塔の上のラプンツェルの声優・登場人物一覧!歌吹き替えのキャストは別人?

カズアルディズニー映画の中でも特に人気の高い映画『塔の上のラプンツェル』についての記事です。日本でも大ヒットしたラプンツェルですが、今回はそんなラプンツェルの登場人物の吹き替えを担当した声優に注目します。あなたが好きなラプンツェルの登場人物を演じる声優は一体誰なのでしょうか?ラプンツェルの吹き替え声優一覧をわかりやすくまとめました!また、ラプンツェルでは普段の吹き替えを担当する声優と歌の吹き替えを担当している声優が違います。その声優が違う理由についても考察していきます!

塔の上のラプンツェルの声優・登場人物一覧!歌吹き替えのキャストは別人?のイメージ

目次

  1. ラプンツェルの声優を務めたのは誰?魅力的な登場人物と共に紹介
  2. ラプンツェルとは?
  3. ラプンツェルのヒロインの声優を務めたのは?
  4. ラプンツェルの声優・登場人物一覧
  5. ラプンツェルの歌の吹き替えの声優は別人?
  6. ラプンツェルの声優陣は豪華なキャスティングだった!

ラプンツェルの声優を務めたのは誰?魅力的な登場人物と共に紹介

日本でも話題となった『塔の上のラプンツェル』についてのまとめ記事です。元はアメリカ映画ですから、ラプンツェルには当然吹き替えを担当する声優さんが存在します。今回はそのラプンツェル登場人物の吹き替えを担当する声優に注目しました。登場人物ごとに吹き替え声優を一覧にしてまとめています。また、歌と普通のラプンツェルで声優が違う理由など、その他にもラプンツェルに詳しくなれる内容が盛りだくさんです!

ラプンツェル|ディズニープリンセス|ディズニー公式

ラプンツェルとは?

『塔の上のラプンツェル』はアメリカ発のアニメ映画です。2010年11月24日にアメリカで公開され、日本では2011年3月12日に公開されました。製作会社は誰もが知るウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオです。しかし、塔の上のラプンツェルに至ってはただのディズニー映画ではありません。塔の上のラプンツェルはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編作品の第50作目という記念すべき映画なのです。

そのため、塔の上のラプンツェルはかなり力を入れて作られています。さらに初の3Dで描かれるプリンセスストーリーとなっており、時代に合わせたアニメーション作成であることがわかります。原作は聞いたことがある人も多いと思いますがグリム童話の『ラプンツェル』です。また、ディズニーのアニメーターをずっと務めていたグレン・キーン氏が初めて企画から製作総指揮まですべてを担当した作品となっています。

監督を務めたのは2人います。1人目はバイロン・ハワード氏です。1968年生まれの49歳で生まれはなんと日本の青森県三沢市です。現在は国籍をアメリカに移して活躍しています。アニメーターとしても活躍しており参加した作品一覧として、リロ・アンド・スティッチ、ブラザー・ベアなどが挙げられます。一方監督としては2016年にズートピアをリッチ・ムーア氏と担当し、爆発的ヒットを記録しました。

もう1人の監督はネイサン・グレノです。同じくディズニーに所属している監督で現在43歳です。幼い頃からディズニー映画が大好きで、絵を描くことが好きになり、コロンバス芸術大学に入学し、卒業した後にディズニーに雇われています。アニメーターとして担当した作品一覧はチキン・リトルやブラザー・ベア、アナと雪の女王などがあります。監督として担当したのはラプンツェルだけであり、大ヒットに貢献しました。

塔の上のラプンツェルのあらすじ

ラプンツェルの登場人物である画像の美女・ゴーテルは魔法の花を持っています。その花とはなんと歌うと傷を癒すことができるというものでした。それを使いゴーテルは何年もの間若さを保っています。そして、ある国に王様とお妃様がいます。非常に仲が良く、国民からも愛されていた二人です。そのお妃様は子供を身籠っていましたが、ある日突然倒れてしまうのです。それを聞いた人々はお妃様のために魔法の花を探しに行きます。

必死の捜索により、人々はついにゴーテルが隠していた魔法の花を発見します。そしてそれを持ち帰り、煎じてお妃様に飲ませることに成功しました。それを飲んだお妃様は倒れたのが嘘であるかのようにどんどん元気になっていきます。そして無事、女の子を出産することができました。この女の子こそ「ラプンツェル」です。ラプンツェルは無事に生まれたもののここで事件が起きてしまいます。

