【ドカベン】最終回のあらすじネタバレ!伝説の野球漫画の結末はどうなった?

野球漫画として長い連載期間を誇り高い人気を誇る作品がドカベンです。ドカベン最終回以降も続編が描かれ続け、シリーズとしてはドリームトーナメント編にて最終回を迎えています。今回はドカベンの最終回までのあらすじについて結末までネタバレありで紹介しつつ、主要な登場人物、ドカベンからドリームトーナメント編まで続くシリーズそれぞれのあらすじなどをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ドカベン】最終回のあらすじネタバレ!伝説の野球漫画の結末はどうなった?のイメージ

目次

  1. ドカベンとは?
  2. ドカベンの最終回あらすじ結末ネタバレ
  3. ドカベンのあらすじネタバレ
  4. ドカベンの登場人物やキャラ一覧
  5. ドカベンの最終回に関する感想や評価
  6. ドカベンの最終回まとめ

ドカベンとは?

ドカベンの原作漫画情報

ドカベンの原作漫画は1972年に週刊少年チャンピオンで水島新司先生が連載を始めた野球漫画です。野球漫画ではありますが連載初期は柔道漫画から始まり、単行本にして7巻の物語を経て野球漫画へと至りました。ただ元々野球漫画にする前提で連載を開始しており数々の伏線を経て野球漫画になった作品です。

当時野球漫画=必殺技・魔球だった流れをある程度は踏襲はしながらもリアルな描写を盛り込んだ事で高い人気を集めた作品で、里中や殿馬と言ったキャラクターがそれまでの野球漫画に薄かった女性ファン層を獲得した事がシリーズが続く事になっていきました。

ドカベンのアニメ情報

ドカベンのアニメは1976年から1979年までに渡り全163話で放送されました。放送開始時点で野球漫画としての人気を確立していた為、序盤の柔道漫画としての部分は短縮され野球アニメを全面に押し出して展開される事になりました。1979年には当時の原作エピソードまで追いついてしまった事で山田世代高2夏の甲子園大会での弁慶高校の敗戦までがアニメ化されており、以降のアニメ化は行われていません。

ドカベン | 作品紹介 | NIPPON ANIMATION

ドカベンの最終回あらすじ結末ネタバレ

最終回ネタバレ①期待を一身に背負っている山田

ここではドカベンシリーズの最終回であるドリームトーナメント編の最終回を紹介していきます。ドリームトーナメントもいよいよ決勝、その12回裏ツーアウトランナー三塁岩鬼、そしてバッター山田太郎という場面から描かれる事になります。対する京都ウォーリアーズは先発の中西球道が投げ続けており、実力者同士の対決になります。

ちなみにこの時の山田太郎は1回戦の新潟ドルフィンズ戦、2回戦の阪神タイガース戦、準決勝の広島東洋カープ戦と3試合連続サヨナラホームランを打っておりこの決勝戦もサヨナラホームランを打つ事可能な状況からファンの期待を一身に背負っている状態でした。

最終回ネタバレ②岩鬼のアドバイス

状況や山田太郎の状態を考えれば敬遠止むなしという状況でしたが中西球道は勝負を選びます。球速166kmのストレートを投げ込み、初球は見逃し、2球目以降はそれを山田太郎がファールにして粘る事になるのです。何球もファールが続く緊張感のある展開の中、動いたのは三塁にいた岩鬼でした。タイムを取って山田太郎に駆け寄りアドバイス的な事を話すのでした。

最終回ネタバレ③ホームラン

アドバイスの時点では岩鬼が山田に何を言ったのかは伏せられていましたがネタバレするとそれは「アッパースイングをする事」でした。そして山田太郎はその岩鬼のアドバイスを実践し、中西球道の球を打ち返します。そしてそのボールはバックスクリーンに一直線、ホームランとなったのでした。

最終回ネタバレ④試合終了後

山田太郎の劇的な4試合連続サヨナラホームランはチームメイトはもちろん対戦した京都ウォーリアーズの選手達、そして観客やファンも涙を流すような場面が描かれる事になりました。通常の野球漫画であればここで締めくくって結末としても良いのですがドカベンドリームトーナメント編の結末はもう少しだけ続く事になります。

