ナンバデッドエンドのネタバレあらすじ！最終回の結末や登場キャラもまとめて紹介

『ナンバデッドエンド』とは、漫画家・小沢としおによる不良漫画です。2008年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されており、ヤンキー一家で育った主人公・難破剛の二重生活が描かれています。

本作は同じ作者の不良漫画『ナンバMG5』の続編にあたり、主人公の喧嘩のエピソードは前作よりも減少し主人公らの進路が織り交ぜられた展開となっています。また、本作は高校2年生の2学期をプロローグ(第1話)、高校3年生の新学期からスタート(第2話以降)していました。

• 生年月日：1968年4月26日
• 血液型：O型
• 出身：岐阜県
• 職業：漫画家

『ナンバデッドエンド』の作者・小沢としおは日本の漫画家で、小沢利雄の名義でも執筆しています。不良漫画を得意としており、これまでに『フジケン(全22巻)』『ナンバMG5(全18巻)』『ナンバデッドエンド(全15巻)』『ガキ教室(全5巻)』『Gメン(全18巻)』などを手掛けています。

それでは早速『ナンバデッドエンド』のあらすじをネタバレ紹介していきます。ヤンキーとシャバいの二重生活を送っている主人公の青春ストーリーが描かれていました。ヤンキーの本質を持つ主人公が真面目な生徒として二重生活を送っていくのですが、果たして主人公は自分が望む青春を送ることができるのでしょうか？

主人公は千葉にある筋金入りのヤンキー一家の次男坊として育った難波剛(なんばつよし)。中学時代は14校をシメるヤンキーとして君臨し、特攻服を着ていたため「特服の男(とっぷくのおとこ)」や「特服(とっぷく)」と呼ばれていました。家族からはヤンキー校に進学したらヤンキーの全国制覇を目指せると期待されていたのですが、彼が入学したのは普通の高校・白百合高校でした。

彼は喧嘩三昧の毎日に嫌気が差し、白百合高校に通いながら家族や友人にはヤンキー校の市松高校に通っていると嘘を付いていたのです。こうして剛は白百合高校への入学と同時に二重生活を送ることになりました。”シャバイ”と”ヤンキー”の二重生活を送っていた剛は、高校2年生の時に生徒会長に選ばれます。剛は次期生徒会長を選出するための選挙会演説で、白百合高校のみんなが充実した学校生活を送れるようにサポートすると言っていました。

剛が生徒会長として学校生活を送っていた頃、剛の妹・難波吟子(なんばぎんこ)が白百合高校に合格していました。それを聞いて焦った剛は、生徒会長挨拶の際に自身のキャラクターを変えることで、吟子に二重生活を送っていることを悟られないようにします。その後、吟子は派手な格好をしていたため生徒指導の教師・桐山に目を付けられてしまい、注意を受けてしまいました。

その時に剛は生徒会長として桐山に指導室に呼び出しを受けます。そこで剛は吟子がいる前で自分が吟子の兄であり、ヤンキーであることをカミングアウトしたことによって二重生活がバレてしまいました。さらに、美術部の部長を務めている牧野弥生(まきのやよい)にも二重生活がバレてしまいます。剛の二重生活に綻びが生じてきました…。

『ナンバデッドエンド』のあらすじネタバレ③では、白百合高校の新校長に就任した岩城隆一郎(いわきりゅういちろう)の姿がありました。岩城は4月におこなわれた学力テストの結果を踏まえて、100点満点の内40点以下だった生徒に対して追試をおこなうと宣言しています。そして、この追試には厳しい条件が設けられており、追試で赤点を取った生徒が3割を超えた場合は部活動を停止するとのことでした。

この宣言を知った剛は、美術部部員の勉強を指導することになります。その結果、部活動停止のピンチは逃れたものの、いくつかの運動部が部活動停止を宣告されてしまいました。剛は落ち込む生徒達を見て、新校長に対して異を唱えることにしました。新校長は剛の講義と生徒達の反発によって部活動停止を取り消したのですが、それによって剛は新校長に目を付けられてしまいます。

