【終わりのセラフ】黒鬼シリーズ一覧まとめ!鬼呪装備やそれぞれの契約者も紹介

終わりのセラフの中で人が吸血鬼に対する為に作られた武器として登場する鬼呪装備の中でも最高位に位置し作品の中でも重要な立ち位置にあるのが黒鬼シリーズです。終わりのセラフ作中で複数の種類が登場し、宿った鬼についても描写されてる事も多くなっています。今回は終わりのセラフの黒鬼シリーズについて、そもそも黒鬼シリーズとはどんなものか、作中に登場している黒鬼シリーズの種類を一覧にして紹介していきます。

【終わりのセラフ】黒鬼シリーズ一覧まとめ!鬼呪装備やそれぞれの契約者も紹介のイメージ

目次

  1. 終わりのセラフの黒鬼とは?
  2. 終わりのセラフの黒鬼と鬼呪装備・武器の種類と契約者一覧
  3. 終わりのセラフのキャラの強さランキングTOP3
  4. 終わりのセラフの黒鬼に関する感想や評価
  5. 終わりのセラフの黒鬼シリーズまとめ

終わりのセラフの黒鬼とは?

終わりのセラフで吸血鬼に対する人が使う武器である鬼呪装備の中でも最上位に位置するのが黒鬼シリーズです。今回はそんな黒鬼シリーズについて一覧にして紹介していきます。

終わりのセラフの作品情報

終わりのセラフの概要

終わりのセラフとは2012年に原作をライトノベル作家の鏡貴也先生、漫画山本ヤマト先生、コンテ構成降矢大輔先生によってジャンプスクエアで連載されている漫画です。同時に鏡貴也先生が講談社ラノベ文庫から発行している小説シリーズでもあります。この漫画と小説はそれぞれ時間軸が異なり、小説では世界崩壊の直前、漫画では崩壊後の世界観を描き、同時に物語が展開していく作品です。

終わりのセラフはそのような展開から生まれるキャラクターの描写や世界観の深さなどが高い人気を生んだ作品で2013年にはVOMIC化、2015年にはアニメ化も行われた事でさらにその人気を高める事になった作品です。

終わりのセラフのあらすじ

ここでは漫画版のあらすじを紹介します。漫画版のあらすじは人間の社会が崩壊してから4年後からスタートします。残された子供達は吸血鬼が築いた地下都市に家畜同然の生活を強いられる事になっていました。そんな子供達のリーダー的存在であった百夜優一郎は家族のミカエラと共に子供達を率いて地下からの脱出を図る事になるのでした。

黒鬼とは?

黒鬼シリーズとは、真昼が実用化に成功させた鬼を直接封印した武器である鬼呪装備の中の最高位に位置する装備シリーズの名称です。通常の鬼呪装備でも人間の7倍の力が得られるとされていますが、黒鬼シリーズはそれ以上の力が得られるとされていますが、武器の中でも最高位=より強い鬼が封印されているという事でもある為、非常に扱いが難しく所持者は非常に少なくなっています。

ちなみに世界破滅前の世界においてはまだ完成しておらず、何千人もの人体実験を経てようやく完成させられるものであった為、黒鬼シリーズ自体が1つの禁呪とされていたという経緯もあり、そもそも黒鬼シリーズ自体の種類も非常に少なくなっていると考えられています。ちなみに鬼樹装備の名前は元になった鬼の名前を日本風に読み替えた物になっているという特徴があり、その特徴は黒鬼シリーズにも共通しています。

終わりのセラフ/Seraph of the End animated TV series

終わりのセラフの黒鬼と鬼呪装備・武器の種類と契約者一覧

百夜優一郎/阿朱羅丸

漫画版終わりのセラフ作中にて鬼呪装備の契約者の1人となるのが漫画版主人公の百夜優一郎です。終わりのセラフ作中で展開される様々な計画のキーパーソンでありながらその出自や過去などは明らかになっていません。しかし鬼呪装備となった阿朱羅丸と関係の深い1000年前以上の人物「ユウ」と瓜二つである事などが示唆されています。

