【鬼滅の刃】珠世のかわいい・美しいシーン集！能力や鬼舞辻無惨との関係は？

作者・吾峠呼世晴による漫画「鬼滅の刃」は週刊少年ジャンプで2016年から2020年まで連載されていました。コミックは全23巻が発売され、2021年2月で1億5000万部を超える発行部数を記録しています。テレビアニメは、第1期として2019年にコミックの第7巻までの内容「竈門炭治郎立志編」が放送されました。第2期「遊郭編」が2021年に放送予定となっています。

第1期アニメ放送が終了した後、続編としてアニメ「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が2020年10月に公開されました。公開から10日間という歴代最速の日数で100億円を突破し、日本の歴代興行収入の第1位を獲得しました。また、この劇場版は2021年4月から順次、世界各国で公開が予定されています。

「鬼滅の刃」の舞台は日本の大正時代、人を食べる鬼とその鬼を倒すために作られた組織「鬼殺隊」との戦いが繰り広げられるという、若年層でも理解しやすい和風・ダーク・ファンタジーとなっています。また、「鬼滅の刃」は「Yahoo!検索大賞」のアニメ部門賞、「東京アニメアワード2020」、「Crunchyrollアニメアワード2020 」で、作品賞など各賞を獲得しました。

竈門炭治郎は、亡くなった父親に代わって家業である炭焼きで家族を養っていました。ある日、炭治郎が留守の間に家族が鬼に襲撃され、たった一人生き残ったのが妹の禰豆子でした。禰豆子は鬼になっており、炭治郎は禰豆子に襲われますが、剣士・富岡義勇に助けられます。兄を思う気持ちを残している禰豆子を人間に戻すために、炭治郎は「鬼殺隊」に入り、鬼との戦いに身を投じていきます。

「鬼滅の刃」の珠世は鬼で、血鬼術・惑血の使い手です。鬼舞辻無惨によって鬼化されましたが、医師でもある珠世は無惨の呪いを解く方法を見出したことで、無惨から追われています。見た目は19歳の女性ですが、実際はもっと長く生きています。史郎（ゆしろう）という鬼と行動を共にしています。

珠世の実年齢について見ていくと、珠世は200年以上という長い年月の中で、自分の手で鬼にしたのは愈史郎だけだと言っています。珠世が鬼舞辻無惨によって鬼化されたのが400年以上前のことで、珠世の実年齢は400歳を超えていると考えられています。

鬼は本来人間を食べなければ生きていけません。しかし、珠世は鬼ですが医師でもあるので、自身の体に医学的な処置を施し、人間を食べなくても少しの人間の血だけで生きられる体になっています。そのため、珠世は貧しい人々から輸血という名目で少量の血を買い取り、その血を摂取して生きています。

愈史郎（ゆしろう）は珠世が唯一作り上げた鬼です。愈史郎が鬼になった経緯を見ていくと、愈史郎は人間の頃、治る見込みのない重病を抱えていました。そんな愈史郎に近づいたのが珠世でした。珠世は、鬼になることは人ではなくなることだと言い、それでも鬼になりたいかと尋ねました。珠世の問いに愈史郎は、たとえ鬼になったとしても生き続けていたいと言いました。

鬼になった愈史郎は珠世を「珠世様」と呼び、心から慕っています。そのため、珠世に近づく者を徹底的に排除しようとします。珠世と過ごす時間は愈史郎にとって最上の幸せで、珠世との時間を邪魔する者は大嫌いだと言っています。

かわいいシーンの1番目、炭治郎と珠世が初めて出会った浅草でのシーンがかわいいと言われています。鬼になった男性を助けるために戦っている炭治郎を見ていた珠世は、炭治郎が鬼を「人」と言っていることに心惹かれました。珠世は炭治郎を助けるため、自身の血鬼術「惑血・視覚夢幻の香」を発動し、駆けつけた警官たちを惑乱させました。

