ワンダーエッグ・プライオリティをネタバレ考察!アニメ全話のあらすじと登場人物は?

2021年1月から放送された、「いじめ」がテーマとなっているオリジナルアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』。本作は社会の闇に鋭く切り込むドラマ『高校教師』を生み出した脚本家の野島伸司による初のアニメ作品となっています。そして『ワンダーエッグ・プライオリティ』には多くの謎が存在していることから、ネット上でその謎についてさまざまな考察がなされていました。そこで当記事では作中の謎をネタバレ考察します。またあらすじを最終回までネタバレしつつ、登場人物まで紹介するのでぜひ参考にしてください。

ワンダーエッグ・プライオリティをネタバレ考察!アニメ全話のあらすじと登場人物は?のイメージ

目次

  1. ワンダーエッグ・プライオリティとは?
  2. ワンダーエッグ・プライオリティのアニメ全話あらすじネタバレ考察
  3. ワンダーエッグ・プライオリティのアニメ最終回と特別編をネタバレ考察
  4. ワンダーエッグ・プライオリティの登場人物・キャラ一覧
  5. ワンダーエッグ・プライオリティの用語を解説
  6. ワンダーエッグ・プライオリティの主題歌
  7. ワンダーエッグ・プライオリティに関する感想や評価
  8. ワンダーエッグ・プライオリティのネタバレまとめ

ワンダーエッグ・プライオリティとは?

ワンダーエッグ・プライオリティの概要

『ワンダーエッグ・プライオリティ』とは、CloverWorks制作によるテレビアニメ作品です。本作はテレビドラマや映画の脚本家である野島伸司が初めてアニメーション制作に参加したオリジナルアニメ作品で、2021年1月から3月まで日本テレビにて放送されました。なお、話数は本編が12話、特別編が1話の全13話となっています。

ワンダーエッグ・プライオリティのタイトルの意味

ここでは『ワンダーエッグ・プライオリティ』のタイトルの意味を考察していきます。まず、タイトルの「ワンダーエッグ」は少女が入っている卵を示しており、その少女はどこかの誰かの友達だった存在です。そして、「プライオリティ」は翻訳すると「優先」という意味を示しているため、「ワンダーエッグ・プライオリティ」は「友達の優先度」という意味を持つと考察できます。

TVアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」公式サイト

ワンダーエッグ・プライオリティのアニメ全話あらすじネタバレ考察

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のタイトルの意味は「友達の優先度」を示していると考察しましたが、実はその意味がアニメ1話のあらすじから物語に深く関わっていきます。ここからはアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじをネタバレしていくので、先に考察したタイトルの意味が物語にどのように関わってくるのかに注目。それでは早速、アニメ1話のあらすじネタバレからご覧ください。

1話あらすじネタバレ

アニメ1話のあらすじネタバレのタイトルは「子供の領分」。不登校の少女・大戸アイはある日、深夜の散歩中に言葉をしゃべる奇妙な虫に声をかけられます。そしてその虫は「君の欲しいもの」が入っていると言いながらアイに卵(エッグ)を渡しました。

次の日、渡されたエッグに興味津々だったアイは割ればいいのか、温めればいいのかとさまざまな想いを巡らせつつそれを実行していましたが、どうやら普通の卵とは違っている様子。そこでエッグを手に入れた場所に行こうと考えたアイはエッグを持って玄関を開けると、どうゆうわけか自分が通っていた中学校にたどり着きます。そして再び謎の声に導かれてエッグを割ると、中から少女・くるみが出てきました。

その後、顔のない敵「ミテミヌフリ」の攻撃のターゲットとなったくるみ。一方、アイは傷つくことを恐れて戦うことから逃げてしまいます。そして逃げた先は学校の校舎の屋上でした。そこにはアイの唯一の親友である小糸の彫像がありました。それを見たアイは小糸との思い出を想起し、「もう見て見ぬふりはしない」と言って戦うことを決意。

こうしてアイはミテミヌフリと戦うことになりますが、その時にアイが持っていた三色ボールペンが輝き出して巨大な武器へと変貌。夢の中だからなのか、ボールペンの力なのか、アイは超人的な力を発揮してミテミヌフリを粉砕します。その後、アイに救われた少女はアイと握手を交わしながら"西城くるみ"と自分の名前を明かし、「お別れだね」と告げて煙のように消えてしまうのでした…

