫画『殺し愛』第4巻のあらすじをネタバレします。首にナイフを刺されて倒れていたリッツランは、即死を免れたことで何とか一命を取り留めました。そして現場に訪れたリャンハは、リッツランが持つ無線でシャトーに連絡を取り、医者を呼ぶように話します。実はこの時、血が付いた少年がその様子を上から眺めていました。

その後、ドクターヘリにリッツランが乗っていったタイミングで、リッツランを刺した少年ウォン・ジノンがシャトーの前に現れて交渉を始めます。ジノンはその交渉でシャトーの母親を人質に取っており、リャンハを売らなければ母親を殺すと脅します。

そこでシャトーはリャンハに対して銃を向けることとなりますが、それに対してリャンハが自分は味方だと伝えたことで、シャトーは自分のせいでリッツランや母親、リャンハを危険にさらしたと絶望し、自分自身に銃を向けることとなりました。しかしそれをリャンハが止めてシャトーの意識を失わせます。一方、シャトーに交渉を仕掛けた少年ジノンの元へ向かう男ドニーと少年ミファ。ドニーこそが一連の事件を裏で手引きしていた黒幕でした。

5巻あらすじネタバレ

次に漫画『殺し愛』第5巻のあらすじをネタバレします。リャンハは車内でジノンの仲間であるニッカに銃を向けられていました。その頃、意識を失っていたシャトーをインド人が発見。インド人に助けられたシャトーは下船しようとしますが、再び襲撃されてしまいます。しかしシャトーはインド人と協力して相手を打ち負かし、襲撃者が持っていた携帯を手に取ります。

一方、リャンハはドニーが待つ別邸に到着していました。そしてドニーはリャンハに対してリャンハが偽名であり、かつて居場所と名前を与えて保護していた少年「ソン・リャンハ」の偽物だと説明します。ではなぜ、別の人間の名前「ソン・リャンハ」を名乗っているのか?それを聞き出そうとしていました。

その頃、リャンハの救出作戦を実行しようとするシャトーはリャンハの居場所を特定。そして過去の場面へと移り、「これからどうするつもりだ?リャンハ」と現在リャンハを名乗る少年が本物のリャンハに尋ねていました。それからさらに現在の場面へと移り、シャトーがダンプカーで敵地に突っ込んでいました。こうして負傷したリャンハと救出に来たシャトーが再会を果たします。

殺し愛の登場人物一覧

登場人物一覧①シャトー・ダンクワース

1人目に紹介する『殺し愛』の登場人物は、本作の主人公であるシャトー・ダンクワースです。20代の一人暮らし。セキュリティ会社リッツランサポート紹介に所属する新人賞金稼ぎで、感情を表に出すことのないクールな性格をしています。実は苗字がノーブルであった以外は出生が謎に包まれており、幼少期にとある事件現場で発見されていました。

登場人物一覧②ソン・リャンハ

2人目に紹介する『殺し愛』の登場人物は、もう一人の主人公であるソン・リャンハです。高額な賞金がかかっている凄腕殺し屋で、強豪犯罪組織をたった一人で壊滅させた実績を持っています。ネタバレあらすじで紹介した通り、シャトーとの命のやり取りに勝った時に連絡先を要求するなど彼女に謎の執着心を持っていました。掴みどころのないキャラクターであるものの、シャトーを守るという信念があります。

登場人物一覧③エウリペデス・リッツラン

3人目に紹介する『殺し愛』の登場人物は、リッツラン商会を営むシャトーの雇い主であるエウリペデス・リッツランです。暴走気味のシャトーに手を焼いているものの、父親の関係で雇ったという過去があります。性格は落ち着いており、その落ち着きぶりから実年齢より年上に見られることが多いです。また新婚でもあり、妻は別会社を運営しています。

登場人物一覧④ホー

4人目に紹介する『殺し愛』の登場人物は、リャンハがかつて所属していた組織「香港三檮会」の構成員であるホーです。左頬にある蜘蛛の巣のような模様と顔の刺青が特徴で、普段は左頬のあるあざを四角いシールで覆っています。信頼していた先輩スンウを銃殺したリャンハを恨んでおり、仇討ちのためにシャトーを人質にとってリャンハの前に姿を現していました。

登場人物一覧⑤ドニー

5人目に紹介する『殺し愛』の登場人物は、戦争仕掛人(トリガー)の異名を持つドニーです。港町バロセラに拠点を構えているとある組織のボスで、その組織は世間に知られたくない内容などのもみ消しを依頼されるような秘密の組織となっています。

殺し愛の面白い魅力を考察!リャンハとシャトーの過去や関係は?