剛は修学旅行で広島にやってきていました。剛は高校1年生の頃から好意を抱いていた藤田深雪(ふじたみゆき)と良い雰囲気でしたが、その時に友達が腹痛を起こしたため広島の病院に付き添うことになります。そこでケガの治療をしていた伍代直樹(ごだいなおき)と大丸大助(だいまるだいすけ)と鉢合わせました。

そして剛は大助が中学時代の初恋相手・水野友美(みずのともみ)の借金を解決しようとしていた所で、広島ヤンキーと喧嘩になりケガを負ったことを知ります。そこで剛は宿泊先のホテルを抜け出し、広島ヤンキーと対決し友美の借金問題を解決しました。

『ナンバデッドエンド』のあらすじネタバレ⑤では、難波剛の兄・難波猛(なんばたいし)が登場しています。猛は剛が白百合高校の進路調査票に美術大学の名前を記入していたのを知りました。剛の二重生活がバレたのです。そこで猛は剛を土手に呼び出し、その事実を問いただすと剛は二重生活をしていることを打ち明けます。

「2年も家族をダマしといてよ！！」と怒りを爆発させる猛。猛は剛を殴り倒し、さらに倒れた剛を庇った直樹も殴りますが、それでも全く怒りが収まる様子ではありませんでした。遂に剛と猛の大喧嘩になります。大喧嘩の末、剛は父親・難波勝(なんばまさる)と母親・難波ナオミ(なんばなおみ)に打ち明けることを決意。

猛との大喧嘩によって、遂に二重生活をしていたのを両親に打ち明ける決意をした剛。早速、両親にもカミングアウトしたのですが、それを聞いた両親は2年間もウソを付いていたことにショックを受けたのか激怒しました。その様子を見ていた剛は思わず「こんな家に生んでもらって迷惑なんだよ！！」と思ってもいない言葉を叫んでしまいます。

それを聞いた勝は「んじゃ、出てけよ…」と言ったことで剛は家出することにします。その後、剛は難波家の番犬である松(まつ)と一緒に直樹の家に居候することになりました。ただ、家出したことによって学費が払えなくなったため、学費を稼ぐ必要がありました。そこで剛はカラオケのアルバイトを始めます。

学費を捻出するためにカラオケでバイトを始めてから数日が経った頃、剛はお金を稼ぐことの大変さを実感していました。その頃、剛の母親・難波ナオミは剛の中学時代の先生・長谷川を呼び出し、先生との会話を通して剛の本心を知ります。さらに、直樹が難波家を訪れて剛を庇っていました。

一方、剛のバイト先であるカラオケに、難波兄弟に恨みを持ち続けている小栗翔(おぐりしょう)と小倉正(おぐらただし)がやってきます。小栗翔と小倉正はそれぞれ名前にちなんでグリとグラと呼ばれていました。彼らは難波兄弟に恨みを持っていたものの、逆に彼らのおかげで剛と猛が和解することに成功。さらに剛が両親にも謝罪したことで、難波一家の問題は解決します。

剛は家族との和解により二重生活問題が解決したため、夏休み終了とともにカラオケのバイトも辞めました。生活が安定したことで白百合高校を卒業した後の進路について考えるようになります。しかしその頃、剛に負けたグリとグラが報復計画を立てていました。

ある日の放課後、グリとグラは池袋の不良集団「IRB(池袋ルードボーイズ)」を率いている竜二と手を組みます。その後、彼らは白百合高校に殴り込みをかけにいきました。そこで剛はヤンキーキャラに切り替えたことで、警察も出動する乱闘騒ぎに発展します。それを白百合高校の全生徒が見ていました。そして特服が難波剛であることが全生徒にバレてしまいます。

白百合高校で乱闘騒ぎを起こしてしまった難波剛。それを知った新校長は剛を無期限の停学処分にしました。さらに、赴任当初から剛を学校から排除したいと考えていたため、早々に停学処分を決定します。そして剛の退を全校生徒が集まった朝礼で宣言。

しかし、剛から助けられていた生徒達が剛の退学処分に対して異議を唱えたため、退学処分は一旦白紙になりました。ところが、桐山先生が剛の萬田中学校時代の恩師・長谷川先生に目を付け、その話を剛に持ち出して自主退学をするようにします。剛は長谷川先生に二重生活を助けられたことに対して恩を感じていたため、先生に迷惑をかけまいと自主退学の道を選択しました。

