ザ・ファブルが面白い理由は？あらすじ・登場人物や笑いのポイントを解説

あらすじ・登場人物・面白いシーンを知る前に、まずは「ザ・ファブル」の基本情報を紹介していきます。ザ・ファブルは2014年から2019年まで「週刊ヤングマガジン」で連載されていた漫画で、2021年の7月から第2部がスタートしています。原作者の南勝久は1999年から活動している漫画家で、「ナニワトモアレ」という作品も発表しています。

ザ・ファブルの主人公は凄腕の殺し屋として暗躍していましたが、名が知られ過ぎた事でボスから1年間の殺しを禁止されています。また1年間一般人として普通に暮らす事が決まったため、佐藤明という偽名を使って大阪に移住しています。ですが職場で出会った清水岬がトラブルに巻き込まれたため、殺し屋のスキルを使って清水岬を悪人から救出しています。

あらすじを知った後は、漫画「ザ・ファブル」の面白い魅力・面白いシーンを一覧で紹介していきます。ザ・ファブルはバイオレンスな印象がある作品ですが、作中では独特な笑いが描かれています。

漫画「ザ・ファブル」の登場人物はかなり独特な性格をしています。主人公・佐藤明は凄腕の殺し屋として暗躍していましたが、普通の生活レベルは一般人以下というギャップを見せています。また殺し屋・ヤクザ・知能犯などの様々な悪人が登場している事もザ・ファブルが面白いポイントです。

漫画「ザ・ファブル」ではあからさまに「読者を笑わせよう」という描写は少なく、シュールな笑いで読者を楽しませています。作中には「ジャッカル富岡」という二流芸人が描かれていますが、笑いのポイントが独特な佐藤明はジャッカル富岡を気に入っています。また佐藤明に心酔しているキャラクターが真似をして骨を折るなどの面白いシーンが描かれています。

ザ・ファブルの主人公・佐藤明は一般人を瞬殺できる強さを持っていますが、ボスから一般人として生きる事を命令されているため、チンピラに絡まれた時にはわざと攻撃を受けていました。その時にはオーバーリアクションにならないように攻撃を受けて鼻血を出していたため、佐藤明という殺し屋の凄さが良く分かりました。

佐藤明は一般人として生きられるように努力していますが、パートナーの佐藤洋子はとにかく暇を持て余しています。そのためバーでナンパしてきた男を泥酔させるという暇潰しを楽しんでいます。そんな佐藤洋子の独特な遊びもザ・ファブルの面白いポイントと言われています。

佐藤明は戦闘能力を封印していましたが、清水岬が拉致された事で本気を出しています。その時には同業者を瞬殺するという凄まじい強さを見せていました。また集中する時には「しゃくれ顔で額をトントン」しているため、強さと集中方法のギャップがとても面白いキャラクターです。

あらすじや面白い魅力・シーンを知った後は、漫画「ザ・ファブル」の登場人物を一覧で紹介していきます。前述したようにザ・ファブルでは風変わりな登場人物が描かれています。登場人物のプロフィールや活躍をまとめていきます。

佐藤明は本作の主人公で、「どんな相手でも6秒で殺せる」という能力を持つ殺し屋です。本名は不明で、一般人として暮らすためにボスから佐藤明という名前を与えられています。幼少期から組織で殺し屋の訓練を受けているため、普通の暮らしが理解できずに戸惑う姿が描かれています。また普段は温厚な性格をしているため、作中では「もう人を殺したくない」と発言しています。

佐藤洋子は佐藤明の仕事上のパートナーで、本名は不明です。瞬間記憶能力を持っており、その能力に目を付けた組織に両親を殺害されています。基本的には佐藤明の運転手などのサポートを行っていますが、自身も一般人以上の戦闘能力を持っています。一般人として暮らし始めてからは暇を持て余しているため、バーで言いよってきた男を泥酔させるという遊びを楽しんでいます。

