【トリコ】クロマドは元・美食會料理長！料理人としての実力や強さを考察

トリコのクロマドは元・美食會料理長であり当初はボスキャラクターの一人だと思われていましたが、クロマドは徐々に存在感を失っていったキャラクターとなっています。『トリコ』は様々な敵キャラクターが登場しましたが、クロマドのことを記憶しているファンは多くはありません。ここではまずメガヒット漫画として知られる『トリコ』の基本的な情報をまとめていきましょう。

『トリコ』は2010年代に圧倒的な人気を獲得した少年漫画であり、アニメも大好評を博した作品として知られています。子供向けのアニメとして高い人気を獲得し、劇場版作品も二作制作されるほどの人気を博しています。王道冒険漫画であり、食材への感謝をテーマにしているので子供への教育的な意義も大きいと様々な分野で高い評価を獲得した作品としても知られています。

『トリコ』は『世紀末リーダー伝たけし』で知られる島袋光年によって描かれる王道冒険漫画であり、『週刊少年ジャンプ』で2008年25号から2016年まで連載されたメガヒット作品となっています。アニメも好評を博し、特にこどもからの絶大な支持を獲得しています。単行本は43巻刊行されていて、シリーズ累計発行部数は2500万部を突破しており、2010年代を代表するジャンプ作品となりました。

2011年4月から2014年3月までフジテレビ系にてテレビアニメ『トリコ』が放送され、大ヒットを記録しました。その大ヒットを受けて2013年7月27日にはテレビアニメ化以降初となる映画『劇場版 トリコ 美食神の超食宝』も制作されて、ぴあ初日満足度ランキングでは第1位になるなど高評価を受けました。

世の中は「美食」が世界的流行となっていて、通称「グルメ時代」と呼ばれる時代に突入していました。世界中の人々が美食を求め、未知の食材が溢れている世界になって以来、一つの食材に億単位の大金を支払う者も少なくありません。そんな中で国際グルメ機関『IGO』から依頼され、若き料理人・小松はガララワニの捕獲に乗り出します。そして、その以来のために美食屋として知られるトリコに協力を要請しました。

クロマドのプロフィールを見ていきましょう。クロマドは年齢は不明、身長は210センチ、体重は180キロ、視力は3.0、足のサイズは44センチと公表されています。好きなものは『お化粧』、嫌いなものは『命令される事』であり、美食會料理長の一人として高い地位に属しています。3人の副料理長を従わせ、6つの支部を指揮する強大な権力者なので、美食會の事実上のナンバー2として当初は登場していました。

『トリコ』のクロマドの料理人としての実力や強さ、性格などを紹介していきましょう。クロマドは美食會の料理長なので、裏社会ではトップクラスの料理人でもあります。戦闘力も高く、その性格も残虐なことでも知られています。最後にはあっさりと死亡してしまうなど、最後の瞬間まで注目の存在でした。

考察①は『クロマドの強さや料理人としての実力』です。クロマドの料理人としての腕前は凄まじく、彼の腕にかかればどんなグロテスクな食材でも美味に変えられてしまうと言われています。美食會の料理長として三虎に献上する料理の総責任者を務めるなど、その腕前はもちろん、料理人たちを束ねる調整力などもトップクラスの人材であったと考えられています。

考察②は『クロマドの性格』です。クロマドは冷徹な性格の男としても知られ、任務に失敗した部下達を容赦なく処理し、その失敗に関わった者は連帯責任として処分されたほどです。彼の残虐性を表す最も有名なエピソードである美食會第6支部新入りメンバーであったギドを失敗したことを理由に殺害したことは多くのファンに衝撃を与えました。

考察③は『クロマドは不遇なキャラだった？最後は死亡した？』です。クロマドは不遇なキャラだったと言われています。グルメ界に乗り込めるほどの実力を持っていたにもかかわらず、活躍の場は少なかったことでも知られ、最後にはスター、グリン、トミーの三人と交戦してスターの攻撃で死亡したと見られています。美食會のナンバー2として登場したものの、最後は格下げされあっさりと死亡しました。

ここからはアニメ『トリコ』のクロマドのアニメ声優を見ていきましょう。アニメ『トリコ』は圧倒的な人気を獲得したアニメであり、豪華な声優陣にも注目が集まっていました。『トリコ』のクロマドのアニメ声優を担当したのはベテラン声優として知られている金尾哲夫であり、洋画の吹き替え声優としても活躍しているので、その演技力の高さでもファンから絶賛されています。

金尾哲夫(かなおてつお)は1950年9月29日生まれの俳優であり、声優としても高い評価を獲得しています。東京都出身で、1977年から劇団昴に所属している俳優です。慶應義塾大学商学部を卒業して、劇団雲の研究生として演技の基礎を確立します。劇団昴に所属して、30代の頃から洋画の吹き替えなどを中心に声優として活躍し始めて現在に至ります。

金尾哲夫の主な出演作品を見ていきましょう。金尾哲夫は1978年に『まんが日本絵巻』や『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』などでテレビアニメ声優としてデビューします。洋画吹き替え声優としてはジョン・マルコヴィッチが自身にとって代表作であると考えていると明かしています。2020年には『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』の消防庁長官や『呪術廻戦』の狂気の医者など話題作にも出演しています。

ここでは『トリコ』のクロマドに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『トリコ』はネット上でも高い人気を誇り、その個性的なキャラクターの数々でも人気を獲得しています。クロマドは初期から登場していて、ファンにも意外な人気を獲得しているキャラクターです。そのため『トリコ』のクロマドに関する感想や評価はネット上でも数多く見つけるとができます。

『トリコ』のクロマドが好きという声も数多く集まっています。クロマドはクセの強いキャラクターとして知られているので、トリコファンにも意外とファンが多いキャラクターとなっています。ネット上には『クロマド回見たいからDVDレンタルしてこなきゃ』という声や『どんだけクロマド好きなんだよって突っ込まれた』という声、『俺、フツーにクロマドさん好きだわ』という声が挙がっています。

『トリコ』のクロマドの声も話題になっています。声優である金尾哲夫の演技には数多くの称賛の声が集まっていて、ファンにも好評を博しています。ネット上には『クロマドさんこんな声なんだね』という声や『クロマドさん。声がいい、ほのかにかわいげもある聞いていて安らぐようなお声をしていた』という声、『クロマドが思ったよりいい声だなー』という声が挙がっています。

『トリコ』のクロマドは弱いという声が数多く集まっています。バトルシーンも多い『トリコ』の中でもクロマドの強さが大したことなかったのではないかというファンの声が多く、幹部としては雑魚だったと言われています。ネット上には『クロマドは弱すぎて逆に面白いわ』という声や『料理長・クロマドがザコっぽく見える件』という声、『クロマドも速攻やられるし、あいつらほんまに弱い』という声が挙がっています。

今回は『トリコ』のクロマドについてプロフィールや料理人としての実力や強さ、性格、アニメ担当声優、ネット上の感想など紹介してきましょう。クロマドは美食會の幹部として登場し、その強さも注目されていましたが、あっさりと死亡するという不遇なキャラクターとなってしまいました。クロマドはファンの人気も意外に高いキャラクターなので、クロマドにも注目して『トリコ』をお楽しみください。