2021年06月26日公開
2021年06月26日更新
【黒執事】ミーナはソーマの元侍女でウエストの妻!アグニとの関係や過去を考察
「黒執事」に登場するミーナはベンガル藩王国の王子ソーマの元侍女で、英国貴族ウエストの妻になったキャラです。今回はそんな「黒執事」のミーナとアグニとの関係や過去を考察し、ウエストの誘いに応じた理由やソーマに対する本心、シエルからの制裁はあったのかなどについてみていきます。また「黒執事」のミーナのアニメ声優・後藤邑子さんのプロフィールや主な出演作品についてもみていきます。
黒執事のミーナはソーマの元侍女でウエストの妻
黒執事の作品情報
今回は「黒執事」に登場する元ソーマの侍女ミーナについて、アグニとの関係や過去を考察し、ウエストの誘いに応じて妻として英国にやって来た理由や、シエルからの制裁はあったのかなどについてみていきます。さらに、ミーナのアニメ声優・後藤邑子さんのプロフィールや主な出演作品についても紹介していきます。まず、ここでは「黒執事」の作品情報をみていきます。
黒執事の概要
「黒執事」はスクウェア・エニックスの月刊Gファンタジーにて、2006年から連載中となっている、枢やな先生のダークファンタジー漫画です。2008年から2014年の期間にはTBS系列などでテレビアニメが第3期まで放送され、2017年には劇場版アニメ「劇場版 黒執事 Book of the Atlantic」も公開となりました。さらに「黒執事」はOVAや実写映画、ゲームも制作され、舞台化なども実現している大人気作品です。
黒執事のあらすじ
19世紀末期の英国において、代々英国の汚れ仕事を担ってきたファントムハイヴ伯爵家の当主シエルは幼いながらも名門の名に恥じず、立派に「女王の番犬」の役目を果たしていました。そんなシエルに仕えるセバスチャン・ミカエリスは何でもできる完璧執事ですが、その正体は悪魔でした。悲惨な過去を持つシエルは復讐のために自らの魂を売る契約をセバスチャンと交わし、ともに敵の正体に迫っていくことになります。
ミーナのプロフィール
「黒執事」に登場するミーナはベンガル藩王国の第26王子であるソーマの侍女です。ミーナは宮殿一の美貌の持ち主であり、ソーマが生まれた頃から、自由奔放で両親に見向きもされないソーマをずっと側で支えてきた乳母のような存在です。ソーマはそんなミーナのことが大好きで、自身が宮殿を留守にしている隙に英国貴族によって、ミーナが連れ去られたことを知り、ミーナの捜索のために英国までやって来ました。
一方、ミーナは身分制度によって、自らの人生が制約されることに閉塞感を感じていましたが、ベンガル藩王国では身分制度に抗うことなどできないと諦めていました。そして、ソーマのことも内心は「我儘な王子」でもう面倒を見たくないと思っていました。しかし、王子であるソーマの機嫌を損ねてはベンガル藩王国で生きていくことはできないとして、ソーマの前では慈悲深い素敵な侍女を演じていました。
また、ベンガル藩王国は英国の植民地というわけではありませんでしたが、国王はヴィクトリア女王が務めており、実質支配を受けていました。そのため、ミーナとソーマのいる宮殿にも英国人の出入りが多く、ミーナはソーマの不在中、宮殿にやって来た英国貴族のハロルド・ウエスト=ジョブに見初められ、妻となって英国に渡ります。その後、ミーナはロイヤルワラントを獲得を目指す夫ウエストに協力することになります。
黒執事のミーナとアグニとの関係や過去を考察
考察①ミーナとアグニの関係
「黒執事」のミーナとアグニとの関係・過去を考察、1つ目はミーナとアグニの関係です。ミーナの夫・ウエストは英国とインドの間で貿易商をしており、ロンドンではインドの料理を提供する店を経営していました。
ウエストは自身の店が英国王室御用達を意味する称号「ロイヤルワラント」を獲得できるように、3年間の準備をしてきました。そこへ、ミーナを追って英国にやって来たソーマと執事アグニが現れ、ミーナはアグニを利用することを考えます。
ミーナが考えたのは、アグニを使ってインド料理のライバル店で騒動を起こさせ、ライバル店が品評会に出場できないようにすること。「神の右手」と称されるほどの腕前のアグニに絶品のカレーを作らせることでした。アグニはソーマには打ち明けられないミーナの抱える真実をネタに脅され、ミーナに従うしかありませんでした。
考察②ウエストの誘いに応じる
「黒執事」のミーナとアグニとの関係・過去を考察、2つ目はウエストの誘いに応じたことです。ウエストが宮殿を訪れ、自身を見初めてくれたとき、ミーナは一切の迷いなくソーマを捨て、英国貴族の妻になる道を選びました。そして、ミーナを追いかけてきたソーマと再会したときには、ただの召使いとお金持ちの妻のどちらが良いかなど子どもでも分かる、と初めて本心をソーマに打ち明けました。
このように、キツイ言葉やとる手段から悪い女と思われがちなミーナですが、品評会で負けてふらつくウエストの側にいち早く駆け付け、優しく支えるなど、本当は心の優しい女性であることが分かります。そして、生まれた身分や立場に振り回されながらも、自分に与えられた選択肢の中からより良い道を選び、懸命に生きてきた女性がミーナなのだろうと考察されています。
考察③シエルからの制裁は受けなかった?