2話あらすじネタバレ

アニメ2話のあらすじネタバレのタイトルは「友達の条件」。くるみと別れたアイはすぐに夢から目覚めます。そこでアイは再びエッグを手に入れた場所へと続く、木のうろの中の不思議なエスカレーターに乗り込むことにしますが、そこには美しい庭園と二体の動く人形が待っていました。その内の一体はアカと名乗り、もう一体は裏アカと名乗ります。

それに続いて「先客がいるから待ってくれ」と告げたため、アイはエッグを輩出するガチャに目を向けると、三つ編みの少女がガチャを使用していました。早速、三つ編みの少女こと青沼ねいるに話しかけたアイ。一方、ねいるは話かけられても無視していましたが、諦めようとしないアイに根負けしたのか「あなたは誰のために戦っているのか」と問いかけます。アイはその問いに小糸のためだと即答。

それを聞いたねいるは、自分が死なせた妹のために戦っていると語るのでした。その晩、アイは夢の世界に導かれますが、うっかりエッグを割ってしまったため以前と同じくミテミヌフリと戦うこととなります。そして今回、エッグから出た少女の名前は鈴原南。南はくるみとは違って逃げることに消極的でしたが、それでも何とか二人で生き残ることにします。ちょうどその時にアカの声が聞こえてきました。

アカ曰く、ミテミヌフリとは異なる存在であり、エッグの世界の中核でもある「ワンダーキラー」を倒さなければならないとのこと。ワンダーキラーは愛の鞭と化して暴力を振るう存在でしたが、アイは前回同様に武器化したボールペンで撃破します。

こうして南も煙のように消え、アイは現実世界へと戻ります。戻ってくるとねいるは入院中でした。そんなねいるに向かって、アイは友達になろうと言います。ねいるはその時初めて微笑み、「たまにはいいかもね」と答えるのでした。

3話あらすじネタバレ

アニメ3話のあらすじネタバレのタイトルは「裸のナイフ」。庭園を訪れたアイは、新たな少女・川井リカと出会っていました。リカの場合は人との関わりに消極的なねいろとは違って、初対面にも関わらずアイの自宅に強引に泊まり込むなど積極的です。そんなリカの勢いに押されっぱなしだったアイ。そんな時にエッグを持つ者が至近距離で就寝すると発生する「同期」が引き起こされ、リカの「エッグの世界」に引っ張られることとなりました。

今回、エッグの中から現れたのは好きなアイドルの後を追って自殺したという二人組の少女なみこ・まこでした。ワンダーキラーはアーティストに執着していたストーカー女。アイとリカは初めて共闘したにも関わらず巧みに連携してワンダーキラーに善戦しますが、ワンダーキラーは追い詰められたことで石化ガスを吐いて形成逆転を図ります。これをまともに食らってしまったリカはアイに「がんばれ」と言い残して石化してしまうのでした…

4話あらすじネタバレ

アニメ4話のあらすじネタバレのタイトルは「カラフル・ガールズ」。4話では3話から続いているリカの世界と4人目のエッグ所持者である沢木桃恵の2つのエッグ世界が描かれています。アイはリカのエッグ世界で危機的状況に陥ってしまいますが、回復したリカと少女たちの協力もあって無事ワンダーキラーを倒すことができました。この戦いの後、ねいるが驚異的な回復を果たして退院したため、アイはそれを祝うために病院を訪れます。

その時にねいるの秘書だという田辺美咲が登場したことで、ねいるが会社の社長を務めていることが判明しました。その後、ねいるはエッグを買うために訪れた庭園で、アイが紹介していたリカと偶然鉢合わせます。そんな折、二人の前を沢木桃恵が通りがかりました。桃恵を見たリカは男と勘違いした挙句にイケメンだと大はしゃぎしたことで、男の子として見られることに強いトラウマを持つ桃恵は一人泣き出してしまいます。

ちょうどその時、庭園に向かう途中だったアイが桃恵を案じて声をかけました。それから時を要さずしてなかなか庭園にやってこないアイを探していたねいろとリカがその場に現れたことで、四人は短い間に交友を深めることとなりました。そして桃恵は改めて自分の名前「沢木桃恵」を名乗ります。

