【外道の歌】ネタバレあらすじと漫画の魅力を紹介！登場キャラと感想・評判は？

『外道の歌』はネット広告でも話題になっていて、そのグロさはもちろんメッセージ性の強いストーリーで注目されています。『外道の歌』は実在の事件をモチーフにした『善悪の屑』の続編であり、そのリアルな描写や残虐な描写でファンを多く獲得しています。ここではまずコミックスのネタバレあらすじ紹介を見ていく前に、『善悪の屑』の続編『外道の歌』の基本的な情報を紹介していきましょう。

『善悪の屑(ぜんあくのくず)』は渡邊ダイスケによって描かれる漫画作品であり、『ヤングキング』にて連載されていた作品です。『外道の歌（げどうのうた）』はこの作品の続編として制作されていて、2021年4月時点で二作品の累計発行部数は460万部を突破しています。そのメッセージ性の高い作風は絶賛されていて、一時は実写映画が制作されていたことでも知られています。

しかし、この映画は主演を務めた俳優が実刑判決を受けたことで公開中止になってしまいました。『外道の歌』にはスピンオフ作品もあり、園田夢二を主人公にした『園田の歌』や榎加世子を主人公にした『朝食会 RISE OF BREAKFAST CLUB』などが制作されています。いずれも人気キャラクターを主人公にした作品であり、いずれも注目の作品となっています。

渡邊ダイスケは漫画家であり、神奈川県出身の男性作家です。代表作は『善悪の屑』と『外道の歌』であり、今注目の作品となっています。渡邊ダイスケは2008年に『第59回ちばてつや賞』で優秀新人賞を受賞したことで漫画家としてデビューします。その後、2012年には『ヤングマガジン』で『半獣』を連載を開始していて、自身初の連載作品を制作しています。

2013年には『ヤングキング』で『スフェリコン』を連載開始し、同じ年にはヤングキング増刊号である『ヤングキングGIRI』で読切作品『善悪の屑』を掲載しました。この作品が好評を博したために、2014年には『善悪の屑』の連載を開始します。さらに2016年からは『善悪の屑』第2部となる『外道の歌』の連載を始めていて2021年12月現在まで連載が続けられています。

ここでは『外道の歌』の漫画の1巻から6巻までのあらすじネタバレをしていきましょう。『外道の歌』の漫画1巻から6巻まで登場人物たちの過去なども明かされていて、『善悪の屑』で謎に包まれていたことも明かされていきます。そのため『外道の歌』の漫画の1巻から6巻までのあらすじネタバレはこのシリーズを楽しむ上でも欠かせない展開が用意されています。

『外道の歌』の漫画1巻あらすじネタを見ていきましょう。物語は『善悪の屑』から4年前に遡ります。カモは妻と娘とともに幸せな毎日を暮らしていました。そんなある日、妻と子供は質の悪い男に目をつけられて家に侵入されてしまいます。そして、妻子は殺されてしまい、カモはその壮絶な現場に呆然とします。カモはその時から犯人に復讐するために、生活をすべて捨てて犯人を裁くことを誓うのでした。

『外道の歌』の漫画2巻あらすじネタバレを見ていきましょう。マリエは大学に合格し、東京で就職を決めました。そして、ある男性と出会い結婚を決めて、結婚して子供をもうけます。子供が幼稚園に通い出すとママ友たちの交流が始まります。そして、マリエがある事件を犯してしまい、その被害者たちがカモのところへ復讐の依頼のために訪れることになります。

『外道の歌』の漫画3巻あらすじネタバレを見ていきましょう。トラと菜々子の二人は「かまいたちの夜」のパロディゲームである「オトギリの夜」をして遊んでいました。二人きりでゲームしていたために、突如突入したエロシナリオに二人は戸惑ってしまい、微妙な空気が流れてしまいます。そんな中でカモが部屋に入ってきて、二人に寝ろと言い渡します。そんな中でかつて彼らが関わった事件が急展開を迎えていました。

『外道の歌』の漫画4巻あらすじネタバレを見ていきましょう。ある一家・鶴巻家は父親が大きな問題を抱えていて、父親だけが離れに住んでいるという状況でした。鶴巻も母親も父の暴力を恐れており、父親の言いなりになっていました。ある日、鶴巻が父親の離れを訪れると一人の少女が横たわっていました。実はこの少女こそが後に『朝食会』を作って犯罪者たちに復習することになる榎加世子でした。