最終回ネタバレ⑤回想シーン

試合終了後、山田太郎は既に皆が出払った甲子園に1人残っていました。そこに姿を見せたのが岩鬼でした。ドカベンのあらすじはこの2人の出会いから始まっています。2人は当時を思い出し、実際に「ドカベン」の1巻での出会いのシーンが描かれる事になりました。このシーンがドカベンシリーズの最終回としての最後の結末のシーンとなっています。

最終回ネタバレ⑥水島先生の言葉

エピソードとしての最後のシーンは上記のシーンですが漫画としては最後に作者の水島新司先生の感謝の気持ちが描かれる形で締めくくられています。これまでもそれぞれの作品の中でしっかり完結が行われており、この最終回での結末は本当にドカベンシリーズが終わったのだと示す結末になっています。

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ドカベンのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①ドカベン

柔道漫画としてスタートしたドカベンは主人公山田太郎が鷹丘中学に転校してくる所から物語がスタートします。そこで出会ったのが岩鬼でした。その後山田と岩鬼は共に野球を始めそこで殿馬と出会い、さらに揃って明訓高校に進学そこで里中とも出会う事になります。後に明訓四天王と呼ばれる4人を中心に明訓高校の活躍が高校3年の春大会まで描かれる事になります。

あらすじネタバレ②大甲子園

大甲子園はドカベンの続編であると同時に他の水島新司作品のオールスター作品としての側面も持っていうという事です。ネタバレするとドカベンを含む水島新司作品は「大甲子園」を描く事を想定して多くの作品が高校3年の春で最終回の結末を迎えており、作品の枠を超えた夢の対決が描かれる形になっているのです。そんな夢の対決の中、山田太郎達は優勝を果たしここにドカベン高校野球編は最終回を迎えています。

あらすじネタバレ③プロ野球編

大甲子園の完結から8年の時を経て描かれる事になったのがドカベンプロ野球編です。当時西武に在籍した清原和博選手の一言で始まったとされるプロ野球編では山田太郎達が高校生からプロ野球の世界へと進み、実在する選手達と共に山田太郎は西武で、岩鬼はダイエーで、殿馬はブルーウェーブで、里中はロッテでとそれぞれのチームでの活躍が描かれる事になります。

ネタバレするとプロ野球編はリアルタイムに進行が行われ山田太郎達がFA権を取得する事になる9年間が描かれる形で最終回を迎えています。

あらすじネタバレ④スーパースターズ編

プロ野球編のラストでFA権を取得した山田世代、日本プロ野球総裁の崖渕壮兵衛は山田世代がFA権を利用して大量にメジャーリーグに流出するのを防ぐ為、パ・リーグに「東京スーパースターズ」「四国アイアンドッグス」を設立し再び明訓四天王を始めとするとドカベンオリジナルのキャラクターが集まっての試合が描かれる事になります。

スーパースターズ編では大甲子園で既に共演を果たしていた中西球道や真田一球などの一部のキャラクターがドカベンに合流する形としてプロ野球選手として活躍、実在の選手の活躍はもちろんながらそれらの夢の共演を楽しめる作品として描かれる事になります。

あらすじネタバレ⑤ドリームトーナメント編

そしてドカベン最終章に当たるのがドリームトーナメント編です。スーパースターズ編でパ・リーグにのみ球団が新設されてバランスの崩れていたセ・パの格差を埋めるべく、セ・リーグにも球団2つが新設される事になったプロ野球。全16球団になった事を記念して行われる事になったのがサブタイトルにもなっている全球団参加のドリームトーナメントです。

大甲子園のプロ野球版とも言える本作ではドカベンのキャラクターはもちろん再び水島新司作品から様々なキャラクターが登場したオールスター作品として描かれています。

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ドカベンの登場人物やキャラ一覧

山田太郎

ドカベンシリーズの主人公にして日本一のキャッチャーと目されているのが山田太郎です。ちなみにタイトルのドカベンは彼のあだ名で、学生時代、鞄の中にご飯だけを詰めたでっかい弁当箱を持ってきていた事からドカッとデカい弁当箱という事で「ドカベン」とあだ名されるようになりました。鈍足である事以外は優れた野球選手として描かれホームランはもちろん小技も得意であり三冠王に輝いた事もあります。

岩鬼正美

山田太郎と命運を共にする事になるのが岩鬼正美です。元々は強いライバル意識を持ち、山田太郎を追いかけるように柔道部に入部するなどしていました。小学生時代、どんな場面でも敬遠された経験から「悪球打ち」を身に着ける、恵まれた体格から死球を受ける描写が多いにも関わらずほとんど怪我をしないなど山田太郎とはベクトルは違うものの優れた野球選手として描かれています。

