【フェアリーテイル】ギルダーツの声優は井上和彦！他アニメで演じた代表キャラも紹介

フェアリーテイルで主人公・ナツたちに「オヤジ」と呼ばれたりと、仲間から慕われることが多いキャラクター『ギルダーツ』。気さくな性格やその強さからフェアリーテイルの登場人物からだけではなく、アニメや原作漫画を読んでいるファンにも人気があるキャラクターです。

今回はそんなギルダーツの人気を支える声優・井上和彦（いのうえかずひこ）さんについてご紹介していきます。ギルダーツのプロフィールや井上和彦さんのファンの声も紹介しているので、ギルダーツ・井上和彦さんの情報が気になる人は最後まで目を通してみてください！

ギルダーツが登場する『FAIRY TAIL（フェアリーテイル）』は『RAVE』や『EDENS ZERO』でも有名な漫画家・真島ヒロ（ましまひろ）先生の漫画作品のひとつ。講談社が発行する漫画雑誌・週刊少年マガジンで連載されていた作品で、2006年～2017年の約11年間掲載されていました。単行本は全63巻で、小説やアニメ化もされています。

アニメ版フェアリーテイルは2009年に始まり、第3期の328話までとなっています。真島ヒロ先生が描く原作のフェアリーテイルは完結していますが、続編エピソード『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』が上田敦夫先生の作画でウェブコミック配信サイトのマガジンポケットにて連載中となっています。

立派な魔道士になることを夢見ている少女・ルーシィ。そんな彼女はある日、お騒がせギルド『妖精の尻尾（フェアリーテイル）』のメンバー・ナツと出会います。炎の使い手・滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツの働きかけで彼らのギルド・フェアリーテイルに所属することになったルーシィ。個性派揃いのフェアリーテイルでルーシィは一歩ずつ夢に向かって歩いて行きます。

ここではフェアリーテイルのキャラクター『ギルダーツ・クライヴ』のプロフィールをご紹介！ギルダーツは主人公・ナツとルーシィが所属するギルド・フェアリーテイルのメンバーの1人です。左胸に紋章があり、茶髪の長髪、無精髭が特徴的なキャラクターで年齢は45歳。

S級魔道士で最強魔道士の1人としてされており、ナツの尊敬する人物でもあります。その仲間思いでハッキリした性格もあり、ナツの他にも多くの人物から愛されています。またフェアリーテイルのギルドメンバー・カナの父親で、娘を気にかける良き父としての姿も描かれているギルダーツ。

そんな彼ですが、100年クエストに挑戦した際に黒い竜（アクノロギア）と遭遇し、左半身の手足を失ってしまいます。またギルダーツのアニメ声優は夏目友人帳に登場する『ニャンコ先生』やNARUTOの『はたけカカシ』などの声を務めている人気声優の井上和彦（いのうえかずひこ）さんが担当しています。

• 誕生日：1954年3月26日
• 血液型：O型
• 身長：174センチ
• 所属事務所：青二プロダクション→ぷろだくしょんバオバブ→81プロデュース→大沢事務→元氣プロジェクト→B-Box
• 出身地：神奈川県横浜市

フェアリーテイルに登場するキャラクター・ギルダーツのアニメの声を演じるのは声優・井上和彦さん。数いる声優の中でも幅広い層のアニメファンから支持をされている声優のひとりです。元々はプロボウラーを目指していた井上和彦さんでしたが、ボウリング場で働いていた仲間と声優養成所に受かったことをきっかけに声優の道を歩み始めます。

様々なアニメキャラクターを演じてきた井上和彦さんですが、そのなかでも有名なのは夏目友人帳の『ニャンコ先生』、NARUTOの『はたけカカシ』、ジョジョの奇妙な冒険の『カーズ』などです。以下の項目ではこの3人のアニメキャラクターについてご紹介していきます。