『外道の歌』の漫画5巻あらすじネタバレを見ていきましょう。園田は『朝食会』でサイコパスでもありました。彼はオタク文化研究会に所属していていて、多くの癖のある部員とともに部活動をしていました。そんな中でオタク文化研究会の会長であった志茂田が何者かに殺されてしまい、サイコパスである園田の仕業なのではないかという雰囲気が漂っていました。しかし、真実は全く違ったことであることが明かされていきます。

『外道の歌』の漫画6巻あらすじネタバレを見ていきましょう。セミナーで演説をしている男・ジェイク堀尾はかつてトラとカモが復讐した集団暴行事件の犯人でした。彼はトラとカモに局部を切り取られるという制裁を加えられていて、すでに復讐が完了していると考えられていました。しかしそれにも懲りずにジェイク堀尾がいまだに怪しいセミナーを開催していることが判明してしまいます。

ここでは『外道の歌』の漫画7巻から12巻までのあらすじネタバレをしていきましょう。7巻～12巻ではこれまでいなかった同業者たちとの関りやより凶悪な事件なども登場して、多くのファンに絶賛されています。『外道の歌』の漫画7巻から12巻までのあらすじネタバレもファンには気にされていて、これまでの総決算ともいえる物語が展開されていきます。

『外道の歌』の漫画7巻あらすじネタバレを見ていきましょう。最初の依頼者はアイドルとして活動していた女性であり、小さな芸能事務所ですが本格的なアイドルとして活動していました。しかし、ある熱狂的なファンに冷たくしたことで、アイドルとしてだけでなく女性としても人生をめちゃくちゃにされてしまいます。しかし、彼女の依頼を受けたのはトラたちでなく、なんとあの『朝食会』だったのです。

『外道の歌』の漫画8巻あらすじネタバレを見ていきましょう。園田はある公園で写真撮影をしていました。すると盲目の女性が父親ともめているところを目撃してしまいます。父親にとって「世話のかかる娘」として扱われているその盲目の女性に興味を持った園田は、ある事件に巻き込まれていくことになってしまいます。

『外道の歌』の漫画9巻あらすじネタバレを見ていきましょう。鶴巻が加世子に対してあることを仕込んでいました。それは護身術兼裁判で勝てる技であり、いざというときに使えるようにトレーニングを積んでいました。朝食会の定例会へ久しぶりに出向くとそこには各支部長が参加していて、近況を話していくと支部長たちは加世子に対していちゃもんをつけ始めました。

『外道の歌』の漫画10巻あらすじネタバレを見ていきましょう。自転車を運転して「ながらスマホ」をしていた青年が交通事故に巻き込まれてしまいます。彼が轢かれた姿を野次馬がスマホで取り続ける様子をたまたま通りかかった園田は楽しく観察していました。そしてサイコパスとして知られる園田の幼少期の出来事が明かされていくことになります。

『外道の歌』の漫画11巻あらすじネタバレを見ていきましょう。居酒屋で田神という名の男が上司から軽い説教を受けていました。そこで田神は突然常軌を逸した行動を取り出して周囲を唖然とさせます。そして彼がこの日まで抱えてきたストレスや苦悩が明かされていくことになります。徐々に彼は精神を侵されていって、やがて死んでしまいたいという気持ちが高まっていったことが回想されていきます。

『外道の歌』の漫画12巻あらすじネタバレを見ていきましょう。カモ達は依頼者の女性にウェアを着ている男のことを覚えていないかと聞いて回っていました。世直し隊と名乗る者たちに絡まれた人物達を探し出し、情報を収集していくと彼らにある特徴的な入墨が入っていることが判明します。そしてカモたちは徐々に世直し隊たちを徐々に追い詰めていきます。

ここでは『外道の歌』の面白い魅力を紹介してきましょう。『外道の歌』はネット上などでも注目されている作品であり、数多くの魅力が挙げられています。グロさや残虐なシーンの数々はもちろん、実際にあった事件をモチーフにした作風は多くのファンに絶賛されています。前作『善悪の屑』からその作風は安定していて、メッセージ性の強いストーリーは高い評価を獲得しました。

