【青のエクソシスト】アマイモンは「地の王」の称号をもつメフィストの弟！強さは？

「青の祓魔師（青エク）」とは、集英社の「ジャンプスクエア」で2009年から連載中のダーク・ファンタジー漫画です。作者は加藤和江で、コミックは2020年12月で第26巻まで発売中です。2011年からアニメ第1期「青の祓魔師」の放送がMBS、TBS系で開始、第2期「青の祓魔師 京都不浄王篇」は2017年に放送されました。2012年には映画「青の祓魔師-劇場版-」が公開されました。

「青の祓魔師（青エク）」は、タイトルにある祓魔師（エクソシスト）が活躍する物語で、2008年に「ジャンプスクエア」で発表された「深山鶯（みやまうぐいす）邸事件」という悪魔に狙われる少女を救う祓魔師を描いた読み切り漫画が原案となっています。また、小説版が4シリーズ、スピンオフ作品として「サラリーマン祓魔師 奥村雪男の哀愁」（全4巻）が発売されています。

奥村燐（りん）と雪男は双子の兄弟で15歳。二人は修道院で暮らしており、名高い祓魔師（エクソシスト）の藤本獅郎が養父です。燐は突然出現した魔神（サタン）に、実の父親だと告げられます。サタンは養父の藤本獅郎に憑依し、燐を悪魔の棲家「虚無界」に連れて行こうとします。憑依された藤本獅郎は燐を守るため、サタンとの戦いに敗れ、死亡。燐は養父の復讐のために祓魔師（エクソシスト）になる訓練を始めます。

「青のエクソシスト」に登場するアマイモンは、虚無界にいる8名の王族「八候王（バール）」の一人で、第7権力者の「地の王」です。鬼（ゴブリン）のベヒモスをペットにしています。地震を起こす魔力を持ち、大地を操る悪魔の首領です。人間のクローン体に憑依しており、今使っている体は1000年以上経過しています。身長は角まで入れて174㎝、お菓子好きな悪魔です。

「青のエクソシスト」のアマイモンは、自分のことを「ボク」と言い、相手に対しては、どのような立場の人であっても丁寧語で話します。日頃はあまり感情を表に出しませんが、本来気性が激しく、プライドを傷つけてくる相手には容赦の無い攻撃を仕掛けます。その様子は「狂犬」と呼ばれるほどです。また、アマイモンは「無限の鍵」によって「虚無界」と人間がいる「物質界」を自由に行き来できます。

ここからは「青のエクソシスト」のアマイモンとメフィストの関係や、「青のエクソシスト」の主人公・奥村燐とアマイモンとの関係を紹介するとともに、アマイモンの強さを見ていきます。

「青のエクソシスト」のメフィストは奥村燐たちがいる「正十字学園」の理事長で「名誉騎士」と呼ばれる祓魔師（エクソシスト）です。ヨハン・ファウスト5世と名乗り、人間の世界で生きていますが、正体はサタンの息子で「八候王」の第2権力者「時の王」です。同じ「八候王」の一人であるアマイモンとは兄弟だと思われます。

実際、アマイモンはメフィストを「兄上」と呼び、虚無界にはいつ帰る？などと親しく声を掛けたりしているので、やはり兄弟と思われますが、詳細は不明だということです。アマイモンが使用している「無限の鍵」はメフィストから預かったものです。アマイモンが憑依する体はメフィストから提供されていることや、強さにおいても敵わないことから、アマイモンはメフィストに頭が上がりません。

「青のエクソシスト」の主人公・奥村燐はサタンと人間との間に産まれた息子なので、アマイモンとは異母兄弟とされています。アマイモンは燐が父・サタンの息子だと知っているようで、燐に対して「あなたの兄のような者」と名乗っており、燐のことが気になる様子です。

アマイモンと兄弟と思われるメフィストも燐に対して「我らの小さな弟」という様な呼び方をしており、アマイモンと燐は異母ではありますが、兄弟だと考えられています。兄弟だと認識しているアマイモンですが、燐からは「味みたいな名前のやつ」という風に思われているだけです。

