プラチナエンドは漫画の設定が面白い!自殺未遂者が神に?あらすじと感想ネタバレ

大人気漫画「DEATH NOTE」の原作者・大場つぐみと作画・小畑健が再びタッグを組んで贈る漫画『プラチナエンド』が面白いと話題になっています。自殺未遂者の主人公・架橋明日と天使のナッセが神候補を目指してバトルを繰り広げながら成長していく様を描いたバトルヒューマン・サスペンス・ファンタジー作品です。そんな『プラチナエンド』の気になるあらすじなどをネタバレし、登場人物や『プラチナエンド』のネタバレ感想もまとめて紹介していきますので是非ご覧下さい。

プラチナエンドは漫画の設定が面白い!自殺未遂者が神に?あらすじと感想ネタバレのイメージ

目次

  1. プラチナエンドとは?
  2. プラチナエンドは漫画の設定が面白い!
  3. プラチナエンドのあらすじネタバレ
  4. プラチナエンドの登場人物
  5. プラチナエンドの面白い魅力
  6. プラチナエンドはデスノートに似ている?
  7. プラチナエンドに関する感想や評価は?
  8. プラチナエンドの面白い魅力まとめ

プラチナエンドとは?

漫画『プラチナエンド』は、大場つぐみ原作・小畑健作画のコンビが繰り広げるバトルヒューマン・サスペンス・ファンタジー作品です。この度は、『プラチナエンド』のあらすじをネタバレし、面白いと言われている設定などについてまとめ、『プラチナエンド』のネタバレ感想を紹介していきますので是非、チェックしてみて下さい。

プラチナエンドの作品情報

≪漫画「プラチナエンド」作品詳細情報≫

  • ジャンル:ファンタジー/サスペンス(デスゲーム)
  • 原作:大場つぐみ
  • 作画:小畑健
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:ジャンプスクエア
  • 発表号:2015年12月号-連載中
  • 巻数:既刊10巻(2019年5月現在)

プラチナエンドの作者

漫画「プラチナエンド」の原作者の大場つぐみは、実写映画やアニメ、海外でも幅広く取り上げられた大人気漫画『DEATH NOTE』や『バクマン。』を手掛けた人物で、出身地は東京で血液型がB型であること以外は本名や性別、誕生日などとといった詳細は一切明かされていない覆面作家です。

そのため実績のある作家の別名義なのではないかと疑念を抱く人も少なからずおり、ジャンプの編集部内ではかなりのベテラン大物作家ということ以外はトップシークレット扱いでその正体を知る者は少ないと言われています。「大場つぐみ」の名前の由来は、プロボクサーの大場政夫選手から取り、性別など判断がつかないように「つぐみ」と名付けられたようです。

極度の潔癖症で毎日最低3回は掃除をしないと落ち着かないという大場つぐみの仕事場には、メルヘンチックな洋風のテイストでフランスで活動したアルメニア人画家のジャン・ジャンセンなどのリトルグラフが飾られているようです。

プラチナエンドの概要

大場つぐみと小畑健のタッグ作品前作である漫画『バクマン。』には劇中漫画作品が多数存在し、『バクマン。』のあらすじ終盤で『プラチナエンド』と同様の「天使」と「翼」のキーワードが出てきていることから、この時から既に大場の頭の中には本作の構想があったのではないかと言われています。

大場と小畑のタッグ作品第1作目『DEATH NOTE』では「悪」や「死」がテーマとされていましたが、漫画『プラチナエンド』のあらすじは人と天使の物語で「幸せ」がテーマになっているのではないかと予測されているようです。

ジャンプSQ.│『プラチナエンド』原作/大場つぐみ 漫画/小畑 健

プラチナエンドは漫画の設定が面白い!

漫画『プラチナエンド』の面白いとされる設定についてをネタバレしながら紹介していきます。『プラチナエンド』の面白いと言われる所以はどこにあるのでしょうか?ネタバレが気になる『プラチナエンド』の設定についてをチェックしていきましょう!

プラチナエンドの面白い設定①自殺未遂者が神に?

