2021年07月29日公開
2021年07月29日更新
【ソマリと森の神様】アニメの評価・感想は?ゴーレムと人の子の親子愛を描いた感動作
「ソマリと森の神様」は人間の子・ソマリと人間ではない種族・ゴーレムが旅をする物語です。今回は「ソマリと森の神様」のアニメについての感想・評価を紹介します。アニメ「ソマリと森の神様」は2020年に全12話放送され、最終回の親子愛に感動したという感想・評価が寄せられており、その魅力を紹介します。また、逆に面白くない・つまらないという声もあり、そのように思われる理由も見ていきます。
目次
ソマリと森の神様はゴーレムと人の子の親子愛を描いた感動作
ソマリと森の神様の概要
「ソマリと森の神様」は、2015年から暮石ヤコによって「WEBコミックぜにょん」で連載が開始。2019年に休載となるまで配信され、2020年に作品の終了が公表されました。コミックは6巻まで発売されています。2020年1月からアニメ放送が始まり、同年3月までTOKYO MX他にて全12話が放送されました。
ソマリと森の神様のあらすじ
世界は人間ではない異形・異種類の者たちが支配するようになり、人間は虐待され、迫害を受けています。ある時、人間の子・ソマリはたった一人で森の中に取り残されてしまいます。森の中には、森を守護する種族・ゴーレムがおり、ソマリを見つけたゴーレムは、ソマリを人間の手に返してあげようと考えます。ここから、人間の子・ソマリと人間ではないゴーレムとの旅が始まります。
ソマリと森の神様は面白い?魅力を紹介
アニメ「ソマリと森の神様」は人間の子・ソマリと森を守護する種族・ゴーレムが出会い、共に旅をする中で心を通わせていく物語です。ここからは、ソマリと森の神様の面白い魅力について、いくつか紹介していきます。
面白い魅力①親子愛
アニメ「ソマリと森の神様」の面白い魅力の一つは親子愛です。異形の者が支配する世界では人間は虐待され、迫害の対象となっていました。そんな中でゴーレムは人間の子どもであるソマリと出会いました。ソマリは初めて会ったゴーレムを「お父さん」と呼びかけ、ゴーレムはまだ小さいソマリを人間の元に戻してあげたいと考え、ここから二人の旅が始まりました。
旅を続ける中で、ソマリはゴーレムを慕い、「フィタの組みひも」を作ってあげると、お返しにゴーレムもソマリにこの組みひもを贈るなど、ソマリの気持ちに応えるようになります。人間とは違う種族であるゴーレムは無愛想な所がありますが、次第に二人の心は通い合うようになります。互いに信頼し合い、思い合う姿はまるで本当の親子のようです。
面白い魅力②ファンタジーの世界観
アニメ「ソマリと森の神様」の面白い魅力の二つ目は、ファンタジーの世界観です。「ソマリと森の神様」は人間とは違う様々な種族が登場します。ソマリと旅をすることになった森の守護をする種族であるゴーレムをはじめ、魔女、鬼といったキャラクターたちがソマリの旅に関わってきます。
さらに、彼らの生きる世界がおとぎの国のようなファンタジックな絵で表現されているのも魅力だと言われています。物語についても、特に手に汗握るような緊迫感などはほとんどありませんが、異なった種族のものたちが心を通わせていく、心癒されるファンタジーの世界を感じることができます。
面白い魅力③ソマリの笑顔
アニメ「ソマリと森の神様」の面白い魅力の三つ目は、ソマリの笑顔です。ゴーレムは元々感情を持ち合わせていない者でした。しかし、自分に向けるソマリの笑顔を見ていくうちに、ゴーレムにも感情が芽生えていきます。最終回ではゴーレムは自身の感情を素直に表すようになりました。ソマリの笑顔はゴーレムに感情を芽生えさせるほどの魅力があるということです。
ソマリと森の神様が面白くない・つまらないという評価の理由
ここまで、アニメ「ソマリと森の神様」の面白い魅力について、ソマリとゴーレムの親子愛、ファンタジーの世界、ソマリの笑顔というこれら3つの面白い魅力について見てきました。このように面白い魅力のある「ソマリと森の神様」ですが、実は面白くない・つまらないという評価があるということです。ここでは、その評価の理由について見ていきます。
面白くない理由①魔法使いの嫁に似ている?