なんと魔法の花の力がほしいという私欲のために、ラプンツェルを誘拐してしまったのです。当然国中が大パニックに陥り、国民はみな悲しみます。そしてラプンツェルの誕生日には毎年灯火がたくさん飛ばされました。なぜ、ゴーテルがラプンツェルを誘拐したのか?それはラプンツェルの髪の毛に秘密があります。ラプンツェルの髪の毛は魔法の花と同じで、歌うと傷を癒すことができる魔法の髪の毛だったのです。

しかしその魔法の髪は切るとただの髪の毛になってしまうのです。もともと魔法の花を隠すようなゴーテルです。当然ラプンツェルも隠すことに決めました。ラプンツェルを隠したのは森の奥の塔の上です。これが『塔の上のラプンツェル』の由来となっています。ゴーテルはラプンツェルを我が子のように育てます。しかし、ラプンツェルも成長するにつれて外に出たくてたまらなくなります。

そんなある日、画像の登場人物のフリンとスタビントン兄弟が城からティアラを盗んで逃げてきました。フリンとスタビントン兄弟は指名手配中の大泥棒です。しかし、フリンが途中で裏切ります。フリンが一人でにげた先にはラプンツェルが暮らす塔がありました。ゴーテルが外出したのを見計らって、ラプンツェルはフリンに外へ連れ出してとお願いします。こうしてラプンツェルとフリンの大冒険が始まります。

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ラプンツェルのヒロインの声優を務めたのは?

それではラプンツェルの登場人物の吹き替え声優一覧を紹介していきます。最初に紹介するのは『塔の上のラプンツェル』のヒロインであるラプンツェルを担当した吹き替え声優です。ラプンツェルの声優は幼少期のラプンツェルと少女となったラプンツェルで違います。どっちをどの声優が演じたのか注目です!

塔の上のラプンツェル「中川翔子」

「塔の上のラプンツェル」の吹き替えを担当した声優はアニメではお馴染みの中川翔子さんです。1985年5月5日生まれの33歳で、活躍分野は様々です。声優やイラストレーター、漫画家などを手掛ける一方で、バラエティアイドル、女優、アイドルなどテレビ出演もしっかり行っているマルチタレントとなっています。一般的には「しょこたん」という愛称で知られています。本名は「中川しようこ」で「よ」は「ょ」ではありません。

出演作品も数知れず、アニメ作品一覧を挙げれば、アイシールド21の瀧鈴音役、聖闘士星矢Ωの城戸沙織/女神アテナ役、beポンキッキーズのロンゴマックス/ジン役などがあります。吹き替え作品一覧を上げれば、サイレントヒルやトランスフォーマー/ロストエイジなどに出演しました。

幼い頃から子役として芸能事務所に所属していましたが、転機が訪れたのは2001年です。ポポロガールズオーディションでグランプリを受賞しました。その年の16歳の誕生日に母にジャッキー・チェンが経営している香港のレストランに連れて行ってもらいました。中川さんはカンフー映画好きとしても非常に有名です。そしてそのレストランでジャッキー・チェンと会うやいなや感激して号泣してしまいます。

それをみたジャッキー・チェンが中川さんに声をかけたことがきっかけで、なんとジャッキー・チェン事務所日本支部へ所属することになりました。2002年にその事務所が閉じられたため、ワタナベエンターテインメントに移籍します。また、2004年にはブログ『しょこたん☆ブログ』を開始しました。このブログが非常に人気であり、書籍化まで達成しました。それをきっかけに歌手デビューをします。

そして2007年6月に大人気アニメ『天元突破グレンラガン』の主題歌でもある「空色デイズ」を3rdシングルとしてリリースします。オリコンチャートで初登場で3位を記録しました。大晦日にはNHK紅白歌合戦でその空色デイズを歌っています。2007年度のヤフー、グーグルの検索ランキング・著名人部門で第1位を飾り、翌年からは全国ツアーを行うというまさにしょこたん人気は鰻登りでした。

