【ソマリと森の神様】アニメ最終回（12話）のあらすじ・結末は？感想もネタバレ

作者・暮石ヤコによる「ソマリと森の神様」は、コアミックスの動画配信サイト「WEBコミックぜにょん」で2015年から連載されていました。2019年に休載し、その後、作者の体調問題により2020年12月に連載の終了が発表されました。コミックは2019年に第6巻が発売されています。アニメ放送は、TOKYO MX他で2020年1月から3月まで全12話が放送されました。

アニメ「ソマリと森の神様」のあらすじを見ていくと、人外の者によって支配された地上世界では人間が迫害され、人類絶滅の危機にさらされてしまいます。そんな中、森の守護を務めるゴーレムが、人間の女の子・ソマリと出会います。これにより、滅亡した人間とゴーレムによる親子の絆が紡がれる旅がスタートするのでした。

「ソマリと森の神様」の最終回あらすじ、ソマリたちは人狩りたちの襲撃によって捕まってしまいました。ソマリを救うためにゴーレムは覚醒し、異様な姿となって暴走状態に陥ります。我を失っているゴーレムは、その場にいる者すべてに対して手当たり次第に襲いかかり、止めようとやってきたヤバシラにまで攻撃を加えていきます。たまらず逃げ出したローザと人狩りをゴーレムが追い詰めます。

そして、襲いかかろうとするところへ、ソマリがローザの前に立ちはだかります。ソマリはどのような姿になってもゴーレムを信じています。決してその場を離れようとしないソマリは「お父さん」と声をかけ続け、誰かを傷つけるのを見たくないと訴えるのでした。ソマリの必死な姿にゴーレムはようやく動きを止め、ソマリの頭を優しくなでると、意識を失って倒れました。

「ソマリと森の神様」の最終回あらすじ、森の中、意識を取り戻したゴーレムの側にはソマリがいました。ヤバシラに襲いかかったことを覚えていないゴーレムですが、その事を謝ります。ただソマリを守らなければという強い思いに駆られ、通常の力を超えた力を使ったゴーレムの体は、これまでになく損傷しており、左腕は失われてしまいました。

以前、ソマリがゴーレムに編んであげた「フィタの組み紐」が取れてしまっているのに気づいたソマリは、もう一度結んであげました。ゴーレムは、これほどまでに損傷した体では日常生活も思うようにいかないだろうと考え、また、今後、自分に残された時間はどれくらいあるのかさえも判断できません。ゴーレムはソマリとの時間がわずかであることを自覚し、別れの時がやがてやって来ると覚悟するのでした。

ゴーレムは確実に体が思うように動かなくなっています。その様子を見ていたシズノがゴーレムを呼び、二人で話します。ゴーレムは、自分に残された時間はわずかであること、やがて活動が止まってしまう時がくるとシズノに話します。ゴーレムは今後のために、ソマリを手放そうと思っているとシズノに伝えます。

「ソマリと森の神様」の最終回あらすじ、次の村に到着したソマリたち。村では収穫祭が行われており、村人たちは伝統の儀式を行っています。儀式では、光る花・カゼノリバナを村人たちが空に飛ばしています。こうすることで、亡くなった人々がその花の光を見つけて、魂となって愛する者のそばに帰ってくると信じているのです。しかし、ゴーレムはこの世の生物はみな、死んだら土に還っていくのだと言います。

お祭りを楽しむソマリ。ゴーレムはそんなソマリのために欲しいものは何でも買ってあげます。いつになく優しいゴーレムに、すっかり甘えん坊になったソマリ。広場では大道芸が始まります。たくさんの人だかりが出来ており、見ることができないソマリのためにゴーレムが抱き上げようとします。そこにヤバシラがやって来て、ゴーレムがソマリを抱きやすいようにサポートしてくれるのでした。

「ソマリと森の神様」の最終回あらすじ、祭りに夢中だったソマリが、ふとゴーレムに話しかけます。しかし、そこにいるはずのゴーレムがいません。シズノに言うと、彼女はゴーレムはもう帰ってこないかもしれないとソマリに告げます。ソマリはゴーレムの後を追い、森の湖でゴーレムを見つけました。湖の側にたたずむゴーレム。ソマリが近づこうとすると、ゴーレムに制止させられます。

