【ベルセルク】東方の魔術師ダイバの強さと過去を考察！ガッツより強い？

『ベルセルク』にはガニシュカ大帝の右腕として活躍するダイバ将軍の姿が描かれていました。ここからはダイバ将軍とはどのような人物なのか？プロフィールや強さ、来歴などを交えつつ紹介していきます。それではまず『ベルセルク』の作品情報からご覧ください。

『ベルセルク(BERSERK)』とは、ヤングアニマルにて連載されているダーク・ファンタジー漫画です。1989年からヤングアニマルの前身である月刊アニマルハウスで連載されていますが、その後ヤングアニマルから連載が開始されているため、20年以上に渡って長期連載が続いていることになります。

本作の細部に渡って綿密に描かれた画に加え、長大な俯瞰やキャラクターの感情と内面の繋がりを表現するようなストーリーが人気を呼び、世界中でも支持を集めているようです。なお、2018年時点でシリーズ累計発行部数が4000万部を突破しています。

ここでは『ベルセルク』のあらすじを見ていきましょう。漫画1～3巻は本作の序章です。様々な武器を身に纏い、さらに身の丈を超える巨大な剣を携えた黒い剣士・ガッツが、1人でゴッド・ハンドを探す旅をしていました。そこで狂戦士のような戦いを繰り広げています。

そして3～14巻では、序章から時を遡ったガッツの様子が描かれています。それから14～21巻で序章終了後の時系列から物語が再開しており、ガッツが使徒狩りから旅に出て2年が経過した頃が描かれていました。

• 名前：ダイバ
• 推定身長：165㎝
• 推定体重：44㎏
• 年齢：不詳
• 性別：男
• 武器：魔術

『ベルセルク』に登場するダイバとは、「妖術師長兼妖獣兵団(ピシャーチャ・ガナ)」で団長を務める魔術師です。異名は「仙将(パラマリシャ・センアーンイー)ダイバ」。ダイバが初登場を果たしたのはヴリタニス襲撃の時でした。その時に港湾でガッツ達と交戦しています。

ここではダイバの性格を見ていきましょう。彼について特筆すべき点は、妖獣兵や魔術の研究に熱心な男だという事です。その理由となっているのが野望実現。自らの知識を集約して、大魔導帝国を創設するという野望のために、日夜魔術の研究に励んでいます。このような特性を見ると、彼の性格は理想主義であり、富や権力よりも自分の理想を叶えるために日々奔走する情熱的な人物である事が分かります。

『ベルセルク』の作中ではガニシュカ大帝が登場しているのですが、彼の右腕的存在がダイバです。大妖術使いでありダイバ将軍でもある彼はガニシュカ大帝のサポートを続けていました。では、ダイバとガニシュカはいつから関係を持つようになったのでしょうか？

ダイバは元々、身なりも貧しい路上暮らしの聖者でした。そんな時に外遊していたガニシュカ大帝と出会い、ダイバは彼にベヘリットを差し出します。それを機にダイバはガニシュカ大帝の右腕として重宝されることになりました。

ダイバはガニシュカ大帝の右腕的な存在として重宝されていることから、かなりの強さを誇るキャラクターであることが分かります。では、ここから具体的に『ベルセルク』の主人公・ガッツの強さと比較しつつ、ダイバの能力を見ていき強さをはかりましょう。

『ベルセルク』のダイバの能力や強さを見る上で注目するポイントは、彼が使う魔術です。『ベルセルク』で登場したダイバは、強大な魔術や巨大な妖獣を楽々と使いこなしていました。

そして、これまでの『ベルセルク』ではフローラが世界最高峰に近い魔術師だったのですが、今ではフローラも亡くなっています。さらにダイバは、シールケ以上に魔術を使いこなせます。そのため、もしかするとダイバが世界最高峰の魔術師と言えるかもしれません。

