2021年09月09日公開
2021年09月09日更新
【虚構推理】鋼人七瀬(こうじんななせ)は都市伝説の怪物!正体や倒し方をネタバレ
「虚構推理」は城平京原作のミステリー小説です。コミカライズ化やテレビアニメ化で多くのファンを獲得していると言われています。「虚構推理」に登場するキャラクターの中で多くの謎があると言われているのが鋼人七瀬(こうじんななせ)です。ここでは「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)を特集します。七瀬かりんではないかと推察されている鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体や倒し方をネタバレ紹介していきます。
目次
鋼人七瀬(こうじんななせ)は都市伝説の怪物
「虚構推理」とは城平京が執筆している小説です。ジャンルとしてはミステリーに分類されていますが、SFの要素を感じるファンもいると言われています。「虚構推理」の人気を決定付けた存在だと評されているのが鋼人七瀬(こうじんななせ)です。ここでは「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)を特集します。鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体だと言われている七瀬かりんとの関係や正体、そして倒し方などを紹介します。
虚構推理の作品情報
「虚構推理」は怪異たちの知恵を司る神となった少女と不老不死の男性のカップルを中心に展開されるミステリー小説です。魅力的なキャラクターたちが織り成す不思議で奇怪な世界観で多くのファンを惹きつけていると言われています。また、コミカライズ版やテレビアニメ版も大きな話題を呼んでいると言われています。ここでは「虚構推理」の作品情報を取り上げていきます。それでは「虚構推理」の概要やあらすじ紹介をご覧ください。
虚構推理の概要
「虚構推理」は城平京原作のミステリー小説です。2011年に第一作「虚構推理 鋼人七瀬」が講談社ノベルスより書き下ろしで刊行されました。この作品がヒットしたことを受けて2015年のマガジンR創刊号よりコミカライズ版の連載が開始されました。作画を担当したのは同作品が漫画家デビューとなった片瀬茶柴です。その後、城平京が続編を発表し片瀬茶柴がそれをコミカライズするというスタイルで2021年9月現在連載中です。
「虚構推理」の原作小説は講談社タイガより2021年9月現在既刊3巻です。コミカライズ版は既刊15巻です。また、「虚構推理」は2020年にテレビアニメ版が制作・放映されました。テレビアニメ版第1期は全12話でBD/DVD化されており、ともに全4巻です。「虚構推理」のテレビアニメ版はファン層の拡大に成功したと言われています。2020年11月にはテレビアニメ版第2期の制作がアナウンスされて、大きな注目を集めています。
虚構推理のあらすじ
「虚構推理」の主人公は岩永琴子という女子大生です。琴子は名家、岩永家の令嬢ですが11歳の時に怪異たちの知恵の神になるという契約を交わしており、社会の秩序を守るために怪異に関するトラブルを解決する日々を送っていました。ある日、琴子は怪異から相談を受けました。それは真倉坂市で「鋼人七瀬(こうじんななせ)」と呼ばれている怪異が暴れているので対処してほしいという内容でした。琴子は真倉坂市へと向かいました。
鋼人七瀬(こうじんななせ)の概要
ここでは「虚構推理」に登場する鋼人七瀬(こうじんななせ)のプロフィールを紹介します。鋼人七瀬(こうじんななせ)は怪異です。真倉坂市で自殺した人気アイドル、七瀬かりんの姿をしています。しかし、その顔は黒く塗りつぶされており素顔を窺い知ることはできません。鋼人七瀬(こうじんななせ)は夜間に出没し、携行している鉄骨を凶器にして人間を襲います。元々は都市伝説でしたが、実在することが明らかになりました。
鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体や目的を考察
城平京原作の大ヒットミステリー小説「虚構推理」に登場する七瀬かりんの姿をした謎のキャラクター鋼人七瀬(こうじんななせ)は岩永琴子と桜川九郎のコンビにとって最初の怪異であり、そしてファンの間では最強の怪異であったと評されています。ここでは「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体や目的をネタバレ紹介します。また、鋼人七瀬(こうじんななせ)と関係があると言われている桜川六花の目的も考察します。
考察①鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体
ここではコミカライズ版も大ヒットしているミステリー小説「虚構推理」に登場する鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体についてネタバレ考察・紹介します。鋼人七瀬(こうじんななせ)は元々真倉坂市で流布された都市伝説でした。アイドル七瀬かりんの姿をした鋼人七瀬(こうじんななせ)の存在はネット上や口コミを通じて広がりを見せて、ついに鋼人七瀬(こうじんななせ)のまとめサイトが作られるほどの過熱ぶりを見せました。
鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体をネタバレ紹介します。岩永琴子は鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体を「鋼人七瀬まとめサイト」で語られているイメージを具現化した存在であると結論付けました。まとめサイトの住人たちの想像力によって生み出された怪異だったのです。但し、それだけではなくまとめサイトを立ち上げて鋼人七瀬(こうじんななせ)が具現化するほどの論調を起こした黒幕が存在することも琴子は見抜きました。
考察②鋼人七瀬(こうじんななせ)の目的
ここでは大ヒットミステリー小説「虚構推理」に登場するアイドル七瀬かりんの姿をした怪異である鋼人七瀬(こうじんななせ)の目的についてネタバレ考察・紹介します。岩永琴子は鋼人七瀬(こうじんななせ)と初遭遇した時に「亡霊なのに意思・思考力がなくこちらの声にも反応しない。そして怨念のような自分の行動原理となる内なる力も見られない」と語っていました。つまり恨みや復讐心という生々しさが見られないのです。
「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)は行動原理を持たずに夜の真倉坂市内を徘徊し、殺人事件を犯していました。つまり、鋼人七瀬(こうじんななせ)には目的がないという結論に琴子は達しました。これは鋼人七瀬(こうじんななせ)がまとめサイトを中心として流れた七瀬かりんの幽霊という噂の産物だからだと言われています。鋼人七瀬(こうじんななせ)に目的はありませんが、黒幕には鋼人七瀬を利用する目的がありました。
考察③鋼人七瀬(こうじんななせ)を生み出した黒幕・桜川六花の目的
ここでは「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)を生み出した黒幕とその目的についてネタバレで考察・紹介します。鋼人七瀬(こうじんななせ)を生み出した黒幕の正体は桜川六花です。桜川六花は桜川九郎の従姉です。六花は従弟の九郎と同じく幼い頃に祖母から人魚とくだんの肉を食べさせられた影響で不老不死の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有しています。しかし、それは六花にとって不幸なことでた。
桜川六花はまとめサイトを立ち上げて世論を誘導し、都市伝説だった鋼人七瀬(こうじんななせ)を具現化させた黒幕です。六花は自分の不老不死の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を嫌悪していたと言われています。六花は噂の力で作り上げられた怪異、鋼人七瀬(こうじんななせ)を利用して自分の身体を元の普通の身体に戻そうとしたのです。こうして誕生した鋼人七瀬(こうじんななせ)に倒し方はあるのでしょうか?
鋼人七瀬(こうじんななせ)の倒し方をネタバレ考察
テレビアニメ版も大ヒットした大人気ミステリー小説「虚構推理」に登場する七瀬かりんをモデルにした怪異の鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体は人々の噂が具現化した存在でした。幽霊や亡霊ではない新たな怪異とも言える鋼人七瀬(こうじんななせ)に倒し方は存在するのでしょうか?ここでは「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)の倒し方をネタバレを交えて考察・紹介していきます。それでは考察結果をご覧ください。
考察①寺田殺害の為の虚像
ここでは人気小説「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)の倒し方についてネタバレ紹介していきます。岩永琴子は正攻法では鋼人七瀬(こうじんななせ)を倒せないことを悟っていました。そこで琴子は鋼人七瀬(こうじんななせ)が存在しないという論調を生み出すために寺田刑事を殺害した犯人は非力だったので鋼人七瀬(こうじんななせ)の噂を利用したという犯人像をでっち上げたのです。これが倒し方の第一歩でした。
考察②鋼人七瀬は本当の幽霊?
ここでは「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)の倒し方についてネタバレで考察・紹介します。鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体は前項でも触れましたが、桜川六花が世間の噂を利用して具現化した存在です。「虚構推理」の世界では幽霊や亡霊は怪異として当たり前の存在として描かれています。当然倒し方も存在します。そこで、琴子は鋼人七瀬(こうじんななせ)の正体が七瀬かりんの亡霊であるという論調を展開しました。
考察③七瀬春子の入れ替わり
「虚構推理」に登場する鋼人七瀬(こうじんななせ)の倒し方をネタバレで紹介します。次に岩永琴子が取った行動は鋼人七瀬(こうじんななせ)が七瀬かりんの父親の不審死に関わっているのではないかという論調でした。つまり、七瀬かりんの父親を殺害したのが彼女の本名七瀬春子であり、その後姉の初美が父親の手記をリークして春子を追い詰めて春子が自殺に至ったという内容です。鋼人七瀬(こうじんななせ)はその産物でした。
