【シャーマンキング】ガンダーラ最強説を考察！メンバーやサティの正体・目的を紹介

『シャーマンキング』の物語には、仏教の教えに基づいて行動するガンダーラという組織が登場しています。葉たち主人公とハオ組に大きな影響を与える組織で、メンバーの強さやトータル巫力値から最強説が囁かれていました。そこで、ここからはガンダーラの強さや能力、メンバー情報などを紹介していきます。それでは初めに、『シャーマンキング』の作品情報から確認していきましょう。

2021年時点でシリーズ累計発行部数が3800万部を突破している人気漫画『シャーマンキング』。本作は霊能力者(シャーマン)の少年麻倉葉が、全知全能の力を持つシャーマンキングを目指す展開を描いたファンタジー作品です。話数カウントは「第〇廻(〇は数字)」で、現在は週刊少年ジャンプから講談社へと移籍しているため、『SHAMAN KING(シャーマンキング)』のタイトルで読むことができます。

ここでは『シャーマンキング』のあらすじを簡単に紹介していきます。シャーマンキングの世界では、霊と交流する霊能力者(シャーマン)が存在しているのですが、主人公・麻倉葉もシャーマンの1人として活動しています。シャーマンは各々の方法で霊の力を借りることができるのですが、葉の場合は主に侍の霊「阿弥陀丸(あみだまる)」から力を借りています。そしてその阿弥陀丸と葉が出会ったことをきっかけに物語が展開していきました。

『シャーマンキング』に登場するガンダーラとは、シャーマンキングを決定する戦い「シャーマンファイト」に参加している組織です。ガンダーラのメンバーは仏教に属するシャーマンで構成されており、チーム全員が仏教系の霊を所持しています。そしてガンダーラのリーダーを務めているのがサティ。彼女をもとに十人のメンバーが集まっているのですが、これは釈迦とその十大弟子を表しているようです。

最強説が囁かれているガンダーラですが、最強と言われる大きな理由としてはメンバー全員が神クラスの霊を持霊にしている点があげられます。また全員が巫力無力化をおこなうことができます。そもそも巫力とはシャーマンが巫術を使う際に用いる力であるため、巫力無力化というのは巫術が使えなくなることを意味します。ここで巫力に焦点を当ててチーム単位で見ると、ガンダーラの巫力は最強の数値となっています。

シャーマンファイトにおける三大勢力とされているチームで数値を並べてみると、それぞれガンダーラが5,500,000、ハオ組が2,677,800、X-LAWSが928,209と、ガンダーラが他の勢力を圧倒しているのが分かります。よってガンダーラチームはシャーマンファイトに参加するチームの中で最強を誇る勢力となっており、メンバーがまとめて戦えばハオを倒すことができたのかもしれません。

• 生年月日：1963年12月31日(35歳)
• 出身地：東京
• 巫力：750,000
• 持霊：ダイニチ(霊力70万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、1人目はガンダーラ及びそのチームである如来のリーダーを務めるサティ・サイガン。サティの巫力は750,000と膨大で、神クラスのシャーマンであり死者蘇生の能力も持っているキャラです。年齢は35歳ですが、実年齢を思わせない若さと美貌を持っています。

• 生年月日：1994年2月1日
• 出身地：インド・ニューデリー
• 巫力：550,000
• 持霊：バトウ(霊力65万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、2人目はチーム如来に所属しているコメリ。コメリはガンダーラチームの中で一番若いキャラですが、かなりの実力者で、サティの後継者として修行を積んでいます。ちなみにバトウは元々修行をしていた頃のサティの持霊だったようです。

• 生年月日：1923年10月6日
• 出身地：中国・青海省
• 巫力：500,050
• 持霊：ジゾウ(霊力65万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、3人目はチーム如来に所属する大栄。大栄はガンダーラ最年長のキャラで、サティを「姫」と呼び慕っています。

• 生年月日：1971年2月8日
• 出身地：台湾・台北
• 巫力：501,000
• 持霊：マリシテン(霊力40万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、4人目はチーム菩薩に所属している清鏡。清鏡は剃髪した武道家風の青年で、父方は代々日本で住職をしている家系のようです。幻影を使った隠密を得意としています。