自主退学の道を選択し、さらにその真相を誰にも打ち明けなかったことで剛は荒れ果てた生活を送るようになりました。さらに、好意を抱いていた深雪をも拒絶するようになります。

拒絶された深雪は剛と対話するチャンスを得るために、難波一家が頻繁に訪れる愛子の喫茶店「珈琲専科 愛子」でアルバイトをしていました。それからしばらく経った頃、秋田会の若頭補佐・梶原恭一(かじわらきょういち)が剛をスカウトしにきます。恭一の巧みな話術によって、剛はヤクザの道に進むことを考えるようになりました。

ヤクザの道に進もうかと考えていた剛でしたが、彼を心配した深雪と周囲の友人たちに説得されたことで恭一からの勧誘を断っていました。そこで恭一は、剛のヤンキー仲間であるタカシ達に対して中古車屋の売れ残りに火をかける仕事をさせることにします。それを知った剛はタカシ達に説得を試みました。その時、ヤクザの道に進ませないようにタカシ達を説得していた剛の前に恭一が現れます。

そして剛と恭一のタイマンが勃発しました。互角の戦いが繰り広げられていましたが、剛の渾身の一撃が恭一に炸裂したことで恭一の舎弟たちが激怒し剛はピンチに陥ります。そして剛は喉元に刃物を向けられてしまいました。しかし、剛は刃物を向けられてもひるまなかったため、恭一はその時の覚悟と信念を見たのか剛から手を引くことを決めます。

恭一とのタイマンによって完全復活した剛。そこで剛は藤田深雪との交際を開始しました。一方、剛の兄・猛は恋人の切山カズミが妊娠したことを知り、ラーメン屋の女主人・千代が切り盛りしているラーメン屋「日の丸」で修行を始めました。それからしばらく経った頃、剛はヤンキーを狩っていた本田信也(ほんだしんや)に目を付けられてしまいます。

しかし、剛は藤田深雪と「ケンカはしない」と約束していました。その約束を守るために剛は一切殴ることなく、シンヤ達に好きなだけ殴らせて喧嘩を回避します。しかし、そんな剛を見てシンヤ達は「剛を本気にさせたい」と考えるようになり、剛を本気にさせるために鉄パイプとスタンガンで猛を襲撃。そして猛はシンヤから鉄パイプで殴られたことで意識不明の重体になってしまいます。

『ナンバデッドエンド』のあらすじでは、次々と危機に陥りながらも何とかそれを乗り越えてきた剛。強敵を1人で倒してしまう剛の強さや喧嘩相手と友達になってしまう素晴らしい人間力を見せてくれた剛ですが、最終回結末はこれまでの状況とは全く違います。ここでは、『ナンバデッドエンド』の最終回結末を見ていきましょう。最終回結末では、剛の強い決意と覚悟を見ることができるので、ぜひ最後まで彼の雄姿をご覧ください。

『ナンバデッドエンド』の最終回結末は「シンヤの捜索」へと繋がっていきます。最終回結末までのあらすじでは、最後にシンヤから鉄パイプで殴られたことで意識不明の重体に陥ってしまった剛の兄・猛の姿がありました。意識不明の猛を見た剛は、兄の仇を討つことを決めます。そして深雪との約束も反故にするため深雪に電話で別れを告げました。それからシンヤの捜索が始まります。

そして猛の仲間がヤンキー狩りのメンバーの1人を発見したことで、剛はヤンキー狩りの仲間に連絡させました。その後、剛は猛がやられた資材置き場で集まったヤンキー狩りのメンバーを顎が砕けるくらいにボコボコにします。ところが、そこにはヤンキー狩りのリーダーであり猛の仇でもあるシンヤの姿はありませんでした。

さらに、ヤンキー狩りのメンバーにシンヤの居場所を聞いてもネットで知り合った程度の関係だったため、メアド以外知らないとのこと。しかし、剛はどんな手段を使ってもシンヤを捜し出し、地獄に送ると決意します。

その後、猛の仲間全員が協力してシンヤを探しても居場所が分かりませんでした。警察も動いている状態でありながらもお手上げ状態だったのです。そこで、剛は秋田会の恭一に連絡を取り、自分が組に入ることを条件にしてシンヤの捜索を依頼します。