「ソマリと森の神様」が面白くない、つまらない理由は、この物語が「魔法使いの嫁」を彷彿とさせると言われていることです。「魔法使いの嫁」も人間と人間ではないもの(魔法使い)が関わることによって、それぞれの感情に変化が訪れる様が描かれています。「ソマリと森の神様」も人間であるソマリと関わることでゴーレムに感情が芽生えます。
このように「ソマリと森の神様」は、どこかで見たような設定、物語だと思わせてしまい、強く印象に残らないところが、面白くない・つまらない理由です。
面白くない理由②最終回のラストシーン
「ソマリと森の神様」が面白くない、つまらない理由は、最終回のラストシーンにあるということです。最終回の内容を見てみると、自分の命が長くないと悟ったゴーレムが、ソマリとの別れを決意します。そっとソマリのもとを離れたゴ―レムが一人、森の湖で佇んでいると、ソマリが追いついてきました。これ以上、ソマリと旅を続けることはできないというゴーレムに、ソマリはこれまでの思い出を涙ながらに語るのでした。
ソマリの必死な姿に、ソマリと一緒にいたいという想いを溢れさせるゴーレム。感情を表すことがなかったゴーレムが、ようやく自分の感情を素直に表したシーンとなりました。そして、ソマリとゴーレムは本物の親子のような固い絆を確かめ合い、再び二人で旅に出るのでした。
以上が「ソマリと森の神様」の最終回ですが、ゴーレムに残された命のこと、ソマリの親を探すこと、または人間のもとに戻してあげることなどが、解決することなく最終回・ラストシーンを迎えています。その後ゴーレムは死亡してしまうのか、ソマリはその時どうなるのか、人間に会うことができるのかなど、何一つ示されていません。そこが、面白くない・つまらない理由だということです。
面白くない理由③作画のクオリティ
「ソマリと森の神様」が面白くない、つまらない理由の最後は、アニメの作画のクオリティが低いということです。原作漫画の透き通るような雰囲気や繊細で緻密な作画が、アニメでは全体的に硬い印象になっており、そこが残念だと言われています。特に、ゴーレムが暴走するシーンの絵や動きがぎこちなかったということです。
「ソマリと森の神様」の面白くない・つまらない理由は、どこかで見たような設定、物語であるということ、最終回・ラストシーンが中途半端に終わってしまったという印象であること、さらに、アニメの作画のクオリティが低いということでした。ここまで「ソマリと森の神様」の面白くない・つまらない理由について見てきました。
ソマリと森の神様の主題歌一覧
ありがとうはこっちの言葉
アニメ「ソマリと森の神様」の主題歌・オープニングテーマは、タイトル「ありがとうはこっちの言葉」です。歌唱・作曲は森山直太朗、作詞・御徒町凧、編曲・河野圭です。
ココロソマリ
アニメ「ソマリと森の神様」の主題歌・エンディングテーマは、タイトル「ココロソマリ」です。歌唱・作詞は水瀬いのり、作曲・櫻澤ヒカル、編曲・白戸佑輔です。
ソマリと森の神様のアニメに関する感想や評価
ここまで、アニメ「ソマリと森の神様」の面白い魅力と、面白くない・つまらない理由について紹介してきました。ここからは、アニメ「ソマリと森の神様」についての感想・評価を紹介します。
「#ソマリと森の神様」
— アンチョビ (@Chobee0820) January 11, 2021
純粋な瞳に映る旅模様を描いた暖かい作品ですね☀️
ソマリが旅で様々な現実を知りゴーレムが旅の中で父親として成長していく、そんな二人を見てこのままの関係が続いたらという感じで作品に入り込んでいきました✨