考察④七瀬かりんこと七瀬春子は生きている
岩永琴子は最終的に七瀬かりんこと七瀬春子は生きているという論調を流布しました。身代わりを作ったのです。身代わりを殺害した春子は身代わりになりすましていますが、正体をバレないようにるために鋼人七瀬(こうじんななせ)を創り上げたのです。そして鋼人七瀬(こうじんななせ)を本物だと主張しなければならない人物がいるとして、その正体がまとめサイトの管理人であり七瀬春子であるという論調でした。
鋼人七瀬(こうじんななせ)を生み出した黒幕・桜川六花の声優
人気ミステリー小説&漫画「虚構推理」は2020年に放映されたテレビアニメ版も大ヒットしたことで知られています。「虚構推理」のテレビアニメ版は原作小説を知らないファン層の開拓に成功したと言われています。「虚構推理」のテレビアニメ版は豪華声優陣の共演でも有名です。ここでは「虚構推理」のテレビアニメ版で鋼人七瀬(こうじんななせ)の黒幕である桜川六花を演じた女優・声優の佐古真弓について紹介していきます。
佐古真弓のプロフィール
ここでは「虚構推理」のテレビアニメ版で桜川六花を演じた女優・声優の佐古真弓のプロフィールを紹介します。佐古真弓は1978年1月13日生まれです。出身地は東京都世田谷区です。フクダ&Co.に所属しています。佐古真弓の父親は俳優・声優の故・佐古正人です。佐古真弓の趣味・特技は着物とのことです。自分で着付けした着物を着ている写真をTwitterやInstagramなどのSNS上で披露していることでも知られています。
佐古真弓は幼い頃から父親の故・佐古正人の演技を観て育っており、早くから女優という職業を意識していたと言われています。佐古真弓は関東国際高校卒業後の1997年に文学座研究所に入所しました。1998年に舞台女優としてデビューし、2002年に文学座の座員となりました。文学座を2017年に退団後は現在の事務所に所属しています。佐古真弓は舞台女優と洋画・海外ドラマの吹き替え声優をメインに積極的な活動をしています。
佐古真弓の主な出演作品
ここでは女優・声優の佐古真弓の主な出演作品を紹介していきます。佐古真弓は吹き替え声優としての活動で知られています。担当声優はスカーレット・ヨハンソンが多く、「幸せのキセキ」や「アイアンマン2」、「ヘイル、シーザー!」などで彼女の声を吹き替えています。また、レイチェル・マクアダムス、ジル・フリント、ノオミ・ラパス、オルガ・キュリレンコなど錚々たる名女優の吹き替え担当で見事な演技を披露しています。
鋼人七瀬(こうじんななせ)に関する感想や評価
ここではテレビアニメ版も人気のミステリー小説「虚構推理」に登場する鋼人七瀬(こうじんななせ)に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「虚構推理」の鋼人七瀬(こうじんななせ)はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。
虚構推理、今度こそ鋼人七瀬編のだいたいの決着がついたはず。まさか単行本にして6巻もかかるとは思わなかった。でも、ひとつの事件であそこまで二転三転、むしろ四転?もさせるとは思わなかった。人は信じたいものを信じるってまさにこれ。
— チャン2号 (@Chan_no_2nd) August 31, 2021
「虚構推理」のコミカライズ版の大ファンだと思われる方のツイートです。「虚構推理」の「鋼人七瀬編」が6巻も続くとは思わなかったけど、一つの事件が二転三転したところが面白いという感想をお持ちです。
#虚構推理 12話感想S3.7
— ゴロにゃん@アニメ感想垢(謎の休暇中 (@goro_suenaga) April 7, 2020
鋼人七瀬完結編!
この七瀬の話は虚構推理をよく活かした話でしたが、この先どう展開するかがかなり気になります。✨
・九郎先生のバナナを食べさせてください😋
・化け物で胴上げ
・普通の人間に戻ろうとしているんだ
・紗希さんの匂いがする(モーション😆 pic.twitter.com/vshDfk28ui
「虚構推理」のテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。第12話をご覧になり、「鋼人七瀬編」が虚構を推理するという物語のテーマをよく活かしていたという感想をつぶやかれています。
#虚構推理 全12話
— ゆき (@yU110_Ts13) April 9, 2020
鋼人七瀬編かなりテンポ悪かった。1番大きいのはアニメ映えしなかった点かな。ただ、琴子が作り上げていく虚構推理は一緒に楽しめました。cv.鬼頭明里でよかった。耳が幸せ。☺️
ロリ容姿vsお姉さん
Twitter上は琴子人気(私も琴子推し)だけど、FFはお姉さんの大勝利みたいです😂 pic.twitter.com/o4supeOSa8
「虚構推理」の大ファンだと思われる方のツイートです。「虚構推理」のテレビアニメ版をご覧になり、「鋼人七瀬編」のテンポがかなり悪く、原因に「鋼人七瀬編」がアニメ映えしなかったことを挙げられています。
鋼人七瀬(こうじんななせ)まとめ
ここでは「虚構推理」に登場する鋼人七瀬(こうじんななせ)を特集しました。鋼人七瀬(こうじんななせ)のエピソードは「虚構推理」の原点だと言われています。鋼人七瀬(こうじんななせ)に注目しながら「虚構推理」をご覧ください。