とにかく多趣味で有名です。特技は漫画とイラストを描くことで、一時期は本気で漫画家を目指していたほどの実力の持ち主です。テレビでもイラストを披露することが多々あります。一方で先ほど述べたように大のカンフー映画好きでブルース・リーやジャッキー・チェンのファンです。ヌンチャクも扱えます。コスプレも好きなほか、ネコが大好きで捨て猫を見ると拾ってしまいます。2018年6月現在、家には10匹の猫がいます。

幼少のラプンツェル「諸星すみれ」

幼少期のラプンツェルを演じた声優は諸星すみれさんです。1999年生まれでまだ19歳というこれから期待の若手声優・女優さんです。現在は劇団ひまわりに所属しています。女優活動は2002年、わずか3歳で始めています。それはジブリ映画「千と千尋の神隠し」を見た際に、その中のキャラクター・湯婆婆になりたいといったことが始まりで、ほぼ自らの意思で劇団ひまわりに入団したといっても過言ではありません。

声優としてデビューしたのは2006年でこの時諸星すみれさんはまだ7歳です。7歳で声優デビューというのはかなり特殊で、基本的には声優オーディションなどで賞をとってから活躍します。そのため早くても10代半ばから後半でデビューする人が多いです。『RED GARDEN』という作品がデビュー作ですが、この作品の共演者をみて、「声で場の空気を変えられるのがすごい」と感じた諸星さんは次第にプロ意識を持つようになります。

そして2009年、10歳の時に大人気アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」に声優として出演します。担当したのはニーナ・タッカー役でしたが、その時の演技がスタッフ・共演者を驚かせます。こうして諸星さんは声優メインで女優としても活躍する女性となりました。舞台にも出演しており、特技が「歌」と言っているように、ディズニー映画に必須の歌唱力にも自信があるようです。

過去に声優として出演したアニメの一覧としては、東京喰種の笛口雛実役、ハイキュー!!シリーズの谷地仁花役、ハンドシェイカーのコヨリ/芥川小代理役などがあります。一方で吹き替え声優として出演した作品の一覧はハリーポッターと死の秘宝 PART2やパーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海、トランスフォーマーなど有名作品を担当しています。

ラプンツェルの声優・登場人物一覧

『塔の上のラプンツェル』の主人公・ラプンツェルの声優を紹介してきました。幼少期と成長したラプンツェルで声優は変わっていましたが、どちらも若いながらベテランの声優さんで、さすがディズニーの吹き替えを務めるだけはあると言えます。ここからは主人公・ラプンツェル以外の登場人物を演じる声優を一覧にして紹介していきます。あなたの好きな登場人物を演じている声優は誰なのでしょうか?

王国1の泥棒ユージーン・フィッツハーバート「畠中洋」

ユージン・フィッツハーバートは本名ですが、偽名でフリン・ライダーというものを使っています。王国で一番の泥棒であり、指名手配もされていることから偽名を使うことがおおいですが、ラプンツェル自身が本名の方を気に入ってしまったため、本名をしってからは「ユージーン」と呼ぶようになりました。かなりの自信家でナルシストです。強靭な肉体ももっており、フライパンを武器に武装した兵士を何人も倒しました。

そんなユージーン・フィッツハーバートの吹き替えを演じている声優は畠中洋さんです。1966年1月9日生まれで現在52歳です。「はたなかひろし」という名前から周りからは「ハタ坊」と言われています。声優活動の他に俳優活動も行っています。生まれは山形県で、地元の高校を出た後、青年座研究所という劇団青年座が主催する音楽学校に入り、その後ミュージカル劇団である音楽座に入団しました。

しかし音楽座が1996年に解散したため、現在はケイファクトリーという芸能事務所に所属しています。中川翔子さんや諸星すみれさんとは違い、アニメ関連の活躍はありませんが、テレビドラマ、舞台、吹き替えなどで活躍している声優です。芝居に興味を持ったのは高校生の頃です。芸術鑑賞会でお芝居を見た際に、感動した畠中さんは役者を目指すことに決め、高校卒業と同時に上京してきました。

かなりダンディな声優で、ロバート・デ・ニーロを尊敬しています。俳優でもあるので、テレビドラマ出演も多く、役作りのために体を鍛えることもある真面目ぶりです。現在は結婚しており、妻は同じく音楽座出身の福島桂子さんです。長男の畠中祐さんも声優業界に入っており、映画の吹き替えからアニメまで幅広く活躍しています。若くして主役級を担当することも多い期待の声優です。このように一家そろって声優家族となっています。