「黒執事」のミーナとアグニとの関係・過去を考察、3つ目はシエルからの制裁は受けなかったことです。結局、ミーナは裏社会とのつながりがなかったため、女王の番犬を務めるシエルからの制裁を受けることはありませんでした。
ただ、ロンドンの貧民街であるイースト・エンドを荒らしたことから、そこを管理している劉の怒りを買うことになります。そして、品評会に負け、ウエストと一緒に家に帰る途中のミーナは、劉と藍猫と出くわし、藍猫による厳しいお仕置きを受けたのでした。
黒執事のミーナ
後藤邑子のプロフィール
「黒執事」のミーナのアニメ声優を務める後藤邑子さんは、1975年8月28日生まれ、愛知県出身で「ゴトゥーザ様」「むらこ」などの愛称で親しまれています。身長は163㎝、血液型はO型、所属事務所はアクセルワンで、1999年から声優や歌手、ラジオのパーソナリティなどとして活動しています。次に、後藤邑子さんの主な出演作品をみていきます。
後藤邑子の主な出演作品
後藤邑子の主な出演作品は「SHUFFLE!」芙蓉楓役、「ふしぎ星の☆ふたご姫」レイン役、「涼宮ハルヒの憂鬱」朝比奈みくる役、「ひだまりスケッチ」ヒロ役、「コードギアス 反逆のルルーシュR2」アーニャ・アールストレイム役、「S・A〜スペシャル・エー〜」華園光役、「おおかみかくし」真那香織役などです。
他に「銀魂」きらら役、「小林さんちのメイドラゴン」才川ジョージー役、「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目詢子役、「なんでここに先生が!?」松風真由役、「学戦都市アスタリスク」ナナ・アンデルセン役、「アズールレーン」エディンバラ役、「さよなら絶望先生」小節あびる役、「異種族レビュアーズ」ドローン役などを演じています。
黒執事のミーナに関する感想や評価
黒執事のインド主従は、断片的な感想から、ツイステのカリム・ジャミルみたいな感じなんかなと思ったら、ジャミルはアグニじゃなくて、アグニの能力を持ったミーナだった
— ヨコ@ゲーム感想壁打ち (@eingana0110) June 28, 2020
アグニはソーマに忠誠を誓う恩義があるけど、ミーナもジャミルも主人に忠実である義理はないものね
こちらは「黒執事」のミーナに関するツイートです。アグニと違い、ミーナはソーマに忠義を誓う義理がないという感想となっています。
再訪黒執事でカリー編見てるけど、ミーナの本音部分がオールカットなので残念でした
— たまづきさん原稿して (@karasuma111) January 7, 2017
アニメ黒執事でお気に入りの一つなので
こちらも「黒執事」のミーナに関するツイートです。ミーナの本音部分はお気に入りのシーンだったため、カットされたのが残念だったという感想となっています。
ソーマとミーナのあの辺の諸々めちゃくちゃ好きなんですけど、ミーナは結果として悪いことに加担しちゃったので「悪役」として処理されちゃうけど実際気持ちはわかるし彼女も彼女で世界の被害者なのでサイコ~~~~~~なんだよな…ソーマ様もミーナとの件を糧として成長するし
— zєяσ (@nought_0) September 13, 2020
こちらも「黒執事」のミーナに関するツイートで、ミーナとソーマのエピソードがとても好きだという感想です。そして、結局は悪に加担したミーナですが、彼女も歪んだ世界の被害者であり、その生き方も理解できると評価されています。さらに、ソーマもミーナとの一件で成長するだろうという感想となっています。
黒執事のミーナまとめ
いかがでしたか?「黒執事」のミーナはベンガル藩王国の王子ソーマの元侍女でしたが、母国の身分制度から逃れるため、ウエストの誘いに応じて妻として英国にやって来たこと。追いかけて来たソーマにキツイ言葉を投げかけ、夫の目的を果たすためにアグニを利用しようと脅したこと。
結局、裏社会とのつながりがなかったため、シエルからの制裁は受けなかったものの、劉と藍猫からの厳しいお仕置きを受けたことなどが分かりました。さらに、ミーナのアニメ声優・後藤邑子さんについても、そのプロフィールや主な出演作品をみてきました。皆さんもぜひ「黒執事」のミーナに注目してみてください!