面白い魅力①斬新なキャラ設定

1つ目に紹介する漫画『殺し愛』の面白い魅力は斬新なキャラ設定です。ここで言う斬新なキャラというのが主人公であるシャトーとリャンハの二人で、シャトーの場合は殺しの腕前が組織の中で随一ではあるものの、上司の命令を聞かずに単独行動を取るというもので、リャンハの場合は多くのマフィアなどから狙われている凄腕の殺し屋というもの。

そして常に無表情でクールな性格をしたシャトーに対して、彼女を前にした時だけ穏やかな雰囲気になるものの、普段は恐ろしいほどの冷血漢であるリャンハが奉仕する展開が描かれています。なぜリャンハがシャトーに対して強い執着心を見せているのか?という点が本作の最大の謎となっており、その謎に惹きつけられる方はきっと多いことでしょう。

面白い魅力②シャトーとリャンハの関係

2つ目に紹介する漫画『殺し愛』の面白い魅力はシャトーとリャンハの関係です。二人は『殺し愛』というタイトルからも分かる通り殺伐とした関係ですが、リャンハにとってシャトーは特別な存在でした。そしてリャンハはシャトーに対して歪な愛情を向けているため、ストーカーじみた行動を取っています。

例えば、ナンパと称してシャトーの連絡先を尋ねたり、求められていないのに賞金首を捕まえては彼女に渡すという不可解な行動が見られました。一方、シャトーは自分につきまとうリャンハのことを警戒しているものの、何かの事情があるのか彼を突き放すことはなく、彼からの呼び出しには応じています。

面白い魅力③シャトーとリャンハの過去

3つ目に紹介する漫画『殺し愛』の面白い魅力はシャトーとリャンハの過去です。執拗に関わってくるリャンハに対して嫌悪するシャトーの行動や態度を見ると物語序盤で初めて出会ったと考えられていましたが、実は過去回想シーンで二人には幼少期から繋がりがあったことが判明しています。その過去についてはシャトーの上司であり彼女の父親に恩があるエウリペデスが実家を訪れた際に彼女の母親が語っていました。

どうやら、シャトーは南部の田舎町で国籍不明の少年の遺体が乗った不審車両で発見されていたようで、その時にシャトーの口から「シャトー・ノーブル」という名前が出てきています。さらに死亡していた少年が所持していた身分証に「ソン・リャンハ」という名前が記載されていたことが判明。

シャトー自身も自分の名前しか話さなかったため、結局ソン・リャンハとシャトー・ノーブルの身元が分からず二人がどのような関係なのか、事件は迷宮入りとなります。しかしシャトーとリャンハには何らかの繋がりがあったことだけは確かです。そしてその事件を調査していたダンクワース捜査官に対してシャトーが心を開いたことでシャトーは彼に養子として引き取られて現在に至ります。

殺し愛に関する感想や評価

感想や評価:第3話の過去回想が興味深い

こちらでは漫画『殺し愛』の登場人物、リャンハとシャトーの過去に関する感想があがっています。どうやらリャンハとシャトーの過去回想にて物語の意味・謎が明らかになっていくものの、謎は謎のまま深まっている印象を受けているようです。感想では「興味深い」と言われているので、感想が寄せられた『殺し愛』第3話のあらすじに注目してみてください。

感想や評価:襲撃犯を忘れたかのような行動に違和感

こちらでも漫画『殺し愛』の登場人物、リャンハとシャトーの過去や関係に関する感想があがっています。感想では『殺し愛』第3話のあらすじでリャンハとシャトーの過去が、二人の関係と繋がっていることが分かったものの、あまり話が進まなかった印象が抱いたようです。また襲撃犯を忘れたかのような行動に違和感があるとのことなので、第3話をご覧になった際はその行動に注目してみるのも良いかもしれません。

感想や評価:リャンハとシャトーの過去や関係などが気になる

こちらでは漫画『殺し愛』の面白い魅力に関する感想があがっています。寄せられた感想は『殺し愛』のあらすじネタバレ第2話までの範囲内の内容から取り上げられているようです。感想ではリャンハとシャトーの過去や謎が気になって惹きつけられると言われています。ミステリアスな魅力がある作品と評価されているので登場人物の関係性や過去に注目してみるとより面白くなるのかもしれません。

殺し愛のネタバレまとめ

漫画『殺し愛』で描かれたリャンハとシャトーの過去と関係に関する情報を交えながらネタバレあらすじと登場人物を紹介してきましたがいかがでしたか?2022年1月現在、漫画『殺し愛』は11巻が刊行されています。

今回は5巻までのあらすじをネタバレしましたが、興味を持たれた方は今回解説した「斬新なキャラ設定」「シャトーとリャンハの関係」「シャトーとリャンハの過去」を参考にしつつ、今後どのような展開になるのかに注目してみてください。

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