【聖女の魔力は万能です】アイラ（御園愛良）の正体・能力ネタバレ！カイルとの関係は？

今回は「聖女の魔力は万能です」に登場するアイラ（御園愛良）の正体やカイルとの関係をみていき、その能力や召喚された理由をネタバレで考察していきます。さらに、アイラのアニメ声優・市ノ瀬加那さんのプロフィールや主な出演作品についてもみていきます。まず、ここでは「聖女の魔力は万能です」の作品情報をみていきます。

人気ライトノベル「聖女の魔力は万能です」は2016年から「小説家になろう」で連載中の異世界ファンタジーです。テレビアニメはそれを原作として、2021年4月～6月の期間に全12話がAT-Xなどで放送されていました。さらに「聖女の魔力は万能です」はコミカライズ版や、スピンオフ作品「聖女の魔力は万能です〜もう一人の聖女〜」も発表されています。

20代の仕事中毒気味の小鳥遊聖（セイ）は突如、異世界のスランタニア王国に召喚されます。しかし、カイル王子はセイと同時に召喚された女子高生・アイラしか目に入らない様子で、セイを無視して別室に連れていきました。その後、王宮で過ごすセイでしたが、暇を持て余し、薬用植物研究所で働くことを自ら志願します。やがてセイは持ち前の真面目さや探求心、聖女としての素質も相まって、魔法やポーション作りに目覚めていきます。

「聖女の魔力は万能です」のアイラは、作中に登場するもう1人の聖女です。アイラとセイが召喚された異世界のスランタニア王国では数世代に一度、大量の魔物が発生する時期がありました。それでも、その時代ごとに「聖女」が現れ、魔物を祓う魔術を駆使して国を救ってきたのでした。しかし、かつて一度だけ、例外として「聖女」が現れなかった時代があったそうです。

その際、スランタニア王国では聖女召喚の儀式を行ったようで、今回も国内で「聖女」が現れなかったことから、前例に倣い、王国で最強の魔力を有するユーリ・ドレヴィスによって聖女召喚の儀が行われました。そして、国王や重臣たちが見守る中、日本人の御園愛良（アイラ・ミソノ）と小鳥遊聖（セイ・タカナシ）が召喚されたのでした。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの正体やカイルとの関係をネタバレ、1つ目はアイラの正体です。アイラの正体は日本で暮らしていた16歳の普通の女子高生・御園愛良です。自宅のマンションの1階にあるコンビニに出掛けている途中で、異世界へと呼び出されてしまったアイラ（御園愛良）。召喚されてすぐ第一王子であるカイル・スランタニアに別室へと連れて行かれます。

カイルは召喚された2人のうち、どちらが本物の聖女か確かめることなく、勝手にアイラを聖女と見なします。そして、セイの存在は完全に無視してしまったのでした。そのため、アイラも一緒に召喚されたセイの存在に気づいていませんでした。その後、アイラはカイルの保護下で聖女として過ごすことになり、カイルは彼女のレベルアップのため、聖女としての教育を受けさせていました。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの正体やカイルとの関係をネタバレ、2つ目はカイルに依存するようになったことです。別室に連れて行かれたアイラは、カイルから聖女とはどんな存在であるか聞かされます。さらに、元の世界に戻れるのか尋ねるアイラでしたが、カイルはおそらく元の世界に帰ることはできないだろう、と答えます。

もう両親や友達に会うことができないと分かったアイラ、はショックのあまり、泣き始めてしまいます。そんな彼女を心配し、彼女の事情を考えずに勝手に異世界へと召喚してしまったことへの罪悪感を抱くカイル。その罪悪感から、カイルはひたすら彼女に優しく接しするようになり、彼女がどこへ行くときも、カイルがついて来るようになりました。さらに、聖女教育の一環として、カイルはアイラを学校に通わせることに決めます。