5話あらすじネタバレ

アニメ5話のあらすじネタバレのタイトルは「笛を吹く少女」。短い間に交友を深めた4人はアイの家を訪ねるほどの仲にまで発展しました。そしてみんなで話すうちに、桃恵が沢木先生の姪であることが判明。沢木先生は桃恵にとって優しい叔父さんですが、リカはその時の会話の中から先生とアイの親友である小糸が禁断の関係だったのではないかと勘繰っていました。

一方、アイは彼女をモデルにして展覧会用の絵を描いていた先生と、アイにモデルを辞退した方がいいと勧める小糸の二人のやり取りを思い出していました。結局、展覧会で賞を取る自身がなかったアイが辞退し、その変わりに小糸がモデルをすることとなります。未だはっきりとしない小糸の自殺の原因ですが、先生と小糸のやり取り・関係が関わってくるのでしょうか?

6話あらすじネタバレ

アニメ6話のあらすじネタバレのタイトルは「パンチドランク・デー」。6話ではミテミヌフリが姿を変えて「アンチ」と呼ばれる存在になります。アカ曰く、エッグの世界で英雄となりつつあるアイたち4人組を狙う存在とのことでした。

エッグの世界で新たな強敵に苦戦する4人は、「決められた時間までエッグの子を守る」ということを最優先事項にします。さらに、アカからアンチへの対抗策として「お助けキャラ/ワンダーアニマル」をもらい、さらなる力を獲得しました。

7話あらすじネタバレ

アニメ7話のあらすじネタバレのタイトルは「14歳の放課後」。4人はリカの誕生日を祝うために庭園に向かう途中にある廃ゲームセンターに集まっていました。そこでリカは自分の父が誰なのか分からないことを告白し、五枚の写真の中から父親を探してくれと言います。

さらに母親に対する鬱憤を吐き出しますが、ねいるの論理的な言葉と桃恵の母親を庇護する考え方に共感してもらえなかった彼女はその場の空気に耐え切れず走り去ってしまいました。そんな彼女を追いかけたのが、同じ母子家庭のアイでした。リカに追いついたアイが話しを聞いたことで、リカの大人が理解できないことや母親のようになりたくないという考えや不安が明かされます。そしてリカは今すぐ父親に会いたいと涙を流すのでした…

8話あらすじネタバレ

アニメ8話のあらすじネタバレのタイトルは「明るい友達計画」。8話はこれまでの話を振り返る「総集編」です。アカと裏アカが新たに庭園を訪れた少女に対して、エッグを手にする覚悟を促すように語り始めています。

9話あらすじネタバレ

アニメ9話のあらすじネタバレのタイトルは「誰も知らない物語」。9話はねいるが3人を会社に招待するところから始まります。そしてその後、ねいるが実は高IQ団体「プラティ」のメンバー同士の人工授精で生まれた子供であることが明らかになりました。

さらにねいるが運営する会社に「エッグの世界」を映像化して録画する技術が開発されていることが明らかになります。これらの事実を明かした上で、ねいるは3人に植物状態の友人・阿波野寿(あわのことぶき)を紹介。ねいるによると阿波野寿もねいると同じく人口受精で生まれた精神医学博士で、死について研究していた頃に臨死実験を繰り返した結果、植物状態になってしまったとのことでした。

10話あらすじネタバレ

アニメ10話のあらすじネタバレのタイトルは「告白」。10話ではこれまで謎に包まれていたアカと裏アカの正体が遂に判明します。アカと裏アカは「ジャパンプラティ」の創始者であり、元天才科学者でもあったのです。そしてアカと裏アカは肉体を捨てて脳だけで活動している人間。しかし、重大な告白をしているアカたちをよそに、少女たちは恋バナを優先していました。

その後、男と勘違いされたことで失恋してしまった桃恵はエッグの世界で少女・薫と出会います。薫は性認知が男性ということで苦しんでいたため、同じように男と勘違いされて苦しむ桃恵は彼女と出会ったことで自分と向き合うきっかけとなりました。そして桃恵は女の子でありたいという自分の気持ちを認められ、ついにゲームをクリアします。

11話あらすじネタバレ

アニメ11話のあらすじネタバレのタイトルは「おとなのこども」。11話のメインはアカたちの回想シーンとなっており、アカたちが天才科学者として活動していた頃に生み出したAIの少女・フリルが登場しています。フリルは大人でも子供でもないとされる14歳の年齢に設定されていたため、アカたちはそんな彼女と家族同然のように接していました。

