【鋼の錬金術師】オリヴィエ・ミラ・アームストロングがかっこいい！最強の女性キャラ？

鋼の錬金術師のキャラクターの中でもかっこいいと人気の高いキャラの1人として名前が上がるのがオリヴィエ・ミラ・アームストロングです。今回はオリヴィエ・ミラ・アームストロングについてまとめて紹介していきます。

オリヴィエ・ミラ・アームストロングが活躍した鋼の錬金術師は2001年から2010年にかけてスクウェア・エニックスが発売する月刊誌「月刊少年ガンガン」で連載されていた錬金術が存在する世界を舞台にしたダーク・ファンタジー作品です。個性豊かなキャラクター性と作品の魅せ方がダーク・ファンタジーらしい重苦しい雰囲気を払拭した事もあり高い人気を獲得した作品になっています。

メディアミックス展開も積極的に行われた作品で、アニメや劇場版映画、実写映画なども制作されている他、ゲーム化も度々行われています。人気と同時に評価も高い作品で物語が本格化していった2004年～完結後の2011年までの間に7つもの漫画賞を受賞するといった実績を残している漫画です。

錬金術師の兄弟、エドとアルは流行り病で亡くなってしまった母トリシャにもう1度会いたいという思いから錬金術の中でも禁忌とされている人体錬成に手を出してしまいます。その結果、兄のエドは右腕と左足を、弟のアルは全身を失ってしまう事になってしまいます。2人は失った体を取り戻す為、錬金術の原則を無視出来る「賢者の石」を探し求めて旅をする事になります。

オリヴィエ・ミラ・アームストロングは鋼の錬金術師の主な舞台となるアメストリスの軍部の少将として登場するキャラクターです。アメストリスでは東西南北の司令部を設置して統治していますが、オリヴィエ・ミラ・アームストロングは国境線の要所故にそれらの司令部から独立したブリックズ要塞の司令官を務めているキャラクターで、別名「ブリックズの北壁」「氷の女王」と呼ばれているキャラクターです。

ブリックズの掟とされる「弱肉強食」の体現者であり、ハガレン作中では嫌煙されているイシュヴァール人であっても有用な物であれば積極的に登用する姿勢を見ています。錬金術ではないものの、剣術による戦闘能力は作中でも屈指の強さを誇っています。個人の強さに加えて司令官としても優秀であり、ブリックズの部下達からの信頼も非常に厚い人物です。

オリヴィエ・ミラ・アームストロングの性格はかなり攻撃的な性格をしています。自他共厳しい性格で、初対面した際には紹介状を持っていたにも関わらずエルリック兄弟に対しても厳しく接しています。また合同演習などの際にマスタングと面識がありライバル視しており敵意を持っているとも言えるような言動を見せています。

そんな攻撃的な性格をしているオリヴィエ・ミラ・アームストロングですが、それは彼女なりの優しさである一面も見せています。ウィンリィが人質にされた際には密かに彼女を手助けした上でブリックズ兵を護衛につける、また近しい境遇を持つイズミと意気投合するなどしています。また自身の実力に自身を持ち、軍機違反をする事をいとわずに部下を助けるような面も描かれており、このあたりは弟のアレックスに近い人情家だと言われています。

一般的にかっこいいと言われる事が多いオリヴィエ・ミラ・アームストロングですが、見た目に関してはハガレンでも屈指の美人キャラである事も知られています。官能的な見た目と言われるたらこくちびるやロングの金髪を特徴としています。またブリックズ要塞という寒冷地にいる事が多い為目立ちませんが、そのバストは露出が激しく巨乳が目立つと言われるラストよりもさらに大きいと言われています。

また強さと性格からかなり大柄に思われがちですが、身長は低めで、マスタングよりも低く女性らしいと言われています。それらの見た目からモテてもおかしくないキャラクターですが、部下の男達からも「あんなのメスじゃねえ」とされて女性としては見られておらず、2人の妹は既に結婚しているにも関わらず独身を貫き続けています。

オリヴィエ・ミラ・アームストロングの性格や境遇がよく現れているとされる名言がこの名言です。エルリック兄弟がブリックズ要塞に訪れてからしばらく、中央からレイブン中将が視察に来る事になります。この時エド達は中央とホムンクルスの繋がりを疑っており、エドはオリヴィエ・ミラ・アームストロングにカマをかけてほしいと求め、オリヴィエ・ミラ・アームストロングもこれに応じる事になります。

オリヴィエ・ミラ・アームストロングはレイブン中将と対面すると上手く話してもらう為に演技をしますが、そんな様子のオリヴィエ・ミラ・アームストロングにレイブン中将はセクハラ発言を繰り返します。そんなセリフの応酬の中で生まれたオリヴィエ・ミラ・アームストロングの心情がこの名言です。そして実際に中央とホムンクルスの繋がりがはっきりすると、レイブン中将はオリヴィエ・ミラ・アームストロングに斬られる事になるのでした。

ホムンクルスのスロウスと対峙する事になったオリヴィエ・ミラ・アームストロング。弟アレックスと共闘しての戦いでもボロボロになる中、偶然助けに入ったイズミから1度下がって治療するように助言を受けます。しかしオリヴィエ・ミラ・アームストロングはこれを拒否、今戦わないでいつ戦うのかとこのかっこいい名言で返すのでした。

オリヴィエ・ミラ・アームストロングは実力的にもハガレン作中、特に非錬金術師ではトップとも言える程の強さを持ったキャラクターですが、その強さの本質にあるのが彼女の精神、考え方にある。そんな精神的な強さを感じさせるのがかっこいい名言として人気を集めています。

