【歌舞伎町シャーロック】登場キャラクターと声優一覧！元ネタやモデルも紹介

歌舞伎町シャーロックはテレビアニメとして「Production I.G」と「KADOKAWA」で制作された作品です。「アニメイズム」B1枠他で2019年～2020年まで全24話放送されました。歌舞伎町シャーロックは、コナン・ドイル作の小説「シャーロック・ホームズ」をパロディ化した作品で、舞台は「新宿區歌舞伎町」という架空の町です。

新宿區歌舞伎町は東西をゲートで分断されています。医者のジョン・H・ワトソンはウェストサイドで解剖医をしていましたが、歌舞伎町に変わった探偵がいると知り、「BARパイプキャット」を訪ねました。そこは「探偵長屋」と呼ばれており、店の主人でオネエのハドソン夫人、シャーロック、メアリ姉妹、京極冬人などの風変わりな探偵たちが事件の依頼を待っています。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、シャーロック・ホームズは、優れた観察力と洞察力に加えて豊かな知識を駆使して推理を行う天才探偵です。探偵長屋の中でも変人として有名で、金儲けではなく、報酬に関係なく興味を持った依頼しか受けません。落語が大好きで、事件の推理をする際は落語の語り口で行います。元はウェストサイドにある上流階級の出身ですが、「退屈」という一言で家を飛び出し、歌舞伎町にやって来ました。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、ジョン・H・ワトソンは医者で、元はウェストサイドで解剖医をしていました。自分の周りで起こる奇怪な出来事を推理してもらいたくてシャーロックを訪ねました。その後は穏やかで真面目な性格から、シャーロックの世話をさせられることになります。時には医師としての知識を生かしてシャーロックの推理の助手を務めることもあります。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、ジェームズ・モリアーティは高校生で16歳、ウェストサイドの住人です。歌舞伎町に入り浸っており、シャーロックのことを「前世からの仲」などと言って懐いており、彼もまた聡明で優れた推理力を持っています。一見、育ちの良い少年風ですが、スリなどで町を騒がせる少年グループ「歌舞伎町遊撃隊」を率いるなど、裏の顔も持っています。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、京極冬人は、スーツに白い手袋、メガネがトレードマークの探偵です。非常に潔癖な面があり、そのために手袋をしています。いつかは探偵長屋を出てウェストサイドで成功する野心を持っています。「BARパイプキャット」の客・穂刈マキに、男性とは知らずに片思いしています。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、メアリ・モーンスタンは、姉のルーシーと共に探偵業を営んでいます。見た目は「ギャル探偵」ですが、聡明で策略に長けています。また、男を含めて周りを惑わす小悪魔とも言われています。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、ルーシー・モーンスタンはメアリの姉で、姉妹で探偵業をしています。ボーイッシュな見た目のためにクールな印象ですが、実は人情に厚い性格で、妹・メアリに対しても深い愛情を抱いています。まだ歌舞伎町に慣れない頃、力士に助けられたことがあり、以来、相撲を観戦することを楽しみにしています。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、ミッシェル・ベルモントは元刑事で、今は探偵をしています。刑事時代、あるスキャンダルを起こして辞めさせられ、妻とは離婚しました。元刑事の人脈を生かして事件を解いていきます。賭け事に関しては目がない「ギャンブル狂」です。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、小林寅太郎は歌舞伎町出身の探偵で、元はヤクザです。探偵としての能力は低いですが、地元の強みと持ち前の行動力で事件を解いていきます。一見、怖い顔をしていますが、愛想良く人情味のある人柄です。どんな小さな依頼でも引き受けてしまうので、時折、「BARパイプキャット」でアルバイトをして生活の足しにしています。

歌舞伎町シャーロックの登場人物、ハドソン夫人は「BARパイプキャット」を営んでいる男性（オネエ）です。歌舞伎町の主とも言われる人物で、町の子どもたちにも惜しみない愛情を注ぎます。店で行われるショーでは見事な歌声を響かせることがあります。