ギルダーツの声を演じた声優・井上和彦さんが演じたアニメキャラクター1人目は夏目友人帳の『ニャンコ先生』。ニャンコ先生はかわいい三毛猫の姿をした妖怪。しかしその正体は『斑(まだら)』という巨大な狐のような見た目をした妖怪で、他の妖怪や祓い屋も恐れをなす大妖怪です。主人公の夏目貴志（なつめたかし）の持つ"友人帳"を彼の死後に譲り受ける約束を取り交わし、代わりに夏目の用心棒を引き受けます。

ギルダーツの声優・井上和彦さんの演じたアニメキャラクター2人目はNARUTOのメインキャラクター『はたけカカシ』。はたけカカシはNARUTOの主人公・うずまきナルトが所属する第7班の担当上忍で、"コピー忍者のカカシ"や"写輪眼のカカシ"の異名を持つ凄腕の忍者。NARUTOの物語の終盤でキーキャラクターになるほか、ナルトたちの里である木ノ葉隠れの里の六代目火影にもなる重要キャラクターです。

ギルダーツの声を演じた井上和彦さんの代表作アニメのキャラクター3人目はジョジョの奇妙な冒険の『カーズ』です。声優・井上和彦さんが演じたカーズは『ジョジョの奇妙な冒険』第2部の"戦闘潮流"でラスボスとして登場したキャラクター。

一見人間と同じような姿をしているカーズですが、その正体は長寿の命を持つ生命体"闇の一族"。赤石を探している途中休眠期に入ってしまったカーズは、長い眠りから目を覚まし主人公・ジョセフ達と赤い石を巡って対峙することになるのでした。

ここからは井上和彦さんがアニメ・フェアリーテイルで演じたギルダーツの名言を2つ紹介していきます。まず一つ目は「大事な試験だった…」のセリフ。このセリフはS級昇格試験を行っている際に乱入してきた悪魔の心臓(グリモアハート)のメンバーのブルーノート・スティンガーにギルダーツが言い放ったセリフです。

せっかくのS級昇格試験を台無しにされ、この日を心待ちにしていた試験を受けるはずだった人々の心の痛みを代弁したギルダーツ。試験を受ける彼らの気持ちに触れ思わず激情するギルダーツの仲間思いな一面が読み取れるワンシーンです。

こちらのセリフはカナが「自分はギルダーツの娘だ」と打ち明けた際に、ギルダーツが彼女にかけた言葉です。なかなか自分が娘だと言い出せずにいた彼女のその勇気と向き合い、これからの関係性を誠実に考えている気持ちがうかがえる一言。そんな真っ直ぐなところが仲間達から尊敬されるギルダーツの魅力の1つとなっているのでしょう。

フェアリーテイルのアニメでギルダーツの声を演じたのは声優・井上和彦さん。ニャンコ先生やはたけカカシといった人気キャラクターを演じ現在でも大活躍の井上和彦さんですが、そんな彼のデビューは1973年。40年近くもアニメ声優として活躍し続ける井上和彦さんは、大人から子供まで幅広い年齢層から応援されている人気声優です。

ギルダーツとニャンコ先生の声を担当する声優の井上和彦さん。アニメではキャラクターのイメージによって声を使い分けているため、ギルダーツのかっこいい雰囲気の声と、ニャンコ先生のかわいい声のギャップから声優が一緒だと気付かれないことも多いようです。他にもおそ松さんの松野松造（父さん）の声なども演じられています。

普段は優しいイメージのキャラクターを演じることが多い井上和彦さんですが、フェアリーテイルで演じたギルダーツの役では渋い漢らしい声の演技を見る事ができます。一方、夏目友人帳ではニャンコ先生のようなかわいい演技を見せたりと、様々な役柄の声を自在に演技する姿に「さすが！」とファンからの感心の声が寄せられています。

以上、フェアリーテイルに登場するキャラクター『ギルダーツ』の声を演じている声優・井上和彦さんについてご紹介してきました。ギルダーツの他にも『ニャンコ先生』『はたけカカシ』『カーズ』といった様々なキャラクターを演じている井上和彦さん。作品によって演じ分けるそのかっこいい声をお楽しみください！