2021年06月10日公開
2021年06月10日更新
アクタージュにも領域展開が出てくる?登場キャラの空間演出シーンまとめ
アクタージュは週刊少年ジャンプにて連載され、高い人気を誇った漫画作品です。そんなアクタージュには、同じく週刊情念ジャンプで連載される漫画作品・呪術廻戦の領域展開が出てくると話題となっているのです。アクタージュは呪術廻戦とは違いバトル漫画ではないのですが、何故領域展開が出てくると言われるのか?アクタージュ作中での夜凪景や百城千世子の空間演出シーンなどをまとめていきます。
アクタージュとは?
週刊少年ジャンプにて連載中の人気作品『呪術廻戦』に登場する領域展開。そんな他作品に登場する領域展開が登場していると言われているのが、同じく週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画「アクタージュ」です。ここでは、アクタージュに登場するという、領域展開のシーンについて詳しく紹介していきます。
アクタージュの概要
アクタージュに出てくる領域展開のシーンを紹介していく前に、アクタージュの作品情報をまとめていきます。アクタージュとは、週刊少年ジャンプにて2018年から連載を開始した漫画作品です。アクタージュは少年漫画には珍しく、演技や俳優といった題材を扱っている作品として話題を集めました。原作者はマツキタツヤ、作画担当は宇佐崎しろです。
マツキタツヤ、宇佐崎しろ両氏にとって、初の連載作品となったアクタージュ。連載開始から人気を増していった注目作品だったアクタージュでしたが、2020年に連載を休止してしまいます。コミックスは12巻まで発売されており、2020年6月には累計発行部数300万部を越えています。次にくるマンガ大賞などの著名な漫画賞にノミネートされるなど人気作となったアクタージュですが、現在も連載は休止状態です。
アクタージュのあらすじ
アクタージュのあらすじを紹介していきます。アクタージュの主人公・夜凪景は役者志望の高校生です。大手芸能事務所「スターズ」のオーディションに応募した景でしたが、敢え無く落選してしまいます。しかし、オーディションを見学に来ていた映画監督・黒山に見出された景は、黒山の主催するスタジオ「大黒天」に所属する事になります。そこで景は役者としてどんどん成長していきます。
アクタージュにも領域展開が出てくる?
呪術廻戦の領域展開とは?
アクタージュに領域展開が出てくると話題ですが、まず領域展開とは何か?を紹介してきます。領域展開とは、人気少年漫画作品・呪術廻戦に登場する必殺技の総称です。呪術廻戦では、呪いや霊と戦う呪術師という人々の戦いを描いており、ダークファンタジーとして人気です。バトル漫画である呪術廻戦に登場する領域展開は、非常に派手でかっこいい必殺技で、術者独自の領域を生み出し敵を閉じ込める事が出来ます。
領域展開が繰り出されると、場面はイメージ空間のように切り替わり、非現実的な光景を垣間見せます。領域展開は呪術廻戦作中でも、非常に強力で消耗する大技です。主人公サイドの呪術師でも敵サイドの呪霊でも使用する事が出来ますが、ここぞと言う時に登場する人気の必殺技なのです。
領域展開シーン①夜凪景
アクタージュ作中に登場する、領域展開のシーンを紹介していきます。まず、アクタージュの主人公・夜凪景の領域展開のシーンから。アクタージュは演劇や演技を題材とした漫画作品なので、バトル漫画のように攻撃する必殺技がある訳ではありません。しかし、天才女優である景は、彼女の演技を目にする人に強烈なイメージを見せる事が出来ます。まるで本当に場所が変わったかのように感じさせる事が出来るのです。
夜凪景の領域展開シーンには、ただパイプ椅子に座っただけなのに列車で旅をする光景を垣間見せたシーンや、学校内に本当にゾンビの大群が押し寄せたように見せるシーンなどがありました。また、大自然の中の風や炎を感じさせる壮大なシーンもあり、まさに呪術廻戦の領域展開のシーンを彷彿とさせていました。
領域展開シーン②百城千世子
主人公・夜凪景の領域展開のシーンに続いて、アクタージュ作中で天使と呼ばれているトップ女優・百城千世子の領域展開のシーンを紹介していきます。百城千世子はアクタージュ作中では最強と言えるトップ女優なので、領域展開と思われるようなシーンはあまりありませんでした。百城千世子は領域展開を使ったようなシーンは描写されていませんでしたが、また違った特殊能力を持っています。
百城千世子は自分の周りのカメラアングルを完璧に把握するという超人的な能力を持っており、綺麗なポジションでカメラに映れます。その為、百城千世子は呪術廻戦の領域展開ではなく、同じくジャンプ作品のハンターハンターに登場する念能力「円」を使っていると考えられます。
領域展開シーン③王賀美陸
アクタージュに登場する王賀美陸は、主人公・夜凪景と同じく没入型の天才俳優です。王賀美陸もアクタージュ作中で領域展開を使ったようなシーンがありました。孫悟空を演じる王賀美陸がセリフを言うだけで、壮大な景色が広がったような錯覚に陥るシーンでした。
アクタージュの漫画が打ち切りに!連載再開はある?