外道の歌の面白い魅力①は『カモの仕事の流儀』です。『外道の歌』の1つ目の魅力は主人公カモがどんな相手にでも信念を貫く仕事の流儀を持っている事です。彼は自身も自分の妻と娘を殺されていて、その復讐心を原動力としています。そして復讐屋として依頼された復讐に関しては徹底的に拷問をして、最後には社会的に抹殺したり、実際に殺害したりすることになります。

どんなに命乞いをされても一度復讐をすると決めたら、完膚なきまで行うことが彼の流儀となっています。カモが持つ復讐屋としての信念の強さはその残虐な行為を何時間でも続けられる精神力にもつながり、被害者のための復讐を徹底的にこなします。被害者遺族には優しさを見せることもあり、その残虐性はカモの仕事の流儀ともいえるほどに徹底していました。

外道の歌の面白い魅力②は『加害者の心理描写』です。『外道の歌』の2つ目の魅力はそのリアルすぎる加害者の描写です。加害者が犯罪を犯すまでの過程が非常に細かく描かれていて、そのことがストーリーをより深くさせています。加害者の心理描写を描くことで凶悪犯罪に至るまでの精神構造が分かるようになっていて、犯人への怒りが増幅されるような構成になっています。

さらに拷問が進んでいくと加害者たちの心の汚さが明かされていきます。醜く命乞いをしていて、犯人たちの人間性が浮き彫りになっていきます。こうした心理描写が本作の見どころになっていて、犯罪者たちが拷問されていく様子が読者たちに強いメッセージを伝えていきます。

外道の歌の面白い魅力③は『本当の正義』です。『外道の歌』の3つ目の魅力は『本当の正義』について考えさせられることにあります。ストーリーの中では被害者の家族が複雑な思いを抱えながらカモに復讐を依頼します。依頼人たちは決して特殊な人たちでなく、犯罪に巻き込まれた普通の人々です。彼らは突然犯罪に巻き込まれてしまい、復讐を考えるまでに追い詰められてしまいます。

カモの復讐や拷問は犯罪ですが、この拷問を受ける被害者たちは凶悪犯罪者たちです。そのことを考えると、『正義とは何か』ということにつながります。カモは決して自分の行為を正当化することなく、淡々と拷問を続けていきます。そして読者も自分の中の正義と向き合うことになるというメッセージ性の強い作品となっています。

外道の歌の面白い魅力④は『カモとトラの優しさ』です。『外道の歌』の4つ目の魅力は復讐屋の二人の優しさであり、そのギャップのある優しさにファンは魅了されています。復讐屋として残虐性のあるカモと戦闘力の高いトラの二人は拷問の限りを尽くします。しかし、被害者たちには優しい一面を見せていて、復讐を機に人生をやり直してほしいというようなことをカモが口にすることもあります。 

普段から人情味溢れるトラはその感情のために依頼人たちの苦しみを知って、苦悩します。さらに被害者遺族として同じ感情を知っているカモは依頼人に不器用ば優しさを見せることがあり、ファンにも絶賛されています。

ここからはストーリーなども話題の漫画『外道の歌』の登場人物・キャラ一覧を見ていきましょう。『外道の歌』はメインキャラクターが極めて少ないことでも知られていて、ほとんどがカモとトラの二人で進められていきます。そのため『外道の歌』の登場人物・キャラ一覧で紹介するカモとトラ以外は準レギュラー的な役割のキャラクターとして登場しています。

外道の歌の登場人物・キャラ一覧①は『鴨ノ目武』です。鴨ノ目武は本作品の主人公であり、通称『カモ』と呼ばれる男です。坊主頭にサングラスをかけて、ゼブラ柄のパーカーを着ている大男です。普段はカモメ古書店の店主をしていて、その裏では知っている者だけが依頼できる復讐代行をしています。自身も犯罪被害者遺族であり、犯罪者に対しては表情一つ変えずに拷問を行える強固な精神力を持っています。

