【文スト】立原道造はマフィアに潜入した猟犬の一人！頁の改変から逃れた理由は？

立原道造は『文豪ストレイドッグス』（文スト）に登場するキャラクターの1人。主人公たちが所属する武装探偵社と敵対する組織・ポートマフィアの構成員でしたが、実は猟犬という特殊部隊の一員であることがわかりました。

当初は特別重要視はされていなかったキャラだったのですが、この事実が判明してからは、一気に彼の存在感が増しています。ここでは、そんな立原道造の気になる異能力や、作中での活躍を見ていきます。立原道造について見ていく前に、まずは『文豪ストレイドッグス』（文スト）の基本情報を押さえておきましょう。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）は、2012年から『ヤングエース』で連載されている漫画作品。原作・原案は朝霧カフカ、作画は春河35が担当しています。2016年4月には文ストのアニメの放送が開始され、2019年まで3クールが放送されました。2018年には文ストの劇場版が公開され、2021年にはスピンオフ作品『文豪ストレイドッグス わん！』が放送。アニメ以外にも、様々なメディアミックスが展開されています。

孤児院を追い出され、ヨコハマの街を1人彷徨っていた少年・中島敦。彼は入水自殺を図っていた男・太宰治を助けます。太宰は異能力集団・武装探偵社の一員で、巷で噂になっている人喰い虎を探していました。自分が虎に変身する異能力者であることを知った敦は、太宰の勧めで武装探偵社に入社。異能力が関わる様々な事件に巻き込まれながら、少しずつ成長していきます。以上『文豪ストレイドッグス』（文スト）のあらすじでした。

文ストに登場する立原道造は、ポートマフィアの構成員の1人。年齢は19歳で、誕生日は7月30日。身長は176センチで、体重は62キロです。血液型はA型。好きなものは鉛筆とヒアシンスで、嫌いなものは過去。キャラクターのモデルとなったのは、昭和初期に活動し24歳で亡くなった詩人・建築家の立原道造です。ポートマフィアの武闘派組織「黒蜥蜴」の十人長を務めており、2丁拳銃での早撃ちを得意としていました。

鼻の頭に貼られた絆創膏がトレードマーク。当初は異能力を持たないマフィア構成員だと思われていましたが、後に軍警最強の特殊部隊「特殊制圧作戦群・甲分隊」通称・猟犬の1人であることが明かされました。猟犬の主な仕事は、日本国内の凶悪な異能力犯罪者を捕らえること。立原は任務として、ポートマフィアに潜入していたのです。

当初は異能力者ではないと思われていた立原道造。しかし後に、猟犬の一員であったことが判明し、その異能力も明らかになります。立原の持つ異能力は「真冬のかたみ」。亡き兄と同じ、金属を操作する異能力です。

金属に関係することであれば様々なことが可能で、敵の刃物を奪ったり、金庫の鍵を開けたり、飛び散る爆弾の破片を止めたりすることができます。突撃してくる飛行機を止めることもできますが、あまりに巨大過ぎるものは肉体の強度の問題で止められません。

現実を改変し、書いたことが真実となる白紙の文学書。この力により、武装探偵社はテロリスト集団に仕立て上げられてしまいました。「誰も探偵社の無実を信じない」という改変により、立原も探偵社の無実の証拠を信用することなく消してしまいます。しかしその後、立原は探偵社がテロリスト集団だということに疑問を抱くようになりました。

やがて、同じ黒蜥蜴のメンバーであった広津柳浪と銀との会話がきっかけで改変の効果が破れ、立原は探偵社が嵌められたことを確信します。こうして立原は、頁の改変による影響から脱することができ、その後は探偵社の無実を証明するために動き出します。

何故、立原は頁の影響から逃れ、真実に気づけたのでしょうか？それは、探偵社を嵌めた天人五衰が頁に記載した内容に理由があります。頁に記載された内容は、世界中の警察と捜査機関は探偵社の無実を証明する証拠を手に入れても本気で検討しない、というもの。警察と捜査機関以外は、頁の効力外なのです。

立原は猟犬であり軍警の一員であったため、当初は頁の影響を受け、探偵社を信用していませんでした。しかし、広津と銀との会話によって、立原はマフィアであった自分、マフィアでありたいと思った自分を認識します。当然ながらマフィアは、警察でも捜査機関でもありません。自分がマフィアだと認識した時点で、立原は頁の効力外の存在となり、改変から逃れられたのだと考えられています。

アニメ『文豪ストレイドッグス』（文スト）で立原道造の声を担当したのは、声優・歌手の林勇です。林勇は1983年4月2日生まれ、血液型はAB型で、神奈川県出身。所属事務所は賢プロダクションです。5歳の頃から劇団ひまわりに所属して芸能活動を行っており、1994年に声優としての活動を始めました。

2013年からはSCREEN modeという音楽ユニットのボーカルとしての活動を開始。音楽活動時の名義は勇-YOU-となっています。文スト第2期のOPは、林勇が所属するSCREEN modeの楽曲「Reason Living」でした。またSCREEN modeは、文ストのアニメ37話挿入歌「WRIGHT LEFT」も担当しています。

アニメ文ストで立原道造の声を担当した林勇。彼は文スト以外にも『ハイキュー!!』（田中龍之介）、『黒子のバスケ』（萩原シゲヒロ）、『チア男子!!』（遠野浩司）、『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』（ロージー/草野次郎）、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』（有馬たくや）、『せいぜいがんばれ！魔法少女くるみ』（鈴木キヨシ）、『東京リベンジャーズ』（佐野万次郎）などに出演しています。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）の立原道造が好きだというコメント。主要キャラクターではありませんが、立原が好きだというファンは少なくありません。原作漫画での登場が増えてからはより注目されるようになり、彼のファンが一気に増加しました。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）の立原道造の設定に関するコメント。立原はポートマフィアでの活動時、2丁拳銃を武器にしていました。容姿とその戦い方が好きだという人は多いようです。後に隠されていた設定が明らかになり、その設定がまた立原を魅力的なキャラクターにしました。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）の立原道造の魅力についてのコメント。文スト初期の頃は、あまり強そうに見えない脇役キャラだった立原道造。しかし物語が進むにつれて実は猟犬の1人であったという衝撃的な事実が明らかになり、今ではかなり活躍するようになりました。立原のキャラクターとしての成長に感動した人は少なくないようです。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）で立原道造が猟犬の一員であることがわかったあとのコメント。立原が猟犬であることを匂わせる伏線が文スト本編で描かれていたのか、気になって読み直したという人は少なくありません。それだけ、彼の正体は衝撃的だったようです。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）の立原道造に最初は興味がなかったけれど、今は好きだという人のコメント。文ストが始まった当初はあまり出番がなかったため、主要キャラクターたちに比べれば当然人気も知名度も低かった立原。しかし現在では、彼のことが好きだという人が増えています。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）の立原道造は、猟犬としてポートマフィアに潜入していました。しかしポートマフィアとしての時間が長くなり、いつの間にかそこが本当の居場所になっていたのです。自分がポートマフィアの人間であると認識し、その瞬間に頁の影響から逃れることができた立原。そのシーンは多くのファンを震えさせました。

『文豪ストレイドッグス』（文スト）のキャラクター・立原道造のプロフィールや異能力、頁の改変から逃れられた理由などについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか？

立原道造はメインキャラクターではないものの、物語が進むごとに出番が増えて存在感を増してきた魅力的なキャラクターです。立原道造のファンだという人は少なくありません。興味を持った人はぜひ、文ストの漫画やアニメを見て、立原道造の活躍をチェックしてみてください。