畠中さんは塔の上のラプンツェル以外にもディズニー作品の吹き替えを多く担当しており、ディズニー映画の常連とも言えます。ディズニー出演作品一覧は、ティモンとプンバァのプンバァ役、魔法にかけられてのエドワード王子役などがあります。出演したテレビドラマ一覧としては、相棒やひなたぼっこ、それから大河ドラマにも何度か出演経験があります。

ラプンツェルの育ての親ゴーテル「剣幸」

ゴーテルはラプンツェルの育ての親です。とは言っても、お妃様が産んだラプンツェルをさらってきただけなので、純粋に「いい親」とは言えません。唯一ラプンツェルのいる塔に出入りする人で、決して塔からラプンツェルを出すことはありませんでした。画像を見る限り、30~40代の女性に見えますが、実際はなんと400歳です。これはあらすじでも述べたように魔法の花、そしてラプンツェルを利用して老化を防いでいました。

そんなゴーテルの吹き替えを担当する声優は剣幸(つるぎみゆき)さんです。本名は赤田明美さんといい、1954年3月2日生まれの現在64歳です。女優として活躍していますが、もともとはなんと宝塚歌劇団月組のトップスターです。富山県出身で、現在はオフィス・エイツーに所属しています。本人曰く、魚が大嫌いでm、食べ物で一番嫌いなのは「ちりめんじゃこ」だと言っており、ちりめんじゃこを死骸の山と表現しています。

高校卒業して宝塚音楽学校に合格しました。そして1974年に宝塚歌劇団に60期生として入団します。宝塚を目指すようになったのは高校時代のことです。通っていたのは富山県立富山工業高等学校という工業高校でした。剣さんは当初、インテリアや建築を学びたかったそうです。しかし、いざ高校に入学すると、毎日製図を書く日々が続きます。これに嫌気がさした剣さんは、体を動かしたいと思うようになりました。

その時剣さんが毎週みていたのがNHKの歌のグランド・ショーという番組でした。ここには宝塚のスターが出演しています。そのスターに憧れて宝塚を目指すことに決めました。そしてここから剣さんの武勇伝が始まります。急遽目指すことになった宝塚ですが、何のたしなみもありません。バレエ教室に半年しか通わなかったほか、声楽に関してはそもそも教室も授業もなかったため、ぶっつけ本番で試験会場に乗り込みました。

案の定声楽は大失敗、ひどすぎて審査員が椅子から転げ落ちたといいます。面接に関しても披露した技は側転のみです。こんな感じで受かるはずがないと思った剣さんは合格発表日現地に生きまっせんでした。しかし、母親が確認したところ、結果はなんと合格です。状況が理解できないまま慌てて現地に行きますが、なんと入学説明会に遅刻します。入学者の中では下から4番目の順位だったそうです。

それにも関わらず卒業時は上から13番目の成績でした。卒業後は舞台・テレビで大活躍をします。出演したテレビドラマ一覧は、宝塚テレビロマン・はいからさんが通る、日立テレビシティ「愛の讃歌 越路吹雪の青春」、暴れん坊将軍など紹介できますが、舞台に関しては多すぎて一覧に上げることができません。映画の吹き替えは塔の上のラプンツェルのゴーテルだけであり、ナレーターなどは務めた経験があります。

ユージーンとの共犯者・スタンビントン兄弟「飯島肇」

次に紹介する登場人物のスタンビントン兄弟はユージーンと一緒にティアラを盗み出した兄弟です。盗んだ後にユージーンが裏切ったため、恨みを抱いており、復讐するためにユージーンを探しています。ゴーテルの話術に引っ掛かり、一時は協力しますが、結局返り討ちにされてしまいます。スタンビントン兄弟は後に『ラプンツェルのウェディング』という続編で、手錠をかけられながらも、二人の結婚式で号泣しています。

そんなスタンビントン兄弟の吹き替えを担当する声優は飯島肇(いいじまはじめ)さんです。1976年4月29日生まれで現在は42歳です。ナレーターもされていますが、今まで紹介してきた人とは違い、表舞台でてくることはほとんどなく、声優に集中して活動しています。現在の所属は大沢事務所です。2015年に赤塚不二夫公認サイトの「第4回シェー!コンテスト」というもので審査員特別賞を受賞しています。

