【アンサングシンデレラ】漫画の評価まとめ!現役病院薬剤師が読んだ感想は?

薬剤師にスポットを当てた漫画としていま注目されている『アンサングシンデレラ』。そんな『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ評価や感想は一体どのようなものとなっているのでしょうか?共感ポイントなどはあるのでしょうか?そこで今回は、『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ評価や感想・共感ポイントをまとめてみたのでチェックしてみてください!

【アンサングシンデレラ】漫画の評価まとめ!現役病院薬剤師が読んだ感想は?のイメージ

目次

  1. アンサングシンデレラとは?
  2. アンサングシンデレラの漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説
  3. アンサングシンデレラの原作漫画の面白い魅力
  4. アンサングシンデレラのドラマはひどい?つまらない?
  5. アンサングシンデレラに関する感想や評価
  6. アンサングシンデレラの評価まとめ

アンサングシンデレラとは?

現場に忠実な漫画として注目されている、薬剤師が主人公の漫画『アンサングシンデレラ』。そんな『アンサングシンデレラ』とは、一体どのような漫画作品なのでしょうか?まずは、『アンサングシンデレラ』の作品概要とあらすじについてチェックしてみましょう。

アンサングシンデレラの概要

『アンサングシンデレラ』は、月刊コミックゼノンにて2018年7月号より連載中の荒井ママレによる漫画です。薬剤師が主人公である『アンサングシンデレラ』ですから、医療原案を富野浩充(焼津市立総合病院薬剤科)が担当しています。

アンサングシンデレラのあらすじ

萬津総合病院薬剤部に所属する病院薬剤師の主人公・葵みどり。そんな青いみどりが、自身と薬剤部のメンバーを中心として、医師や看護師・外部の薬剤師などの医療に関わる役割の人物との間に起こる問題に向き合っていきます。

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋 - フジテレビ

アンサングシンデレラの漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説

2年目の薬剤師・葵みどりが主人公という漫画『アンサングシンデレラ』。そんな『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想や評価は一体どのようなものとなっているのでしょうか?お次は、『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想や評価・共感ポイントをチェックしてみましょう。

共感ポイント①「薬剤師っていらなくない?」のセリフ

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ1つめは『「薬剤師っていらなくない?」のセリフ』です。『アンサングシンデレラ』単行本1巻に収録されている1話目の冒頭、葵みどりが「もしかして薬剤師っていらなくない?」と疑問を抱くシーンがありました。

この、「薬剤師っていらなくない?」というセリフは、現役病院薬剤師たちの多くが共感したそうです。その理由が、『本当に命の危機が迫っている時、薬剤師は何もできないため』とのことでした。医者や看護師との比較から、薬剤師はこのような思いを抱いてしまう方も少なくないようです。

共感ポイント②医者に問い合わせる描写

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ2つめは『医者に問い合わせる描写』です。葵みどりが処方箋について疑問を抱いた際、医師に問い合わせた時にもあったように、薬剤師が入院患者の薬の処方箋に疑問を抱いて医者に問い合わせても、医者は自分の間違いに気付かない、素直に認められない・謝らないパターンが多いようです。

共感ポイント③入院中の喫煙

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ3つめは『入院中の喫煙』です。入院前まではヘビースモーカーだったけど入院中は喫煙量が減るというのは当然ですが、薬の種類によっては喫煙量で量を考えなければならないものもあるため、入院中の喫煙は注意すべきものとして薬剤師たちも警戒しているようです。

共感ポイント④薬剤師は薬の味にある程度詳しい

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ4つめは『薬剤師は薬の味にある程度詳しい』です。薬剤師は薬の味にある程度詳しいというのはあるあるネタだというそうです。単純に薬の味に興味を抱くことはもちろん、薬を少しでもおいしく飲む方法などを模索している勉強熱心な薬剤師もいるようです。

共感ポイント⑤調剤は時間との闘い

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ5つめは『調剤は時間との闘い』です。『調剤』とは、処方箋に基づく医薬品を揃えて患者に交付する業務なのですが、葵みどりと同じく、調剤は時間との闘いだと感じている薬剤師も多いようでした。

共感ポイント⑥自己判断で薬の量を変える患者

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ6つめは『自己判断で薬の量を変える患者』です。これは身に覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんが、自己判断で処方された薬の量を変える患者がやはり多いようです。

この場合、多くの患者が「その方が体に良い」と思い込んでいるようですが、薬の種類によっては徐々に量を減らして止めなければいけないものや、薬の量を変えると重大な副作用が出ることもあるため、自己判断で薬の量を変えてしまう患者に現役薬剤師たちも困っているようです。

