呪術廻戦はナルトに似てる点が多い？作品の共通点やパクリ疑惑を徹底考察

本記事では「呪術廻戦」と「NARUTO/ナルト」が似てる理由や登場キャラクターを比較していきます。その他には、呪術廻戦で描かれた他作品のオマージュや読者・視聴者の感想などもまとめていきます。

呪術廻戦とNARUTOの共通点やパクリ疑惑を知る前に、まずは両作品の基本情報を紹介していきます。呪術廻戦は2018年から連載されている漫画で、2020年から2021年までアニメが放送されていました。本編が始まる前のストーリーはコミック0巻で描かれており、2021年にはコミック0巻が映画化される予定のようです。

呪術廻戦では呪いの力/呪力を使って戦うキャラクターたちの物語が描かれています。主人公・虎杖悠仁は普通の学生でしたが、両面宿儺の指を飲み込んだ事で器になっています。そのため呪術界に危険視された虎杖悠仁は死刑を宣告されますが、五条悟が権力を使って「指を全て飲み込むまで」の猶予を手に入れています。原作者・芥見下々はホラー好きの漫画家のため、呪術廻戦にはホラー要素が含まれているようです。

NARUTO/ナルトは1999年から2014年まで連載されていた漫画で、2002年から2017年までアニメが放送されていました。原作者の岸本斉史は1996年から活動を行っている漫画家で、高校生時代に初めての漫画を描き上げているようです。ナルトの連載終了後には「うずまきナルト」の息子である「うずまきボルト」を主人公にした「BORUTO/ボルト」の連載がスタートしています。

NARUTO/ナルトの主人公はうずまきナルトです。体に九尾の狐を宿すうずまきナルトは木の葉の里の嫌われ者でしたが、持ち前のド根性で里のトップである火影に成り上がっていきます。本記事ではそんなナルトと呪術廻戦の共通点や似てる部分を考察していきます。

ここからは「呪術廻戦」と「NARUTO/ナルト」が似てる理由や共通点・パクリ疑惑を考察していきます。両作品は「週刊少年ジャンプ」で大ヒットしているため、似てる部分が多々あるようです。両作品の部隊の類似点などもまとめていきます。

週刊少年ジャンプの大ヒット作品である「呪術廻戦」と「NARUTO/ナルト」ですが、SNS上では両作品の設定やキャラクターが似てる事が話題になっているようです。呪術廻戦の原作者・芥見下々は2021年6月時点で29歳のため、年齢的に「ナルト」「ワンピース」「BLEACH」の世代のようです。これらの作品をリスペクトしている事で作風が似てるという声が挙がっているようです。

NARUTO/ナルトには忍者が登場していますが、忍者は3人1組の「スリーマンセル」という部隊で行動しています。呪術廻戦では虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇の3人が一緒に任務を行う事が多いため、この3人1組がナルトと似てると言われているようです。また禪院真希・狗巻棘・パンダも3人で行動しているため、意識している部分があるのかもしれません。

スリーマンセルの設定が似てると言われている「呪術廻戦」と「ナルト」ですが、「鬼滅の刃」「ワールドトリガー」「約束のネバーランド」などの作品でも3人1組の設定になっています。そのため呪術廻戦とナルトの設定が似てるのではなく、「スリーマンセル」が少年漫画の王道の設定になっているという声も挙がっているようです。

ここからは「呪術廻戦」と「NARUTO/ナルト」に登場したキャラクターを比較していきます。両作品に登場したキャラクターのプロフィールや共通点をまとめていきます。設定が似てると言われている両作品ですが、キャラクターたちにも共通点があるようです。

呪術廻戦の主人公は虎杖悠仁です。虎杖悠仁は正義感が強いキャラクターで、物語序盤に「両面宿儺の指」を飲み込んだ事で器になっています。また元々身体能力が高いキャラクターのため、身体能力と呪力を組み合わせて呪霊と戦っています。虎杖悠仁の両親は詳細が不明でしたが、物語途中に偽夏油傑のような頭部の姿で登場しています。