ではここから、『ベルセルク』の主人公・ガッツとダイバの強さを比較していきます。結論からいうとダイバはガッツよりも強いのではないかと考えられます。ダイバとガッツ達との戦闘シーンを見ると、ガッツは狂戦士の甲冑を使ったことで暴走しました。

しかし、それだけでは勝てず、炎の車輪を使役するシールケとセルピコが戦闘に参加した事によってダイバに勝つことができていました。ガッツ1人だけではダイバに勝つことができなかったため、ダイバの強さが勝っていると言えるのではないでしょうか？

ここからは『ベルセルク』で描かれたダイバの過去と謎について考察していきます。まず、ダイバはガニシュカ大帝にベヘリットを差し出したのがきっかけで、右腕的存在として重宝されるようになりました。

ここでダイバはどの程度ベヘリットの知識を持っているのか？という疑問が浮上しますが、作中ではダイバがベヘリットについてどの程度の知識を持っていたのか明らかにされていません。しかし、同じ魔術師であるフローラはベヘリットの知識を持ち合わせていたため、同じ大魔術師であるダイバもベヘリットの知識を持っている可能性が高いと言えるのではないでしょうか？

ベヘリットの知識を持ち合わせていたフローラですが、そもそもダイバとフローラは接点があったのでしょうか？ダイバの場合は魔術の貢献によって統括者になるほどの権限を持っており、ガニシュカ大帝に次ぐ権力者でした。一方、フローラは森の中で長い間ひっそりと暮らしています。

2人の経歴を見ると共通点が大魔術師というだけで、接点があるように思えないのではないでしょうか？ただ、フローラは髑髏の騎士との接点がありました。作中では2人に接点があったのか語られていませんが、もしかするとフローラが髑髏の騎士と行動を共にしていた経験があるため、ダイバと接触していた可能性も考えられます。

ここまでダイバとはどんな人物なのか、プロフィールや強さ・能力などを見てきました。それではここから、ダイバの活躍や来歴を見ていきましょう。ダイバは主にクシャーン帝国時代で活躍しています。ダイバはヴリタニス襲撃の際にガッツ達と交戦していますが、その時に狂神の戦士(ガッツとシールケ)と、風神の戦士(セルピコ)から手酷い損害を蒙られました。

その後、ガニシュカがガッツに関心を持ち配下に加えようとした時にダイバは諫言していますが、ガニシュカからは邪魔扱いされ電撃で黙らされています。さらに帝国で巨大な魔獣がクシャーン兵を踏みつぶしていた時にも諫言しているのですが、魔獣には羽虫の音にしか聞こえなかったため、ガニシュカ大帝はあられぬとつぶやいていました。

ダイバは『ベルセルク』の幻造世界編でも登場していました。しかしなぜか素性を隠しつつ宿屋の番をしている姿が描かれています。なぜこのような事になっているのか分かっていませんが、もしかするとグリフィスなどガニシュカ以外に仕えようとしているのかもしれません。

こちらでは『ベルセルク』のダイバ将軍が仲間になった場合の事について投稿されています。ダイバ将軍が仲間になった時はテンションが上がると言われていることから、かなり印象深く期待されているキャラクターであることが分かります。

こちらでは『ベルセルク』の38巻を読んだ感想があがっており、ダイバ将軍と脇キャラの活躍が熱いと言われています。これを機に感想に挙げられている戦闘シーンをご覧になってみると良いでしょう。

こちらでは『ベルセルク』のダイバの異常性について投稿されているようです。ダイバ将軍が当たり前のようにおこなう所業が凄いと感じているようで、本人が解説した技も納得がいっていないことも分かります。

『ベルセルク』に登場したダイバとはどのような人物なのか、彼の強さや能力、来歴を交えつつ紹介してきましたがいかがでしたか？ダイバとは、ガニシュカ大帝の右腕的な存在であり、大妖術使いでもありました。これを機にダイバとはどのような人物なのかチェックし、より理解を深めてみてください。