しかし、フリルは保科あざさという女性がアカと結婚したことで性格が一変。あざさがアカの子供を妊娠したことを機に彼女を殺害してしまいます。フリルは人知れずあざさへの嫉妬心を膨らませていたのでした。一方、妻を殺されたアカは当然怒りを露わにしてフリルを地下へと押し込めます。そして数年が経過した頃には、あずさが残した娘・ひまりと共に幸せな家庭を過ごすアカの姿がありました。

ワンダーエッグ・プライオリティのアニメ最終回と特別編をネタバレ考察

12話最終回あらすじネタバレ

12話最終回のあらすじネタバレのタイトルは「負けざる戦士」。久しぶりに集まった4人は、それぞれに起きた出来事を話していました。しかし、リカが万年の敵討ちを決意し、さらに桃恵がアイとの友情を拒絶したことで4人の関係に亀裂が入ります。それからシーンは移り変わり、エッグの世界にいるアイの姿がありました。そこで早速、アイはエッグを割りますが、なんと中から出てきたのはもう一人の自分。

もう一人のアイは別次元で自殺していたようです。その世界・パラレルワールドにおけるアイは小糸と出会っておらず、さらにトラウマが沢木先生となっていました。

その後、もう一人のアイが本心を認めたことがきっかけで沢木先生のワンダーキラーを倒し、ついにゲームをクリア。ゲームクリア後のアイはもう一人の自分の状況を知ったことで、いかに小糸の存在に救われていたのかに気づきました。その結果、アイはエロスの戦士として戦い続けることを決意しています。最後はアイがもう一人のアイに「ありがとう」と呟いて終了しました。

特別編あらすじネタバレ

特別編のあらすじネタバレのタイトルは「私のプライオリティ」。特別編は小糸が蘇ってから数日が経った頃から始まります。メインとなるのは失踪したねいるに会うために、アイが新たな戦い繰り広げるシーンです。ねいるの失踪はアイにペットのハムスターを託された直後のことでした。さらに、ねいろの会社の人間はアイのことを知らないと言い、蘇った小糸もアイと友達だったことを忘れているなどこれまでとは何か違う様子。

そしてアイはねいると初めて出会った場所でねいるやリカ、桃恵と共にエッグの世界で戦い抜いた時のことを思い出したことで、ねいるに会うためにアカたちのいる庭園に向かいます。その後、アカはフリルと行動を共にしているであろうねいると再び会うために、改めて夢の世界に挑むことを宣言するのでした。

ワンダーエッグ・プライオリティの登場人物・キャラ一覧

ここまで『ワンダーエッグ・プライオリティ』のアニメを1話から最終回まであらすじネタバレしながら考察してきました。ここからは、あらすじネタバレ考察に登場したキャラを紹介していきます。それでは早速、アニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』の主人公である大戸アイからご覧ください。

大戸アイ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・大戸アイは、オッドアイが特徴的な本作の主人公です。決めセリフは「トサカに来た!」。アイは内気であるものの感情豊かな性格をしていますが、とある事情を理由に学校に通うことができなくなっていました。

青沼ねいる

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・青沼ねいるは、三つ編みにしたロングヘアと褐色の肌が特徴的な14歳の少女です。10話からは髪をおろしています。決めセリフは「度肝を抜いてあげる」。合理的な思考の持ち主で、人との関わりに消極的でした。

川井リカ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・川井リカは、金髪にピンクのメッシュを入れている14歳の少女です。決めセリフは「あなたのハートにズッキュンバッキュン!」。初対面の人に対して物怖じしないせいか、図々しくアイにお金をせがんでいました。

沢木桃恵

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・沢木桃恵は、右目の下にほくろがある14歳の少女です。決めセリフは「一昨日おいで」。長身でボーイッシュな容姿のせいで男と間違われてしまうことが多く、同性に好かれやすいです。しかし同性愛には興味がないため、男と誤認されてしまうことに抵抗感があります。

アカ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・アカは、エッグの世界の住人です。紳士的な態度で話すのが特徴。人間だった頃は、眼鏡をかけた柔和な面持ちの研究者だったようです。

