【プラチナエンド】ルベルは一級の感情の天使！咲との関係や活躍シーンを紹介

今回はプラチナエンドで花籠咲に憑いていたルベルという天使に注目しました。元々は神候補を支援する天使の中でも等級の低かったルベルですが、多大な努力により念願の1級天使に昇格しました。そんなルベルはキャラクター設定や声優キャストが絶妙だと、ファンの間で話題になっています。そこでプラチナエンドの人気キャラクターであるルベルが昇格した経緯や、活躍シーンを紹介していきます。

人気キャラクターであるルベルについて掘り下げていく前に、まずはプラチナエンドの作品情報を紹介します。プラチナエンドとは天使が選んだ13人の候補者から神を決めるというファンタジー作品です。DEATH NOTEが代表作の原作者・大場つぐみと作画担当・小畑健による3作目の少年漫画が原作で、手に汗握るデスゲームが面白いと高く評価されています。

週刊少年ジャンプで名作を生み出してきた大場つぐみと小畑健は、2015年からジャンプスクエアでプラチナエンドの連載を開始しました。連載早々から注目されており、2020年の時点で世界累計発行部数が450万部を超えました。2021年10月からはシグナル・エムディが制作したアニメが、TBSほかで放送されています。

両親と弟を事故で失い叔母一家から酷い虐待を受けていた架橋明日は、中学でもいじめに遭っており卒業式の当日に飛び降り自殺を図りました。しかし地面に叩き付けられる直前にナッセという天使に救われて、天使の翼と2種類の矢を授けられました。赤い矢の力で叔母の口から事故の真相を聞き仇討ちを果たした架橋明日は、ナッセから他にも12人の神候補がいると知らされて神選びの戦いに巻き込まれていきます。

プラチナエンドのルベルとは、おかっぱ頭で容姿端麗な2級天使です。神の従者である天使は能力によって特級・1級・2級に分類されており、等級によって神候補に与えることの出来るアイテムが変わります。特級天使は翼・赤の矢・白の矢の全てを与えられますが、1級天使は翼と赤の矢のみとなります。またルベルのような2級天使は、翼と赤の矢のいずれか一方しか与えることが出来ません。

そんなルベルは神選びをきっかけに成り上がろうと考えている野心家で、普段はプライドが高く憎たらしいものの思いやりのある性格をしています。冷静沈着で理知的な策士なので、他の神候補同士に潰し合わせようと目論んでいました。架橋明日を利用するために近付いたところ、自由奔放な「純粋無垢」の特級天使であるナッセに振り回されることになりました。

花籠咲とはプラチナエンドのヒロインで、主人公である架橋明日の幼馴染です。小学生の時は家族ぐるみの交流がありましたが、架橋明日がいじめの対象となってからは周囲に同調していました。中学の卒業式後に長年の行為を謝罪しようと考えてところ飛び降り現場を目撃してしまい、架橋明日への罪悪感により入水自殺を図りました。

そんな花籠咲を神候補に選んで救ったのが、2級天使のルベルです。策士であるルベルは神の側近に成り上がることを目標にしていますが、花籠咲を道具扱いしている訳ではありません。赤の矢しか持っていない花籠咲が危険な目に遭わないように、天使を認知出来るという特性を活かした方法で自ら他の神候補を探し始めました。

2級天使のルベルの主義とは、話し合いで神を決めるというものです。プラチナエンドの世界では、殺し合いだけが神を決める手段ではありません。あくまでも13人の神候補から1人に絞れば良いので、話し合いにより決定することも認められています。このような決定条件に対して、2級天使のルベルは人格や言動を加味した厳正な選抜が必要だと考えています。

ルベルが人格や言動に重きを置いているのは、神が世界を自由に作り変える力を持っているためです。神の強大な力を使えば人類滅亡や世界の崩壊も可能であり、幸福な未来のためには神候補の内面が非常に重要だと考えています。このようにルベルは未来を見据えた話し合い主義のため、架橋明日を殺してアイテムを奪うのではなく赤の矢で手駒にすることを選びました。

人気キャラクターであるルベルについて掘り下げていく前に、まずはプラチナエンドの作品情報と簡単なプロフィールを紹介しました。続いては自称「悪知恵の天使」であるルベルが、1級天使に昇格した経緯をネタバレしていきます。神候補を支援する天使の中でも等級の低かったルベルは、どのようにして神に1級天使として認められたのでしょうか?