アレックス・ルイ・アームストロングに紹介状をもらってブリックズを訪れたエルリック兄弟。その紹介状をブリックズ要塞で初対面したオリヴィエ・ミラ・アームストロングに渡すのですが、オリヴィエ・ミラ・アームストロングは確認する事もなく破り捨ててしまいます。その際に発した名言がこの名言です。

初登場からのなかなかの衝撃のある名言でありオリヴィエ・ミラ・アームストロングのかっこいいキャラクター性を示した名言であるとされています。

アニメ鋼の錬金術師でオリヴィエ・ミラ・アームストロングの声優を担当したのが1990年代から活躍する声優の沢海陽子さんです。低音の声域が特徴の声優さんで、どちらかといえば吹き替え声優としての活躍が多くなっています。アニメ声優としては少女役から年配の女性、少年役など幅広くこなす事が出来る声優さんだと言われています。

沢海陽子さんが声優としてこれまで出演したアニメ作品としては「アイカツ」の橘杏奈役、「Yes！プリキュア5」のアラクネア役、「血界戦線」のアリス・ネバーハイワーズ役、「シャーマンキング」のカンナ・ビスマルク役、「幽遊白書」の浦飯温子役、「バンパイアハンターD」のカロリーヌ役、「HELLSING」のゾーリン・ブリッツ役などがあります。

吹き替え声優としてはキャメロン・ディアス、サンドラ・オーの担当声優として複数の作品の吹き替えを担当している他、映画シリーズ「TAxi」シリーズやドラマシリーズ「HAWAII　FIVE-0」シリーズなどに出演をしています。

アームストロング家は4女1男の兄弟で、その長男にあたるのがアレックス・ルイ・アームストロングです。同じく軍人ですが階級は少佐となっています。豪腕の2つ名を持つ国家錬金術師ですが、優しい性格ゆえに過去にイヴァリース戦で軍令に背いた過去から「軍人には不向き」としてオリヴィエ・ミラ・アームストロングからは嫌われる要因になっています。

兄弟としては4番目の子供ですが唯一の男子という事もあって家督はアレックスが継ぐ予定でしたが、ハガレン作中で家督をオリヴィエ・ミラ・アームストロングに決闘の上で奪われる形になっています。

アームストロング家の末っ子にあたるのがキャスリンです。美少女と言われる程に美しい外見をしていますが、ピアノを持ち上げる事が出来る程の怪力の持ち主でもあり、アームストロング家の血筋らしい1面も持ち合わせています。好きな異性のタイプは兄のアレックスのようなタイプであるといった変わった一面も持ち合わせています。

美少女という事に加えてアメストリスの中でも名門であるアームストロング家の末子という事もあって令嬢として育っており、ハガレン本編でも転勤でフラれたハボック少尉とお見合いするようなエピソードも展開されています。

ハガレン作中でしっかりと登場してエピソードもあるのは上記の3人だけですが、アームストロング家はそれ以外にも姉弟達の父で将官クラスの退役軍人であるフィリップ・ガルガントス・アームストロング、とその妻で姉弟の母でもある夫人、そしてオリヴィエ・ミラ・アームストロングとアレックスの間の2人の女性アム江とストロング子がいる事が明らかになっています。

元々オリヴィエ・ミラ・アームストロング以外にも姉がいる事は本編でアレックスにより言及されていましたが、アム江とストロング子に関しては単行本17巻の裏表紙のネタとして描かれただけで本編には登場していません。ただその見た目はアレックスがそのまま女装したようないかつい見た目で描かれています。アニメでは僅かばかり登場する他、公式ガイドブックによると既に結婚していて相手先に嫁いでいる事も明らかになっています。

ここからは既にハガレンを視聴した人のオリヴィエ・ミラ・アームストロングについての感想を紹介していきます。オリヴィエ・ミラ・アームストロングはイズミと並んで「強い女性」としてハガレンの中でも屈指のキャラクター性をしているという声が多くなっています。単純な戦闘能力はもちろんながら女性としての精神面の強さ、軍人である事への精神面の強さがかっこいいという声も多くなっています。

またオリヴィエ・ミラ・アームストロングが人気の理由として「理想の上司」という声も多くなっています。厳しさが全面に出ている一方で、しっかりフォローする所はフォローする点、自身が常に最前線に立とうとする点、激情家のように見えてしっかり考えている点など上司として尊敬してしまうという声も多くなっています。

またハガレンのラストの立ち回りがかっこいいという声も多くなっています。自身が君臨する事も出来たにも関わらず時勢を考えて自らブリックズに戻った事、さらに加えて部下のマルクスとスカーをイシュヴァールに送り出すなど最後までしっかりと先を見据えた行動をしているのがかっこいいという声も多くなっています。

またアニメハガレンでオリヴィエ・ミラ・アームストロングの声優を担当した沢海陽子さんの演技がよりオリヴィエ・ミラ・アームストロングの人気を高めたという声も多くなっています。見た目は美人なだけに強いだけではなく女性らしさを持ったキャラクター性を見事に演じていたという声が多いです。

オリヴィエ・ミラ・アームストロングはハガレンの中でも特に強い女性として活躍するキャラクターです。登場したのが中盤以降である事、軍人という立場もあってエルリック兄弟に同行するようなシーンこそないものの、軍人という立場故の活躍も多く、同時に自身を強くもっているキャラクターとして人気を集めているキャラクターです。

確固たる地位を持っているキャラクターだけに人気を確立しているキャラクターであると同時に理想の上司としても注目されるキャラクターなのでまだハガレンを視聴した事がないという人はオリヴィエ・ミラ・アームストロングに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？