2021年11月07日公開
2021年11月07日更新
【ダンダダン】ネタバレあらすじとキャラを紹介!話題のオカルト×SF漫画の魅力は?
人気急上昇中の漫画「ダンダダン」のあらすじをご存知でしょうか?「ダンダダン」は妖怪などのオカルト要素や宇宙人などのSF要素がミックスされた新しいジャンルの漫画で、現在大注目されている漫画です。そこで今回はそんな人気漫画「ダンダダン」のあらすじをネタバレ紹介しながら、登場キャラクターの紹介や、「ダンダダン」に寄せられた「面白い」などのファンの感想も合わせてご紹介していきます。
ダンダダンとは?
「ダンダダン」は人気急上昇中の漫画作品です。少年漫画らしい戦闘描写や、コメディー要素と共に、ホロリと涙する感動話まで老若男女問わず高評価の感想が多く寄せられている漫画になっています。そこでまず初めに、そんな大注目の漫画「ダンダダン」について作品情報や原作者をご紹介していきます。
ダンダダンの概要
漫画「ダンダダン」は、2021年4月から「週刊少年ジャンプ」のアプリである「少年ジャンプ+」でウェブ漫画として連載が開始された作品です。「ダンダダン」は最新話が公開される度、100万回を突破という驚異的な閲覧数を叩き出しており、「怪獣8号」や「SPY×FAMILY」に並ぶ「少年ジャンプ+」の人気作品になっています。そんなウェブコミックの「ダンダダン」は2021年10月までに2巻の単行本が発売されています。
ダンダダンの作者
漫画「ダンダダン」の作者は龍幸伸(たつゆきのぶ)先生です。龍先生は大人気漫画の「チェンソーマン」や「地獄楽」などの現場でメインアシスタントを務めており、その高い画力を評価されていました。そして自身も野球漫画「FIRE BALL!」(全5巻)や、高校生とロボットの戦いを描いた「正義の禄号」(全2巻)、可愛い下着を身につけて戦う女子高生を描いた「山田キキ一発」など連載作品を持っています。
ダンダダンの漫画あらすじネタバレ
「ダンダダン」はオカルトとSFの要素をミックスしたコメディータッチの漫画作品で、連載当初から「面白い」などの感想が多く寄せられていました。そんな「ダンダダン」は、妖怪や宇宙人などの様々な怪異と、ごく普通の高校生が戦うストーリーとなっています。そこで次は「ダンダダン」のあらすじをネタバレ紹介していきます。
あらすじネタバレ①1章・ターボババァ編
「ダンダダン」のあらすじネタバレ1つ目は「ターボババァ編」です。高校生の綾瀬桃は、ある日いじめられっ子の同級生・高倉健と口喧嘩になりました。口喧嘩の内容というのが、桃は「幽霊を信じるが宇宙人を信じない」、健が「宇宙人を信じるが幽霊を信じない」という考え方の違いでした。結果、それぞれが幽霊と宇宙人の出没スポットを訪れ、「いないという事を確かめる」事になりました。
健の向かった曰く付きのトンネルには「ターボババァ」と呼ばれる幽霊が出没する場所で、健はターボババァと遭遇してしまいました。ターボババァは別名「100キロババァ」と呼ばれる妖怪で、時速100キロで走るターボババァとかけっこをして、負けると呪われるという噂がありました。そんなターボババァを前にして健は驚いてしまい、思わず走って逃げ出してしまいました。
一方で桃は宇宙人が出没するスポットを訪れ、そこでセルポ星人という宇宙人に遭遇してしまいます。薄気味悪い風貌のセルポ星人達は、クローン生成によって数を増やした結果、生物としての進化が止まってしまった同族を救う為、「地球人の生殖機能を研究する」という目的を持っていました。桃は、地球人との間に子どもを成そうとするセルポ星人に拉致され拘束されてしまいました。絶体絶命の中、ある怪物が桃を助けに来ました。
セルポ星人に襲われている桃を救いに来たのは、ターボババァに呪われて、驚異的な力を手に入れた健でした。健はターボババァの能力を得て、人間離れした身体能力持っており、その力でセルポ星人を倒してしまいました。そして健同様に秘められた力が目覚めた桃によって、健からターボババァの魂を取り除く事に成功します。しかし、そこで健から大切な「イチモツ」がターボババァによって取られていた事が判明してしまいました。
あらすじネタバレ②2章・失われた玉編
「ダンダダン」のあらすじネタバレ2つ目は「失われた玉編」です。1つ目のあらすじネタバレでターボババァを撃破した桃と健でしたが、健にターボババァに奪われた玉が戻っていない事が判明しました。さらに健の体内にも不吉な気配があるようで、桃と桃の祖母である綾瀬星子の手助けがあり、健の中に隠れていたターボババァを健の体から引き摺り出し、分離する事に成功しました。
