2021年03月14日公開
2021年03月14日更新
【鬼滅の刃】 三郎爺さんの正体は黒幕?初登場・再会シーンやキャラ情報まとめ
鬼滅の刃に登場する三郎爺さんをご存知でしょうか?三郎爺さんは登場回数の少ないサブキャラクターの1人で、主人公の竈門炭治郎を鬼の襲撃から救いました。しかし怪しい言動が多くて、鬼滅の刃ファンの間では三郎爺さんの正体は黒幕ではないかと話題になっていました。そこで話題のサブキャラクターの三郎爺さんとは誰なのか、そしてキーポイントだった初登場シーンと感動の再会シーンを紹介します。
目次
鬼滅の刃の三郎爺さんとは誰?
今回は鬼滅の刃の三郎爺さんに注目しました。三郎爺さんは登場回数の少ないサブキャラクターの1人ですが、ストーリーの進行に大きく関わっている重要人物です。また初登場での怪しい言動や感動の再会シーンが、鬼滅の刃ファンの間で話題となっていました。そこで三郎爺さんとは誰なのかを説明し、黒幕説が浮上していた正体に迫っていきます。
鬼滅の刃の作品情報
三郎爺さんとは誰なのか正体に迫る前に、まずは鬼滅の刃の作品情報を紹介します。鬼滅の刃は妹を元の姿に戻すために鬼と戦うダークファンタジー作品で、大正時代を舞台にしているため時代劇という要素も兼ね備えています。ストーリーが分かりやすくて、戦いの残酷さの中で描かれる人の温もりが感動的だと爆発的な人気を集めました。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は集英社の週刊少年ジャンプで2016年から2020年まで連載していた少年漫画が原作で、2019年に放送されたアニメ1期が話題を集めて社会現象を引き起こしました。2020年にはアニメ1期の続編が映画化され、千と千尋の神隠しの記録を抜いて日本の歴代興行収入1位という快挙を成し遂げました。2021年には映画の続編となるアニメ2期が放送される予定です。
鬼滅の刃のあらすじ
山奥で暮らしていた竈門炭治郎は、炭を売るために人里へと向かいました。しかし翌日に帰宅すると、母親と弟妹が鬼に惨殺されていました。唯一息があった竈門禰󠄀豆子を医者に診せようと背負いますが、突如鬼の姿へと変貌して襲い掛かってきました。そして竈門炭治郎は駆け付けた冨岡義勇の助言を受けて、鬼になってしまった竈門禰󠄀豆子を元に戻すための旅へと出発しました。
三郎爺さんのプロフィール
三郎爺さんは鬼滅の刃に登場するサブキャラクターの1人で、主人公の竈門炭治郎が暮らしている山の麓に住んでいます。ぶっきらぼうで笑顔もほとんど見せませんが、他者を思いやる心を持った優しい性格をしています。家族とは死別しているため、現在は一人暮らしをしています。以前から近隣の竈門家とは交流があったようで、竈門炭治郎は三郎爺さんを案じて弟妹と共に再訪しようと考えていました。
鬼滅の刃の三郎爺さんの正体は黒幕?怪しい?
三郎爺さんとは誰なのか掘り下げていく前に、まずは鬼滅の刃の作品情報と簡単なプロフィールを紹介しました。続いては鬼滅の刃ファンの間で話題となった三郎爺さんの正体に迫ります。ここでは三郎爺さんの暮らしぶりや、黒幕説の根拠となっていた怪しい言動を考察していきます。果たして三郎爺さんは、黒幕だと考えられるほどの怪しい言動をとっていたのでしょうか?
