【テラフォーマーズ】ニジイロクワガタ型テラフォーマーの強さは？特徴や能力を考察

漫画テラフォーマーズの作中で人類の最大の敵として登場する進化したゴキブリ・テラフォーマー。テラフォーマーはバグズ手術を行う頭脳を持っており、多数の人類を殺害して様々な動植物の力を手に入れています。第1部に登場したマリアはその被害者の1人であり、殺されて｢ニジイロクワガタ｣の能力を奪われてしまいました。その後マリアの能力からニジイロクワガタ型のテラフォーマーが誕生し、第2部で登場します。

本記事ではマリアを殺して誕生したニジイロクワガタ型テラフォーマーについて能力や強さを考察紹介していきます。またニジイロクワガタ型テラフォーマーの能力や強さの他に、元々｢ニジイロクワガタ｣の能力を持っていたマリアやその声優についても併せてご紹介します。

ではニジイロクワガタ型テラフォーマーの能力や強さ、元の持ち主のマリアなどを考察紹介する前に、ニジイロクワガタ型のテラフォーマーとマリアが登場する漫画テラフォーマーズの作品情報とストーリーのあらすじについて簡単に見ていきましょう。テラフォーマーズとは進化したゴキブリに立ち向かう人類の戦いを描いた貴家悠と橘賢一の漫画作品であり、2011年から2021年5月現在まで｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されています。

元々漫画テラフォーマーズは2011年に｢ミラクルジャンプ｣で連載が始まり、同年に｢週刊ヤングジャンプ｣へ移籍しました。単行本はこれまで22巻刊行されており、累計発行部数1600万部を越える人気からアニメ化や実写映画といったメディア展開が数多く行われています。しかし原作者である貴家悠が2017年頃から体調を崩して療養中であるため、漫画テラフォーマーズは2021年5月現在｢週刊ヤングジャンプ｣で連載を休載しています。

漫画テラフォーマーズの世界は人口増加により、貧富の差や資源の枯渇が問題となっていました。そこで人類はゴキブリを放って火星を綺麗にし、問題を解決しようとします。その後人類の中で選ばれた者達はバグズ2号という宇宙船に乗り込み、火星のゴキブリ駆除に赴きます。しかしゴキブリ達は火星で｢テラフォーマー｣と呼ばれる人型の身体と文明を持った化物に進化しており、次々と宇宙船の乗組員達が惨殺されてしまうのでした。

漫画テラフォーマーズに登場するマリア・ビレンとは第1部でバグズ2号に搭乗していた女性キャラクターの1人です。漫画テラフォーマーズの第1部に登場するマリア・ビレンは昆虫の｢ニジイロクワガタ｣が手術ベースとなったロシア人の女性キャラクターであり、非常に美しい容姿と金色の髪の毛が特徴となっています。元々マリア・ビレンはロシアの中国国境沿いで生まれ、幼い頃から身体を売るなど非常に貧しい生活を送っていました。

その中でマリア・ビレンは台湾の資産家の養女になるものの、その養父の借金を背負って人生が終わってしまいます。そこでマリア・ビレンは｢ニジイロクワガタ｣の手術を受けてバグズ2号に乗り、火星に降り立ちました。しかしマリア・ビレンはテラフォーマーの奇襲で胴体が真っ二つになり、呆気なく死亡してしまいます。その後彼女の死体は回収され、本記事で能力や強さを考察するニジイロクワガタ型テラフォーマーが生まれました。

ではここからはニジイロクワガタ型のテラフォーマーの能力や強さを考察紹介していきます。マリア・ビレンが死亡した後、テラフォーマーはバグズ手術の技術を得ます。そしてマリア・ビレンの細胞からニジイロクワガタ型のテラフォーマーが誕生することになりました。第1部の作中でマリア・ビレンはニジイロクワガタ型の能力を使って腕の盾を作るものの、女性だからかテラフォーマーの圧倒的な力で一瞬で死亡してしまいました。

しかし第2部で登場したニジイロクワガタ型のテラフォーマーは人間の身体を簡単に切り裂く強靱な腕と簡単に敗れない強靱な防御力を誇っていました。さらにニジイロクワガタ型のテラフォーマーは光学迷彩的な能力も持っており、漫画テラフォーマーズの第2部の作中で大いにアネックス1号の面々を苦しめます。なのでニジイロクワガタ型のテラフォーマーは他のテラフォーマーよりも圧倒的に強い存在だと考察することが出来ます。