漫画『プラチナエンド』の面白いと言われている漫画の設定の1つには、自殺未遂者から神候補が選ばれるというところが上げられます。そもそもなぜ神候補者を探すことになったかというと、現在の神が退くことを決めたため、天使たちは次の神を決定するために世界一人口密度の高い日本の東京で13人の候補者を選出します。

神の候補者に選ばれる人間は今の世の中に不平や不満、変えたいという思いを持ちながらも生きる気力を失った自殺未遂者で、神になるために天使たちから与えられた道具の力を得て、999日の期間内に1人の神候補者を決める命懸けのバトルを繰り広げていきます。

プラチナエンドの面白い設定②神候補の武器

神の候補者となった者に授けられる能力についてもシンプルで分かりやすくて面白いと言われているようです。神候補者が持つ武器は、「天使の翼」「赤い矢」「白い矢」の3つです。天使の羽は、人間の目には見えない速さで飛行することができ、赤い矢に刺された人間は男女関係なく、刺した人間のことを33日間好きになるという効果があります。また、制約もあって使用できるのは1人に1回のみです。

その効力の強さは命じて自殺させることが可能なほど強力なものです。矢を射れば100%命中する「白い矢」に刺された人間は瞬時に絶命し、苦しみを与えず安らかに眠らせることが可能で、別名「安楽死の矢」と言われています。100%の命中率の「白い矢」ですが、「天使の翼」のスピードには劣るため翼を使用して逃げれば当たることはありません。

矢の射程距離は31.6mで連続で矢を射ることは出来ず、1本目と2本目には2秒の間が必要です。「赤い矢」と「白い矢」を2本持っていれば、それぞれ2本目を撃つ間隔は0.3秒ほどで射ることが可能です。天使の道具を与えられた人間は、その道具を奪われると命を落とします。与えられた天使の道具は3つとも全て奪い合いが可能となっています。

プラチナエンドの面白い設定③天使の特級

漫画『プラチナエンド』の天使の特級についても明解で分かりやすく面白い設定となっています。天使の特級は3つで、上から「特級」「1級」「2級」となっています。「特級」は何かに卓越した天使に与えられる階級で、人間に与えられる武器は「天使の翼」「赤い矢」「白い矢」の3つです。1級天使は「天使の翼」と「赤い矢」を与えることができ、2級天使は「天使の翼」または「赤い矢」のどちらか1つしか与えることは出来ません。

プラチナエンドのあらすじネタバレ

漫画『プラチナエンド』のあらすじをネタバレして紹介していきます。天使と人とのファンタジー物語の『プラチナエンド』のあらすじはどのような展開を見せるのでしょうか?早速、『プラチナエンド』のあらすじのネタバレを見ていきます!

あらすじネタバレ①天使との出会い

『プラチナエンド』の冒頭からのあらすじのネタバレをします。幼少の頃に両親を亡くした主人公の少年・架橋明日(かけはしみらい)は、伯母に引き取られることになりますが、そこで伯母夫婦から暴力を受け、ろくに食事も与えてもらえず、寝る場所は物置と奴隷のような生活を強いられてきました。まともな食事といえば学校の給食の1日1回のみで、教室では1人俯きクラスメイトとの誰とも話そうともしません。

明日は中学校卒業当日、そっと教室を出ると死ぬことを決意して「幸せになりたかった」と言葉を残し、マンションの屋上から飛び降り自殺を図ります。しかし、明日が目を覚ますとそこは眩い光に包まれた空間で目の前には天使がいました。「ここは天国なのか」そう明日が思った瞬間、地面激突寸前のところで少女の天使ナッセに受け止められて明日は救われます。

天使ナッセはあなたを助けに来たと語りると明日は「死なせてくれ」と懇願しますが、ナッセはその願いを聞き入れません。そして、ナッセは明日に「生きる希望をあげる」と言うのです。