ゴーレムはこの前のように、制御不能になった時、今度こそソマリを傷つけてしまうかもしれないと恐れているのです。ソマリが本当に別れることができるの？と尋ねると、自分にそんな感情などないと冷たく言います。しかし、ソマリはゴーレムの本当の気持ちが分かっています。ゴーレムにも感情があり、自分のことをとても大切に想ってくれていると、ソマリは切々と訴えるのでした。

「ソマリと森の神様」の最終回結末、ソマリは、これまでゴーレムがしてくれたことなど様々な思い出を、一生懸命語ります。ソマリの言葉を聞いているうちに、ようやく自分の感情をあらわにし、本当の気持ちを話し始めます。「ソマリと共にいたい、たとえ魂になっても…」と、想いのすべてを吐露するゴーレムは、ソマリを強く抱きしめます。親子の固い絆を確かめ合ったゴーレムとソマリは、再び旅を続けることになりました。

「ソマリと森の神様」2期制作の可能性に関する考察、1つ目は制作会社の状況です。「ソマリと森の神様」のアニメは、人気アニメ「マクロスΔ」などの制作で知られるアニメ制作会社「サテライト」が手掛けています。アニメ2期の制作について、サテライトが続編の制作を引き受ける可能性は高いと言われています。

その理由として、サテライトのここ最近のヒット作の少なさが挙げられており、もし「ソマリと森の神様」の2期の制作の依頼を受ければ、かなりの確率で引き受けてくれるだろうと予想されています。

「ソマリと森の神様」2期制作の可能性に関する考察、2つ目は原作ストックです。「ソマリと森の神様」はアニメ1期で、原作コミック1巻～5巻までを使用しました。そして、原作漫画はコミック6巻が2019年4月に発売されてから新刊が発売されていません。

2020年12月に連載の終了が公表されたことから、残りストックは1巻のみということになります。そのため、原作ストックの不足からアニメ2期制作の可能性は低いと考えられています。

「ソマリと森の神様」2期制作の可能性に関する考察、3つ目は円盤売り上げです。アニメの続編が作られるためには、円盤の売上は非常に重要な要素となっています。続編制作が決定されるために必要な枚数は、だいたい4000枚以上だと言われています。その理由は、円盤が4000枚以上売れると利益が出ることが多く、儲かる作品なら制作委員会が続編をつくろうという決定を下す可能性が高くなるようです。

それでは、アニメ「ソマリと森の神様」の円盤売上はどれくらいだったのでしょうか？上巻の時点で215枚となっており、円盤売上から考えると、アニメ2期制作は絶望的だと言われています。しかし、最近では円盤売上以外にも、収益源の多様化に伴って、他で儲かるならということで、2期制作の可能性も出てくるようです。

「ソマリと森の神様」2期制作の可能性に関する考察、4つ目は円盤以外の収益です。円盤売上以外に考えられる主な収益源は、次の3つです。独占配信、ゲーム化、海外配信です。この他にグッズ売上もありますが、利益率が極めて低いため、除外します。

この中の1つでも該当していれば、2期制作の可能性もあると言われています。しかし、アニメ「ソマリと森の神様」は上記のいずれも行われていないため、2期制作の可能性は低いと言われています。

アニメ「ソマリと森の神様」の最終回は涙を流して想いを伝えるソマリに対して、ゴーレムが感情をあらわにし、ソマリを抱きしめるという展開となりました。この最終回について、成長したソマリとゴーレムの姿と、ゴーレムが涙を流したところなど、本当に泣いたという感想です。

アニメ「ソマリと森の神様」の最終回は、親子の絆を確認したソマリとゴーレムがこれからも一緒に旅を続けるところで終わりました。この最終回、ソマリとゴーレムがこれからも一緒にいることが良かったという感想です。

アニメ「ソマリと森の神様」は、最初から泣いてしまいそうな予想をしていたということで、最終回では親子の絆の凄さを感じられ、感動のアニメだったという感想です。

いかがでしたか？アニメ「ソマリと森の神様」の最終回のあらすじを結末までネタバレで紹介してきました。最終回ではソマリとの別れを決意したゴーレムに、ソマリがこれまでの思い出を涙ながらに語りました。ソマリとゴーレムが再び旅を始めるところで結末となりました。

結末のこのシーンでは親子の絆の深さに感動したという感想や、ソマリの成長に感動したという感想が寄せられていました。そんなアニメ「ソマリと森の神様」をどうぞお楽しみください。