名前を見ると分かる通り、ニジイロクワガタ型のテラフォーマーは｢ニジイロクワガタ｣という昆虫が手術ベースとなっています。ニジイロクワガタ型テラフォーマーとマリア・ビレンの手術ベースとなった｢ニジイロクワガタ｣とはクワガタムシの多数ある種類の1つであり、オーストラリアやニューギニアなどに生息しています。オセアニアを中心に生息している｢ニジイロクワガタ｣は非常に綺麗な虹色の肉体が大きな特長となっています。

綺麗な身体を持つ｢ニジイロクワガタ｣は体長が60mm前後ほどとなっており、海外のクワガタの中ではあまり大きくありません。しかしクワガタであることから物体を挟む力は非常に強いです。さらに｢ニジイロクワガタ｣は虹色の身体を迷彩にして擬態する能力や非常に頑丈な防御力も兼ね備えています。なので漫画テラフォーマーズに登場するニジイロクワガタ型テラフォーマーは｢ニジイロクワガタ｣の特徴を見事に押えているといえます。

アニメテラフォーマーズで元々｢ニジイロクワガタ｣の能力を持っていたマリア・ビレンを演じたのは水樹奈々です。水樹奈々は1997年から活動している女性声優であり、数え切れないほどの人気アニメに出演していることで知られてます。また水樹奈々は歌手としても活動しており、その七色の歌声から全世界で非常に高い人気を博しています。おそらく水樹奈々が一瞬で退場するマリア・ビレンを演じたことに驚いた方も多いことでしょう。

• 1998年のアニメ｢時空探偵ゲンシクン｣：大和ソラ役
• 2001年のアニメ｢シャーマンキングシリーズ｣：玉村たまお役
• 2002年のアニメ｢ナルトシリーズ｣：日向ヒナタ役
• 2004年のアニメ｢魔法少女リリカルなのはシリーズ｣：フェイト・テスタロッサ役
• 2005年のアニメ｢バジリスク～甲賀忍法帖～｣：朧役
• 2007年のアニメ｢しゅごキャラ！シリーズ｣：ほしな歌唄役
• 2009年のアニメ｢鋼の錬金術師フルメタルアルケミスト｣：ランファン役

• 2010年のアニメ｢ハートキャッチプリキュア！｣：キュアブロッサム役
• 2012年のアニメ｢戦姫絶唱シンフォギアシリーズ｣：風鳴翼役
• 2014年のアニメ｢クロスアンジュ天使と竜の輪舞｣：アンジュ役
• 2015年のアニメ｢うしおととら｣：関守日輪役
• 2017年のアニメ｢ブラッククローバー｣：バネッサ・エノテーカ役
• 2019年のアニメ｢マナリアフレンズ｣：ハンナ役
• 2019年のゲーム｢新サクラ大戦シリーズ｣：エリス役

漫画テラフォーマーズに登場するニジイロクワガタ型テラフォーマーに関する感想ではマリア・ビレンとの違いに驚く感想が多く寄せられていました。漫画テラフォーマーズの第1部でマリア・ビレンは｢ニジイロクワガタ｣の能力を使用するも、呆気なく殺されてしまいます。しかし漫画テラフォーマーズの第2部でニジイロクワガタ型テラフォーマーは強敵として大活躍し、多数の漫画テラフォーマーズファンを驚かせました。

漫画テラフォーマーズに登場するニジイロクワガタ型テラフォーマーに関する感想ではマリア・ビレンの最後のセリフに注目する感想も多く寄せられていました。漫画テラフォーマーズの第1部でマリア・ビレンは｢ニジイロクワガタの甲皮！｣というセリフと共に｢ニジイロクワガタ｣の能力を使用しました。しかしマリア・ビレンは一瞬で死亡し、テラフォーマーに技術を奪われたため、かませ犬的な前述のセリフがネタ扱いされています。

漫画テラフォーマーズに登場するニジイロクワガタ型テラフォーマーに関する感想では｢ニジイロクワガタ｣が弱いという感想も見受けられました。確かにマリア・ビレンが一瞬で死亡したため、｢ニジイロクワガタ｣は強そうに見えません。しかしニジイロクワガタ型テラフォーマーは能力を最大限まで引き出し、圧倒的な力を見せました。そのためニジイロクワガタ型テラフォーマーの登場以降、｢ニジイロクワガタ｣は高く評価されています。

本記事では漫画テラフォーマーズに登場するニジイロクワガタ型テラフォーマーについて能力や強さなどを考察紹介しました。マリア・ビレンから生まれたニジイロクワガタ型テラフォーマーは第2部で倒されるものの、光学迷彩や圧倒的な防御力を持つ非常に強力なテラフォーマーとなっていました。もし第2部で倒されていなければ、おそらくニジイロクワガタ型テラフォーマーは人類にとって非常に脅威となる存在になったことでしょう。