• 生年月日：1960年10月30日
• 出身地：香港
• 巫力：501,000
• 持霊：シャトラ(霊力40万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、5人目はチーム菩薩に所属しているイオン・リー。黒スーツに身を包んだ青年で、元々広告代理店の社員をしていました。ガンダーラとしての活動においては、主に象の手配をおこなっています。

• 生年月日：1970年8月29日
• 出身地：中国・河南省
• 巫力：565,000
• 持霊：フドウ(霊力40万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、6人目はチーム明王のリーダーを務める清鏡。清鏡は元・香港の黒社会の殺し屋です。普段はサティのボディガードをしたり、太極拳を教えたりしています。

• 生年月日：1994年2月1日
• 出身地：インド・パンジャーブ
• 巫力：502,000
• 持霊：フドウ(霊力40万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、7人目はチーム明王に所属するヤイナゲ。元々ヨーガ行者の修行僧であったためか、目を閉じた姿と痩身な外見が特徴的です。

• 生年月日：1953年12月12日
• 出身地：インド・ニューデリー
• 巫力：540,000
• 持霊：アイゼン(霊力40万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、8人目はチーム明王に所属しているカドゥ。カレー専門店を世界中に展開している大富豪で、アロハシャツを着用しているのが特徴的です。後にメフィストフェレスからスピリット・オブ・ウインドを奪っています。

• 生年月日：1980年2月23日
• 出身地：日本・福岡県
• 巫力：260,000
• 持霊：八部衆

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、9人目は眼鏡をかけたおかっぱ頭が特徴的な戸田久美。インド旅行の際、事故に遭った所をガンダーラに助けられたことがきっかけでメンバーに加入しています。マミと二人で一体のアシュラをオーバーソウルしています。

• 生年月日：1983年4月9日
• 出身地：日本・岐阜県
• 巫力：260,000
• 持霊：八部衆

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、10人目は黒髪短髪で顔のそばかすが特徴的な的場真美。マミもサミ同様インドでの事故をきっかけにガンダーラへと加入しています。

• 生年月日：1975年11月3日
• 出身地：日本・千葉県
• 巫力：520,000
• 持霊：一対のニオウ(霊力各25万)

『シャーマンキング』に登場するガンダーラのメンバーの名前一覧、11人目は仮面と長髪が特徴的な鬼道村修。幽霊レスラーを名乗るプロレスラーで、ガンダーラの学校で体育教師や守衛をしながら、時々日本のリングに上がっているようです。

最強説が囁かれているガンダーラはチームで見ると巫力550万と圧倒的な強さを持っているのが分かりましたが、結局シャーマンファイトではガンダーラが優勝することはありませんでした。ガンダーラであれば優勝することも、ハオを倒すこともできたかもしれませんが、なぜそうしなかったのでしょうか？ここからはガンダーラが何を目的にしているのかを見ていきます。

まず結論から言うと、ガンダーラの目的は「全ての人を救うこと」です。ガンダーラの思想は「中庸」であり、悪と善においてどちらにも偏らない立場を貫きます。つまりハオのような悪とされる存在と、X-LAWSのような正義を絶対とする存在のどちらにも与しないというわけです。

そしてガンダーラのリーダーであるサティはハオの野望と孤独を知ったことで、ハオを救うことを目的にシャーマンファイトに参加しています。そのためにサティはパッチ族が守護する五大精霊を奪い、それを使うに値する人物に与える「五人の戦士計画」を立案しています。そして五人の戦士によってハオを孤独から解放し、ハオをシャーマンキングにした上で人に害悪を及ぼさない存在しようとしていました。

ガンダーラはハオを救うことを目的にシャーマンファイトに参加しているのが分かりました。では、ガンダーラがハオを倒さなかった理由とは何でしょうか？これはハオ救済の目的となったサティの慈悲が関係しています。ハオは1000年前、麻葉童子の名前で活動していましたが、田浅法師という僧侶に家を放火されたことで母親を失った過去があります。