あらすじネタバレ②思い知る天使の力

天使ナッセから「生きる希望」である、奴隷の様な生活から解放された「自由」を得られる『翼』と一定期間、誰からも愛され慕われるようになる「愛」が得られる『赤い矢』を与えられた明日(みらい)は、首と手首の輪を見ると半信半疑に思いながら自分の背中に翼が生えたところをイメージします。すると、明日の背中に翼が出現します。明日はその翼で空を飛び回り自由という開放感を噛みしめ、目に涙を浮かべます。

明日の様子を見たナッセは次第に明日の両親の事故の真実について話始めます。ナッセが語った真実は、明日が7歳の時に亡くした両親は伯母夫婦によって殺害されたというものでした。酷い仕打ちをされましたが仮にも引き取ってくれた伯母夫婦が実の両親を殺したことが信じられないという明日にナッセは、もう1つの道具である「赤い矢」を使用するように言います。

明日は帰宅すると伯母の胸に「赤い矢」を刺し、明日の虜になった伯母に両親殺害についてを尋ねます。すると、伯母の口から「父親の遺産を独り占めするために、叔父が計画し、明日だけを残したのは保険金をも奪い取るため」と語られます。明日が「あんた達が死ねばいいのに」というと伯母は包丁を持ち出し首を刺して自害します。明日は天使の力に脅威を覚えるのでした。

あらすじネタバレ③始まる戦い

天使の力を得て生きる気力を取り戻した明日(みらい)に天使のナッセは「同様の力を持った人間が他に12人おり、その中から神となる候補者を選ぶ」と人間対人間、天使対天使のデスゲームが繰り広げられ、明日もそれに参戦することになると告げられます。天使の階級や能力などについても徐々に明かされ、愛を得られる「赤い矢」の他に命を奪う「白い矢」も存在することも明らかとなります。

神候補のうちの1人、好戦的な謎の男・メトロポリマンも出現し天使付きの人間を次々と襲っていきます。高校に進学した明日は入学式で「ルベル」という天使に遭遇し、ルベルと共に行動する花籠咲に突然「赤い矢」で刺されますが、明日は元々彼女に好意を寄せていたのでさほど影響はありません。咲に洗いざらい自分の持っている能力について話す明日ですが、天使ルベルの狙いは正に明日の能力を聞き出すことにありました。

能力が低くかったために咲に「赤い矢」の能力しか渡せていなかったルベルは、持ち主が死ぬと能力を移行させることが出来るというルールに則って、明日とメトロポリマンを戦わせて負けた方の能力を奪おうと企んでいました。しかし、この企みはナッセにバレてしまい失敗に終わります。明日は咲のことが好きだったため神候補が決まるまで共に行動することにします。

一方、メトロポリマンは神候補者が誰も戦いを挑んでこないことに痺れを切らせ、ついに動き始めると様々な候補者と闘い倒しては能力を奪って明日に近づいていきます。候補者が殺されていくのを目の当たりにした明日は、生き残った候補者同士でどうにかして結託出来ないかと奮闘していきます。明日を待ち受けるメトロポリマンの正体やその戦いの行方が気になると今後の展開に注目が寄せられています。

プラチナエンドの登場人物

漫画『プラチナエンド』のあらすじのネタバレにも触れて物語に登場する人物を見ていきます。神候補となった人物たちはそれぞれどのような事情を抱えているのかネタバレが気になります。漫画『プラチナエンド』の登場人物をネタバレ紹介をみていきましょう!

登場人物①架橋明日

主人公の架橋明日(かけはしみらい)は7歳の時に両親を亡くし伯母夫婦に引き取られますが、酷い虐待に遭って奴隷以下の生活をさせられ、幸せとは程遠く希望も見いだせずに生きることに諦めていました。中学の卒業式の当日、マンションの屋上から飛び降りたところを天使のナッセに助けられたことから神候補となり、以後ナッセをパートナーとしています。

明日の性格は優しさに溢れており、実の両親の教えで人を傷つけることを嫌い、自分がピンチな状況でも「白い矢」を射ることを躊躇ってしまうほどのお人よしです。人望があって人から信頼されています。優れた発想力と機転が利く思考力、非常に高い動体視力で様々な窮地を脱します。

