2021年08月19日公開
2021年08月19日更新
【シャドーハウス】エドワードの正体は特別な生き人形?目的や能力をネタバレ解説
漫画シャドーハウスに登場するキャラクターの1人・エドワード。漫画シャドーハウスに登場するエドワードとは生き人形の主人公・エミリコの「お披露目」で試験管を務めたキャラクターであり、「こどもたちの塔」の管理者を担当しています。その正体は生き人形と一体化したシャドーとなっており、2つの顔を入れ替える能力を持っています。作中でエドワードは自身を特別な生き人形と称し、ある目的のために行動しています。本記事ではそんなエドワードについて正体や能力、目的などをネタバレ紹介していきます。
目次
シャドーハウスのエドワードとは?
シャドーハウスの作品情報
2021年8月現在、「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画シャドーハウス。「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画シャドーハウスとは「シャドー一族」という顔の無い一族と顔の代わりの「生き人形」の姿を描いたゴシック・ミステリー作品であり、2021年の4月に行われたアニメ化によって高い人気を博しています。その人気は日本以外に広まっており、フランスや韓国、スペインといった国でも非常に高く評価されています。
そんな漫画シャドーハウスにはエドワードというキャラクターが登場しています。漫画シャドーハウスに登場するエドワードとは「特別な生き人形」を語る「こどもたちの塔」の管理者であり、作中でエミリコの「お披露目」の試験管を務めています。その正体は生き人形と一体化したシャドーであり、ある目的のためにシャドー家内で暗躍しています。本記事ではそんなエドワードについて正体や能力、目的などをネタバレ紹介していきます。
シャドーハウスの概要
ではエドワードの正体や能力、目的などをネタバレ紹介する前に、エドワードが登場する漫画シャドーハウスの作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にネタバレ紹介していきます。エドワードが登場するシャドーハウスとは日本の漫画家・ソウマトウが描く漫画作品です。ソウマトウが描く漫画シャドーハウスは2018年の9月に「週刊ヤングジャンプ」で連載がスタートし、約3年経った2021年8月現在も同誌で連載が続いています。
2021年8月現在も連載が続く漫画シャドーハウスは貴族の真似事をする顔のない「シャドー一族」の下で困難を乗り越える「生き人形」の主人公・エミリコの姿を描いた作品であり、これまで合計8巻の単行本が刊行されています。そんな漫画シャドーハウスは全世界で非常に高く評価されており、フランスやスペインなどの国で書籍が刊行されています。この人気から漫画シャドーハウスは2021年の4月にアニメ化されることになりました。
シャドーハウスのあらすじ
漫画シャドーハウスの舞台となる不思議な洋館「シャドーハウス」には「シャドー一族」という貴族の真似をしている顔の無い一族が住んでいました。この「シャドー一族」は「生き人形」という子供を利用し、存在しない自分の顔の代わりにしていました。そんな「シャドーハウス」で暮らす「生き人形」のエミリコは仕える「シャドー一族」のケイトと共に、「お披露目」を乗り越えて成人します。そしてエミリコは館の秘密を知ることになるのでした。
エドワードのプロフィール
本記事で正体や能力、目的などをネタバレ紹介するエドワードとは漫画シャドーハウスに登場するキャラクターの1人です。漫画シャドーハウスに登場するエドワードとは「おじい様と共にある塔」に住んでいるキャラクターであり、派手なスーツ姿と灰色の癖毛が特徴となっています。派手なスーツを着用しているエドワードは普段「おじい様と共にある塔」に住みながら、子供の生き人形達が暮らす「こどもたちの塔」の管理者を務めています。
「こどもたちの塔」の管理者を担当するエドワードは全て思い通りにならないと気が済まない完璧主義者であり、ネチネチとした性格だとライアンに評されています。エドワードはある正体を隠しており、自身のことを「特別な生き人形」と語っています。そんなエドワードは漫画シャドーハウスの作中でエミリコやケイト達の「お披露目」の試験管を担当しました。その後エドワードは正体を明らかにし、ある目的を抱いていることが判明しました。
シャドーハウスのエドワードの正体と目的・能力
ネタバレ①エドワードの正体は特別な生き人形?