NARUTO/ナルトの主人公はうずまきナルトです。うずまきナルトはとある理由で体に「九尾の狐」を宿しており、九尾の狐が火影の里を破壊した事で忌み嫌われる存在になっています。そのためうずまきナルトは孤独な存在でしたが、持ち前のド根性で次々と敵を倒し、最終的には「木の葉の英雄」と呼ばれる存在になっていきます。

虎杖悠仁とうずまきナルトには体に「両面宿儺」「九尾の狐」という化け物が宿っているという共通点があります。うずまきナルトは物語途中から九尾の狐と力を合わせていますが、虎杖悠仁と両面宿儺は敵対関係のため、2021年6月時点では化け物との関係性が違うようです。本当にキャラクター設定が似てるのであれば、虎杖悠仁と両面宿儺が共闘関係になる日が来るかもしれません。

うずまきナルトの両親は本編が始まった時点で故人になっていますが、物語途中に精神世界で姿を見せています。呪術廻戦の虎杖悠仁の両親の詳細は分かっていませんが、本編が始まった時点で「虎杖悠仁の家族は祖父だけ」という設定になっていました。そのため虎杖悠仁とうずまきナルトを比較すると「両親が特別な存在」という共通点もあるようです。

うずまきナルトは「火影の息子」「九尾の狐の器」という才能を持っていますが、物語序盤は他のキャラクターよりも劣る落ちこぼれ忍者でした。虎杖悠仁は物語序盤から高い身体能力を使って敵と戦っているため、物語序盤の強さには違いがあるようです。強い正義感と信念には共通するものがありますが、これは少年漫画の主人公の王道とも言える性格のようです。

五条悟は呪術高専東京校の教師で、呪術界の名家である御三家・五条家の出身者です。本編には4人しか登場していない「特級呪術師」の1人で、自他共に認める最強の呪術師です。戦闘では特級呪霊を子供扱いするほどの強さを見せていますが、普段は悪戯好きな子供のような性格をしています。悪ふざけが目立っている五条悟ですが、生徒たちの事をとても大切にしています。

はたけカカシはうずまきナルトが所属する「第七班」の教官で、忍者の階級は「上忍」です。父親は「木ノ葉の白い牙」と呼ばれ恐れられていた「はたけサクモ」で、自身は12歳で上忍になった天才忍者として知られています。はたけカカシは見込みのない下忍を最終試験で全員不合格にする厳しい性格をしていますが、部下や仲間の事をとても大切にする優しい一面を見せています。

五条悟とはたけカカシには「布で顔の一部を隠している」という共通点があります。また五条悟は「六眼」という特殊な眼を持っており、はたけカカシは「写輪眼」という特殊な眼を持っているため、2人は「眼の特殊能力」という共通点があるようです。そのため五条悟の容姿や能力ははたけカカシのオマージュになっている可能性があります。

普段の性格はちゃらんぽらんという言葉が似合う五条悟ですが、生徒をとても大切にしているキャラクターのため、その点ははたけカカシの性格と一致しているようです。また天才忍者と呼ばれている「はたけカカシ」は最強ではないため、作中最強キャラクターの五条悟とは強さに違いがあるようです。とはいえ「教師」「教官」という設定が2人が似てると言われている最大の理由のようです。

五条悟には夏油傑という親友がいましたが、夏油傑は物語途中に闇堕ちしています。また「はたけカカシ」の親友である「うちはオビト」も闇堕ちしているため、2人の親友の設定には共通点があるようです。ですが本編で暗躍している夏油傑は何者かに体を乗っ取られている偽物のため、その点に違いがあるようです。

伏黒恵は呪術高専東京校の1年生で、主人公・虎杖悠仁の同級生です。呪術界の名家・禪院家の血筋を引いており、階級は「2級呪術師」です。自身の影を媒体にした式神を使役する「十種影法術」という術式を持っており、作中では単独で特級呪霊を祓う事に成功しています。物語途中までは全力を出す事を苦手にしていましたが、なりふり構わない事で不完全な領域展開の発動に成功しています。