登場人物②花籠咲

架橋明日とは小学生の頃からの幼馴染で同じ高校にも通っているヒロインの花籠咲(はなかごさき)は、明日が虐められていることを知りながら助けることが出来ず、周囲と同調していたことに罪悪感を持っていました。中学卒業式の際に明日に謝ろうとした咲は明日を追い掛けますが、明日が飛び降りる瞬間を目撃してしまい、胸を痛めた咲は自身も死のうと入水自殺を図ります。

そして、天使のルベルと出会い神候補となり、ルベルをパートナーに持ちます。『プラチナエンド』初登場の際は影があり暗い様子で自身の罪に心を押しつぶされそうになり死にたい願望を持ち続けたいたようですが、明日のあら治療や六階堂などと共に過ごすことで本当の意味での生きることに希望を見い出し、徐々に明るさを取り戻していきます。

登場人物③六階堂七斗

妊娠中の妻と子供を持つアパレル関係の仕事でサラリーマンをしている六階堂七斗(むかいどうななと)は、末期がんを患って生きる希望を失っていたところ、天使のバレに出会って神候補となります。しかし、延命が困難であるため神候補になることを早々に諦め、探偵を雇って神候補者を探し出し、その中から神に相応しいと思われる人物を見定めようとしていました。

メトロポリマンと呼ばれる生流奏が神になることを阻止しようと奮闘し、神宮球場で明日らを見つけると仲間になります。とても優しい性格の持ち主で、自分の死後、残すことになる妻と子供たちが生活に困らないように「赤い矢」の力を使って資産家を射ると大金を残します。そして、不正にお金を得たことで「自分には神になる資格がない」と語り権利を放棄しようとする姿を見せます。

登場人物④生流奏

明日と同年代の少年でエリート校の上層学園に通い、そこの理事長の孫でもある生流奏(いくるかなで)は、過去に自分の過失で妹を見殺しにしてしまい、それを悔いて自殺しようとしたところに天使のメイザが現れ、神になれば冷凍保存されている妹を天使として蘇らせることができると唆されて神候補になります。

自分と妹の命以外には興味がなく軽んじており、自分に不都合な人間は容赦なく殺す冷酷非道な人間です。特撮ヒーロー「メトロポリマン」に扮して悪人を成敗する覆面ヒーローとなって世間の注目を集めると同時に他の神候補者を牽制し、おびき寄せては排除していきます。

登場人物⑤底谷一

非常に貧乏な家庭に醜い容姿で生まれ、高架下に建てられたプレハブ小屋での生活を送っていた底谷一(そこたにはじめ)は、高校生の時に母親が首つり自殺をし、自分も後を追おうとしたところで天使のバルタに救われます。与えられた能力に戸惑う底谷でしたが、自分の容姿にコンプレックスを持ち嫌っていた底谷は「赤い矢」の力を使って何度も整形を繰り返しイケメンへ変貌を遂げます。

テレビで見たメトロポリマンに心酔した底谷は、自力の調査でメトロポリマンの正体が奏であると知ると下僕になることを志願し、忠誠心を示すために六階堂の家を襲撃し妻子を拉致します。咲の「赤い矢」で刺された底谷は、咲に夢中になると最後は咲を守って神候補から離脱します。

登場人物⑥結糸向

メペネマをパートナーに持つ神候補者の1人である結糸向(ゆいとすすむ)は、メトロポリマンである生流奏に「赤い矢」を放って操る真の黒幕のポジションに位置する被り物をした謎が多い小柄な少年です。生流奏と戦う架橋明日の姿に感動した結糸は架橋明日に神になってほしいと考えます。そして、世界中の人間に神を選ばせようと神候補を探し出すよう願い出ます。

登場人物⑦ロドリゲス頓間

中年のお笑い芸人をしているロドリゲス頓間(とんま)は、天使ルタに「赤い矢」を与えられるとそれを利用して女性タレントの心を次々と落としハーレムを作り、調子に乗った頓間がテレビ番組でそのことをアピールします。後日、頓間が神候補であると察したメトロポリマンは頓間目掛けて「白い矢」を射ると、矢に当たった頓間は死亡し、神候補で最初の脱落者となります。