ではここからは漫画シャドーハウスに登場するエドワードの正体や目的、能力についてネタバレ紹介していきます。上述でご紹介した通りエドワードは漫画シャドーハウスの作中で自身を「特別な生き人形」と称してます。この「特別な生き人形」とはエドワードの正体に大きく関係しています。当初エドワードは普通の生き人形と思われていました。しかしエドワードの正体は普通の生き人形ではなく、生き人形とシャドーが一体化した存在です。
漫画シャドーハウスに登場する「シャドー一族」は顔の無い人間であり、生き人形を自身の顔の代わりとしています。実は「シャドー一族」のシャドー達は「お披露目」で成人すると、自身が抱えている生き人形と一体化します。「お披露目」を終えて成人となったシャドー達は生き人形と一体化したことを隠しており、「こどもたちの塔」に入れなくなります。そのため正体が一体化した存在のエドワードは自身を「特別な生き人形」と称していたのです。
ネタバレ②一体化とは?
上述でご紹介した通り、漫画シャドーハウスに登場するエドワードの正体は生き人形とシャドーが一体化した存在です。それではエドワードの正体である一体化について詳しく見ていきましょう。「シャドー一族」のシャドー達は1人1体の生き人形を抱えており、自身の表情を作らす訓練をさせて顔の代わりとします。この生き人形の訓練はシャドーが成人する「お披露目」のためのものであり、出来ない生き人形は処分されてしまいます。
生き人形に適性があるとシャドーは「お披露目」という儀式を行い、それを終えることで成人します。そして成人となったシャドーは自身の生き人形と一体化し、顔を具現化することが可能になります。この一体化はシャドーと生き人形が「完成の箱」という緑色の箱に入り、繭を作ったシャドーが生き人形を乗っ取る儀式を指す用語です。一体化を終えると生き人形は死亡します。また一体化に失敗するとシャドーと生き人形が死んでしまいます。
ネタバレ③エドワードの目的
正体がシャドーと生き人形が一体化した存在のエドワード。そんなエドワードは漫画シャドーハウスの作中である目的を達成するために行動しています。その目的とはアイリーンやジェラルドと一緒に「偉大なるおじい様」の側近になることです。エドワードが側近になりたいと願う「偉大なるおじい様」とは「シャドー一族」の当主にあたる謎多きキャラクターであり、かつて「シャドーハウス」を作った存在だと作中内でいわれています。
「シャドーハウス」を作った功績や絶大な権力から「偉大なるおじい様」は生き人形達に「シャドーハウスの王」や「偉大なる創造主様」、「生き人形の生みの親」と呼ばれています。残念ながらエドワードは「おじい様と共にある塔」であまり階級が高くありません。しかしエドワードは側近になる目的を叶えるため、最高の権力を持った3階のシャドーを蹴落とそうと考えています。ただエドワードは異常なほど権力を欲している欲深き存在です。
実際エドワードは漫画シャドーハウスの作中で「偉大なるおじい様」の側近になるため、「お披露目」に力を費やしています。なのでエドワードの本当の目的は「偉大なるおじい様」の側近になることではなく、「偉大なるおじい様」になることだと考えられます。しかしエドワードが本当にそれを目的にしているかは分かっていません。おそらくエドワードの目的については今後の漫画シャドーハウスの展開で明らかになることでしょう。
ネタバレ④エドワードのすす能力
漫画シャドーハウスに登場する「シャドー一族」のシャドー達はすすを使う能力を持っています。シャドー達のすす能力とはシャドーの身体から発せられる黒い物体であり、物体の破壊や相手の精神の支配といった能力があります。この能力はシャドーによって違い、多数のすすを出すシャドーほど高く評価されています。「お披露目」を終えて成人したシャドーはより強い能力を使用出来ると考えられており、作中内で「すす能力」といわれてます。
漫画シャドーハウスに登場するエドワードは生き人形とシャドーが一体化した存在であるため、「すす能力」を使用することが出来ます。エドワードの「すす能力」は音波の操作であり、空気の振動で音を操って相手の耳にダメージを与える能力が使えます。また音を操って声を変える能力も兼ね備えています。漫画シャドーハウスの作中でエドワードはこの「すす能力」を使い、マリーローズとローズマリーの2人を戦闘不能にしました。
シャドーハウスのエドワードの前任者・トマスとは?
ネタバレ①トマスとは?