健から分離されたターボババァは、招き猫の置き物に封印されましたが、ターボババァの強い力によって招き猫の姿で自由に動き回り、話す事ができるようになりました。そして招き猫になったターボババァに「健のイチモツ」について問いただしたところ、ターボババァは道中でイチモツを落としてしまったと白状しました。そして「光る金の玉」になった「健のイチモツ」はとある女子生徒に拾われてしまった後でした。
「失われた玉編」のあらすじネタバレの続きです。「健のイチモツ」を拾っていたのは、桃や健と同級生の白鳥愛羅という少女でした。さらに愛羅は「アクロバティックさらさら」という怪異に取り憑かれているようでした。アクロバティックさらさらとは、赤いワンピースを着た大柄な女性の姿をしています。そんなアクロバティックさらさらに愛羅は幼少期に目をつけられ、それ以降取り憑かれる事になりました。
アクロバティックさらさらと戦闘になった桃と健、愛羅ですが苦戦の末何とか勝利します。しかし愛羅はこの戦闘で心肺停止になってしまいました。手を尽くそうとする桃と健ですが、愛羅を救おうとアクロバティックさらさらも立ち上がりました。桃はそんなアクロバティックさらさらの生命エネルギーを愛羅に繋げ、愛羅の蘇生に成功します。しかし同時にアクロバティックさらさらは消滅していく事になりました。
あらすじネタバレの続きです。ターボババァによると、未練を残したままでは成仏する事はできないそうです。アクロバティックさらさらは人間だった頃、娘と2人で暮らしている女性でした。借金に追われながらも必死に生きていた彼女ですが、遂には娘まで借金取りに奪われてしまいました。そんな彼女はこの世に絶望し、自ら命を絶った後に怪異となりました。そしてアクロバティックさらさらは自分の娘と愛羅を重ねていました。
愛羅を救って消滅していくアクロバティックさらさらは「存在した事自体がなかった事になる」そうです。そんな悲しい最期を迎えようとしていたアクロバティックさらさらに、愛羅は抱きつき「お母さん、愛してる」と伝えました。愛羅も幼少期に母親を亡くしており、アクロバティックさらさらの娘を思う気持ちが共鳴したようで、アクロバティックさらさらは愛羅の気持ちを受け取り穏やかな最期を迎えていきました。
ダンダダンの人間キャラ一覧
大注目の漫画「ダンダダン」の第1章「ターボババァ編」のあらすじネタバレと、第2章「失われた玉(アクロバティックさらさら)編」のあらすじネタバレをご紹介してきました。「ダンダダン」には人間のキャラクターだけでなく、怪異のキャラクターにも魅力的なキャラクターが多いと言われています。そこで次はそんな「ダンダダン」に登場するキャラクターについて、まずは人間キャラクターを一覧でご紹介していきます。
キャラ一覧①綾瀬桃
「ダンダダン」の人間キャラクター一覧1人目は綾瀬桃です。綾瀬桃は「ダンダダン」の主人公の1人です。霊媒師の祖母を持つ桃は「幽霊は信じるけど宇宙人は信じない」主義を持っています。見た目は今風のギャルですが、性格は非常に古風で、俳優の高倉健のような硬派な男性がタイプという大和撫子です。弱い者いじめも放って置けない性格で、いじめられていた健を助けた事から友人関係に発展しました。
健と勝負をして、セルポ星人に誘拐された桃は超能力が開花し、怪異や人体などのオーラを掴む事ができる能力を持っています。この能力を使用して、健に取り憑いたターボババァの能力を制御し、共闘する戦闘スタイルを取るようになりました。そんなパートナーの健には友人以上の感情も抱いているようで、「高倉健」という名前も過剰に反応してしまう事から「オカルン」というあだ名で健を呼ぶようになりました。
キャラ一覧②高倉健
「ダンダダン」の人間キャラクター一覧2人目は高倉健です。高倉健は桃とは反対に「宇宙人は信じるけど幽霊は信じない」主義を持っています。幼少期から周囲の人間と上手くいかず、友人がいない事から宇宙人なら友人になってくれるかもしれないという考えでオカルトにハマっていくようになっていきました。桃に勝負を持ちかけ、ターボババァのいるトンネルへ向かい、健はターボババァに呪われてしまいました。
ターボババァにイチモツを取られてしまった健ですが、桃のオーラを掴む力によってターボババァの力を使えるようになりました。ターボババァの呪いによって変身した際には、「萎えるぜ」が口癖の気だるいキャラクターに変身し、ターボババァのような脅威的な身体能力を発揮します。桃同様に健も桃の事を友人以上に思っている描写もあり、桃や周囲の人間を守る為なら身を呈するようなヒーロー気質を持っています。