珠世が血鬼術「惑血・視覚夢幻の香」を発動したこのシーンは、辺り一面に和風の美しい花々が広がり、珠世のかわいい、美しい容姿がますます際立つシーンとなっています。

かわいいシーンの2番目、珠世の割烹着姿がかわいいと言われています。いつも和服姿の珠世ですが、割烹着を着ている姿はかわいいと言うより、まるで美しい若女将のようだと言われています。

かわいいシーンの3番目、悲しそうな表情がかわいいと言われています。鬼である愈史郎はたとえ頭部を粉々にされても再生する能力があります。珠世が悲しそうな表情を見せるのは、愈史郎が粉々にされた頭部を再生しているシーンです。この時の珠世の表情が悲しそうで、かわいいと言われています。

かわいいシーンの4番目、髪が乱れている姿がかわいいと言われています。いつもは和服に合うように美しく髪を結いあげている珠世は、それだけでも十分かわいいですが、髪が乱れている姿もかわいいし、美しいと言われています。

かわいいシーン5番目、珠世が血鬼術を使う姿がかわいいと言われています。そのシーンとは、珠世の血鬼術の中でも「白日の魔香」を発動するシーンです。珠世の血鬼術は辺りに美しい花々が現れ、幻想的な雰囲気になります。その中で無表情に血鬼術を操る珠世がかわいいし、美しいと言われています。

ここまで「鬼滅の刃」の珠世のかわいい、美しいシーンを紹介しました。ここからは、珠世のかわいい、美しいシーンでも紹介した血鬼術を紹介し、それらの能力についても紹介します。

珠世は血鬼術の持ち主です。血鬼術とは、多数の人間を食べた鬼や「十二鬼月」などの最強クラスとされる鬼にしか出現しない術だということです。中でも珠世の血鬼術は「惑血」という相手を幻惑する術です。「惑血」とは、自分の腕から血を流出させて、その血の匂いで相手を幻惑させます。それでは、ここから「惑血」を使った3つの技を紹介します。

珠世の血鬼術の一つ目、「視覚夢幻の香（しかくむげんのこう）」は、珠世が流した血の匂いを嗅いだ者の周りに美しい花々の模様が現れ、視覚を奪われます。何も見えなくなった相手は、その場から動くことができなくなります。

珠世の血鬼術の二つ目、「白日の魔香（はくじつのまこう）」は、相手の脳にダメージを与える術です。脳の機能が衰えるために嘘をつくことができなくなったり、隠していることを口に出してしまったりと、自白を促す術です。鬼がこの術を掛けられると、鬼舞辻無惨のことを黙ってはいられなくなり、思わず名前を口にしただけで、鬼舞辻無惨の呪いによって死亡します。

珠世の血鬼術の三つ目、「融通無碍の香（ゆうずうむげのこう）」は本編ではなく、おまけとして描かれた4コマ漫画で使った術です。使った相手は炭治郎で、彼の性格があまりにも生真面目なので、正反対の性格に変えようとして珠世が発動しました。しかし、この術は珠世自身が失敗だと言っています。

ここまで「鬼滅の刃」の珠世の血鬼術を紹介してきました。ここからは、珠世が何故鬼になってしまったのか？について紹介し、鬼化してからの珠世と鬼舞辻無惨との関係について見ていきます。

珠世が鬼になった理由を見ていくと、かつて人間だった珠世は夫と子どもという最愛の家族と幸せに暮らしていました。ある時、珠世は重い病気になってしまいました。治る見込みのない珠世の前に鬼舞辻無惨が現れ、死なずにすむ方法があると言いました。珠世は子どもが大人になるまで生きていたいと願っており、無惨の勧めに従うことにしました。

こうして、鬼舞辻無惨は珠世を鬼に変えてしまったのですが、鬼化した珠世は無意識に夫と子どもを殺してしまいました。このような悲劇が起きることを無惨は予想していたはずなのに、珠世には教えていませんでした。後に珠世は無惨に、こんな悲劇が起こると知っていたら鬼にはならなかったと言っています。

珠世は鬼舞辻無惨について「いつも何かに怯えている」という「臆病者」だと感じています。鬼舞辻無惨は、配下の鬼たちが集団で行動することができないように、鬼たちの行動を制限しています。その理由は、鬼たちが集団で自分を襲うことを恐れているからです。また、鬼舞辻無惨が鬼をたくさん作る理由は、鬼は日光にさらされると消滅することから、いつか日光に負けない鬼が出てくるのを待っているということです。