歌舞伎町シャーロックのシャーロック・ホームズの声優・小西克幸は、1973年4月21日生まれ、和歌山県出身、「賢プロダクション」に所属する声優・俳優です。主な出演作は、「東京喰種トーキョーグール」亜門鋼太朗、「ワンパンマン」タンクトップマスター、「ブラッククローバー」フエゴレオン・ヴァーミリオン、「鬼滅の刃」宇髄天元、「SHAMAN KING」阿弥陀丸。

歌舞伎町シャーロックのジョン・H・ワトソンの声優・中村悠一は、1980年2月20日生まれ、血液型・B型、香川県出身、所属は「インテンション」。主な出演作は、「ハイキュー!!」黒尾鉄朗、「PSYCHO-PASS サイコパス 3」炯・ミハイル・イグナト、「僕のヒーローアカデミア」ホークス、「呪術廻戦」五条悟、「無能なナナ」小野寺キョウヤ、「うらみちお兄さん」熊谷みつ夫。

歌舞伎町シャーロックのジェームズ・モリアーティの声優・山下誠一郎は、1992年5月21日生まれ、血液型・AB型、広島県出身、所属は「大沢事務所」。主な出演作は、「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」片桐圭介、「アイドルタイムプリパラ」夢川ショウゴ、「活撃 刀剣乱舞」薬研藤四郎、「徒然チルドレン」内村千秋、「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」スヴィン・グラシュエート。

歌舞伎町シャーロックの京極冬人の声優・斉藤壮馬は、1991年4月22日生まれ、血液型・B型、山梨県出身、所属は「81プロデュース」。主な出演作は、「憂国のモリアーティ」ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ、「ヒプノシスマイク」夢野幻太郎、「アイドリッシュセブン」九条天、「ハイキュー!!」山口忠、「あんさんぶるスターズ!」葵ひなた・葵ゆうた、「刀剣乱舞」鶴丸国永、「アカメが斬る!」タツミ。

歌舞伎町シャーロックのメアリ・モーンスタンの声優・東山奈央は、1992年3月11日生まれ、血液型・A型、東京都出身、所属は「インテンション」。主な出演作は、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」由比ヶ浜結衣、「ニセコイ」桐崎千棘、「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」川島瑞樹、「魔法少女育成計画」スノーホワイト、「ゆるキャン△」志摩リン、「ようこそ実力至上主義の教室へ」一之瀬帆波。

歌舞伎町シャーロックのルーシー・モーンスタンの声優・東内マリ子は、1989年12月23日生まれ、血液型・B型、東京都出身、所属は「ヴィムス」。主な出演作は、「銃皇無尽のファフニール」マイカ・スチュアート、「ノラガミ ARAGOTO」靫巴、「落第騎士の英雄譚」新宮寺黒乃、「徒然チルドレン」小松貴子、飯島香奈の母、「やがて君になる」園村菜月。

歌舞伎町シャーロックのミッシェル・ベルモントの声優・青山穣は、1965年1月30日生まれ、血液型・O型、愛知県出身、所属は「ケンユウオフィス」。主な出演作は、「銀魂」岡田似蔵、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」ナレーション、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」トド・ミルコネン、「TO BE HERO」山田さん、「ヘボット!」ハクセンチョウ、ポリドロケン。

歌舞伎町シャーロックの小林寅太郎の声優・橘龍丸は、1991年4月21日生まれ、血液型・B型、福井県出身、所属は「ステイラック」。主な出演作は、「THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール」ジン・モリ、「ワールドトリガー」樫尾由多嘉、「EDENS ZERO」ジャミロフ、スパイダー、「魔入りました!入間くん」アトリ、「アイドルランドプリパラ」マリオ。

歌舞伎町シャーロックのハドソン夫人の声優・諏訪部順一は、1972年3月29日生まれ、血液型・A型、東京都出身、所属は「東京俳優生活協同組合」。主な出演作は、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」レオーネ・アバッキオ、「PSYCHO-PASS サイコパス 3」入江一途、「あんさんぶるスターズ!」乱凪砂、「文豪とアルケミスト 〜審判ノ歯車〜」芥川龍之介、「呪術廻戦」両面宿儺、「怪物事変」隠神鼓八千。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、シャーロック・ホームズの元ネタ・モデルは、推理小説「シャーロック・ホームズ」の主人公・シャーロック・ホームズです。この小説の作者はコナン・ドイルで、19世紀のイギリス・ロンドンを舞台に、主人公のシャーロック・ホームズが優れた観察力と犯罪に関する豊かな知識を駆使して推理を展開します。