アニメの出演も多く、出演作品一覧を挙げると食戟のソーマやアルスラーン戦記、銀の匙などがあります。しかし、飯島さんの活躍は吹き替え作品が非常に多いです。映画の吹き替えもドラマの吹き替えも数多くこなしています。また、海外のアニメ映画の吹き替え経験も多く、同じディズニー映画のアナと雪の女王やプリンセスと魔法のキスにも出演しています。

天使の恰好をしたショーティー「多田野曜平」

画像の天使の恰好をした登場人物がショーティーです。そんなショーティーの吹き替えを担当している声優は多田野曜平さんです。1962年3月10日生まれで現在は56歳です。声優の他に俳優も務めており、テアトル・エコーに所属しています。出身は福岡県ですが、琉球大学に入学し、沖縄で演劇実験室の「観客席」への入団を決めました。卒業後は上京し、いろいろな劇団を出入りしています。

1988年に現在も所属しているテアトル・エコーの付属養成所に入りました。2000年に劇団員に昇格し、仕事が入るようになります。劇団だけあって、舞台の経験が豊富です。吹き替えも担当俳優にはアラン・テュディックやクリント・イーストウッド、スティーヴ・ブシェミなどがおり非常に多くの作品で活躍しています。2006年に『姫様ご用心』というWOWOWで放送されたアニメに出演したことをきっかけにアニメにも出始めました。

大きな鼻に足六本・ビッグノーズ「石原慎一」

画像の登場人物がビッグノーズです。夢は恋人を作ることで、ストーリー終盤についに恋人ができてハッピーエンドを迎えます。そんなビッグノーズの吹き替えを担当している声優は石原慎一さんです。1960年5月26日生まれで現在58歳です。声優以外にも俳優や歌手として活躍しています。2018年からT1projectに所属しています。

小さい頃から音楽教育を受けており、大学2年生から本格的に歌の練習を始めました。大学を卒業した後に東京ディズニーランドのステージ「キッズ・オブ・ザ・キングダム」のプリンス役が自身の舞台デビューとなりました。その後はアメリカに行くなどして見聞を広め、再度日本に戻ってきて本格的に音楽活動を再開しました。出演作品はテレビアニメから吹き替え、舞台、ドラマ、そして歌手活動など多岐にわたっています。

ユージーンを追跡・警護隊長「佐山陽規」

画像の登場人物、衛兵の体調であり、マキシマスという馬と一緒に指名手配犯ユージーンを追うのが警護隊長です。この警護隊長の吹き替えを担当している声優は佐山陽規(さやまはるき)さんです。1950年12月22日生まれで現在は67歳です。俳優・声優として活動しており、現在の所属はM・Tプロジェクトです。1972年にオペラ小劇場こんにゃく座に入座します。ここには13年間在籍しており、役者スキルを磨きました。

この13年間で佐山さんはなんと2000回以上ステージに立っています。その後東宝ミュージカルの『レ・ミゼラブル』のオーディションに合格し、同作品で様々な役を演じました。このことをきっかけに、ミュージカル界で有名になり、ピーターパンや新・オズの魔法使い、タイタニックなどの有名なミュージカル作品に出演するようになりました。

また、佐山さんを語る上で避けられないのはアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の2代目大原大次郎部長を演じたということです。テレビアニメで出演したのはこのこち亀の大原部長だけですが、余りにも有名すぎる作品、そして主要人物であるため、世間一般の人にも名前が知られるようになりました。ディズニーアニメではラプンツェルの他にポカホンタスの吹き替えも担当しました。

一切しゃべらない?ウルフ「IKKAN」

画像の不思議な登場人物がウルフです。ウルフはパントマイマーであるため、一切しゃべりません。しゃべらないのですが、声優は存在しています。ウルフの吹き替えを担当している声優はIKKANさんです。IKKANは芸名で、本名は新井一貫といいます。1971年3月1日生まれの47歳です。声優の他に俳優や作家、演出家としても活躍しています。所属はショーティーを演じる多田野曜平さんと同じ劇団テアトル・エコーです。

結婚は二度していますが現在は未婚です。過去二人の奥さんは二人とも漫画家でした。演出家として非常に優れており、お笑い芸人の鉄拳を世の中に送り出しました。また、亡き桜塚やっくんのスケバン恐子を考えたのもIKKANさんです。声優としては数多くのディズニー・チャンネルの吹き替えを行っています。

ラプンツェルの歌の吹き替えの声優は別人?