登場人物⑧田淵

大学受験に一度失敗したことで遊びつくしてから自殺を図ろうとしていたところ神候補に選ばれます。難関大学を受験しているだけあって豊富な知識を持っており、翼や矢についての知識もある程度習熟しています。メトロポリマンを危険人物とし、メトロポリマンの裏を掻いて「赤い矢」で無力化させようと試みますが、メトロポリマンの方が一枚上手で逆に罠に嵌り神宮球場で「白い矢」に当たり死亡します。

登場人物⑨畠山

田淵と同じ浪人生で大学受験に3回も失敗している畠山は、田淵と共に自殺を図ろうとしますが天使に助けられます。田淵とほとんど行動を共にしていた畠山は田淵と同じく神宮球場でメトロポリマンの罠に嵌り「白い矢」で死亡します。

登場人物⑩ちーちゃん

学校の虐めが原因で死のうと考えていた少女のちーちゃんは、天使の翼を与えらえたことで生きることに楽しさを感じ始めます。そんな中、容赦なく人を殺害するメトロポリマンの出現に翼しか持たないちーちゃんは恐れると田淵たちの仲間になろうとします。しかし、メトロポリマンの「赤い矢」に刺さったちーちゃんはいいように操られて利用され、最後は「白い矢」で射抜かれて殺害されます。

登場人物⑪手毬由理

複数回の自殺未遂経験があるInstagramが大好きな23歳無職の女性・手毬由理(てまりゆり)は、パートナーである真実の天使ヤゼリから「赤い矢」を得ると毎日贅沢な生活を送ります。神になることには全く脅威がなく、メトロポリマンの脅威から身を守るために自ら警察の元に行きます。

登場人物⑫南河

奏のクラスメイトの南河は2級天使が付いた神候補の1人です。メトロポリマンが関与した爆破事件の後で奏が負傷していたことに気付いた南河は、奏がメトロポリマンではないかと疑惑を持ちますが、真相を知った後の恐怖に負けて口を噤むことを決めます。「赤い矢」で彼女を作って生活するのがやっとで、とてもビビりな性格の持ち主です。

登場人物⑬中海修滋

神候補である中学生の中海修滋(なかうみしゅうじ)は、「赤い矢」を使って自殺を促す行為を繰り返し、彼の両親や祖父、友人が立て続けに亡くなっていることから警察に目を付けられています。陰気な雰囲気が特徴の人物です。

登場人物⑭ナッセ

嘘を見抜くことが得意で主人公の明日(みらい)の幸せだけを考える「純真無垢」の特級天使のナッセは、天使であるにも関わらず時として殺人や泥棒を勧めるなど人間の常識から外れたところがあり、明日のためなら他人を殺めることも厭わないという発言をしてみせます。

登場人物⑮ルベル

「悪知恵」の天使ルベルは、花籠咲と出会った当初は2級天使でしたが、プライドは高いが咲に対して思いやりの気持ちを強く持ち、咲のために1級天使になると努力を重ねた結果、ルベルは「感情」の天使として1級天使に昇格することに成功します。

登場人物⑯バレ

天使や神などの歴史から天界のあらゆる知識を身につけた「知識の天使」と呼ばれているバレは特級でしたが、自身の知識をひけらかしたことが原因で1級に降格させられてしまいます。そして、現在は1級天使として六階堂七斗のパートナーになり、六階堂の死後フェードアウトしています。モノクルを付けているのが特徴です。

登場人物⑰メイゼ

「欲望の天使」と呼ばれている生流奏のパートナーであるメイゼは、方法手段は定かではありませんが無級から一気に特級になった天使で、セクシーな天使であると自負しています。特級天使ですが、死体を運ぶ仕事をひどく嫌がる傾向にあります。六階堂との戦闘で脱落します。

登場人物⑱エグラ

1級天使のエグラは田淵についた天使ですが、田淵が神宮球場で生流奏扮するメトロポリマンにすぐに殺害されてしまったために実力を発揮することなくフェイドアウトしています。