ハオはこの事件をきっかけに人類への憎しみと悲しみを抱くようになりました。そこで打倒ハオを目的にすれば、ハオを倒すことを目的としていたのであれば新たな憎しみと悲しみを生むことに繋がり、結局過去と同じようなことをしているに過ぎません。だからこそ、このようなハオの過去を知ったサティは過去と同じ事態を避け、五人の戦士によるハオ救済を選択したと考えられます。

最強と言われるガンダーラを率いるサティ・サイガンですが、終盤で彼女の正体が明らかになっています。『シャーマンキング』の作者である武井の作品「仏ゾーン」で西岸サチというキャラが登場しているのですが、実はこの西岸サチの成長した姿が『シャーマンキング』のサティ・サイガンと設定されているようです。

サティ・サイガンは葉を地獄で修行させて巫力を増大させるために作中で葉を殺害しています。その後、サティはハオ組のザンチンの手で殺されたことで退場したかに思われましたが、ファウスト8世のエリザオペリーレンで復活を遂げています。

そして後半でチーム明王のメンバーと共に五大精霊を奪うべく地獄にいる閻魔大王に戦いを挑み、見事五大精霊の奪取に成功していました。それから五大精霊を葉たちに与え、シャーマンキングとなったハオの元へと向かっています。こうしてハオの心を解放することに一役買うのでした。

『シャーマンキング』に登場するサティ・サイガンの声を担当した声優は、声優事務所「青二プロダクション」に所属する小松由佳(こまつゆか)です。デビュー作は『勝負師伝説 哲也』の少年役で、2021年現在はアニメやゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に活動しています。

艶っぽい声質が特徴的な声優で、セクシーな悪役、強気なヒロイン、きっぷの良い姉御など多種多様な役を演じているので、是非演じているキャラクターをチェックしてみてください。

• 2001年～：ののちゃん(みみちゃん 役)
• 2001年～：ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説(レディバ 役)
• 2002年～：ポケットモンスター(ラフレシア 役)
• 2006年～：ヤマトナデシコ七変化♥(オバさん 役)
• 2007年～：はたらキッズ マイハム組(ジーン 役)
• 2009年～：フレッシュプリキュア!(東せつな / イース / キュアパッション 役)
• 2010年～：パンティ&ストッキングwithガーターベルト(スキャンティ 役)
• 2014年～：金田一少年の事件簿R(加賀谷唯 役)
• 2015年～：ハイキュー!! シリーズ(田中冴子、日向の母、黒尾鉄朗 役)
• 2016年～：名探偵コナン(鹿間充子 役)

こちらでは『シャーマンキング』に登場するガンダーラに関する感想があがっています。この方にとってシャーマンキングに登場するガンダーラは圧倒的な存在感を持つチームのようで、そんなチームを率いるサティが注目されています。

こちらでは『シャーマンキング』に登場するガンダーラの最強説と「仏ゾーン」に関する感想があがっています。やはり、シャーマンキングのガンダーラは「最強」というイメージが付いているようです。仏ゾーンはサティの正体に関する言葉なので、これを機にチェックしてみると良いでしょう。

こちらでは『シャーマンキング』に登場するガンダーラとハオに関する感想があがっています。感想の通り、ハオが作中最強だと考えている方はきっと多いのかもしれません。シャーマンキングの物語でガンダーラがハオと本気で戦いを繰り広げればどうなるのか？気になります。

『シャーマンキング』に登場するガンダーラの最強説を考察しつつ、メンバーやサティの正体・目的を紹介してきましたがいかがでしたか？ガンダーラは『シャーマンキング』における最強チームと囁かれていましたが、どうやら最強の名にふさわしい巫力値やメンバー構成になっているようです。

今回はガンダーラが『シャーマンキング』の物語で何を目的にしていたのか、ハオをなぜ助けようとするのか？などの疑問にお答えしていますが、実際にガンダーラの具体的な活躍についてもチェックしてみるのも良いかもしれません。