医師である珠世は、鬼舞辻無惨によって掛けられている呪いを外すことに成功しています。このことは鬼舞辻無惨も知っています。呪いを外した者は「逃れ者」と呼ばれるということで、珠世もそう呼ばれています。珠世が「逃れ者」と呼ばれるシーンがあります。

そのシーンとは、朱紗丸と矢琶羽が炭治郎を襲撃した際、炭治郎と一緒にいた珠世に対して「逃れ者」と呼びかけています。そして「これはいい手土産じゃ」と矢琶羽が言っています。この矢琶羽の言葉から、鬼舞辻無惨が珠世を「逃れ者」として狙っているのだと分かります。

鬼化すると人間だった頃のことを忘れてしまうものですが、鬼である珠世は人の心を取り戻しています。鬼舞辻無惨によると、珠世は鬼化した当初、他の鬼たちと同じように多くの人間たちを食べていたそうです。そんな珠世が再び人の心を取り戻せた理由は明かされていません。

ここまで「鬼滅の刃」の珠世のかわいいシーン、血鬼術などを紹介すると共に、珠世の過去、鬼舞辻無惨との関係について見てきました。ここからは、アニメ「鬼滅の刃」で珠世の声を担当している声優・坂本真綾について紹介します。

アニメ「鬼滅の刃」で珠世の声を担当している坂本真綾は、1980年3月31日生まれ、東京都出身、「フォーチュレスト」に所属する声優、歌手、女優です。1996年のアニメ「天空のエスカフローネ」が声優としてのブレイク作品です。女優としては2003年から2009年までミュージカル「レ・ミゼラブル」に出演。歌手としてはアルバム発表、ライブ活動などを行っています。

2004年「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ルナマリア・ホーク、2006年「桜蘭高校ホスト部」藤岡ハルヒ、2008年「黒執事」シエル・ファントムハイヴ、2012年「〈物語〉シリーズ」忍野忍、2015年「アルスラーン戦記」ファランギース、「七つの大罪」マーリン、2017年「Fate/Apocrypha」ルーラー、 ジャンヌ・ダルク。

2018年「Cutie Honey Universe」キューティーハニー 、2019年「かつて神だった獣たちへ」エリザべス、「炎炎ノ消防隊」象日下部、「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」レオナルド・ダ・ヴィンチ、「あんさんぶるスターズ!」あんず。

「鬼滅の刃」のアニメ第8話は、珠世が初登場した回です。愈史郎を伴って現れた珠世は、炭治郎が鬼に対して「人」として扱っている姿に感銘を受け、炭治郎を助けてあげました。この時、医師でもある珠世が鬼になった人間を元の姿に戻すを研究していることが分かりました。鬼になってしまったら絶望するしかないという状況に、一筋の光が見え、炭治郎の鬼に対する考え方が変わっていくだろうという感想です。

アニメ「鬼滅の刃」の第8話は、珠世が炭治郎を助けるために血鬼術の一つ「惑血・視覚夢幻の香」を発動するシーンの演出が良かったという感想です。この珠世の血鬼術は、自分の腕から血を流し、その血の匂いで相手を惑乱するという術ですが、花々が辺りを埋め尽くす非常に美しい映像だと言われています。

こちらの方も、アニメ「鬼滅の刃」の第8話、珠世が炭治郎を助けるために発動した血鬼術の一つ「惑血・視覚夢幻の香」が非常に美しかったという感想です。

いかがでしたか？「鬼滅の刃」の珠世のかわいい、美しいシーンを紹介しました。医師である珠世は鬼の血を研究しており、そのために鬼舞辻無惨に追われていました。また、珠世の血鬼術の技3種類を紹介しましたが、アニメ放送などでの血鬼術のシーンがとても美しいという感想が寄せられていました。そんな美しい、かわいい珠世の活躍に注目して「鬼滅の刃」をお楽しみください。