考察①鬼が来ることを予測
鬼滅の刃の世界には、鬼という怪物が存在します。鬼の始祖である鬼舞辻󠄀無惨は1000年前以上に誕生し、人間に血を与えることで鬼を増産してきました。鬼は人間を食料にしており、食べれば食べるほど力が増幅していきます。基本的には単独で行動していますが、中には鬼舞辻󠄀無惨のように血を分け与えて仲間を増やす鬼もいます。
しかし鬼の存在は伝承されているものの都市伝説程度にしか考えられておらず、鬼の起こした事件は狂人や熊などによるものだと捉えられていました。しかし三郎爺さんは鬼の存在を信じていた数少ないキャラクターで、帰宅のために山道を急いでいた竈門炭治郎に鬼の出没を警告していました。このような他の誰もしていない怪しい言動によって、三郎爺さんの正体が黒幕だと考えられるようになりました。
考察②鬼殺隊の存在を知っている
鬼滅の刃の世界には、鬼を討伐するために暗躍している鬼殺隊という組織が存在します。鬼殺隊とは1000年以上前から存在している政府非公認の組織で、鬼を殺せる唯一の武器である日輪刀を手に日々戦っています。試験に合格した数百名もの剣士で構成されており、呼吸を極めている上位の実力者は柱と呼ばれています。
鬼舞辻󠄀無惨の生家である産屋敷家が代々当主として鬼殺隊を統制しており、各地の育手が剣士候補の育成に励んでいます。このように古くから存在する巨大組織の鬼殺隊ですが、一般人にはほとんど知られていません。しかし他の誰も知らないような鬼殺隊の存在を三郎爺さんは竈門炭治郎に語っていたため、黒幕ではないかと怪しまれていました。
考察③日傘を作っている
鬼滅の刃の世界の鬼には、日輪刀の他にも弱点が存在します。鬼の始祖である鬼舞辻󠄀無惨は生まれつき体が弱かったため、新薬で回復と延命を試みました。その後新薬の効果により強靭な鬼の肉体を手に入れますが、その反面で人食い欲求と日光で消滅してしまうという副作用が伴いました。
そのため鬼舞辻󠄀無惨を含む鬼達は日光を避けるために、建物の中や夜分にしか行動しません。鬼滅の刃のヒロインである竈門禰󠄀豆子も、鬼になってからは日光を嫌うような行動をとっていました。実は三郎爺さんは傘作りを生業にしているため、鬼が日光を避けるための日傘を作っているのではないかと怪しまれていました。
考察④鬼・人が結託するメリットがない
鬼滅の刃の世界では人間と鬼は敵対しており、結託している事例はほとんどありません。そもそも鬼は人間だった頃の記憶や理性を失ってしまうため、人喰い欲求を抑えることはほぼありません。ヒロインの竈門禰󠄀豆子や医者として人間の治療もしていた珠代は、鬼の中でも稀な存在です。
鬼滅の刃ファンの間では黒幕説以外にも、三郎爺さんが鬼に利用されている可能性が考えられていました。生贄として他者を鬼に差し出すことで自分だけ生き長らえていたり、饜夢の血鬼術で幸せな夢を見ているのではないかと言われていました。しかし三郎爺さんは鬼殺隊を尊敬しているような発言をしており、鬼と結託している可能性は低いという意見もありました。
鬼滅の刃の三郎爺さんの初登場・再会シーン
三郎爺さんとは誰なのか正体に迫り、鬼滅の刃ファンの間で話題となっている黒幕説を考察しました。続いては話題のサブキャラクターである三郎爺さんの初登場シーン・再会シーンを紹介します。初登場シーンでは怪しい言動をとっていた三郎爺さんですが、感動の再会シーンではどのような様子だったのでしょうか?
三郎爺さんの初登場シーン
三郎爺さんの怪しげな初登場シーンは、1話の「残酷」です。父親を亡くした竈門炭治郎は、家族を支えるために炭を売りに人里へと向かいました。帰宅途中の竈門炭治郎を見掛けた三郎爺さんは、鬼の出没を警告して自宅に泊めようとします。三郎爺さんの勢いに根負けし、心優しい竈門炭治郎は一晩お世話になることにしました。
サブキャラクターの三郎爺さんは他の一般人とは違って鬼や鬼殺隊に詳しかったため、鬼滅の刃ファンから正体を怪しまれていました。また強引に竈門炭治郎を泊めようする言動や、鬼のような恐ろしい形相も話題となっていました。また鬼滅の刃の世界観を伝える役割に過ぎないという意見が寄せられたり、黒幕としての再登場が期待されるなど今後の展開に注目が集まっていました。
三郎爺さんと炭治郎の再会シーン
三郎爺さんの感動の再会シーンは、204話の「鬼のいない世界」です。多くの犠牲を出しながらも鬼舞辻󠄀無惨を倒し、竈門炭治郎や竈門禰󠄀豆子も無事に人間に戻ることが出来ました。そして鬼殺隊が解散となったため、蝶屋敷での療養の後に竈門炭治郎と竈門禰󠄀豆子は故郷へと帰りました。
竈門炭治郎と竈門禰󠄀豆子が自宅を目指して山の麓を歩いていると、傘を持った三郎爺さんに遭遇します。三郎爺さんの再登場に多くの鬼滅の刃ファンが驚きましたが、駆け寄って優しく抱き締める姿に感動したと好評でした。1話では鬼のような形相で怖いと言われていた三郎爺さんですが、204話では世界に平和が戻った象徴のように描かれていました。
鬼滅の刃の三郎爺さんのアニメ声優
三郎爺さんとは誰なのか正体に迫り、怪しい言動をしていた初登場シーンと感動の再会シーンを説明しました。続いては鬼滅の刃の三郎爺さんの声優情報を紹介します。黒幕説が浮上するほど怪しい雰囲気を醸し出していた三郎爺さんを演じた声優とは、一体誰なのでしょうか?