『ナンバデッドエンド』の最終回結末は「ボコボコにされるシンヤ」へと繋がっていきます。最終回結末のあらすじ②では、剛ときちんと話し合うために彼の地元にやってきている深雪の姿がありました。やよいは大丸と鉄人、伍代に2人が別れた経緯を説明したことで3人は剛を止めるために行動を開始。一方、剛は猛の特攻服を着てバイクに乗ろうとしていました。

その時に深雪が現れます。深雪は剛に説得を試みますが、剛は激昂し耳もくれずバイクで走りだします。その頃、伍代達は恭一と剛が会っていたことを知ったウエさん(刑事)と病室で遭遇していました。そこでウエさんと伍代は恭一の元に行き、伍代が土下座でお願いしたことでシンヤの居場所を教えてもらいます。剛はシンヤがいる倉庫に1人で乗り込んでいました。

そこでは、シンヤとシンヤが雇って武器を持った屈強な男たちが待ち構えていました。さすがに1人では太刀打ちできず、ボコボコにされて床に転がされる剛。その瞬間にシンヤからナイフで腕を手を刺されてしまいますが、剛はシンヤが油断したスキをついて足に刺し返します。強すぎる剛を見たことで金で雇われた男たちは逃げ出し、その結果シンヤと剛の1対1の対決になりました。

そしてシンヤは剛の強さに太刀打ちできず、馬乗りにされて顔をボコボコに殴られてしまいます。その時に伍代とウエさんが駆け付けてきました。剛は止められたことでシンヤを殺害することができずに悔しがっていたのですが、猛が目覚めたことを伍代に聞いたことで剛は大声で泣きます。その後、シンヤはそのまま逮捕されることになりました。

『ナンバデッドエンド』の最終回結末は「卒業式」へと繋がっていきます。最終回結末のあらすじ③では、剛とシンヤとの対決から1週間後が描かれていました。警察署に迎えに行く恭一でしたが、そこには学生服を着た生徒達が大勢いました。生徒達は卒業式をボイコットして釈放された剛を出迎えようと全員のクラスメイトが待っていたのです。

釈放された剛を茶化して深雪と剛をキスさせようとしますが、深雪は剛をビンタしました。深雪は剛が人殺しをするような人間ではないことを信じ、安心したのか手を繋ぎながら目には涙を浮かべていました。そんな様子を見ていた恭一は、クラスメイトと話す剛を見てシャバっ気が強すぎると感じ、極道には必要ないと見切りを付けてそのまま帰っていきます。

『ナンバデッドエンド』の最終回結末は「猛の職場復帰祝い」へと繋がっていきます。最終回結末④では、剛が釈放されていから数か月後の様子が描かれていました。ラーメン屋「日の丸」にはみんなが集まっており、貸し切り状態で猛の職場復帰祝いがおこなわれていました。そして最終回結末でみんながその後どうするのか何となく描かれています。

ここまで『ナンバデッドエンド』の最終回結末までのあらすじをネタバレ紹介してきました。そこで、ここでは『ナンバデッドエンド』の主な登場キャラクターとその他の登場キャラクターを一覧形式で紹介していきます。

漫画『ナンバデッドエンド』の主な登場キャラ・難波剛は本作の主人公です。ヤンキー一家「難波一家」の次男で、物語開始当初は高校3年生でした。ヤンキーキャラに切り替えた時は特攻服を着て行動するため、周囲の人からは「特服」「特服の男」と呼ばれています。喧嘩三昧の生活に終止符を打つため、家族に内緒で普通の高校・白百合高校で真面目な学生生活を送っていました。

『ナンバデッドエンド』の前作にあたる漫画『ナンバMG5』から引き続き「市松のアタマ」と言われる状態で喧嘩の日々を送っていますが、その生活を送りつつ白百合高校では生徒会長として真面目な生活を送っていました。生徒会長としては自分が新校長に目を付けられても気にせず、生徒のために抗議活動をするなど大活躍でした。最終回結末以降は、しっかりと絵の勉強をするために美大を目指して猛勉強をする様子が描かれています。