しかし、学校でもカイルが付きっきりなため、アイラは友達を作ることもできず、孤立してしまいました。カイルは自分がアイラを守ると意気込んでおり、それが行き過ぎて彼女に近づくものを排除しているのでした。その結果、アイラの親しい人間はカイル以外いなくなり、状況が少しずつ悪化していくことになります。一方、周囲に誰もいない不安感から、アイラはますます自分を守ろうとするカイルに依存していきます。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの正体やカイルとの関係をネタバレ、3つ目はセイとアイラの再会です。アイラと周囲との関係がますます悪くなる中、ついにアイラはセイと再会します。しかし、その場にいたカイルはセイを「聖女の偽物」呼ばわりし、失礼な言動で場を乱します。そこへカイルの父親でスランタニア王国の国王ジークフリートが現れます。

そして、鑑定の結果、間違いなくセイが「聖女」だと断言。すべてカイルの勘違いだったことが明らかにされました。その後、騒動の責任を取る形でカイルは謹慎処分を受けます。さらに、カイルを今後、一切聖女関連の事柄に関与させないことが決定しました。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの正体やカイルとの関係をネタバレ、4つ目はカイルと円満に別れたことです。アイラはカイルの過保護から解放され、セイやエリザベス（リズ）とお茶会をするなど、周囲とも上手くやっていけるようになりました。さらに、アイラは自分がやりたいと思っていたことに取り組み始めます。アイラは魔法の勉強のため、宮廷魔法師団に入ることを希望。少しずつ自立の道を歩んでいました。

その後、宮廷魔法師団の入学試験に受かり、充実した毎日を送るようになっていたアイラはカイルと久しぶりに再会します。アイラは彼に自分を聖女だと認め、見捨てなかったことへの感謝の気持ちを伝えます。それに対し、カイルも「能力がどうあれアイラは聖女」だと返答。そして、宮廷魔法師団に入ったアイラに対し、自身が目指す「国を平和にしたい」という目的のために協力してほしいとお願いし、友情の握手を交わしました。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの能力や召喚された理由を考察、1つ目はアイラの能力が聖女ではなく魔道師だったことに関してです。スランタニア王国での暮らしに慣れたアイラは、自身のステータスを見てみます。しかし、そこには「聖女」ではなく「魔導師」の文字がありました。

アイラはカイルが自分のことを聖女だと信じ切っていたことから、なかなか本当のことを彼に打ち明けられませんでした。そんな中、アイラは人物鑑定を受けることとなり、その結果「聖女」ではなく「魔導師」であることが確定しました。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの能力や召喚された理由を考察、2つ目はアイラが3つの属性の魔術を使えることに関してです。アイラは魔導師なだけあり、魔術の適性が非常に高くなっています。そして、通常なら1属性しか使用できないところ、アイラは「水属性」「風属性」「聖属性」の3つの属性の魔術を扱えます。

ただ、アイラを聖女だと信じ込んでいたカイルは、アイラの「聖属性」だけをレベルアップさせようとしていました。そんなアイラのステータスをみていくと、レベル15の魔導師で、HPは691、MPは1846。戦闘スキルは水属性がレベル1，風属性がレベル1、聖属性がレベル4と、聖属性のレベルが最も高くなっています。そのため、アイラは宮廷魔法師団に入ってから、聖属性より劣る水属性と風属性のレベルも向上させていきます。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの能力や召喚された理由を考察、3つ目はアイラが魔法を猛勉強したことに関してです。いきなり異世界に召喚され、1人で心細かったアイラは自分を守ってくれるカイルに依存していました。そして、自分は聖女ではないと知ってからも、カイルに本当のことが打ち明けられず、彼に言われるまま聖女の能力を高める勉強ばかりしていました。

その結果、自分の能力に見合った勉強ができなかったアイラは、召喚されてから約1年間、何の成果もあげられずにいました。そんなアイラに転機が訪れます。カイルがアイラの世話係から外され、アイラが聖女ではないことが公表されました。そして、アイラに同年代の女性の世話係がつけられ、同性の友人もできます。さらに、魔法の勉強をしたいという意思表示をしたアイラは、魔法師団で魔法を教えてもらえることになりました。

