青の祓魔師（青エク）のアーサーはどんなキャラ？現聖騎士の強さと実力は？

青のエクソシスト、通称「青エク」には、魅力たっぷりなキャラクターが多数登場します。今回はそんな青のエクソシストの中から、聖騎士であるアーサー・オーギュスト・エンジェルについてを紹介します。現聖騎士の強さや実力とは、一体どんなものなのでしょうか？

青エクは「ジャンプスクエア」にて連載されている、加藤和恵先生の描くダーク・ファンタジー漫画です。連載は2009年から2020年現在まで続いており、コミックは26巻までが刊行されています。累計発行部数が1700万部を突破する人気作品で、テレビアニメ化に伴い爆発的な人気となりました。

スピンオフ作品や小説なども刊行されているほか、青エクは2011年にテレビアニメの第1作目が放送されました。第2作目は2016年に放送され、いずれもMBS系列などで放送されました。劇場版アニメも制作されており、こちらは2012年12月28日に公開されました。内容は第1作の後日譚ですが、原作にはないオリジナルストーリーが展開されています。

主人公の奥村燐は、双子の弟・雪男と共に修道院で神父の藤本獅郎に育てられました。中学を卒業したある日、燐は悪魔の存在を知ることとなります。実は燐は魔神(サタン)の子で、悪魔が棲んでいる「虚無界(ゲヘナ)」に連れ去られそうになりました。燐は力を封じていた「倶利伽羅」という降魔剣を使い青い炎を解き放ちます。しかし、サタンの撃退には成功したもののの、憑依されていた獅郎は彼を守って命を落としてしまいます。

青エクに登場するアーサーは、霧隠シュラの上司でありイギリス人とフランス人のハーフです。第252代聖騎士で、上一級祓魔師を務める30歳です。基本的には友好的な性格をしているものの、反悪魔主義者という面も持ち合わせています。そのため悪魔に対しては、一切の情け容赦がありません。12月1日生まれのB型で、身長は185cmと長身です。ワインやオペラといった優雅なものを好む趣味があります。

優美な印象を持つアーサー・オーギュスト・エンジェルですが、青のエクソシストの中でもかなりの強さがあるキャラクターです。続いては、彼の強さや能力についてを順番に紹介します。一見するとナルシストのような印象も受けるキャラクターですが、現聖騎士というだけあってその強さは間違いありません。

青エクの作中で彼が使用しているのは、魔剣「カリバーン」です。このカリバーンは、元はヴァチカンの奥深くに封印されていました。それは、呪われた魔剣で制御ができないとされていたためです。しかし、そんな恐ろしい魔剣を手懐けることができたアーサーは、これを愛剣とすることに成功します。

彼はエンジェルスラッシュという技を使用します。このエンジェルスラッシュを使って、不浄姫を一撃で倒してしまったこともありました。これだけでも、かなりの強さを持った実力者であることがわかります。剣を使う以外にも、瞬間移動のような動きを見せることもあり、まだまだ隠された強さがありそうです。

青のエクソシストでは、アーサー・オーギュスト・エンジェルとその周囲の関係についても注目しておきたいポイントです。続いては、ルイーンや霧隠シュラとの関係についても順番に紹介します。キャラクター同士の関係性を頭に入れておくことで、青エクという作品をより深く楽しむことができるようになるはずです。

ルーイン・ライトは、四大騎士(アークナイト)の一人で、アーサーと同じく上一級祓魔師のキャラクターです。通称「詠唱・召喚儀式の達人(ライトニング)」と呼ばれる人物で、右腕でもある34歳の男性です。主に策謀などを請け負う一方で、酒に弱いアーサーが酔い潰れた際には、彼が運んでいくという役割も担っているようです。

霧隠シュラは、上一級祓魔師で上級監察官でもある26歳の女性です。霧隠流忍術を扱う忍者でもあり、露出度の高い服装が特徴的な人物です。前述の通り、アーサーはシュラの直属の上司です。しかし、天然な部分があることから、シュラからは「純粋培養のバカ」とまで言われています。アーサーとは対照的に、酒豪であり酒癖が悪いことでも知られています。

青のエクソシストの中でも実力者の一人であるアーサー・オーギュスト・エンジェルですが、青エクの作中では名言なども残している人物です。続いては彼が口にした名言についても、少しだけ紹介します。

普通のキャラクターが口にした場合、間違いなくクサイ台詞であると認定されてしまうようなキザな言い回しです。しかし、これを彼が口にするからこそ違和感なく、名言といえるものになるのです。イケメン好きな女性であれば、こんな名言と共に現れた男性は白馬の王子様に見えてしまうのではないでしょうか？

一方で、彼が口にするのはキザな台詞ばかりでもありません。台詞に違わぬ強さを持つ彼だからこそ、断言したことは確実に遂行してくれるような安心感を得ることができます。どれほど強い敵が現れたとしても、彼がそこにいるだけで心強いことは間違いありません。

青のエクソシストの中でもイケメンで実力のある、アーサー・オーギュスト・エンジェルです。その魅力は、アニメ版の青エクでも存分に発揮されていました。続いては、アニメの青エクで彼の魅力を引き出していた、声優の小野大輔さんについても少しだけ紹介します。アニメにおいて、声優が合っているかなどはファンにとってはかなり重要なポイントのはずです。

名前：小野大輔(おの だいすけ)
生年月日：1978年5月4日(現在42歳)
出身：高知県高岡郡佐川町
身長：175cm
血液型：O型
職業：声優、歌手、杜氏
所属事務所：フリー

青エクでアーサー・オーギュスト・エンジェルを演じているのは、声優の小野大輔さんです。小野大輔さんの青エク以外の主な出演作品は、「ゴールドマッスル」「AIR」「風のスティグマ」「みなみけ」「鋼鉄神ジーグ」「黒執事」「ネオ アンジェリーク Abyss」「うみねこのなく頃に」「心霊探偵 八雲」「機動戦士ガンダムAGE」「黒子のバスケ」「マギ」「進撃の巨人」「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」などが挙げられます。

青のエクソシストの中でも強いキャラクターの一人であるアーサーですが、ファンはどのように捉えているのかも気になるところではないでしょうか？続いては、彼に対するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。

青エクの中でもナルシストな一面を持つキャラクターではあるものの、憎めないと感じた人の感想もありました。悪魔に対して非情な面を見せることもありますが、どこか天然な部分やお酒に弱いところなど、母性本能をくすぐるような一面を持つことも理由のひとつかもしれません。

青エクの原作の展開の都合上、彼の出番がないことを嘆くファンの声もありました。登場するキャラクターが多い作品でもあるので、全員が均等に出番を貰えるわけでもありません。しかし、彼のファンにとってはやはり出番がないというのは、物足りないと感じても仕方ない部分かもしれません。

青エクの多数のキャラクターの中でも、彼が好きだという声もありました。その人気はやはり強さやビジュアルだけではなく、内面においても魅力があるという証拠なのかもしれません。だからこそ、今後の出番に期待したいと感じるファンの感想もあるのではないでしょうか？

青のエクソシストに登場するアーサー・オーギュスト・エンジェルというキャラクターについて、その強さや人間関係などをまとめて紹介しました。これまで彼にはあまり注目したことがなかったという人も、興味を持つことができたのではないでしょうか？

現在も連載が続いている青エクですが、アニメのクオリティも高く、続編も待ち望まれている作品です。これまで青エクに触れたことがなかったという人は、この機会にぜひ原作やアニメに触れてみてはいかがでしょうか？