裏アカ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・裏アカもアカ同様にエッグの世界の住人です。アカと共に「ジャパンプラティ」を立ち上げた創始者であり、アカと同じトルソー姿をしています。ただ、アカがブレザーであるのに対して、裏アカは砕けた格好をしていました。

西城くるみ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・西城くるみは、第1話でアイが助けた少女です。明るくハキハキとした性格をしており、当初何も知らなかったアイにエッグの世界のことを教えていました。

鈴原南

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・鈴原南は、第2話でアイが助けた新体操部の少女です。生真面目な性格をしているせいか、顧問教師から体罰を受けていたにも関わらず自責の念にかられていました。そのため、ミテミヌフリとの戦いでも消極的な態度でした。

みこ・まこ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・みこ・まこは第3と第4話でアイ・リカが助けたアイドル「yuyu」のおっかけをしていた二人組の少女です。追っかけていたアイドルが自殺したことで、二人も後を追うように自殺をしていますが、そのことを悔やんでいません。かなり明るい性格をしています。

美和

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・美和は、第4話で桃恵が助けたセミロングの黒髪少女です。電車内で痴漢していた犯人を美和が突き飛ばしたことで、その犯人が父親の会社の専務であることが判明。それが原因で父親は会社を解雇された挙句、母親からなぜ我慢できなかったのだと責められるなど理不尽な仕打ちを受けていました。

瑞希

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・瑞希は、第4話で桃恵が助けたボブショートの少女です。最後は桃恵に惹かれて「愛してる」と言い残して消えていきました。

吉田ヤエ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・吉田ヤエは第6話でアイが助けた、眼帯とぬいぐるみを抱えた少女です。自殺した原因は死者や人の怨念を見て恐怖を覚えたからでした。怪物少女に襲われたものの、ヤエだけしかその姿が見えなかったためアイはその姿が見えずに苦戦してしまいます。

長瀬小糸

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・長瀬小糸は、毛先がうねったロングヘアで眼鏡をかけているのが特徴的なアイの親友です。大人びた性格をしており、いじめられても動じない精神力を持っていました。

大戸多恵

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・大戸多恵はアイの母親です。夫と離婚後に働きながらアイを育てているようですが、何の職業に就いているのかは不明。ただ、かつてはファッション雑誌の編集長を務めていたようです。

沢木修一郎

『ワンダーエッグ・プライオリティ』の登場人物・沢木修一郎は、アイのクラス担任の教師兼美術部顧問です。アイの様子を見るために毎週大戸家を訪問していました。整った顔立ちで女生徒に人気がありますが、第12話ではもう一人のアイを襲うワンダーキラーとして登場しています。

ワンダーエッグ・プライオリティの用語を解説

ここからは『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレ考察で登場した用語を解説していきます。庭園やエッグ、エッグの世界他、さまざまな用語がネタバレ考察に登場しているので、あらすじをご覧になる際の参考にしてください。

用語①庭園

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレで登場した「庭園」という用語は、閉園した遊園地の地下を示しています。庭園にはアカたちやガチャがあり、さらには季節を問わず花が咲く特別な場所です。また庭園がある遊園地はアカたちの意思次第で自由に動かすことができるため、アイたちのたまり場となってテーブルゲームをしたり、戦うアイたちを空中に浮かぶモニターで監視したりしています。

用語②エッグ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレで登場した「エッグ」という用語は、タイトルの意味を考察した際にお伝えした通り、少女たちが入っている卵を示しています。アカたちの庭園にあるガチャで販売されているなど手軽に入手できそうですが、実際はアイたちが何よりも優先して守らなければならない存在でした。

用語③エッグの世界

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレで登場した「エッグの世界」という用語は、エッグを持ちながら就寝することで訪れることのできる世界を示しています。

エッグの世界の解説シーンを見るに、エッグの世界でエッグを割ることで故人を蘇らせることができると考察できます。そしてエッグを持つ人によって世界が異なっており、アイの場合は学校の校舎、ねいるは都心が見える吊り橋の上、リカは海岸近くの花畑など、作中ではそれぞれの世界が描かれていました。

用語④ミテミヌフリ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレで登場した「ミテミヌフリ」という用語は、エッグの世界で少女を襲う存在を示しています。むき出しの歯と赤い顔の特徴的な見た目をしており、体格が人間のような姿をしていました。手に包丁を持ちながら襲ってくる存在で、通った場所には赤い血のような物がついていきます。