共感ポイント⑦薬をたくさん持ってくる患者

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ7つめは『薬をたくさん持ってくる患者』です。患者の中には薬をたくさん持ってくる方もいるようです。その薬には、飲み忘れたものや随分前にもらった薬もとりあえず持ってきたというパターンもあるようです。

共感ポイント⑧インフルエンザの時期は忙しい

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ8つめは『インフルエンザの時期は忙しい』です。インフルエンザの時期は、病院が多忙になるのですが、薬剤師も同様なようです。抗インフルエンザ薬には様々な種類があることや、種類によっては投薬指導に時間が取られたりしてしまう為忙しいようです。

共感ポイント⑨ガン患者への服薬指導

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ9つめは『ガン患者への服薬指導』です。日本人の2人に1人が生涯でガンになるというほど、多くの方が苦しめられている病。そんなガン患者への服薬指導は難しいそうです。さらに、どんどん弱って行く患者の姿にメンタルをやられてしまう薬剤師も少なくないようでした。

共感ポイント⑩薬剤師になってからの方が長い

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ10個目は『薬剤師になってからの方が長い』です。「薬剤師としての行き方を自分で見つけ出さなきゃならない」と、『アンサングシンデレラ』の葵みどりも言っていましたが、薬剤師になると奮闘してきた期間より、薬剤師になってからの方が長いものです。だからこそ、薬剤師になってからの悩みも尽きません。

共感ポイント⑪院内規定を気にしない医者がいる

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ11個目は『院内規定を気にしない医者がいる』です。院内規定を無視したり、そもそも覚えていない医者がいるのも事実なようで、しつこく通達しなければならないケースもあるそうです。

共感ポイント⑫出産は難しい問題

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ12個目は『出産は難しい問題』です。妊娠を継続するのも奇跡の連続です。そして、出産は命がけです。そんな出産だからこそ、患者によって様々な背景が出てきてしまうのは当然で、とても難しい問題です。薬剤師だけではなく医者や看護師も、出産の難しさには常日頃から気を配っているようです。

共感ポイント⑬薬剤師によるバイタルチェック

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ13個目は『薬剤師によるバイタルチェック』です。医者や看護師がバイタルチェックを行うことが多いものですが、病院では薬剤師がバイタルチェックを行うこともあるそうです。

共感ポイント⑭インスリン治療

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想は?共感ポイントを解説まとめ14個目は『インスリン治療』です。インスリン注射とは、糖尿病の方が血糖値を正常にするための注射なのですが、そんなインスリン治療では、血糖値を安定させるために処方通りに薬を服用することで重要なので、糖尿病患者にとっては薬剤師との信頼関係を築くことも重要であるようです。

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アンサングシンデレラの原作漫画の面白い魅力

2020年7月〜9月にかけて実写ドラマ化された『アンサングシンデレラ』ですが、ドラマ化よりも原作漫画が面白いと読者たちの間では話題になっているようです。お次は、そんな『アンサングシンデレラ』の原作漫画の面白い魅力についてチェックしてみましょう。

面白い魅力①まっすぐな主人公

『アンサングシンデレラ』の原作漫画の面白い魅力・評価1つめは、『まっすぐな主人公』です。『アンサングシンデレラ』の主人公である葵みどり。原作漫画では薬剤師2年目という設定です。そんな新米薬剤師ですが、葵みどりは患者と正面から向き合うことを信念にしている薬剤師です。

患者に対しては親身に接して他愛のない世間話にも嫌な顔1つ見せずに応じる温かい薬剤師です。それに加えて、患者と正面から向き合うことを信念にしているため、一人一人の患者にまっすぐです。そんなまっすぐな性格の主人公は魅力的であり、『アンサングシンデレラ』という作品の魅力を一層引き立ててくれています。

面白い魅力②薬剤師という仕事がわかる

『アンサングシンデレラ』の原作漫画の面白い魅力・評価2つめは、『薬剤師という仕事がわかる』です。医者や看護師を主人公とする漫画やドラマは数多くあります。しかし、『アンサングシンデレラ』は、薬剤師という職業をメインテーマにしているのも面白さの一つでしょう。医者や看護師よりも仕事内容がわかりにくい薬剤師ですから、薬剤師の職業についても学べるのが面白い魅力でもあります。

面白い魅力③患者とのふれあい

『アンサングシンデレラ』の原作漫画の面白い魅力・評価3つめは、『患者とのふれあい』です。薬剤師2年目の新米薬剤師・葵みどりですが、患者と正面から向き合うことを信念に日々の業務に取り組んでいます。まっすぐに患者と向き合う葵みどりと、患者のふれあいには様々なことを考えさせられます。

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アンサングシンデレラのドラマはひどい?つまらない?