ラプンツェルの登場人物を担当する吹き替え声優を一覧で紹介してきました。しかし1人紹介している声優がいるのです。それは小此木麻里さんと言われる方です。実はラプンツェルの吹き替え声優は中川翔子さんなのですが、歌の部分だけ小此木麻里さんが担当しています。実際に映画を見ると声が非常に似ており、声優が変わったなんてことはほとんどわかりません。なぜラプンツェルの歌の部分だけ声優がちがうのか?考察していきます。

ラプンツェルの歌の声優は小此木麻里さん

ラプンツェルの歌の部分の吹き替え声優は小此木麻里さんです。1986年8月18日生まれの現在31歳で、エイジアプロモーションに所属しています。小此木麻里さんは実は2014年に芸名を「小此木麻里」から「小此木まり」に変えています。これは事務所グランジェットに変えたためです。しかしこの記事ではラプンツェルの吹き替え声優を担当した2011年がまだ「小此木麻里」であったことからその名前で紹介していきます。

小此木麻里さんは声優ではありません。女優です。そのため、過去に吹き替えはおろか声優として出演した作品はラプンツェルのみとなっています。1994年にわずか8歳で子役としてデビューします。1996年には渡る世間は鬼ばかりに出演しました。19年間所属していたアトリエ・ダンカンからグランジェットに移籍し、現在はエイジアプロモーションの所属となっています。

小此木麻里さんは女優といっても舞台に重点をおいた舞台女優です。テレビ番組の出演も10本程度ですが、舞台には数えきれないほど出演しています。ミュージカルの酒宴を務めていることもあり、歌唱力は歌の部分だけ採用されるだけあってかなりのものです。出演した舞台作品一覧としてはレ・ミゼラブルのリトル・コゼット役、新ピーターパンの迷子トートルズ役、てるてる坊主の照子さんの四女冬子役などはあります。

吹き替え声優が違うのはなぜ?

なぜ普段のラプンツェルの声優は中川翔子さんなのに対して、歌だけ声優は小此木麻里さんなのでしょうか?これは推測ではありますが、おそらくディズニー側の問題であるとされています。ディズニーアニメは必ず登場人物が歌を披露する場面があります。ラプンツェルにも実際たくさんの歌が存在しています。普通に考えて、歌だけ声優を別の人物に変えると言うのはかなりイレギュラーなことです。

そのため、当然最初は歌の部分も声優は変えずに中川翔子さんが歌う予定になっていたのだと考えられます。しかし、ディズニーは歌も重要な要素であるため、声優としての演技のオーディションだけではなく、歌のオーディションもあると言われています。つまり、セリフ部分は声優としてOKのでた中川翔子さんですが、歌は認められなかったという可能性が高いです。こういったことはディズニー作品ならではの問題です。

中川翔子さんは前述したように歌手としても活躍しており、代表曲に「空色デイズ」があります。決して歌が下手という事はありません。しかし、小此木麻里さんは舞台を専門としています。ミュージカルにも多く出演し、主役も務めています。いくら中川翔子さんでも歌を専門としている小此木麻里さんには敵いません。また、普通の歌とミュージカルの歌はテンポや抑揚が違います。ディズニーが求めたのは舞台の「歌」だったと言えます。

しかし、あえて小此木麻里さんを選んだのかたまたまOKがでたのが小此木麻里さんだったのかはわかりませんが、中川翔子さんと小此木麻里さんは非常に声が似ています。小此木麻里さんが合わせにいっているとも言えます。しかし、それもあってみている人はラプンツェルが歌い始めても声優が変わったなんてことに気づくことはなく、むしろ歌に魅了されます。この声優のスポット的交代は成功に終わったと言えるでしょう。

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ラプンツェルの声優陣は豪華なキャスティングだった!

ラプンツェルの吹き替え声優一覧についてまとめてみました。ベテランの方ばかりを声優として起用しており、ディズニーの力の入れ具合が良く分かったのではないでしょうか?また、ラプンツェルの普段の部分と歌の部分では吹き替え声優がちがうという点も驚いた方が多いと思います。ラプンツェルの吹き替えを担当した声優の皆さんの今後の活躍に期待です!

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