用語⑤アンチ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレで登場した「アンチ」という用語は、ミテミヌフリが生まれ変わった存在を示しています。あらすじネタバレでは、エッグの世界で活躍するアイたちに嫉妬したことを機に生まれ変わっており、エッグ内の少女ではなくアイたちのみを狙っていました。通常はワンダーキラー並の強さではありませんが、徒党と組むと同じくらいの強さになります。

用語⑥ワンダーキラー

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレで登場した「ワンダーキラー」という用語は、エッグの世界に現れる敵で、その正体はエッグから現れた少女たちのトラウマを示しています。エッグの少女が解放する場合はワンダーエッグを倒さなければいけません。そして少女の開放と同時にワンダーエッグは消滅します。

用語⑦ワンダーアニマル

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のあらすじネタバレで登場した「ワンダーアニマル」という用語は、アンチ対策のためにアカと裏アカが用意したアイテムを示しています。別名「お助けキャラ」。ポマンダーのような容器の中に入っており、誕生した瞬間にアイたちを親と認知していました。

現実では手のひらサイズの大きさですが、エッグの世界では巨大化します。そしてアンチが大好物であるため、アンチを食べて殲滅したり巨大化した状態でアイたちと一緒に戦ったりと心強い戦力として活躍しています。

ワンダーエッグ・プライオリティの主題歌

ワンダーエッグ・プライオリティのOP

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のOP主題歌は、作詞を村野四郎、作曲を岩河三郎、編曲を荒幡亮平とそれぞれが担当した「巣立ちの歌」です。歌は相川奏多、斉藤朱夏、楠木ともり、矢野妃菜喜らメインキャストによるユニット「アネモネリア」が担当しています。

ワンダーエッグ・プライオリティのED

『ワンダーエッグ・プライオリティ』のED主題歌は、作詞を宮嶋淳子、作曲を秋葉広大、編曲を小松一也とそれぞれが担当した「Life is サイダー」です。ED主題歌もOP主題歌と同様にメインキャストによるユニット「アネモネリア」が歌っています。

ワンダーエッグ・プライオリティに関する感想や評価

感想や評価:最終回はどうなる?

こちらでは『ワンダーエッグ・プライオリティ』の最終回に関する感想や評価があがっています。どうやらこの方はワンダーエッグ・プライオリティの最終回がどうなるのか?と気になっているようです。他の感想では「最終回もうすぐだから楽しみ」と楽しみにしているようなので、最終回までの内容が面白く気になる展開になっているのが分かります。

感想や評価:最終回が何もわからない

こちらでも『ワンダーエッグ・プライオリティ』の最終回に関する感想や評価があがっています。感想では「最終回何もわからん」と言われているのですが、他の感想でも「最終回みた…最終回ではなかった」と言われていることから、最終回の展開が分かりづらいようです。また最終回から世界線が変わっている?と考察されていることも含めると特別編が本当の最終回だということが考察できます。

感想や評価:11話は考察が捗る

こちらでは『ワンダーエッグ・プライオリティ』のアニメ11話を観た感想や評価があがっています。この方はアニメ11話を観てワンダーエッグ・プライオリティについて考察しているようです。

11話で「フリルに対抗するためのワンダーエッグ」と考察されていることから、物語の核心をついているのがわかります。先に紹介した感想や評価では「最終回が気になる」と言われていましたが、この方のように物語が核心へと移ることで考察が捗ったことが最終回への興味が湧いてきているのかもしれません。

ワンダーエッグ・プライオリティのネタバレまとめ

『ワンダーエッグ・プライオリティ』について、アニメ1話から最終回までのあらすじと登場人物を紹介しながらネタバレ考察しましたがいかがでしたか?『ワンダーエッグ・プライオリティ』の脚本を手掛けた野島伸司はドラマ『高校教師』や『人間・失格』など学校で起こる問題にメスを入れてきた人物です。

『ワンダーエッグ・プライオリティ』も例に漏れず、学校で起こるいじめ問題を真正面から取り扱っていました。そして本作は、終始先の読めない展開で楽しませてくれるため、感想にもみられたようにさまざまな考察がなされています。当記事で興味を持たれた方は、ぜひ『ワンダーエッグ・プライオリティ』をご覧になってみてください。

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