【はたらく細胞】カンピロバクターはわがままな細菌?強さや撃退方法を考察

「はたらく細胞」に登場するカンピロバクターをご存知でしょうか?「はたらく細胞」は人間の体内で働いている細胞達の日常を描いた物語で、細胞や細菌、病気に関しても分かりやすく描かれている事から人気となっている作品です。今回はそんな「はたらく細胞」の中で、「カンピロバクター」についてのエピソードをご紹介していきます。カンピロバクターの細菌としての強さや、感染性胃腸炎との関係、撃退する為のパイエル板などについても詳しく考察していきます。

【はたらく細胞】カンピロバクターはわがままな細菌?強さや撃退方法を考察のイメージ

目次

  1. はたらく細胞とは?
  2. はたらく細胞のカンピロバクターはわがままな細菌?強さを考察
  3. はたらく細胞のカンピロバクターのアニメ声優
  4. はたらく細胞のカンピロバクターに関する感想や評価
  5. はたらく細胞のカンピロバクターまとめ

はたらく細胞とは?

「はたらく細胞」はそのタイトル通り体内の細胞の働きを描いた漫画です。「はたらく細胞」は細胞を擬人化するという今までにない作風で、コミカルで分かりやすい描写で「人間の体の仕組み」を勉強できる事でも注目されています。まず初めにそんな「はたらく細胞」について作品概要やあらすじをご紹介していきます。

はたらく細胞の概要

「はたらく細胞」は清水茜先生による擬人化漫画です。2015年から2021年まで「月刊少年シリウス」で連載され、2021年6月現在までに全6巻の単行本が発売されています。さらに2018年には「はたらく細胞」アニメ第1期、2021年には「はたらく細胞」アニメ第2期が放送されています。さらにスピンオフ作品も豊富な「はたらく細胞」は、2021年にスピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」もアニメ化されました。

はたらく細胞のあらすじ

「はたらく細胞」では、人間の体内に存在する細胞などを擬人化しており、それぞれがその細胞の働きに準ずる職業に就いています。そして人間の体内に侵入する細菌や、ウイルス、病原体などはモンスターとなり、細胞達がそれぞれのモンスターを排除する為、戦っていきます。主人公の赤血球は、新人でまだまだミスの多い細胞ですが、白血球や仲間の細胞達に助けられながら、一人前の赤血球として成長していく姿が描かれています。

TVアニメ「はたらく細胞!!」

はたらく細胞のカンピロバクターはわがままな細菌?強さを考察

細胞達と細菌との戦いを描いた「はたらく細胞」ですが、次はそんな「はたらく細胞」に登場する細菌・カンピロバクターについてご紹介していきます。カンピロバクターの感染性胃腸炎との関係や、細菌としての強さの考察、さらには「はたらく細胞」で描かれたカンピロバクターの性格や、撃退方法に至るまで詳細にご紹介していきます。

カンピロバクターは感染性胃腸炎の原因になる?強さを考察

「はたらく細胞」に登場する細菌のカンピロバクターは感染性胃腸炎の原因ともなる細菌の一つです。そんなカンピロバクターの考察ですが、「はたらく細胞」に登場したカンピロバクターは全体的に青色をしており、体がトグロに巻かれたようなビジュアルをしています。そんなカンピロバクターは、細菌といっても怒ったり涙を流したりと、喜怒哀楽の激しいどこか愛らしい細菌として描かれました。

そしてそんな愛らしい様子のカンピロバクターの性格は、わがままな王子風の性格になっていました。「はたらく細胞」の作中で、腸の中の細胞を人質に取り、体内の栄養を奪い取っていたカンピロバクターは、「カンピロバクターのカンピロバクターによるカンピロバクターの為の楽園を作る」と非常に横暴な自身の野望を豪語していました。

そんなわがまま王子キャラのカンピロバクターですが、実は細菌としての強さは危険なものでした。カンピロバクターは家畜などの動物の腸管や生殖器などに感染する細菌で、人間に感染すると感染性胃腸炎を引き起こすことも分かっています。人間が感染性胃腸炎になると下痢などの症状を引き起こす事もあり、カンピロバクターは細菌としては日常に潜む「危険な強さ」の細菌であると言われています。

カンピロバクターの撃退方法は?パイエル板?