舞伎町シャーロックのキャラクター、ジョン・H・ワトソンの元ネタ・モデルは、コナン・ドイルによる小説「シャーロック・ホームズ」に登場するワトソンです。元ネタのワトソンはシャーロック・ホームズの相棒で医者です。シャーロックの助手としての仕事だけでなく、日常生活の世話まで引き受けており、「歌舞伎町シャーロック」でのワトソンも同じ設定となっています。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、ジェームズ・モリアーティの元ネタ・モデルはコナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」のシャーロックの生涯のライバル、ジェームズ・モリアーティ教授です。犯罪を行う巨大組織を率いる「犯罪界のナポレオン」と評される人物です。歌舞伎町シャーロックでは高校生ですが、元ネタのモリアーティはまるで老人のような風貌に描かれています。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、京極冬人の元ネタ・モデルは日本人の小説家・京極夏彦さんだと言われています。京極夏彦さんは「百鬼夜行シリーズ」や「巷説百物語シリーズ」などで知られており、推理、時代、妖怪小説で数々の名作を発表されています。歌舞伎町シャーロックの京極冬人との共通点としては、メガネをかけていることと、前髪を横に流すヘアスタイルなどです。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、メアリ・モーンスタンの元ネタ・モデルはコナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」のワトソンの妻・メアリー・モースタンです。元ネタのメアリーはブロンドで青い瞳が特徴の小柄な女性で、家庭教師でした。情深い性格で、心に苦難を抱えた人が自然に集まってくるような人柄だということです。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、ルーシー・モーンスタンの元ネタ・モデルはコナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」のワトソンの妻・メアリーの父、アーサーがモデルだと言われています。歌舞伎町シャーロックではルーシーは女性で、メアリの姉です。男性が元ネタということで、行動力のある活発な性格となっています。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、ミッシェル・ベルモントの元ネタ・モデルは、フランスで「ポラール（推理小説）の法王」と称された小説家・ミシェル・ルブランではないかと言われています。ルブランは1956年の「殺人四重奏」や1977年の「オートルート大爆破」などの代表作があり、フランスのミステリー界を代表する小説家です。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、小林寅太郎の元ネタ・モデルは、江戸川乱歩の推理小説「明智小五郎」シリーズに登場する「小林少年」で、「少年探偵団」シリーズの主人公です。歌舞伎町シャーロックの小林寅太郎は「歌舞伎町遊撃隊」のメンバーから慕われており、元ネタの少年探偵団を率いる小林少年のイメージと重なると言われています。

歌舞伎町シャーロックのキャラクター、ハドソン夫人の元ネタ・モデルは、コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」のシャーロックが下宿している部屋の女主人・ハドスン夫人です。元ネタのハドスン夫人は料理上手で世話好きな人柄です。歌舞伎町シャーロックのハドソン夫人は男性（オネエ）です。

歌舞伎町シャーロックの主人公、シャーロック・ホームズは落語好きですが、推理を明らかにするときも落語を語るように行うなど、このような発想がおもしろいという感想です。

歌舞伎町シャーロックは、シャーロック・ホームズをはじめ、個性的な探偵たちが様々な事件を解決していきます。推理物好きにはおもしろい作品だという感想です。

歌舞伎町シャーロックは、小説「シャーロック・ホームズ」の登場人物の他にも、国内・海外の文豪の名前が多く使われており、モブキャラも見逃せないという感想です。

いかがでしたか？歌舞伎町シャーロックの主要キャラクターと、そのキャラクターを演じている声優を紹介しました。また、各キャラクターの元ネタ・モデルを紹介しました。歌舞伎町シャーロックはコナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」の登場人物に新たな個性が加えられています。そんな発想が面白いという声や、推理を楽しめるという声も寄せられている歌舞伎町シャーロックを、これからもお楽しみください。