そんな優一郎の持つ鬼呪装備である阿朱羅丸は武器としては日本刀の形状をしています。子供のような姿と濃い紫のような黒く長い髪と赤目が特徴的な姿をしています。元の名前はアシュラ・ツェペシで、愛を嫌悪し欲を利用して優一郎の体を乗っ取ろうと囁きかけてきます。ただ優一郎の性格も相まって共闘する場面も見られています。幅広い能力を持っており、作中で使用した技の種類も多いです。

君月士方/鬼箱王

終わりのセラフにて妹を治療してもらう事を引き換えに軍務についた君月士方も黒鬼シリーズの契約者です。基本的に短気で相手を見下す傾向があり、同じく協調性の欠けた優一郎と共にグレンから「友達作り」を命じられ後に共にシノア隊に配属される事になりました。

彼の持つ黒鬼シリーズとは鬼箱王という名前で武器としては双剣の形状をしています。鬼としての本体は少年のような見た目とのギャップの激しい老人口調が特徴的な鬼です。能力としては棺を具現化し、9つのカウントダウンをした直後に対象者を棺に連れ込むという能力を持っています。

早乙女与一/月光韻

優一郎と友人になった事で共にシノア隊に配属される事になったのが早乙女与一です。過去に吸血鬼に姉を殺されてしまい軍属を望みましたが入隊試験に落第してしまったという過去を持っていますが、優一郎や君月と比較して「鬼に対する心の安定度は圧倒的」と言われる程の才能を持っていました。

そんな早乙女与一の武器である黒鬼シリーズとは月光韻(げっこういん)で、武器としては弓矢の形状をしています。鬼としての姿は成人した男性です。能力としては鳥の形を取って相手を狙撃する力をサポートしてくれます。

一瀬グレン/真昼ノ夜

小説版終わりのセラフの主人公であり、漫画版でもキーパーソンの1人であるのが一瀬グレンです。小説版では16歳の高校入学時、19歳の高校卒業後が描かれましたが漫画版ではさらに成長し、24歳にして帝鬼軍の月鬼ノ組総隊長を務めるようになっています。

そんな一瀬グレンの黒鬼装備は真昼の夜(まひるのよ)は武器としては刀の形状をしたものです。元々は少年の姿をした赤髪赤目が特徴の鬼「ノ夜(のや)」でしたが、鬼となった真昼が宿った事で現在の真昼の夜となりました。本来鬼は鬼になる以前の記憶を持っていませんが真昼は記憶を保有しており、妹のシノアや、面識のあった優一郎の事を心配するような素振りも見せています。

柊暮人/雷鳴鬼

柊暮人とは日本帝鬼軍を取りまとめる柊家の次期当主候補の1人であり軍では中将の地位を持っている存在です。吸血鬼を駆逐し世界を日本帝鬼軍の管理下におくという野望とその野望を実現させるべく冷酷かつ非道な性格から異母妹のシノアからも「バケモノ」と評されています。

そんな柊暮人が持つ鬼呪装備「雷鳴鬼」も黒鬼シリーズの1つであるとされています。武器としての形状は優一郎やグレンのものよりも大型の刀で今回一覧で紹介している黒鬼シリーズの鬼の中で唯一、鬼としての姿は女性の姿になっています。

柊深夜/白虎丸

柊家に養子として加わり、グレンの高校時代の級友でもある柊深夜は元々柊家をよく思っていない事からグレンに協力的な姿勢を取ってくれる存在です。実はグレンによって世界崩壊と引き換えに蘇生された1人ですが、「認識したら塵となり消える」という制約がある為、深夜自身はその事を知りません。

そんな柊深夜の持つ鬼呪装備、白虎丸も黒鬼シリーズに名を連ねています。武器としての形状は銃剣で、本体の鬼は虎の毛皮をかぶった成人男性ですが、具現化する時には名前の通り白虎の姿をして具現化されるという特徴を持っています。その形状も相まって遠距離戦を非常に得意とした黒鬼シリーズです。