『アンサングシンデレラ』は2020年7月〜9月にかけて実写ドラマ化されましたが、そんな実写ドラマ版がひどい・つまらないという声続出という残念な結果となっているようです。『アンサングシンデレラ』の実写ドラマ版がひどい・つまらないと言われている理由はなぜなのでしょうか?お次は、『アンサングシンデレラ』の実写ドラマ版がひどい・つまらないと言われている理由をチェクしてみましょう。

アンサングシンデレラがドラマ化

『アンサングシンデレラ』は2020年7月16日〜9月24日にかけてフジテレビ系・木曜劇場にて実写ドラマ化されました。当初は4月9日スタートの予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により撮影スケジュールに多大な影響が出たことからドラマ放送開始が延期となり、夏ドラマとして放送されることになりました。そんな『アンサングシンデレラ』の実写ドラマにて主演を務めるのは石原さとみです。

アンサングシンデレラのドラマがひどいといわれる理由

理由①主演の石原さとみの演技

『アンサングシンデレラ』の実写ドラマがひどいといわれる理由1つめは、『主演の石原さとみの演技』です。『アンサングシンデレラ』の実写ドラマでは石原さとみが主演を務めたのですが、石原さとみの演技が下手くそすぎるという声からドラマ版がひどいと酷評されているようです。リアルさを求める医療ドラマだからこそ、キャストのネームバリューよりも実力で選んで欲しかったという声も続出していました。

理由②現実離れした設定

『アンサングシンデレラ』の実写ドラマがひどいといわれる理由2つめは、『現実離れした設定』です。ドラマ版での、萬津病院は外来1200人に対して薬剤師が10人しかいないというかなり現実離れした設定です。人手が明らかに足りていないはずなのに、調剤で忙しい時に患者さんを探し回っていたりと、とにかくリアルさがなさすぎるとがっかりしている視聴者は多いようでした。

理由③登場人物を深堀していない

『アンサングシンデレラ』の実写ドラマがひどいといわれる理由3つめは、『登場人物を深堀していない』です。原作漫画の『アンサングシンデレラ』では医者や看護師も多数登場するのですが、ドラマ版では医者や看護師はほぼ登場しません。『アンサングシンデレラ』の面白さには登場人物の深堀も一つの魅力なのですが、ドラマ版は登場人物を深堀せず、魅力ある登場人物が残念なキャラクターになっているのもひどいと言われています。

アンサングシンデレラに関する感想や評価

薬剤師にスポットを当てた漫画『アンサングシンデレラ』。そんな『アンサングシンデレラ』に対して、世間の人々は一体どのような評価・感想を抱いているのでしょうか?最後に、『アンサングシンデレラ』に対する世間の人々の評価や感想をチェックしてみましょう。

こちらの方は『アンサングシンデレラ』に対して、「ドラマがひどいので原作全部読んでみたけど、とても良い内容。石原さとみありきな脚本や設定はよろしくない。もうちょっと若手でうまい役者でNHKがじっくり作ってくれてたらなあ〜(透明なゆりかごのように)なんとももったいない。」と評価・感想ツイートしています。実写ドラマ版は石原さとみありきな設定や脚本となっていると感じる方も多いようでした。

こちらの方は『アンサングシンデレラ』に対して、「アンサングシンデレラ、原作面白いのにドラマくそイライラする」と評価・感想ツイートしています。原作漫画は現場に忠実であるため面白いと評価する方も多いようですが、ドラマ版では現実離れした設定が多くてイライラするという方も少なくないようでした。

こちらの方は『アンサングシンデレラ』に対して、「アンサングシンデレラ(漫画)めっちゃ勉強になるー。読んだだけで勉強した気になる」と評価・感想ツイートしています。『アンサングシンデレラ』では医療系と無関係な素人でもわかるように詳しく描写されているため、勉強になるという声も多いようでした。

アンサングシンデレラの評価まとめ

『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読んだ感想や評価まとめについてはいかがでしたか?『アンサングシンデレラ』の原作漫画を現役病院薬剤師が読むと、かなり多くの共感ポイントがあるようで、原作漫画がいかに現場に忠実に作られているかが分かるものとなりました。現役病院薬剤師も絶賛の『アンサングシンデレラ』、ぜひチェックしてみてくださいね!

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