うちはサスケは本作のメインキャラクターで、うずまきナルトの親友・ライバル・宿敵です。幼少期に兄・うちはイタチが一族を皆殺しにしているため、真相を知るまでは兄への復讐を原動力にして生きていました。物語途中には木の葉の里の抜け忍になっていますが、騒動が収まった後にはうずまきナルトの協力者に落ち着いています。

うちはサスケは闇落ちしたキャラクターのため、仲間想いな伏黒恵とは性格が違います。ですが伏黒恵は作中で狂気的な表情を見せていたため、これから闇落ちする可能性があるかもしれません。また最強の呪霊・両面宿儺は何故か伏黒恵の事を気に入っています。

釘崎野薔薇は呪術高専東京校の1年生で、虎杖悠仁の同級生です。打ち込んだ釘から呪力を流す「芻霊呪法」という術式を会得しており、階級は「3級呪術師」です。とある理由で生まれ育った田舎を嫌っており、初登場した際には東京のスカウトマンに絡んでいました。

春野サクラは本作のヒロインで、第七班に所属しているキャラクターです。当初はうずまきナルト・うちはサスケに守られるだけの存在でしたが、火影・綱手の弟子になった事で自らも戦える強さを手に入れています。釘崎野薔薇と春野サクラは勝ち気な性格が似ています。

呪術廻戦とNARUTO/ナルトの共通点・パクリ疑惑を知った後は、呪術廻戦とBLEACH/ブリーチを比較していきます。こちらも両作品の似てる部分や共通点をまとめていきます。BLEACHは2001年から2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画で、累計発行部数は1億2000万部を突破しています。

呪術廻戦には「呪霊」という敵が登場していますが、BLEACHには「虚」という敵が登場しているため、「化け物が敵」という設定の共通点があります。また「呪術廻戦の呪術師」「BLEACHの死神」が似てるという声も挙がっているようです。ですが「化け物が敵」は漫画でよくある設定のため、設定が似るのは仕方がないのかもしれません。

呪術廻戦には「特級呪霊」という格上の呪霊が登場していますが、BLEACHには「十刃/エスパーダ」という格上の虚が登場しています。この設定も似ていますが、特級呪霊と十刃/エスパーダの倒し方や戦い方はまったく違うようです。

呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁は普通の学生でしたが、両面宿儺の指を食べた事で呪術師になっています。BLEACHの主人公・黒崎一護は朽木ルキアから力を分け与えられた事で死神になっているため、2人は「物語序盤に特別な力に目覚めた」という共通点があるようです。また強い正義感や優しさの共通点もありますが、この性格は少年漫画の王道とも言える性格です。

虎杖悠仁と黒崎一護にはフレンドリーな性格という共通点があります。また虎杖悠仁と黒崎一護の髪型はピンク・オレンジのため、「学生とは思えない髪色」という共通点もあるようです。とはいえ漫画をヒットさせるためには主人公の強い個性が必要なため、設定が似るのは仕方がないのかもしれません。

呪術廻戦には偽夏油傑という敵が登場していますが、偽夏油傑は狂気的な一面を持っているキャラクターです。またBLEACHにも狂気を秘めていた藍染惣右介という敵が登場しているため、敵キャラクターの性格が似てるという声も挙がっているようです。

BLEACHはセリフ選びや構図がお洒落という特徴がある作品です。呪術廻戦の原作者・芥見下々は「セリフ選びをする時にBLEACHを参考にしている」と公言しているため、セリフ選びはBLEACHのオマージュになっている点もあるようです。またキャラクターの見せ方も似てる部分があるようです。

呪術廻戦のキャラクターは「領域展開」という必殺技を持っています。BLEACHのキャラクターは「卍解」という必殺技を持っているため、両作品の必殺技は「かっこいい日本語」という共通点があるようです。とはいえ必殺技の性質はまったく違うため、名前のニュアンスが似てるだけのようです。

BLEACHの卍解は習得に10年かかると言われていましたが、物語終盤にはほとんどメインキャラクターが使用しています。呪術廻戦の領域展開は選ばれた呪術師・呪霊だけが使用できる必殺技のため、強さや性質の点でも相違があります。