それ以降、アイラは魔法の猛勉強を始め、聖属性と比較して劣っていた水属性や風属性の魔術も伸ばしていきます。そして、将来は魔法師団を代表するような魔導師になれるのではないか、と言われるほどに成長しました。

「聖女の魔力は万能です」のアイラの能力や召喚された理由を考察、4つ目はアイラが召喚された理由に関してです。「聖女の魔力は万能です」で主人公のセイと共に1話から登場。さらに、スピンオフ作品「聖女の魔力は万能です 〜もう一人の聖女〜」では主人公を務めていることから、アイラも物語の主要人物だと見られています。しかし、現時点でアイラは本編における目立った活躍ができていません。

そして、ステータスでも「聖女」ではなかったことから、アイラの物語での重要度も不明瞭となっています。正直、アイラはせいぜいセイの親しい友人という立ち位置とされ、仮に聖女召喚の儀でセイだけが呼び出されていたとしても、物語が普通に成り立つのではないか、とも言われています。さらに、アイラに関して、わざわざもう1人の聖女として召喚した意味が、現時点では分からないという厳しい声も上がっています。

ただ、聖女として召喚されるほど、高いポテンシャルを秘めているアイラなので、現時点では目立った活躍のない彼女ですが、今後アイラがセイと共に呼び出された意味。アイラの物語における重要性が明確に描かれる展開もやって来るのではないかと期待されています。

さらに「聖女の魔力は万能です」は恋愛ジャンルに分類されていることから、アイラが誰かと恋愛する展開もあるのではないかと予想されています。そうなれば、アイラの相手として有力視されているのはカイルですが、能力面に関しても、恋愛面に関しても、今後のアイラの活躍に注目していきましょう！

「聖女の魔力は万能です」でアイラ（御園愛良）のアニメ声優を務めたのは市ノ瀬加那さんです。誕生日は12月20日、北海道出身で「ちゃんかな」「いちかな」などの愛称で親しまれています。所属事務所はシグマ・セブン、声優として2006年から活動しています。

主な出演作品は「色づく世界の明日から」風野あさぎ役、「Dr.STONE」小川杠役、「Fairy gone フェアリーゴーン」マーリヤ・ノエル役、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」イチゴ役、「社長、バトルの時間です!」ユトリア役、「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」荻原沙優役、「ひとりぼっちの○○生活」倉井佳子役、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」玲奈役、「キャロル＆チューズデイ」チューズデイ役などです。

こちらは「聖女の魔力は万能です」のアイラ（御園愛良）に関するツイートです。アイラがとてもかわいいという感想となっています。

こちらも「聖女の魔力は万能です」のアイラ（御園愛良）に関するツイートです。アイラが自立のために努力している姿が評価されており、第二王子のレインとお似合いだという感想となっています。

こちらも「聖女の魔力は万能です」のアイラ（御園愛良）に関するツイートです。アイラの今後の活躍に期待する声となっています。

いかがでしたか？「聖女の魔力は万能です」のアイラの正体やカイルとの関係を紹介し、アイラは日本から召喚された女子高生・御園愛良で、異世界に来てからずっとカイル王子に守られてきたこと。カイル王子に依存し、周囲となじめずにいましたが、カイル王子から離れてからはセイや周囲とも仲良くなり、猛勉強して王宮魔法師団に入ったことなどが分かりました。

さらに、アイラの能力や召喚された理由を考察し、聖女ではなく魔導師だったこと。アイラの召喚された理由がいまいちわからないという声があり、今後の活躍に期待されていることなども分かりました。また、アイラのアニメ声優・市ノ瀬加那さんについても見てきました。今後も「聖女の魔力は万能です」のアイラの活躍に注目していきましょう！