殿馬一人

中学時代に山田太郎、岩鬼と出会い「づら」という特徴的な語尾が特徴的な天才的なセンスで二塁手を務めるのが殿馬一人です。元々は音楽の道でその才能を発揮しており野球に転向してからもそのリズム感を生かしたプレイや「秘打」を考案して活躍、不動の二番バッターとしての地位を確立していく事になりました。プロ野球選手になってからもオフシーズンには演奏会を開くなど二足のわらじを履き続けたキャラクターです。

里中智

ドカベンのキャラクターの中でもさわやかな容姿と美形な顔立ちにより高い女性人気を誇るキャラクターが里中智です。アンダースローを扱う背の低さが特徴的なピッチャーで「小さな巨人」とあだ名されています。ただ怪我が多く、プロ野球編突入後は体作りを優先して登板を一切しないという場面も見られました。また投手としては打撃能力も非常に高く、高校時代には3番を打つなどもしています。

微笑三太郎

常に笑みを浮かべているのが特徴的な明訓高校出身の選手が微笑三太郎です。元々はキャッチャーでしたが内野や外野も器用にこなす事が出来ます。明訓五人衆の1人ですがプロ野球編以降は唯一のセ・リーグの巨人入団だったり、スーパースターズからもトレードされる事になるなど作中では不遇な扱いを受ける事が多くなっています。最終的には京都ウォーリアーズの選手兼監督に就任する事になりました。

土井垣将

山田世代から見ると2つ上の明訓高校の先輩であり、引退後は明訓高校の監督に就任したのが土井垣将です。ドラフト指名されるも明訓高校の監督を優先し「明訓高校が負けるまで」と保留にした後、弁慶高校に敗れた事で日本ハムに入団、その後東京スーパースターズにて選手兼監督を務める事になります。高校時代から4番山田を軸にした戦術を取り続ける程に山田太郎の事を信頼しています。

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ドカベンの最終回に関する感想や評価

ここからは既にドカベンを読了した人の感想を紹介していきます。ドカベン最終章であるドリームトーナメント編の結末は意外だったという声が多くなっています。試合の大団円という結末ではなく敢えてドカベンの原点である山田太郎と岩鬼にスポットを当てた終わり方は「ドカベン」の最終回であると捉えるファンも多くなっています。

試合の結末の付け方はそこまでのあらすじからある程度読めたという声が多い一方で、ピッチャーが中西球道だった事から「あそこで中西球道が抑えても成立していた」と言われる程になっています。ドリームトーナメント編がドカベンの物語ではなく、球道くんをベースに書いていれば結果は変わっていたのではないかとする程の名勝負だったという声も多いです。

元々ドカベンは数年経過後に続編を展開する声も多く、「最終回」と銘打たれたドリームトーナメント編の最終回を迎えてからもどこかで続くのではないかとする声も一定数見られました。山田太郎の物語としては終わりでも岩鬼や里中などを主人公に据えたスピンオフ作品などがあっても良かったとする声も見られる程になっています。

ドカベンドリームトーナメント編以降水島新司先生が「あぶさん」の読み切り作品を書いていた事もあり、読み切りでも良いので読みたいという声も見られた程でした。2020年12月に引退が発表された際には何らかの形であるのではないかと考えていたドリームトーナメント編が本当に完結だった事に驚いたという声も見られる程になっています。

様々な声があるドカベンドリームトーナメント編の最終回のあらすじや結末ですが、ドリームトーナメント編としての完結だけでなくドカベンシリーズ全体としての最終回としては上記でネタバレした形で良かったという声も多いです。

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ドカベンの最終回まとめ

ドカベンシリーズの最終章であったドリームトーナメント編の最終回の結末は試合の結末というドリームトーナメント編としての最終回の後、ドカベンシリーズ全体としての最終回、そして作者の水島新司先生のメッセージで締めくくられるという形が取られました。長く続いたシリーズだけにまた何らかの形で続くのではないかと考えたファンも多くいましたが、正真正銘の完結となっています。

長い歴史を誇る作品だけに非常に巻数の多い作品ですがそれだけに人気キャラクターも多く今でもファンの多い作品になっています。まだ読んだ事がないという人はそのキャラクター性などにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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