人間に感染すると感染性胃腸炎を引き起こす危険な細菌カンピロバクターですが、そんなカンピロバクターの撃退方法を考察していきます。カンピロバクターを撃退するには「パイエル板」が重要な役割を果たす事が分かっています。パイエル板はカンピロバクターを誘き寄せて一網打尽にする為の小腸に存在する器官です。「はたらく細胞」では白血球がカンピロバクターをパイエル板に誘い込んでいました。

そして白血球が追い込んだ先にあるパイエル板を指揮していたのがマスターとして描かれたM細胞でした。しかし実際の体内の働きとしては、少し認識が違うようで、実際にはM細胞がカンピロバクターなどの細菌と結合して、パイエル板に運び込むようです。そしてパイエル板にあるB細胞などのリンパ球系免疫細胞が細菌に対し抗体を作り、細菌を一網打尽にするという仕組みになっているそうです。

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はたらく細胞のカンピロバクターのアニメ声優

「はたらく細胞」におけるカンピロバクターが生肉などの身近な物に潜んでいる危険な強さの細菌である事をご紹介してきました。そして感染すると感染性胃腸炎を引き起こすなど、厄介な細菌でもあるカンピロバクターですが、次はそんなカンピロバクターをアニメ「はたらく細胞」で演じた声優・小林大紀さんについてご紹介していきます。

小林大紀のプロフィール

アニメ「はたらく細胞」でカンピロバクターを演じている声優・小林大紀さんは、1991年9月23日生まれの2021年6月現在29歳の声優です。2014年から声優としての活動を開始されており、2019年にはとある役に抜擢され注目されました。その役と言うのがサンリオがプロデュースしている架空のお笑い芸能事務所に所属するお笑いコンビ「ハピネスコマンダー」の紀月照役でした。

現在では若手声優として活躍している小林大紀さんですが、小林大紀さんが声優を目指すきっかけとなったのはある大物声優の影響だったと明かされています。その影響となったのが、日本を代表する大物声優・山寺宏一さんでした。小林大紀さんは、「おはスタ」で司会を務めていた声優・山寺宏一さんが、番組内で声優としてもアニメ出演していたのを知り、声優という職業に興味を抱くようになったと志望動機を明かされています。

小林大紀の主な出演作品

アニメ「はたらく細胞」でカンピロバクターを演じている声優・小林大紀さんの主な出演作品についてご紹介します。小林大紀さんは「エルドライブ【ēlDLIVE】」のチップス役や、「ゆかいなアニマルバス」のベアード役、「100%パスカル先生」の金森スティーブ役、「フューチャーカード 神バディファイト」の星詠スバル役、「アイドルマスター SideM 理由あってMini!」の水嶋咲役などを演じています。

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はたらく細胞のカンピロバクターに関する感想や評価

こちらは生焼けの鶏肉を食べた事で、自分の体内で「はたらく細胞」達がカンピロバクターと戦っているのではと感じている方の投稿です。「はたらく細胞」は実際の人間の体内に存在する細胞達の働きを分かりやすく描いている為、実際に医療などに詳しくない人でも苦がなく知識をつける事ができるとして、教材として取り入れている場所もあるようです。

こちらは実際にカンピロバクターに感染した方の投稿です。「はたらく細胞」に登場するカンピロバクターはわがまま王子キャラで親しみやすい細菌ですが、実際には身近に潜む危険な細菌で、感染すると感染性胃腸炎を引き起こすなど健康被害もある細菌です。そんなカンピロバクターに感染した事がある方は多く、「はたらく細胞」で登場した際には、カンピロバクターで辛い思いをした記憶が蘇った方も少なくないようです。

こちらは子供達が「はたらく細胞」を楽しく見ている様子を綴っている方の投稿です。「はたらく細胞」は子供が見ても楽しめるアニメとなっており、体内の細胞について勉強する事もできる為、子供から大人まで世代を超えて愛されている作品となっています。

はたらく細胞のカンピロバクターまとめ

「はたらく細胞」に登場するカンピロバクターに関するまとめはいかがだったでしょうか?「はたらく細胞」は体内の細胞の働きを勉強する事ができる擬人化アニメで、様々な細菌やウイルスについて描かれています。中には癌などの重い病気についても描かれ、その内容が分かりやすい事から教材としても使用されています。そんな「はたらく細胞」に登場するカンピロバクターは、身近に存在する細菌の1つとして知られています。

カンピロバクターの考察としては、身近に存在する細菌でありながら、感染すると感染性胃腸炎を引き起こすなど、「危険な強さ」の細菌である事が分かりました。そんなカンピロバクターを撃退するパイエル板も、非常に有益な仕組みとなっており、人間の体の仕組みの複雑さに脱帽する方も多いようです。そんなカンピロバクターも登場する「はたらく細胞」をご覧になった事がない方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

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