清水岬は「デザイン企画有限会社オクトパス」の従業員で、父親が残した借金を返済するためにアルバイトを掛け持ちしています。わざとチンピラに殴られて鼻血を出していた佐藤明と出会っており、その時にハンカチを渡しています。その後、家の近所で佐藤明と再会しており、仕事を探していた佐藤明に自身が働く会社を紹介しています。

田高田は「デザイン企画有限会社オクトパス」の社長す。酒豪で面倒見が良い性格をしており、佐藤明と清水岬を恋人関係にしようとしています。真面目で面白い性格をしている佐藤明を気に入っており、隠していた戦闘能力を瞬時に見抜いています。佐藤洋子との飲み比べには負けているため、佐藤洋子の方が酒は強いようです。

海老原は真黒組の若頭で、佐藤明と佐藤洋子の境遇を知る数少ない人物です。人を殺してきた佐藤明を嫌悪していましたが、普段は優しい性格をしていると知って考えを改めています。作中では組長の浜田広志が暗殺されているため、海老原が新しい組長に就任しています。また佐藤明に車を貸していますが、スクラップになって返ってきました。

ボスは佐藤明・佐藤洋子が所属している組織のトップで、本名は不明です。世の中には出回っていないテクノロジーを使って稼業を行ってきましたが、稼業を畳む事を決めて佐藤明の殺し屋スキルを落とそうとしています。そのため人を殺せなくなった佐藤明に「合格」と言っています。

あらすじ・面白いシーン・登場人物を知った後は、ザ・ファブルの実写映画を紹介していきます。実写映画の概要や原作漫画との違いをまとめていきます。ザ・ファブルは原作漫画だけでなく実写映画も面白いと言われているようです。

前述したように「ザ・ファブル」は2014年から2019年まで連載されていた漫画が原作で、2019年と2021年に実写映画が公開されています。主人公・佐藤明役には岡田准一、パートナーの佐藤洋子役には木村文乃が起用されています。実写映画「ザ・ファブル」の興行収入は公開10日目で7億円を記録しているようです。

実写映画「ザ・ファブル」の大筋のストーリーは原作漫画と同じですが、清水岬が拉致された時にヤクザの小島も拉致されています。また原作漫画の殺し屋・フードは佐藤明に瞬殺されていますが、実写映画では佐藤明を追い詰める活躍を見せています。凄腕の殺し屋のアザミやユーカリは登場していないため、実写映画の3作目が制作される可能性もあります。

登場人物のプロフィールや実写映画と原作漫画の違いを知った後は、ザ・ファブルに関する感想を紹介していきます。ザ・ファブルは2021年7月時点で累計発行部数900万部を突破している作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した面白い魅力・シーンに関する感想をまとめていきます。

漫画「ザ・ファブル」は殺し屋のバイオレンスアクションがメインのストーリーですが、時折キャラクターたちのシュールなギャグが描かれています。そんなアクションとギャグのギャップが面白いという感想や、佐藤明が集中する時の顔が面白いという感想が挙がっているようです。

ザ・ファブルの主人公・佐藤明は圧倒的な強さを持つキャラクターのため、読者から強すぎるという感想が挙がっているようです。また殺し屋とは思えない正義感を持っているため、かっこいいという感想も挙がっているようです。そんな佐藤明の過去や幼少期を知りたいという声も挙がっているようです。

本記事で紹介したようにザ・ファブルの佐藤洋子はナンパ男を泥酔させるという暇潰しを楽しんでいます。ある意味では女性を食い物にしている男に制裁を加える勧善懲悪のため、佐藤洋子のサイドストーリーも面白いという感想が挙がっているようです。

本記事では漫画「ザ・ファブル」の面白い魅力・シーンを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ザ・ファブルでは殺し屋の勧善懲悪という独特なストーリーが描かれているため、他の作品にはない設定が人気の理由のようです。そんな本作を読んだ事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。