キャラ一覧③綾瀬星子
「ダンダダン」の人間キャラクター一覧3人目は綾瀬星子です。綾瀬星子は桃の祖母で、「ドドリア三太」という芸名で霊媒師をしています。ドドリア三太はエセ霊媒師ですが、霊媒師としての実力は本物で、土地神の力を借りた結界術を得意としています。土地神の力という特性上、その土地を離れられないというデメリットはありますが、その力は強大で、大きな怪異を結界で倒すなど活躍を見せています。
星子は桃の祖母という事で「おばあちゃん」ですが、その見た目は桃のお姉さん程の若さにしか見えず、「美魔女」と本人も自負しています。星子の若すぎる容姿についてはファンからも「若すぎる」という感想や、「かわいい」という感想も多く寄せられており、人気キャラクターのようです。星子は荒々しく乱暴な物言いと態度ではありますが、桃の事を一番に気にかけており、桃の友人達にも気を配るなど人情に厚い一面があるようです。
ダンダダンの怪異キャラ一覧
「ダンダダン」の人間キャラクターについてネタバレも含めながらご紹介してきました。そして「ダンダダン」には怪異と呼ばれる「妖怪」や「宇宙人」などの「人ならざる者」が登場します。この登場する怪異キャラクターは実際に伝説化している妖怪達も登場しており、読者もどこかで耳にした事がある怪異が登場していました。そこで次は「ダンダダン」に登場する怪異キャラクターをご紹介していきます。
キャラ一覧①ターボババア
「ダンダダン」の怪異キャラクター一覧1人目はターボババァです。ターボババァは「100キロババァ」とも呼ばれ、かけっこに負けると呪われる妖怪です。健が桃との勝負で訪れたトンネルに出没し、健のイチモツを奪って呪いました。その後、健の体内に身を潜め力を蓄えていたところ、桃と星子の力によって引き摺り出され、招き猫の置き物に閉じ込められています。
ネタバレですが、ターボババァの出没していたトンネルは連続少女殺人事件の現場だったようで、それ以前にもターボババァは少女達が理不尽に命を奪われた現場に現れていたようです。この事から星子によるとターボババァは少女達が成仏できずにいる場所を訪れて慰めていたのではないかと言われていました。
キャラ一覧②セルポ星人
「ダンダダン」の怪異キャラクター一覧2人目はセルポ星人です。セルポ星人は桃が健との勝負で訪れた廃墟に現れ、桃を誘拐しました。セルポ星人はオスしかおらず、クローンによって数を増やしていた為進化が止まってしまいました。その状況を打破する為に人間を誘拐して解剖し、地球人の生殖機能を研究しようとしていました。
セルポ星人は当初桃に自分達の子どもを産ませようと襲いかかりましたが、その後健の生殖器に興味を示しました。健の生殖器を奪う為、セルポ星人達はその後も何度か桃達を襲撃しており、その度に別の宇宙人仲間も率いて襲ってきています。セルポ星人自身も「セルポ測量法」で捉えた相手を捕捉し、「六根」という念力で脅威的な圧力の衝撃を放出する事ができ、高い戦闘能力を持つ怪異キャラクターです。
キャラ一覧③フラッドウッズモンスター
「ダンダダン」の怪異キャラクター一覧3人目はフラッドウッズモンスターです。フラッドウッズモンスターは巨大な体をした宇宙人で、セルポ星人の仲間と言われています。フラッドウッズモンスターは健を狙って桃の家へ現れ、襲撃してきました。相撲取りのような格好をしているフラッドウッズモンスターは強靭で苦戦する桃達ですが、結果として星子の結界術にかかり消滅しています。
ダンダダンの面白い魅力
「ダンダダン」は魅力的なキャラクターも多く「面白い」という感想が多く寄せられています。そこで次はファンから「面白い」という感想が寄せられている「ダンダダン」の面白い魅力について考察していきます。
面白い魅力①SFとオカルトを組み合わせたストーリー
「ダンダダン」の面白い魅力1つ目は「SFとオカルトを組み合わせたストーリー」です。「ダンダダン」は宇宙人というSF要素と、幽霊というオカルト要素を持つストーリーになっています。宇宙人も幽霊も面白いビジュアルで登場し、薄気味悪い中にもどこかコミカルな印象を受けるキャラクターになっています。そんな宇宙人と幽霊という相容れないジャンルの共存が、「ダンダダン」の面白い魅力の1つ目になっています。
面白い魅力②疾走感ある戦闘描写