てらそままさきのプロフィール
鬼滅の刃で三郎爺さんを演じたのは、マウスプロモーション所属の俳優のてらそままさきです。てらそままさきは1962年5月8日生まれで、兵庫県生まれの大阪府育ちです。元々の芸名は本名の寺杣昌紀ですが、声優業では読みやすさを追求した現在のひらがな表記を使用しています。
体育教師志望でしたが舞台観劇をきっかけに俳優業に興味を持ち、劇団俳優座に所属して1984年には映画デビューを果たしました。その後1987年から特撮を中心に声優活動を開始し、現在では吹き替えやナレーターとしての出演も増えました。「仮面ライダー電王」では関西弁を話す設定のキャラクターを担当した時に、てらそままさきのネイティブの大阪弁に一部修正を加えながらアテレコを行ったというエピソードがあります。
てらそままさきの主な出演作品
てらそままさきは1987年の「仮面ライダーBLACK」の世紀王シャドームーン役をきっかけに声優活動を開始しました。その後は特撮を中心に出演していましたが、2004年には「SAMURAI 7」のカンベエ役にも抜擢されました。2006年の「NARUTO -ナルト-」や2009年の「銀魂」などの人気作品でも好演しています。
また2012年の「トリコ」の三虎役や、2013年の「義風堂々!! 兼続と慶次」の上杉謙信役も好評でした。2018年には「ゴールデンカムイ」でキロランケ役を熱演しています。そして2020年からは遠山銀司郎役の3代目として「名探偵コナン」にも出演しています。
鬼滅の刃の三郎爺さんに関する感想や評価
三郎爺さんとは誰なのか正体に迫り、怪しい言動をしていた初登場シーンと感動の再会シーンを説明しました。それでは最後に、鬼滅の刃の三郎爺さんに関する世間からの感想や評価を紹介します。黒幕説が浮上するほど怪しい言動をしていた三郎爺さんに、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
鬼滅の刃って三郎爺さんが泊めてくれなかったら日光耐性持った鬼炭治郎が生まれて無惨が吸収して詰んでたよね
— RSC (@sato_fukufuku) March 8, 2021
こちらは三郎爺さんの行動を評価している感想ツイートです。主人公の竈門炭治郎やヒロインの竈門禰󠄀豆子の先祖は、鬼殺隊を追放された継国縁壱に命を助けられました。そして継国縁壱への感謝の気持ちを込めて、日の呼吸と花札の耳飾りを代々受け継いできました。
ヒノカミ神楽を受け継ぐ竈門炭治郎と竈門禰󠄀豆子は、他の鬼とは違って日光の克服することが出来ました。そんな竈門炭治郎がもしも1話の時点で襲われていたら、鬼舞辻󠄀無惨が取り込んでしまい鬼殺隊に勝ち目はなかっただろうと考察しています。つまりこのツイートでは、三郎爺さんの行動が世界の平和に繋がったと評価しています。
顔、怖いよねぇ!笑
— にしみき (@nishimikimuu) March 4, 2021
「鬼が出る」って言ってんの三郎爺さんだけだったし、三郎爺さん引き止めなければ…とか野暮なこと考えたりしたけど、鬼滅の作風思うと三郎爺さんにもきっと悲しすぎて顔が怖くなるほどの過去があるんだと思ってる😊(推しの事しか考えてなかったけど)
こちらは三郎爺さんの過去に思いを巡らしている感想ツイートです。三郎爺さんは他の一般人とは違い、鬼の存在を信じて警戒しています。そのため夜分に帰宅しようとしている竈門炭治郎を制止する表情は、鬼のように怖いと鬼滅の刃ファンの間で話題となっていました。
竈門炭治郎の心情描写により一人暮らしということが判明していますが、どのような経緯で家族を失ったのかは明らかとなっていません。三郎爺さんが他の一般人とは違って鬼や鬼殺隊について詳しいので、鬼滅の刃ファンの間では竈門炭治郎と同じような経験をしているのではないかと言われています。そのため夜分に帰宅しようとしている竈門炭治郎を、鬼のような形相で止めてしまったと考察されています。
めっちゃ泣くらしいですね‼️😭✨✨
— 🔥nemuko🔥 (@nemuko_0510) March 2, 2021
1巻に出た三郎爺さんが最後にまた出るのが凄い‼️早く読みたい‼️😭😭😭
こちらは三郎爺さんの再会シーンについて書かれている感想ツイートです。1話に出ていたサブキャラクターの三郎爺さんの再登場に、多くの鬼滅の刃ファンが驚いていました。また竈門炭治郎や竈門禰󠄀豆子の姿を見て泣き出してしまう三郎爺さんの再会シーンは、ほっこりして感動的だったと好評でした。
鬼滅の刃の三郎爺さんまとめ
三郎爺さんとは誰なのか正体を考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?鬼滅の刃には三郎爺さんの正体以外にも、伏線だと考えられていた怪しい事柄が沢山あります。また鬼滅の刃は、魅力的なキャラクターやストーリー展開が高く評価されている人気作品です。この機会にぜひ、鬼滅の刃をご覧になってみてはいかがでしょうか?