外道の歌の登場人物・キャラ一覧②は『島田虎信』です。島田虎信は通称『トラ』と名乗っているカモの相棒です。長髪で関西弁を話す気のいい男ですが、戦闘力が高く標的を攫うことを主な任務にしています。カモの自宅で同居していて、感情的になることも多い情に厚い男です。格闘技に精通していて、作中でも最強クラスの戦闘力を持ちます。

外道の歌の登場人物・キャラ一覧③は『カモの叔父』です。カモの叔父は スキンヘッドに強面であり、一見すると暴力団のような見た目をしています。しかし、その職業は刑事であり、カモのやっている『復讐屋』を黙認しています。時には依頼人を連れてくることもあるなど、刑事の域を超える仕事を任せることもありました。 カモのことを気にかけている良き理解者となっています。

外道の歌の登場人物・キャラ一覧④は『鴨ノ目美咲』です。鴨ノ目美咲はカモの妻であり、カモとの間に娘を一人儲けています。ある日突然家を訪れた男に殺害されてしまい、カモは復讐屋として働くことになります。

外道の歌の登場人物・キャラ一覧➄は『鴨ノ目里奈』です。鴨ノ目里奈はカモの娘であり、ある事件の犠牲者になってしまうカモの最愛の存在となっています。母親とともに突然家にやってきた男に殺害され、カモが復讐屋として多くの犯罪被害者を救う活動を始めるきっかけになった少女です。

外道の歌の登場人物・キャラ一覧⑥は『榎加世子』です。榎加世子は復讐支援組織の「朝食会」の代表を務めている女性で、犯罪被害者を復讐をさせるための手助けをする組織を作っています。その組織の特性上、カモたちと利害が対立することもあり、彼女がカモたちの復讐のやり方を認めていないことも手伝って争いになってしまうことがあります。

外道の歌の登場人物・キャラ一覧➆は『鶴巻裕』です。鶴巻裕は朝食会のメンバーで見た目の雰囲気とは裏腹にかなりの長身の男性です。長髪でメガネをかけて一見するとオタクの様な見た目ですが、トラを屈服させるほどの戦闘力を誇っています。朝食会にとってはかなり重要な人物です。

ここでは『外道の歌』に関するネット上の感想や評価などを見てきましょう。『外道の歌』はネット広告で頻繁に現れる作品として話題になっていて、ネット上でも多くの人が知っている作品です。考えさせられるストーリーはネットユーザーも魅了していて、前作『善悪の屑』と同様に絶賛されています。そのため『外道の歌』に関する感想や評価はネット上でも数多く挙げられていました。

『外道の歌』は面白いという絶賛する声も数多く挙がっていて、注目の作品になっています。ネット上には『今更なんだけど 「外道の歌 」読み始めて。 めちゃくちゃ面白いな。コレ。』という感想や『前にも呟いたが、マンガ『外道の歌』がめちゃくちゃ面白い』という感想、『今、マンガ『外道の歌』にハマってる。ものすごく面白い』という感想が挙がっています。

メッセージ性が強いという声も集まっています。ネット上には『この作品のメッセージにはとても共感できる。』という感想や『漫画、外道の歌を薦められて読んだ。面白かったけど、なんだか鬱屈とするメッセージを受け取った』という感想、『外道の歌 最新話まで読了したものの、何度か読み返したくなる中毒性 セリフのメッセージ性が所々強烈』という感想が挙がっています。

『外道の歌』はリアルな物語も注目されています。ネット上には『外道の歌新刊待ち遠しいリアルでグロめでエグくて汚いエロさの胸糞物語の刺激が好き』という感想や『外道の歌、ある意味ヒーローものだけど、完全悪が成立しない所がリアルさあって面白い』という感想、『「外道の歌」という漫画で復讐屋の物語です。世の中の悪事をリアルに描いた作品になっているので、是非、読んでみてください。』という感想が挙がっています。

今回は大ヒット漫画『外道の歌』の基本的な情報やコミックスのネタバレあらすじ、キャラクター一覧、ネット上の感想などを紹介してきました。『外道の歌』はそのテーマ性で絶賛されていて、コミックスは11巻すべてでメッセージ性の強いストーリーが展開されます。今回紹介した『善悪の屑』の続編『外道の歌』のコミックスのネタバレあらすじやキャラクター一覧などにも注目して、大ヒット漫画『外道の歌』をお楽しみください。