【ましろのおと】松吾郎杯の結果はどうなった?団体戦・個人戦をネタバレ解説

「ましろのおと」の松五郎杯は主人公・澤村雪の母・梅子が、三味線同好会に入った雪のために開催した三味線甲子園です。今回は「ましろのおと」の松五郎杯の団体戦・個人戦の概要や、参加チーム・参加者の演技の内容を紹介し、優勝者や結果をネタバレでみていきます。さらに、松五郎杯の結果を受け、主人公の澤村雪がその後、どのような決断を下したのかについてもネタバレで考察していきます。

【ましろのおと】松吾郎杯の結果はどうなった?団体戦・個人戦をネタバレ解説のイメージ

目次

  1. ましろのおととは?
  2. ましろのおとの松五郎杯の団体戦の結果はどうなった?
  3. ましろのおとの松五郎杯の個人戦の結果はどうなった?
  4. ましろのおとの澤村雪の松五郎杯のその後
  5. ましろのおとの松五郎杯に関する感想や評価
  6. ましろのおとの松五郎杯の結果まとめ

ましろのおととは?

ましろのおとの概要

「ましろのおと」は津軽三味線を題材にした漫画で、2010年から講談社の「月刊少年マガジン」で連載されています。作者は羅川真里茂先生、累計発行部数450万部(2021年4月時点)を突破している人気作です。また「ましろのおと」はテレビアニメも2021年4月~6月の期間に全12話が放送されていました。

ましろのおとのあらすじ

「ましろのおと」のあらすじをみていくと、高校生の津軽三味線奏者・澤村雪は祖父であり、師匠でもあった松五郎を亡くしたことで、自分の音を見失ってしまいます。そこで雪は単身、津軽三味線を背負って青森から上京。東京で梅村学園に編入した雪は、様々な人々と交流しながら、自身が弾くべき音を探し始めるのでした。

ましろのおと|月刊少年マガジン|講談社コミックプラス

ましろのおとの松五郎杯の団体戦の結果はどうなった?

三味線甲子園「松吾郎杯」開催の知らせが梅園学園三味線愛好会のもとに届きます。それは澤村雪の母・梅子が雪の才能を世間に知らしめるために企画した大会でした。それまで大会出場の経験のなかった雪ですが、個人戦と団体戦にエントリーします。

ネタバレ①団体戦の概要

「ましろのおと」の松五郎杯の団体戦の結果をネタバレ、1つ目は団体戦の概要です。三味線甲子園の団体戦の参加資格をみていくと、高校在学中の生徒で、1チーム5名以上。他校生同士でグループを組むことも可能とされています。

課題曲は「津軽じょんがら節」新節。旧節・中節・新節の3つに分類される「津軽じょんがら節」の中でも、最も新しくつくられた曲が「新節」です。華やかで複雑な曲調が特徴的で、難曲として知られています。また、団体戦での制限時間は4分で入賞は6位以上、特に目立った活躍を見せたチームには審査員特別賞が与えられます。

ネタバレ②団体戦に参加したチーム

「ましろのおと」の松五郎杯の団体戦の結果をネタバレ、2つ目は団体戦に参加したチームです。三味線甲子園の団体戦の参加チームは全22チームですが、その中でも代表的なチームをみていくと、以下の通りです。

茨木県の水戸混成チーム、愛知県の横田学園チームAY、神奈川県の正徳高校、大阪府の混成チームビリケンさん、北海道の混成チームシバリング、青森県の青葉第一高校マイマイと素敵な仲間たち、福岡県の東邦学院和楽器部、東京都の梅村学園三味線愛好会です。そんな代表的なチームの中でも、特に注目されているのが荒川潮のいる東邦学院和楽器部と、梶貴臣のいる混成チームビリケンさんです。

ネタバレ③団体戦の主なチームの演技

「ましろのおと」の松五郎杯の団体戦の結果をネタバレ、3つ目は団体戦の主なチームの演技です。三味線甲子園の団体戦に参加する主なチームの演技を紹介していくと、愛知県の横田学園チームAYは女性だけで構成されたチームで、アイドルのような衣装で演技しました。その愛嬌たっぷりな仕草から、デレデレする審査員もいましたが、演奏中のミスを笑ってごまかすなど、演奏そのものはそれほど高いレベルではありませんでした。

神奈川県の正徳高校はそれぞれ私服で参加し、ロック調の演奏を披露。独創的な演出により、観客を楽しませました。しかし、実力はまだまだ未熟で、梅子が「下手をごまかしてる?」と呟くほどでした。大阪府の混成チームビリケンさんは音階に狂いがなく、統率のとれた音と腕の動きを披露しました。特に、梶貴臣に声援が集中し、演奏が終わるやいなや大歓声が上がりました。

青森県の青葉第一高校マイマイと素敵な仲間たちは、澤村雪のことを幼い頃からライバル視する田沼舞の所属するチームです。音が弾けるような見事な演奏を披露する舞に、他のメンバーも負けじと対抗。全員で様々な音が浮かび上がるような迫力満点の演技を展開しました。こちらのチームも演奏が終了すると共に客席から大歓声が上がりました。

福岡県の東邦学院和楽器部は荒川潮のいるチームで、レベルの高い潮の演技が他のメンバーを引っ張っていきます。しかし、ヒートアップしすぎて暴走した彼らは何度もすり上げを繰り返し、演奏の和をみだしてしまいました。

東京都の梅村学園三味線愛好会は演奏の直前、雪が変則的なことをやりたいと永森雷に相談します。そこで、2人は他のメンバーには黙って、即興の曲アレンジを加えました。その結果、雪の音に引っ張られるように、緊張でガチガチだった他のメンバーも素晴らしい演奏を展開。雪もいつもより多い手数で皆の頑張りに応えます。さらに、雷も歌舞伎で使用される長唄風に曲をアレンジ。演技終了後には拍手喝采の嵐となりました。