呪術廻戦とNARUTO・BLEACHの共通点やパクリ疑惑を知った後は、呪術廻戦で描かれた他作品のオマージュをまとめていきます。呪術廻戦はNARUTO・BLEACH以外にもオマージュや共通点があるようです。

ハンターハンターでは「制約と誓約」という設定が描かれています。ハンターハンターのクラピカは殺された同族の仇を取ろうとしており、その仇が「幻影旅団」だという事を知っています。幻影旅団は凄まじい強さのメンバーで構成されているため、クラピカは「制約と誓約」という縛りで自らの念能力を強化していました。

呪術廻戦には自分で決めた決まり事を守る事で呪力を強化する「縛り」という設定があるため、この設定が「制約と誓約」に似てると言われているようです。また冥冥というキャラクターは命を懸ける縛りを自らに課しているため、その設定がクラピカに似てるようです。原作者が意識しているかは不明ですが、この設定が「ハンターハンター」のオマージュだという声が挙がっているようです。

読者・視聴者の間では「ゲンスルーに攻撃するゴン」と「呪霊に攻撃する虎杖悠仁」の構図が似てるという声が挙がっているようです。また両者共に肉弾戦を得意にしているキャラクターのため、技も似てるという声が挙がっているようです。原作者が意識しているかは不明ですが、この描写が「ハンターハンター」のオマージュだという声が挙がっているようです。

呪術廻戦の三輪霞は抜刀術を使用しているキャラクターですが、抜刀術を使用している時の姿がハンターハンターのノブナガに似てるという声が挙がっているようです。原作者が意識しているかは不明ですが、この技が「ハンターハンター」のオマージュだと言われているようです。

読者の間では「陣に攻撃する浦飯幽助」と「呪霊に攻撃する虎杖悠仁」の構図・姿が似てるという声が挙がっているようです。両者共に肉弾戦を得意にしているキャラクターのため、似たような描写になっているようです。また原作者が意識しているかは不明ですが、この技が「幽遊白書」のオマージュだという声が挙がっているようです。

前述したように呪術廻戦の原作者・芥見下々は「NARUTO/ナルト」「BLEACH」「ハンターハンター」の世代で、週刊少年ジャンプで連載されていた他作品をリスペクトしているようです。そのためパクリやオマージュではなく、他作品を読み込んだ事で自身の漫画の構図が似てしまったという説が浮上しているようです。

呪術廻戦と他作品の共通点やパクリ疑惑を知った後は、Twitterに投稿されている読者・視聴者の感想をまとめていきます。両作品は似てる部分・共通点が多いため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。また漫画の作風やオマージュに関する声などもまとめていきます。

本記事の比較で紹介したように呪術廻戦は他作品と似てる部分が多いようです。そのため呪術廻戦は他作品のオマージュが多いという感想が挙がっているようです。また原作者は週刊少年ジャンプの他作品をリスペクトしているようなので、戦略としてオマージュを使用しているのかもしれません。

NARUTO/ナルトと設定が似てると言われている呪術廻戦ですが、特に五条悟とはたけカカシの共通点が多いという感想が挙がっているようです。また共通点は多いけれど、根本的なキャラクター設定は違うという声も挙がっているようです。呪術廻戦の五条悟はイケメンキャラクターのため、五条悟の方が女性ファンは多いようです。

他作品のパクリ疑惑が浮上している呪術廻戦ですが、呪術廻戦の前には膨大な数の漫画が発表されています。また「週刊少年ジャンプ」は王道バトルがメインの雑誌のため、設定やキャラクターが似るのは仕方がないという感想が挙がっているようです。そのためパクリ疑惑を良く思っていない呪術廻戦のファンも多いようです。

本記事では「呪術廻戦」と「NARUTO/ナルト」「BLEACH」の共通点・パクリ疑惑・オマージュを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？呪術廻戦は他作品と似た描写がありますが、明確なパクリではないという声も多く挙がっているようです。そんな呪術廻戦や他作品を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！