プラチナエンドの面白い魅力

漫画『プラチナエンド』のあらすじの面白い魅力についてネタバレしてまとめて紹介しています。是非『プラチナエンド』の物語のあらすじを楽しむための参考にご覧ください。

面白い魅力①心理戦

神候補が手にした「天使の翼」や「赤い矢」、「白い矢」の凄烈な力には何かと制限や設定が多く、戦闘シーンではそれを駆使しながら心理戦も見られ、『プラチナエンド』の面白い魅力となっています。

「矢」の飛距離などを計って戦略を立てて相手の置かれている状況やパートナーの天使の情報などを得て、芝居を演じて探り合う様が面白いと読者の感想に上がっているようです。また、機転が利いた対応や思わぬところでの取引きなど読者の予想をいい意味で裏切る物語のあらすじで夢中になる読者もいるようです。

面白い魅力②神々しいバトル

『プラチナエンド』に登場する神候補の人物たちは、一度は人生にピリオドを打とうとした人の集まりで生流奏をはじめ強い個性を放ったキャラが目立ちます。そして、小畑健の圧倒的な画力で描かれた天使の翼や矢を用いた神候補者たちの激しい戦闘シーンは、神々しい美しさがあり、リアルな迫力もあってかっこよく、まるで映画を観ているようだと大興奮で収まらない人も多いようです。

神候補者たちの戦闘シーンは漫画『プラチナエンド』の面白い魅力の1つといって間違いないでしょう。気になる方は是非、漫画『プラチナエンド』で確認してみるといいかもしれません。

面白い魅力③心の変化

『プラチナエンド』の面白い魅力の1つには、主人公の架橋明日をはじめとした登場人物たちの成長が見られるところにあるようです。自殺を決意した人物たちが天使たちと出会って神候補となり、様々な人たちと交流を重ねていくうちに生きることの楽しさを見出し、守りたい人や事柄について深く考えるようになっていきます。主人公たちの心の葛藤や変化などの成長する様は読者の胸を熱くさせ、心を揺さぶって止まないようです。

プラチナエンドはデスノートに似ている?

漫画『プラチナエンド』は、漫画『DEATH NOTE』のあらすじとは全く違う作品ですが、似通うところもいくつかあるようです。『プラチナエンド』と『DEATH NOTE』を比較してまとめているのでご覧ください。

デスノートと比較①天使と死神

『プラチナエンド』に登場する天使ナッセと『DEATH NOTE』に登場する死神リュークについて比較していきます。天使のイメージは「純白」や「善」、死神のイメージは「暗黒」や「悪」を連想する人が多いのではないでしょうか?外見的には天使のナッセは女性的で、死神のリュークは男性的です。

イメージや印象は異なる天使と死神ですが、両者とも主人公の人間に道具を与えて力を授けて行動を共にするのは共通しており、神に仕える者としての役割はほぼ同じなようです。しかし、主人公に相対する姿勢は異なり、ナッセは架橋明日の幸せを心から願っていますが、リュークは夜神月の行動を観察して楽しんでいます。

デスノートと比較②主人公

『プラチナエンド』の主人公の架橋明日(かけはしみらい)と『DEATH NOTE』の主人公の夜神月(やがみらいと)は全てが対照的です。明日は生きる希望が湧かない少年で、月は頭脳明晰、眉目秀麗で全てのことにおいてパーフェクトなカリスマ性を持った青年です。性格から全て違うので道具の使用方法も異なります。

明日は道具をなるべくしよう使用したくないとデスゲームに消極的な姿勢を見せますが、月は自分のことを過信して強気の姿勢で積極的に道具を使用しデスゲームに参加していきます。劇中で道具を手にして心境が変わったということは2人に共通していますが、「人の命を奪うことについて」の考えた方も相反しているのが分かります。

デスノートと比較③頭脳戦

『プラチナエンド』と『DEATH NOTE』で外すことの出来ない共通点は「頭脳戦」です。それぞれの劇中で与えられる道具の「天使の翼」「赤い矢・白い矢」や「DEATH NOTE」には使用上のルールがあります。そのルールを頭で理解し様々な事柄と組み合わせて頭脳を駆使して戦われます。

『DEATH NOTE』での月を捕まえようとする「L」との頭脳戦は見物で人気が高かったよです。『プラチナエンド』はまだ連載中で「L」に匹敵するような人物は現れていないようで今後の展開に期待が寄せられているようです。

プラチナエンドに関する感想や評価は?