2級天使であるルベルは神候補を支援する天使の中でも等級が低いため、花籠咲に赤い矢しか与えることが出来ませんでした。しかしながら複数のアイテムを所持している神候補も多く、花籠咲・ルベルのペアは圧倒的に不利な状況でした。そんな状況を花籠咲・ルベルのペアが打ち破るためには、天使の昇格が必要でした。天使の昇格とは能力を向上させて神に認められ、等級を上げることを指しています。

2級天使のルベルが昇格したかった理由とは、神候補である花籠咲の強化でした。神選びの戦いでは、翼・赤の矢・白の矢の使用が生存に大きく関わってきます。2級天使のルベルは、赤の矢しか持っていない花籠咲を守りたいと考えていました。また花籠咲は架橋明日や六階堂七斗の力になるために、翼が欲しいと切望していました。

そんな2人がアイテムを得るには、大きく分けて奪取・譲受・昇格の3つの方法があります。このうち戦いを避けたかったルベルは、天使の昇格という方法を選びました。つまり2級天使であるルベルは、1級天使になることで花籠咲に翼を与える権利を得ようと考えたのです。

ルベルが昇格した方法とは、神に認められて1級天使になるというものです。ルベルは頭の回転が良いものの、1級天使や特級天使として認められるほどの特化した能力はありませんでした。そこで六階堂七斗に憑いているバレを超えるような知識を身に付けて、「知識の天使」の称号を手に入れようと決意します。早速ルベルはバレから助言を受けながら、「知識の天使」として神に認められるための勉強を始めます。

ルベルは努力を重ねましたが、天界の書を全て覚えることは出来ませんでした。そして架橋明日と六階堂七斗の力になれず絶望する花籠咲の様子に、ルベルは不甲斐なさを感じて涙を流しました。そんな他者のために涙を流すという天使初の行為に、神は「感情の天使」という称号をルベルに与えました。予定とは異なる方法でしたが、ルベルは1級天使になって花籠咲の翼を手に入れました。

プラチナエンドの作品情報とルベルの簡単なプロフィールを説明し、これまでの等級から昇格した経緯をネタバレしました。続いてはプラチナエンドの人気キャラクターであるルベルの活躍シーンを紹介していきます。ヒロインの花籠咲を想って1級天使に昇格したルベルは、その後どのような活躍を見せるのでしょうか?

神から指示を受けた13人の天使たちは、それぞれの候補者を擁立しました。アイテムが少なく不利な状況を打破するために、ルベルは他の神候補の捜索を開始しました。ルベルは神候補を炙り出そうと上空を浮遊し、視線を頼りに架橋明日を見付け出して花籠咲に赤い矢を使用させました。

メトロポリマンに扮した生流奏は他の神候補と接触するため、神保球場に集まるようにメディアを通じて促しました。罠だと判断したルベルは、神保球場に行くべきではないと進言します。それでも行くと決断した架橋明日と花籠咲に対して、ルベルは神候補とバレないためのアドバイスをしました。

バレが選んだ神候補の六階堂七斗が現れ、架橋明日と花籠咲に同盟の話を持ち掛けました。その後メトロポリマンに従っている山田美々々を討つために、架橋明日と六階堂七斗はグランタワーに向かいます。そして翼が無く自宅待機となった花籠咲の想いに応えるため、ルベルは1級天使を目指して勉強を始めます。

翼を得られず絶望していた花籠咲を見て涙を流したルベルは、人間に共感出来る「感情の天使」として1級天使に昇格しました。すぐさまルベルは花籠咲と共に南之遊園地に向かい、ミラーハウスから架橋明日と六階堂七斗を救出しました。その後メトロポリマンを倒し、末期癌で限界を迎えた六階堂七斗の最期を看取りました。