「ダンダダン」の面白い魅力2つ目は「疾走感ある戦闘描写」です。「ダンダダン」は、ターボババァの力を得た健や、アクロバティックさらさらの力を得た愛羅が登場します。怪異の力を得たキャラクター達は、「変身」した姿になり、戦闘しています。その為怪異の脅威的な能力を使うキャラクター達の戦闘は疾走感があり、「ダンダダン」の面白い魅力の1つと言われています。
面白い魅力③圧巻の画力
「ダンダダン」の面白い魅力3つ目は「圧巻の画力」です。「ダンダダン」の作者である龍幸伸先生は、画力が高い事で有名な漫画家です。アシスタントを務めていた「チェンソーマン」の藤本タツキ先生など大人気作家の先生からも龍幸伸先生の画力の評価が高く、数多くの有名漫画家が龍幸伸先生の作画を参考にした事があるという逸話もある程です。その為、「ダンダダン」は龍幸伸先生の高い画力も見どころの1つと言われています。
面白い魅力④美魔女キャラの存在
「ダンダダン」の面白い魅力4つ目は「美魔女キャラの存在」です。「ダンダダン」には綾瀬星子という年齢不詳のキャラクターが登場します。桃の祖母でありながら、どう見ても20代の見た目をしており、「美魔女キャラ」としてファンからも人気が高いようです。美魔女キャラは他の有名作品でも人気キャラクターとして登場しており、「ダンダダン」でも綾瀬星子の存在は作品を面白くする魅力の1つと言われています。
ダンダダンに関する感想や評価
ちょっとこんな幸せな漫画が始まっていたとは驚きです。ダンダダン。面白いより好きが先に来る。絵うま過ぎギャグキレすぎ話し面白すぎパロディ多すぎ。 pic.twitter.com/IM2GdAyBk7
— 𓆈そー (@spoon60305479) November 3, 2021
こちらは漫画「ダンダダン」が面白すぎて幸せだと感じる方の投稿です。この方によると「ダンダダン」は、「面白い」という感想よりも「好き」という感想を先に感じたそうです。「ダンダダン」の画力が高い事は去る事ながら、ギャグパートも面白いと感じるようで、作中に登場するパロディーネタも好きだとご紹介されています。この方のように、漫画「ダンダダン」に「面白い」という感想を抱く方は多いようです。
昨夜は巷で有名な「ダンダダン」を試し読みしました。あー、なるほど。これは確かに面白いし、アニメ化もして欲しい。母に面白い漫画あったよーって言うと、俳優さん?って…うん!段田団さんがいらっしゃいますね!#ダンダダン これは #漫画 #オカルト #ホラー #コメディ #アクション 的な。 pic.twitter.com/YFJjOZxbTG
— さとちゃん (@yukiringosan) October 26, 2021
こちらは漫画「ダンダダン」を試し読みして「面白い」と感想を抱いた方の投稿です。この方は「面白い」と話題になっている「ダンダダン」を試し読みして、その内容に納得したそうです。そして自身の家族にも「ダンダダン」を面白いとご紹介されているようです。この方のように、「ダンダダン」を読んだ方は周囲の人達にも「面白い漫画」として紹介している方も少なくありません。
ダンダダン最高に面白いしウッカリ泣いちゃうときもあるから全人類に読んでほしい
— げおる (@george_popopo) October 26, 2021
こちらは漫画「ダンダダン」に対して「面白い」という感想の他に、「うっかり泣いちゃう」という感想も抱いている方の投稿です。「ダンダダン」は基本的にはギャグパートが多く、「面白い」という感想が多く寄せられている漫画ですが、ストーリーの中には感動するようなエピソードも登場しており、「感動した」という感想も少なくありませんでした。そんな心温まるエピソードも人気となっている理由の1つと言われています。
ダンダダンのあらすじまとめ
「ダンダダン」のあらすじネタバレまとめはいかがだったでしょうか?「ダンダダン」は「少年ジャンプ+」の看板作品の1つと言われており、ファンからは「面白い」という感想が多く寄せられていました。「ダンダダン」の面白い魅力としては、龍幸伸先生の高い画力による疾走感溢れる戦闘シーンにはじまり、SF×オカルトという要素、年齢不詳の美魔女の存在が作品を面白くさせる魅力となっているようです。
人間のキャラクターだけでなく、怪異のキャラクターも魅力的で、怪異キャラクターも敵ではあるものの、どこか憎めないバックグラウンドを持っています。そんな怪異の裏話に思わず泣いてしまったというファンも少なくないようで、バトル漫画ではあるもののストーリーの奥深さが評価されていました。そんな「ダンダダン」をまだご覧になった事がない方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?