感動するのは観る前からわかってましたがその通りでしたね🌟 pic.twitter.com/QROL87Bkzn
アニメ「ソマリと森の神様」はソマリとゴーレムの旅が描かれていますが、道中で出会う様々な異なる種族と関わる中で、ソマリもゴーレムも成長していきます。二人の関係がずっとこのまま続いてくれたらと感じたということと、とても暖かい作品だという感想・評価です。
ソマリと森の神様最近見始めたんだけど、めっっちゃ感動する…😭
— るりあの呟き部屋@フォロバ100 (@RRA_ruria) June 2, 2021
基本的に戦闘アニメを多く見てたんだけど、癒し系も好きになった…あとソマリちゃん可愛い!#アニメ好きと繋がりたい#アニメ好きな人と繋がりたい#ソマリと森の神様 pic.twitter.com/IOnjg7Y2EQ
アニメ「ソマリと森の神様」に感動したことで、癒し系のアニメも好きになったということと、ソマリが可愛いという感想・評価です。
ソマリと森の神様最終回やっとみたよ🥺
— ELF (@elufu_x) March 31, 2020
親子の絆の凄さに気付かされる、感動アニメだった!
始まった当初から予想してた、「最終回絶対泣く」が的中しました笑
まじで号泣したぞ…😭
漫画も発売されてる分全部買ったし、改めて読み返そーう👍#ソマリと森の神様 pic.twitter.com/ZQKkdEAtUt
アニメ「ソマリと森の神様」の最終回は、去って行こうとするゴーレムに、これまでの思い出を語るソマリが感動的に描かれています。ソマリとゴーレムの親子の愛を感じさせるところが魅力だと言われていました。この最終回での親子の絆の凄さに感動したという感想・評価です。
ソマリと森の神様見終わった、、、
— シミー (@smiy_430) April 11, 2020
異種同士の親子関係、、、
だんだんと絆が深まっていくとても感動する話だった!
最終回は特に感動した、、、#ソマリと森の神様 pic.twitter.com/ULgvgji9Ks
アニメ「ソマリと森の神様」は、人間の子・ソマリと人ではない種族・ゴーレムが旅をするうちに、本当の親子のような絆が生まれていきます。二人の絆が深まっていく姿が感動的で、特に最終回に感動したという感想・評価です。
ここ最近、見る余裕の時間なくて見ていなかったアニメを観賞してるんだけどー昨日はソマリと森の神様を見て、めっちゃあ感動した..... 親子でこのアニメ見るの良いかもねっ(´- `*)✨#ソマリと森の神様大好きです pic.twitter.com/hI1lbf7NGQ
— ヨきりんチャン@サブ垢💞 (@W52zG3ErvFhq5dx) May 23, 2020
アニメ「ソマリと森の神様」は親子の絆、親子愛が描かれていますが、この物語に感動したということで、親子で観るほうが良いという感想・評価です。
ソマリと森の神様の評価まとめ
いかがでしたか?「ソマリと森の神様」の面白い魅力と、面白くない・つまらない理由をそれぞれ紹介してきました。面白い魅力として、親子の絆を感じられるところやファンタジーな世界観、ソマリの笑顔に心癒されるところが魅力として挙げられていました。また、面白くない・つまらない理由については、よくある設定だということと、最終回に何も解決していないこと、作画のクオリティが低いという声がありました。
ただし、ツイッターでの感想・評価では、アニメでのソマリの可愛さや、親子の絆が感動的で、特に最終回は感動したという感想・評価がありました。様々な感想や評価がありましたが、癒し系のアニメとも言われる「ソマリと森の神様」をぜひ、お楽しみください。