メトロポリマンの死亡により神候補が半数になったため、天使たちは会議を開きルベルとナッセも参加しました。会議では状況が停滞するのではないかと懸念されていましたが、結糸向が世間に神選びの秘密を明かしたため警察による神候補狩りが始まりました。その後ルベルとナッセの協力により、残った神候補同士での話し合いの場が設けられました。

天才科学者である米田我工は神が生まれないように相打ちで神候補を全滅させようと考えていましたが、賛同していたはずの中海修滋には生を望む人間を殺すことは出来ませんでした。敗北した米田我工は架橋明日が神になればいいと言いますが、ルベルたちからの説明により人間界では幸せになれないと知って神になる意志を無くしていました。その後の話し合いで中海修滋が神に決まり、ルベルは他の天使と共に天界へと帰りました。

ルベルはナッセと共に、幸せそうな架橋明日と花籠咲を天界から見守っていました。しかしながら神と同化した中海修滋は自問自答の末に、人間には関係ないだろうと自死を選びました。その結果、神が生み出した天使も人間も全て消えてしまいました。そしてそんな天界と人間界の結末を見て、神を作り出した高次元の存在たちが悲しげに語り合っていました。

プラチナエンドの作品情報とルベルの簡単なプロフィールを説明し、これまでの等級から昇格した経緯や活躍シーンをネタバレしました。続いてはプラチナエンドの人気キャラクターであるルベルを演じた担当声優を紹介します。自称「悪知恵の天使」ながら心優しいルベルを演じた声優とは、一体誰なのでしょうか?

プラチナエンドのルベルを演じているのは、ニコニコ動画で歌い手として活動していた花江夏樹です。花江夏樹とはアクロス エンタテイメント所属の声優で、1991年6月26日生まれの神奈川県の出身者です。高校卒業後は就職しようと考えており、「桜蘭高校ホスト部」をきっかけに声優を志すようになりました。その後メールフォームからボイスサンプルを送り、ワークショップや預かり期間を経て正所属となりました。

花江夏樹は2011年に「ゴールデン☆キッズ」の俊太役でデビューを果たし、2012年には「TARI TARI」のウイーン/前田敦博役に抜擢されました。2013年には「凪のあすから」の矢島光役を演じ、2014年には「四月は君の嘘」の有馬公生役や「東京喰種トーキョーグール」の金木研役を担当しました。また2019年の「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役も大好評でした。

プラチナエンドの作品情報とルベルの簡単なプロフィールを説明し、これまでの等級から昇格した経緯や活躍シーンをネタバレしました。それでは最後に、プラチナエンドのルベルに関する世間からの感想や評価を紹介します。自称「悪知恵の天使」ながら心優しいルベルに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはプラチナエンドのルベルの初登場シーンを話題にしている感想ツイートです。等級が低く赤の矢しか与えられなかった花籠咲のために、ルベルは率先して神候補を探していました。神候補が天使を認知出来るという特性を利用して主人公の架橋明日に近付く姿は、真剣な表情とシュールな動きが面白かったと好評でした。

こちらはプラチナエンドのルベルの声優について書かれている感想ツイートです。花籠咲を選んだ自称「悪知恵の天使」であるルベルを演じたのは、鬼滅の刃の竈門炭治郎役などを担当してきた声優の花江夏樹です。ルベルの絶妙な言動と花江夏樹の中性的で優しい声質が相俟って、殺伐とした世界観のプラチナエンドという作品に少しだけ和やかな雰囲気を作り出しています。

こちらはプラチナエンドのルベルを可愛いと評価している感想ツイートです。ナッセから「悪知恵の天使」呼ばわりされたルベルですが、花籠咲のために涙を流せるような優しい性格をしています。普段はプライドが高く憎たらしい性格なのに思いやりの心を持った内面のギャップ、そして整った顔立ちとおかっぱ頭の容姿で多くのファンから人気を集めています。

プラチナエンドのルベルがこれまでの等級から昇格した経緯や活躍シーンをネタバレしてきましたが、いかがでしたでしょうか?プラチナエンドにはルベル以外にも、個性豊かなキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、プラチナエンドをご覧になってみてはいかがでしょうか?