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終わりのセラフのキャラの強さランキングTOP3

3位:柊真昼

終わりのセラフにおいて黒鬼シリーズは人間側が個人で所有できるレベルでは持つ最高戦力とも言える武器ですが、それでも吸血鬼、特に上位の吸血鬼相手には逃げる為の時間稼ぎにしか使えないと言われる程のレベル差があります。そんな圧倒的な存在である吸血鬼達を含めても作中で圧倒的な強さを発揮している存在が小説版で活躍した柊真昼です。

当時のグレンがフルに能力を活用しても圧倒してしまう程で通常の吸血鬼相手であれば一太刀で切り捨てる事ができるなど人間の範疇を超えた存在でした。まだ黒鬼シリーズが実用化されていなかった頃ではありますが、自身に宿っていた後に黒鬼シリーズの1種類に数えられる事になる阿朱羅丸と妹シノアに宿っていた四鎌童子を宿していたとすればその強さも納得です。

2位:ウルド・ギールス

終わりのセラフ作中で活躍が描かれている中で強さランキング2位となるのが第二位始祖に名を連ねるウルド・ギールスです。クルルやレスト・カーよりもさらに上位の存在であり、始祖と同じ第二位始祖のリーグが不在の吸血鬼界を取りまとめるリーダーです。作中ではリーグと交戦していますが取り逃がしています。

1位:リーグ・スタンフォード

元第二位始祖で百夜教を立ち上げた存在がリーグ・スタンフォードです。元々はウルドと同時期に吸血鬼化した存在ですが、人間に溶け込むべくその姿を大きく変貌させており、黒髪色白の姿をしています。大阪にてウルドと交戦しますが逃げおおせている事からリーグの方は実力は高いと考察されています。

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終わりのセラフの黒鬼に関する感想や評価

ここからは既に終わりのセラフを視聴している人の黒鬼シリーズに関しての感想を紹介していきます。今回一覧で紹介した黒鬼シリーズだと判明している契約者のうち、優一郎、君月、与一の3人は漫画版にて契約シーンまで描かれており、黒鬼シリーズの存在感を強く示す存在となっています。

三者三様の描かれ方がしますがそれぞれの性格などが反映されたシーンはそれぞれに人気を集めそれがそのままキャラクター人気にも繋がっているとされています。

また鬼呪装備の中でも最高位とされている黒鬼シリーズを持ってしても吸血鬼相手には全然敵わないというのが新しいという声も多いです。今回一覧で紹介したように黒鬼シリーズ契約者が集まっているシノア隊ですらまともには戦えないというのは他の作品には見られないとされており、それがまた終わりのセラフの面白さに繋がっているとする声も多くなっています。

今回黒鬼シリーズ一覧でも紹介したように黒鬼シリーズを含めた全ての鬼は元を正せば鬼であり吸血鬼であり人間だった過去を持っていますが、ほとんどのものは記憶を失っており、過去について描かれる事は少なくなっています。特に黒鬼シリーズの鬼はアシュラや真昼など一部例外的に描かれている鬼もいる事で、他の鬼の過去も見てみたいという声も多くなっています。

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終わりのセラフの黒鬼シリーズまとめ

終わりのセラフの黒鬼シリーズとは人間が吸血鬼に対抗する為に作り出された鬼呪装備の中でも最高位に位置する装備でその種類は非常に少なく、終わりのセラフ作中でも今回一覧で紹介したように6種類しか登場していません。しかもそんな貴重で強そうであるにも関わらず吸血鬼相手には優位を取る事すら難しいという独特な立ち位置にある存在です。

ただ黒鬼シリーズの鬼の半数は物語に大きく関わっており重要な位置にあるとする声も多くなっています。まだ終わりのセラフを視聴していないという人は黒鬼シリーズの登場、それぞれの契約者の動きなどに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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