ではここからは漫画シャドーハウスに登場するエドワードの前任者についてネタバレ紹介していきます。上述でご紹介した通りエドワードは「こどもたちの塔」の管理者を担当しているキャラクターです。しかしエドワードは元々「こどもたちの塔」の管理者ではありませんでした。エドワードの前に「こどもたちの塔」の管理者だったのはトマスです。トマスとは「おじい様と共にある塔」の2階に住む住人であり、カイゼル髭が特徴となっています。
カイゼル髭が特徴のトマスは古くから「こどもたちの塔」の管理者を務めており、「おじい様と共にある塔」で絶大な影響力を持っています。しかしトマスは「お披露目」で高い評価を得たエドワードにより、「こどもたちの塔」の管理者を下ろされてしまいました。そのためトマスは「こどもたちの塔」の管理者を奪ったエドワードを憎んでおり、エドワードの失敗で再度「こどもたちの塔」の管理者になることを心から願い続けています。
ネタバレ②2階でのトマスの影響力
漫画シャドーハウスに登場するエドワードは古くから「こどもたちの塔」の管理者を担当していたので、エドワード以上の影響力を「おじい様と共にある塔」の2階で持っています。そのため「おじい様と共にある塔」に住むシャドーの大半がトマスの味方であり、エドワードは非常に不利な状況にあります。実際「シャドー一族」のバーバラはトマスの力によって星つきのシャドーとなったので、エドワードの言うことを聞く気を一切持っていません。
この味方のいない状況の中でエドワードが失敗を犯すと、すぐに「こどもたちの塔」の管理者という地位を下ろされてしまいます。「偉大なるおじい様」の側近を目的とするエドワードにとって、それは絶対に許されないことです。このことからエドワードは漫画シャドーハウスの作中でトマスという存在に頭を悩まされてしまっています。おそらく今後、エドワードは敵対しているトマスと何らかの衝突を起こすことになるでしょう。
シャドーハウスのエドワードのアニメ声優
羽多野渉のプロフィール
アニメシャドーハウスでエドワードを演じたのは日本の男性声優である羽多野渉です。エドワードを演じた羽多野渉とは2001年にデビューした声優であり、2021年8月現在81プロデュースに所属しながら歌手としても活動しています。2001年にデビューした羽多野渉は2010年に「フェアリーテイル」のガジルを演じて一躍ブレイクし、これまで「黒子のバスケ」や「ダイヤのA」といった人気アニメ作品に数多く出演しています。
羽多野渉の主な出演作品
- 2008年のアニメ「乃木坂春香の秘密」:綾瀬裕人役
- 2010年のアニメ「フェアリーテイル」:ガジル・レッドフォックス役
- 2012年のアニメ「ヨルムンガンド」:ルツ役
- 2013年のアニメ「ダイヤのA」:増子透役
- 2014年のアニメ「黒子のバスケ」:実渕玲央役
- 2016年のアニメ「信長の忍び」:織田信長役
- 2015年のゲーム「あんさんぶるスターズ!」:乙狩アドニス役
シャドーハウスのエドワードに関する感想や評価
夏季アニメで好きなキャラクターはかげきしょうじょの山田さんとたんもしのシエスタですが、春アニメで一番好きなキャラクターはシャドーハウスのエドワードです pic.twitter.com/9TV9YzB21y
— dene (@Brotherhood252) August 3, 2021
漫画シャドーハウスに登場するエドワードに関する感想ではエドワードが好きといった感想が多く寄せられていました。漫画シャドーハウスに登場するエドワードは目的のためならどんなことでもする生粋の悪役キャラクターです。この見事な悪役ぶりからエドワードはシャドーハウスの漫画及びアニメファンに非常に高い人気を博しています。
エドワードほんと嫌いなんだけどw、この感じじゃ2期もいろいろ仕掛けてきそうだね…🥺🥺🥺💦 #シャドーハウス
— すみこ (@sumikoe_) July 3, 2021
漫画シャドーハウスに登場するエドワードに関する感想ではエドワードが嫌いといった感想も多く寄せられていました。漫画シャドーハウスに登場するエドワードは生粋の悪役であり、好き嫌いが漫画シャドーハウスファンの中で見事に分かれています。しかしこの悪役っぷりはエドワードの大きな魅力の1つといえるでしょう。
シャドーハウスのアニメ続き見てる
— 柚智 (@e_l_i_01) August 8, 2021
エドワードエンディング怖い
漫画シャドーハウスに登場するエドワードに関する感想ではアニメ版のエドワードに注目する感想も多く見受けられました。2021年の4月から7月にかけて放送された漫画シャドーハウスのアニメはエドワードにスポットが当てられています。そのためか、アニメシャドーハウスの最終回はエドワードエンドで終わっています。このエドワードエンドは多数の視聴者を驚かせました。
シャドーハウスのエドワードまとめ
本記事では漫画シャドーハウスに登場するエドワードについて正体や能力、目的などをネタバレ紹介しました。正体がシャドーと生き人形が一体化した存在のエドワードは強力な「すす能力」を持った野心家であり、「偉大なるおじい様」の側近になるため出世街道をひた走っています。おそらく今後エドワードは「偉大なるおじい様」の側近になる目的のため登場回数がもっと増えると考えられるので、読者の方はご注目下さい。