アクタージュが打ち切りになった理由
アクタージュは2018年に週刊少年ジャンプにて連載を開始し、どんどん人気が上昇していった漫画作品です。数々のメディアミックスも開始されていたアクタージュなのですが、2020年8月に打ち切りになってしまいます。原作者のマツキタツヤが強制わいせつ罪で逮捕された為でした。マツキタツヤの逮捕を受け、アクタージュは打ち切りになり、最新13巻の発売も無期限で中止となってしまいました。
アクタージュの連載再開の可能性
週刊少年ジャンプにて連載中に原作者が逮捕されてしまった事で、打ち切りとなったアクタージュ。アクタージュの連載再会の可能性を考察していきます。週刊少年ジャンプでは、過去にも世紀末リーダー伝たけし!の作者である島袋光年が不祥事を起こし連載休止となった事がありました。その後、島袋光年は連載作家として復帰し、人気作品「トリコ」を週刊少年ジャンプで連載していました。
島袋光年のケースを考えると、アクタージュの連載再開の可能性はゼロではないと考えられます。しかし、マツキタツヤと宇佐崎しろの不仲説や、宇佐崎しろが単独で漫画を描いた事がないといった点から、連載再開は難しいと言った声もありました。
アクタージュに関する感想や評価
好きな漫画の話になってアクタージュ出さずには居られなかった、終わっちゃったのは悲しいけど pic.twitter.com/69MAriMo8a
— れリ (@re_xx_le) May 29, 2021
アクタージュに関しての感想や評価を紹介していきます。アクタージュは、週刊少年ジャンプにて連載された漫画作品でしたが、ジャンプ作品としては珍しく「演技」を題材としていました。王道のバトル漫画がヒット作となる週刊少年ジャンプにおいて、異色の作品として注目されたアクタージュ。演劇業界や映画業界からも高い評価を獲得し、注目度の高い作品として成長していました。
週刊少年ジャンプの読者からも、「好きな漫画作品」として挙げられる事も多かったアクタージュ。少年漫画としては珍しい作風でしたが、演劇という舞台で行われるある意味「バトル漫画」だと評価されていました。
とりあえず私はアクタージュの続きが読みたいんですけど、どうにかなりませんか。
— ♄⸝⋆来栖ミヤ (@kurusu_miya) May 29, 2021
2020年8月に打ち切りとなったアクタージュ。それまでのアクタージュは、メディアミックスも盛んになっていく最中であり、非常に盛り上がりを見せていた作品でした。舞台化も企画されており、オーディションを開始されていたアクタージュ。しかし、原作者逮捕を受けて全て中止となってしまいます。
アクタージュは短期間で多くのファンを獲得した作品だった為、多くの人が悲しみと驚きの声を挙げていました。アクタージュは打ち切りとなって未完の作品になってしまいましたが、ファンからは「どうしても続きが見たい」という声が挙がっています。
アクタージュの領域展開コラ好きwww pic.twitter.com/rxtoJpd4XM
— しゅ (@shu12401240) June 19, 2020
ここでも紹介した通り、アクタージュの空間演出シーンは呪術廻戦の領域展開を彷彿とさせると話題となりました。ネット上ではアクタージュの領域展開コラージュが出回り、多くのファンに拡散されていました。
アクタージュの領域展開シーンまとめ
ここでは、アクタージュに登場する領域展開シーンについてまとめています。アクタージュは演劇を題材としている人気漫画作品ですが、演技に没入する描写で風景が変わるような演出が取られており、このシーンが呪術廻戦の領域展開のようだと話題を集めていました。ここでは、アクタージュ作中での、主人公・夜凪景や百城千世子の領域展開シーンを紹介しています。
アクタージュは週刊少年ジャンプで連載中、高い人気を誇った漫画作品でした。2020年8月に原作者の不祥事が原因で打ち切りとなっています。アクタージュの連載休止の経緯や、連載再開の可能性についても考察しています。是非、人気漫画作品・アクタージュをチェックして、呪術廻戦の領域展開のようなシーンにも注目して見て下さい。