漫画『ナンバデッドエンド』の主な登場キャラ・伍代直樹は、市松高校の生徒で剛の二重生活を知る人物の1人です。市松の実質的な頭となったのは高校3年生に進級してからでした。それからは生徒達を率いるカリスマ性を発揮しています。ナンバデッドエンドの前作『ナンバMG5』時代から髪型が外ハネした状態でしたが、ナンバデッドエンドでは髪を下してストーレートにしています。

普段は剛に対してそっけない態度をしているものの、実は常に剛を助けている最大の理解者でした。剛が二重生活で多くのものを背負い込んで、無理をして頑張る姿を心配し剛の行く先を案じています。最終回結末に近づくにつれて酒癖の悪さが目立ち始め、水割りを少し飲んだだけで顔が真っ赤になり、奇行にしか見えないギャグを連発していました。

あらすじを見ているとそれほど裕福な暮らしをしている印象を受けないのですが、実は母親が収入の高い料理研究家をしているため金持ちでした。そのため、お人よしな面をうかがわせ、大丸に金を貸し与えたりしています。最終回結末以降は、一カ月前に「色々な国を見てくる」と言って突然旅立っていました。猛の復帰祝いの時はインドを旅しています。

漫画『ナンバデッドエンド』の主な登場キャラ・大丸大助は、千鳥商業高校の生徒で剛の二重生活を知る人物の1人です。「千鳥のゴリラ」「ガリガリ君」の呼び名で親しまれていました。頭は弱いのですが、喧嘩においては剛に匹敵するほどの強さを持っています。どうやら深く考え込むのが苦手なようです。白百合に在籍する藤田が好きで、藤田と仲が良い剛のことを恋のライバルとして意識しています。

しかし、中学時代に初恋の相手に何も伝えることができなかった経験が、藤田との関係を発展させることができない原因となっていました。ただ、広島での一件が終わった後に片思いだった水野友美と遠距離交際を始めています。

元々医者志望を公言していたのですが、それを聞いたみんなに一笑されていました。ところが、猛の意識が戻ったことで猛烈に感動し、なお一層医者を目指そうと改めて決意を固めています。最終回結末以降は医者を目指して猛勉強をしており、どれだけ浪人してでも医大に進学しようとしていました。

漫画『ナンバデッドエンド』のその他登場キャラ・藤田深雪は、剛のクラスメートです。美術部に所属しています。入学当初から剛に想いを寄せられているのですが、その想いに気付いている様子は全くありませんでした。深雪本人は逆にナンバデッドエンドの前作『ナンバMG5』の特服の剛に惚れています。

学業成績はあまり良くありません。授業中に寝ている様子が多く描かれていました。グリとグラが白百合高校を襲撃した時に剛の正体を知ることになったのですが、深雪は全く動じることなく、逆に剛のことを「常に守ってくれた存在」として高く評価するきっかけとなっています。

剛が自暴自棄になっていた時は彼のことを救うために剛の地元を頻繁に訪れてしょっちゅう顔を出し、愛子の喫茶店「珈琲専科 愛子」でバイトを始めていました。さらに、剛に毎日白百合の生徒達の日常をメールで送るなど思いやりの強い性格をしています。それが剛公正のきっかけとなり、剛が正道に戻ってからは交際を始めていました。

漫画『ナンバデッドエンド』のその他登場キャラ・難破猛は、難波一家の長男で剛の兄です。かつてはヤンキー高校・城南のアタマを務め、在学中に関東を制圧していました。喧嘩の強さが並外れているヤンキーのカリスマです。少々頭が足りないようですが、豪快かつ頼れる兄貴でした。今に生きる硬派な性格をしており、少しでも曲がった所を嫌い、それが仲間や兄弟であっても許しません。

実際に、恋人のカズミの妊娠が発覚してからリフォーム会社に就職しているのですが、会社の老人を騙すような非道なやり口が気に食わず、会社を怒りの鉄拳で潰していました。その後、就職の経験から千代のような食堂の店主になりたいと考え、千代のラーメン屋で修行し、掛け持ちで現場仕事のアルバイトを始めています。

最終回結末以降は、シンヤから襲撃される前と同じく、これまで通りラーメン屋「日の丸」で日々修行に打ち込んでいます。ちなみに、シンヤから襲撃された時の傷は残っているものの、後遺症はありませんでした。