漫画『プラチナエンド』に関する感想や評価を紹介していきます。『プラチナエンド』の作品に触れた方はどのような感想や評価を抱いたのでしょうか?あらすじなどのネタバレを含んだ、気になる『プラチナエンド』に関する感想や評価を見ていきましょう!

『プラチナエンド』のあらすじの感想の中にはダークファンタジー作品が好きで、戦闘シーンがあって更に心理戦が加わった作品が好みだという人が多いようです。大場つぐみと小畑健のタッグが作り出す世界観が好きだという感想の声も多数上がっており人気の高さが伺えます。

『プラチナエンド』のに限らず、大場つぐみと小畑健コンビは天使や死神などといった非現実の世界観をリアリティをもって巧みに表現することが上手いと高く評価をする感想もみられました。

『プラチナエンド』の画についての感想には、シリアスな物語と画の雰囲気が合致する小畑健の画力の圧倒的なキレイさに魅了される人が多いようです。過去の作品の『DEATH NOTE』や『バクマン。』からのファンで『プラチナエンド』を見ているという人も感想から多いことが伺えます。

『DEATH NOTE』の真逆を走る『プラチナエンド』の内容についての感想の中には、主人公の明日を幸せにしようと拘る天使が逆に怖さを感じさせるという感想も上がっていました。主人公を幸せにしようと天使のナッセには主人公の明日(みらい)しか見ておらず、主人公さえ幸せになればそれでいいとも捉えることが出来て、果たしてそれが本当の幸せといえるのかどうかと考えてしまう人も少なくはなかったようです。

Thumbプラチナエンドの評価や評判・感想まとめ!面白くないといわれる理由も考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

プラチナエンドの面白い魅力まとめ

漫画『プラチナエンド』のあらすじや面白い漫画の設定につていなどネタバレし、『プラチナエンド』に触れた人の感想をまとめて紹介してきました。『プラチナエンド』は『DEATH NOTE』の世界観が好きな人にはもちろん、バトルや心理戦、人間ドラマも盛り込まれあらゆるジャンルが好きな方におすすめといえる作品のようです。

画がとてもキレイで個性的なキャラクターも多く、展開もスムーズでサクサク読めるところがいいと漫画の魅力の感想に上がっています。明日(みらい)の目前に立ちはだかる、度胸と決断力はありますがどこか滑稽なメトロポリマンに苦戦を強いられそうなところも漫画の気になるポイントとなっているようです。

また他の感想には、『プラチナエンド』を読み進めながら自分が天使の力を手に入れたらどう使用するかを想像して楽しむことも出来て面白いと評判の声が上がっており、主人公が今後どのような成長を見せるのかのあらすじの展開に期待を寄せる読者も少なくないようです。

『プラチナエンド』のあらすじについての感想には、物語のあらすじから「生きることの大切さ」を教えられているようだという感想を上げている人も見られます。幸せを感じられず、自分の犯した過ちに苦悩して生きるのが辛くて死を選ぶ主人公たちですが、逆を唱えれば、幸せを感じられる「今」であれば生き続けたいと叫んでいるようにも見て取れます。

天使たちも本人すら気づいていない主人公たちの本心を察し、命を救い神の候補者として選んだのでしょう。再び生きることになった主人公たちは「生きたい」という願望に気づき、生きる希望を少しずつ見い出し始め、人としても成長を見せます。

生きるということは楽しいことばかりではなく、乗り越えなければならない辛い状況に陥ることもありますが、それを感じられることが生きている証であり、幸福であるといえるのではないでしょうか?『プラチナエンド』のあらすじは深くて考えさせられる場面が多く、「生きる」ということの気づきがある作品だと感想や評価に上げられています。是非、『プラチナエンド』をまだ未読の方はご覧になってみてはいかがでしょうか?

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