【Fate】ライネス・エルメロイ・アーチゾルテの魅力は？生粋のドSキャラ？

Fateシリーズの『ロード・エルメロイII世の事件簿』とは、KADOKAWAにて刊行されているライトノベル作品です。2017年11月から、2020年現在に至るまで6巻が連載されています。また、『Fate/stay night』のスピンオフ小説でもあり、TYPE-MOON BOOKSにより全10巻の小説が発刊されていました。2019年12月時点で累計発行部数は140万部を突破し、メディアミックスとしてさテレビアニメ化や舞台化もされるなど人気作品となっています。

Fateシリーズの『FGO』とは、スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order(フェイト・グランドオーダー)』の略称です。本作とは歴史の違う世界線という設定の物語となっていますが、これまでに展開されてきたゲーム作品『Fate/stay night』や『Fate/Zero』、『Fate/EXTRA』、『Fate/Apocrypha』、『Fate/Prototype』といったFateシリーズから登場する数々のキャラクターが登場しています。

『ロード・エルメロイII世の事件簿』に登場するライネス・エルメロイ・アーチゾルテは、エルメロイⅡ世と先代ケイネスの義妹です。エルメロイの分家筋の出身ですが、次期当主候補として幼い身ながらも担ぎ上げられていました。

魔術源流刻印の最適合者でもあるため、暗殺の危機に何度も陥った経験があるようです。それを回避する能力もさることながら、ライナスの死後に混乱状態に陥ったエルメロイ派を当主としてまとめ上げるなど、権力の使い方も心得ていました。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテの生い立ちはかなり過酷でした。彼女は幼少期から策略と陰謀が渦巻く環境に身を置いています。その環境を生き抜くためにはやはり処世術が必要で、他者を蹴落とすことに躊躇してはいけませんでした。また、他者から蹴落とされることもあるため、一切の隙を与えることも許されていなかったようです。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテの「ドS」という点に魅力を感じる方もいるでしょう。彼女は自他ともに認めるほど性格が悪く、相手をいたぶるのを好むようです。

エルメロイⅡ世曰く「胃を壊す悪魔」。ただ、ドSであることを認めているものの、責められるのも嫌いではないとのことでした。特に彼女のドSぶりが発揮されているのはエルメロイⅡ世との契約内容と言えるでしょう。あまりに途方もない要求となっており、これは真面目な人をいたぶることが好きな彼女の性格が反映されています。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテの「さみしがり屋」という性質も魅力の1つです。まだ若い年齢ではあるものの、相手を手玉に取る図太さや不敵さから精神面の強さがうかがえます。この根底にはやはり、過酷な環境と次期当主とは程遠い分家筋の出身だったという事実が起因していると言えるでしょう。相手に隙を与えてはならない状況で育ってきているため、心を許す人も少ないです。

そのため、お人よし過ぎるエルメロイⅡ世や無垢なグレイに対しては、表面上は呆れているように見せているものの心の中では惹かれています。おそらく自分に無いものに魅力を感じていることと、本当は誰かに気を許してドSの仮面を被っている自分を癒したいという欲求が心の根底にはあるためさみしがり屋になったと推察することができます。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテとロード・エルメロイⅡ世との関係は、前述した通りエルメロイⅡ世が義兄にあたります。「ロード・エルメロイⅡ世」の名と義兄の立場をライネスが与えており、その時に彼女は先代ケイネスの子弟として彼の死に負い目を持っていたエルメロイⅡ世の気持ちを上手く利用していました。よくからかっている描写が多く見られますが、なんだかんだで慕っているようです。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテとグレイとの関係は、グレイが義兄の内弟子ということになります。当初はグレイが大人しいライネスをからかって楽しもうと近づいたのですが、結果的にグレイの人柄もあり一緒にお茶を楽しむような仲になりました。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテとケイネス・エルメロイ・アーチボルトとの関係は、ケイネスがライネルの叔父で、ライネスをエルメロイ家の当主として担ぎ上げたのも彼が原因でした。第四次聖杯戦争に参加すれば、どうあっても死ぬといった内容の推測をしています。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテとトリムマウとの関係は、トリマムウがライネスの従者となっています。トリマムウは水銀性のメイドゴーレムであるため、ライネスの数少ない信頼できるパートナーです。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテの役を演じた声優は、声優事務所「アクセルワン」で声優、歌手として活動する水瀬いのりです。デビュー作は『世紀末オカルト学院』。声優としては、主にアニメやゲーム、吹き替えのジャンルで活動しています。

2013年に『恋愛ラボ』の棚橋鈴音役で初レギュラーキャラクターを演じ、それから2016年には第10回声優アワードで主演女優賞を受賞、第25回日本映画批評家大賞アニメーション部門新人声優賞を受賞するなど実力派声優です。

• 2013年～：恋愛ラボ(棚橋鈴音 役)
• 2014年～：ご注文はうさぎですか?(チノ 役)
• 2014年～：シュガー＊ソルジャー(如月麻琴 役)
• 2014年～：天体のメソッド(ノエル 役)
• 2014年～：普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(名都借みらい 役)
• 2015年～：うたわれるもの 偽りの仮面(ネコネ 役)
• 2015年～：コメット・ルシファー(モ・リティカ・ツェツェス・ウラ 役)
• 2016年～：Re:ゼロから始める異世界生活(レム 役)
• 2017年～：ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝(ヘスティア 役)
• 2018年～：ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-(ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ 役)

こちらでは、Fateシリーズのライネス・エルメロイ・アーチゾルテの魅力的なシーンがあげられています。このシーンを見ると、クールな雰囲気を纏わせたライネス・エルメロイ・アーチゾルテの姿を確認することができるので、ぜひアニメと漫画でチェックしてみてください。

こちらでは、アニメ『ロード・エルメロイII世の事件簿』とFateシリーズのFGOに登場するライネス・エルメロイ・アーチゾルテについての感想があがっています。アニメに登場するライネス・エルメロイ・アーチゾルテの見た目が高く評価されているのでしょうか？またFGOに登場する彼女の活躍が凄いと言われているので、アニメとFGOのライネスをチェックすると良いでしょう。

こちらでは、FGOに登場するライネス・エルメロイ・アーチゾルテについての感想があげられています。FGOは世界線がアニメとは異なるので、FGOのライネス・エルメロイ・アーチゾルテをチェックすると少し違う彼女の姿を確認することができるかもしれません。

Fateシリーズに登場するライネス・エルメロイ・アーチゾルテとはどのようなキャラクターなのか、魅力やその他のキャラクターとの関係性を具体的に挙げていき紹介してきましたがいかがでしたか？FGOコラボイベントでライネス・エルメロイ・アーチゾルテを始めて知った人は多いかもしれません。

FGOの世界線は異なりますが、ライネスの性格は基本的に同じなので違和感は無いはずです。今回はライネス・エルメロイ・アーチゾルテの魅力について紹介してきましたので、ぜひこの機会に彼女の魅力をアニメでチェックしてみてください。