漫画『ナンバデッドエンド』のその他登場キャラ・難破吟子は、難波一家の長女で剛の妹です。元々は着ぐるみが大好きなバカキャラでした。しかし、ストーリーが進んでいくにつれて柔軟な思考の持ち主であることが明らかになっていきます。ナンバデッドエンドの前作『ナンバMG5』で出会った真面目な佐藤から影響を受けたことで現在は勉強に打ち込み、何も知らず兄・剛が生徒会長を務めている白百合高校に入学していました。

そして教師・桐山の教育指導に呼び出されたことがきっかけとなり、剛の二重生活の事実を知ります。事実を知った当初は剛と対面するのを拒絶していました。しかし、剛の真面目な生活への思いを悟ったことで和解しています。それ以降は、白百合学校に真面目な服装とおさげ髪で通っています。

漫画『ナンバデッドエンド』のその他登場キャラ・松は、難波一家の飼い犬です。犬種は柴犬でした。幼い頃に剛に拾われており、剛の二重生活を知っているもののそのことを気にせず剛を支え続けています。子犬時代は気弱で大人しい性格をしていたのですが、難波兄弟の末弟としてヤンキー一家の英才教育を受けたおかげで根性と気合を身に付けていました。

そのため、近所の犬たちのボス的な存在になっています。ナンバデッドエンドでは鳴き声と共にセリフも書かれており、難波家の家族にたびたび話しかけていました。しかし、あくまでも犬であるため、当然意志疎通が取れていたわけではありません。

漫画『ナンバデッドエンド』の面白い魅力として挙げられるのが「斬新な設定」です。『ナンバデッドエンド』は斬新な設定となっているため、序盤から最終回結末にかけて楽しめるのではないでしょうか？『ナンバデッドエンド』では特に剛の本質がヤンキーとなっており、ナンバデッドエンド以外のシリーズよりも人間が持つ世界観は変わりづらいというのをテーマにしていると感じた方はきっと多いことでしょう。

漫画『ナンバデッドエンド』の面白い魅力として挙げられるのが「画力」です。『ナンバデッドエンド』の最終回辺りでは前半よりも画力が飛躍的に向上しているのが分かります。結末に近づいていくにつれてデフォルメされ、稚拙な絵になっていく漫画が多いのですが、『ナンバデッドエンド』の場合は逆に大人っぽくなっていると言えるでしょう。

こちらでは『ナンバデッドエンド』の作品が高く評価されています。第一シリーズと第二シリーズと書かれていますが、これはおそらく『ナンバMG5』と『ナンバデッドエンド』のことを言っているのでしょう。第二シリーズ『ナンバデッドエンド』がかなりシリアスな要素があって見ごたえ抜群と言われているため、シリアスな要素が好きな方におすすめです。

こちらは『ナンバデッドエンド』と『ナンバMG5』に関する感想です。軽いジャブとしてGメンを先に読んどくのもありと言われているのですが、これはおそらく『ナンバMG5』のことを言っているのでしょう。どちらから読んでも面白いのですが、感想で言われている通り『ナンバMG5』から読むとより『ナンバデッドエンド』が楽しめるはずです。

こちらでは『ナンバデッドエンド』が面白いと言われています。どうやらピッコマは途中まで一気に読めるようなので、これを機にチェックしてみてください。

漫画『ナンバデッドエンド』のあらすじを最終回の結末までネタバレし、登場キャラもまとめて紹介してきましたがいかがでしたか？ナンバデッドエンドは前作『ナンバMG5』から続く漫画となっており、剛の青春ストーリーは大切な人のために体を張る「ヤンキー」として描かれていました。最終回結末までのあらすじを見ていると、今後明るい未来を予感させる展開になっていたと言えるのではないでしょうか？

続きが見たいと思う読者もきっと多いことでしょう。また、『ナンバMG5』よりも『ナンバデッドエンド』の方がシリアスな展開が多く、ストーリー展開に引き込まれるはずです。当記事では、登場キャラと面白い魅力も紹介しましたので、『ナンバデッドエンド』をご覧になる際はぜひ参考にしてみてください。