ネタバレ④団体戦の結果や優勝

「ましろのおと」の松五郎杯の団体戦の結果をネタバレ、4つ目は団体戦の結果や優勝です。団体戦の結果をみていくと、優勝は543点を獲得した大阪府の混成チームビリケンさん。2位は541点を獲得した青森県の青葉第一高校マイマイと素敵な仲間たち、3位は540点を獲得した東京都の梅村学園三味線愛好会です。

4位は442点を獲得した愛知県の横田学園チームAYG、5位は432点を獲得した福岡県の東邦学院和楽器部、6位は402点を獲得した北海道の混成チームシバリングです。そして、審査員特別賞は5人中3人が素人という中で健闘した梅村学園三味線愛好会が獲得しました。

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ましろのおとの松五郎杯の個人戦の結果はどうなった?

ネタバレ①個人戦の概要

「ましろのおと」の松五郎杯の個人戦の結果をネタバレ、1つ目は個人戦の概要です。課題曲は単調な曲調の「じょんがら節・中節」で、技術の違いが結果に大きく反映されそうな難曲です。制限時間は2分30秒で、36人がエントリーしました。注目を集める出場者は東京都の澤村雪、大阪府の梶貴臣、福岡県の荒川潮、青森県の田沼総一で、特に全国大会2位の実績を誇る神木流絃の息子・田沼総一が優勝候補筆頭とみられていました。

ネタバレ②個人戦の参加者の演技

「ましろのおと」の松五郎杯の個人戦の結果をネタバレ、2つ目は個人戦の参加者の演技です。主な出場者の演技をみていくと、澤村雪は前半部分で祖父・松吾郎の音をイメージして演奏。松吾郎の音を知る者は雪の演奏の中に松吾郎を感じます。そして、松吾郎の音を知らない者でも、その演奏に引き込まれていきました。そして、途中からは「慕情」を感じさせる音を展開し、聞く者の追憶を呼び覚ましました。

梶貴臣は団体戦と同様に美しい姿勢で演技を展開しますが、荒川潮の演技に触発されたせいか、いつもよりバチを激しく動かします。しかし、そのせいで演技の途中で糸が切れてしまいました。それでも、彼は最後まで諦めずに演技し、観客の心をつかみますが、楽器の管理も実力のうちとされるため、上位への進出は難しくなりました。

荒川潮は個人戦でも「楽しみことが俺のモットー」というスタイルを貫き、得意の「荒川トゥイン」を途中から連発。最後もそれで締めました。観客は盛り上がりましたが、審査員の間では「楽しんでいるのが伝わる」と好意的な声がある一方で「やりすぎ」という批判的な声もあがるなど、賛否両論分かれました。

田沼総一は神木流独特の力強い叩きを中心に、総一独自のリズムやバチさばきのアレンジを取り入れていきます。その演奏は直前に演技を終えていた雪も認めざるを得ないほどの素晴らしさでした。そして、演技終了後は、参加者の誰よりも、強く大きく長い拍手喝采を浴びていました。

ネタバレ③個人戦の結果や優勝

「ましろのおと」の松五郎杯の個人戦の結果をネタバレ、4つ目は個人戦の結果や優勝です。個人戦の結果をみていくと、優勝は598点を獲得した田沼総一、2位は532点を獲得した荒川潮、3位は523点を獲得した澤村雪です。そして、審査員特別賞は澤村雪が獲得し、梶貴臣は入賞もかないませんでした。

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ましろのおとの澤村雪の松五郎杯のその後

ネタバレ①澤村雪は親から否定されることを言われる

松五郎杯後、澤村雪は母親の梅子から「わだしに恥ばかがせた」と言われてしまいます。さらに、実の父親の神木流絃からも、澤村雪は「おめぇが総一に勝てないことはわがってだ」という否定的な言葉をかけられてしまいました。さらに、緒方洸輔からも自身の三味線について「君のはただの独り善がり」と言われ、親や周囲から徹底的に否定された澤村雪は自分の存在意義を見失ってしまいます。

ネタバレ②三味線で生活していく決意をする

自分の存在意義を見失った澤村雪は、浅草の民謡居酒屋「竹の華」を営む三吉竹千代のもとを訪ねます。雪は以前、彼女から名刺をもらっていたのです。その結果、雪は民謡居酒屋「竹の華」で働かせてもらいながら、三味線で生きていく覚悟を決め、学校を辞めました。

ましろのおとの松五郎杯に関する感想や評価

こちらは「ましろのおと」の松五郎杯に関するツイートです。松五郎杯でそれぞれの学校によって、きちんと音の違いが表現されているのがさすがだと感動したそうです。

こちらも「ましろのおと」の松五郎杯に関するツイートです。団体戦で雪たち梅村学園の演奏に心躍ったという感想です。

こちらも「ましろのおと」の松五郎杯に関するツイートです。個人戦で雪が自分の本来の個性を出し、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了したことが評価されており、松五郎と同じ道を歩むきっかけとなったところがとても良かったという感想となっています。

ましろのおとの松五郎杯の結果まとめ

いかがでしたか?「ましろのおと」の松五郎杯の団体戦や個人戦をそれぞれネタバレで紹介し、その演技の内容や優勝者・結果をみてきました。

さらに「ましろのおと」の松五郎杯のその後、澤村雪がどうなったのかをネタバレでみていき、両親たちから否定の言葉をかけられ、自分の存在意義を見失ったこと。民謡居酒屋「竹の華」で働きながら、三味線で生きていく覚悟を決めたことが分かりました。皆さんもぜひ「ましろのおと」で盛り上がりを見せた松五郎杯に注目してみてください!

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