「青のエクソシスト」のアマイモンの強さについては、アマイモンは心臓が美しい花の形態をしており、この心臓を表面に出現させることで、角が生え、尻尾が出てくるということです。さらに、巨大化した左腕から放たれるパンチは強大な威力を発揮します。その強さは、全力で向かってくる奥村燐を一歩で叩きのめすことができるほどです。

ただし、アマイモンが全力を出してしまうと、憑依している体がその力に持ちこたえることができないため、全力を出す機会はかなり少ないです。

ここまで「青のエクソシスト」のアマイモンとメフィスト、奥村燐の関係を見てきました。ここからは「青のエクソシスト」のアマイモンの現在の姿について見ていきます。

「青のエクソシスト」のアマイモンはメフィストの指示で正十字学園に通っています。学園の理事長であるメフィストの甥ということにして「アンブロシウス・ファウスト」と名乗っています。アマイモンが正十字学園に入った理由について見ていきます。メフィストは林間合宿中、アマイモンに生徒たちを襲わせたところ、炎を身にまとった奥村燐がアマイモンの前に現れ、二人は戦闘状態になりました。

奥村燐との戦いで暴走してしまったアマイモンは「お菓子の鳩時計」に監禁されるという出来事がありました。さらに、メフィストによって奥村燐が意識だけを「虚無界」に送られた際、アマイモンと対戦しました。アマイモンは力の限りに戦い、奥村燐に勝ちましたが、体力を使い果たしてしまいました。メフィストは奥村燐への殺意で頭がいっぱいになっているアマイモンが冷静になるように一定期間拘束し続けました。

そして、メフィストは「健全な学園生活を送る」ことをアマイモンに約束させて「アンブロシウス・ファウスト」という理事長の甥を名乗り、正十字学園で学園生活を送ることになりました。

「青のエクソシスト」のヒロイン、杜山しえみは正十字学園の高等部・1年B組に通う女の子で、祓魔塾の塾生でもあります。奥村燐、雪男の兄弟からは恋愛感情を抱かれています。杜山しえみとアマイモンの関係ですが、しえみは何故か緑男（グリーンマン）や山魅（デックアルプ）などの「地の王」であるアマイモンの眷属に襲撃されることが多々あります。

そんな杜山しえみに対して、アマイモンは「お嫁さんにしよう」などと言ったこともあります。杜山しえみは草花が大好きということも、「地の王」アマイモンとの縁を感じさせると考えられています。

ここまで「青のエクソシスト」のアマイモンについて紹介してきました。アニメ「青のエクソシスト」で、アマイモンを担当しているのは、声優・柿原徹也です。ここからは「青のエクソシスト」の声優・柿原徹也のプロフィールと、主な出演作品を紹介します。

アニメ「青のエクソシスト」でアマイモンの担当声優・柿原徹也は1982年12月24日生まれ、ドイツ（当時の西ドイツ）出身です。声優・歌手で、現在は声優事務所「Zynchro」に所属しています。世界に誇る日本のアニメに携わる仕事に就きたいと考え、声優を目指し、日本にやって来たそうです。「アミューズメントメディア総合学院」で声優を学び、2002年から活動しています。また、歌手としては2010年にCDデビューしました。

2013年「B-PROJECTシリーズ」音済百太郎、マギ The kingdom of magic」練紅覇、2014年「鬼灯の冷徹」唐瓜、2016年「2018年「叛逆性ミリオンアーサー」鉄拳アーサー、2019年「スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH」朝霧司、「あんさんぶるスターズ!」明星スバル、2020年「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」キース・クラエス、「文豪とアルケミスト～審判ノ歯車～」中原中也。

「青のエクソシスト（青エク）」は、一度離れても再び大好きになれる作品だという感想で、青エクの曲を聴くだけでも当時の想いが蘇るそうです。そして、当時好きなキャラクターがアマイモンで、今でも大好きだという感想です。

「青のエクソシスト（青エク）」のアニメ版を観たときからアマイモンが好きだということで、アマイモンの容姿や衣装、性格などすべて、何も変わっていないところが良いという感想です。

こちらの方は「青のエクソシスト（青エク）」のキャラクターを描く練習をしているそうで、「青のエクソシスト（青エク）」の中でも特にアマイモンとメフィストが好きで、とても練習したということです。

いかがでしたが？「青のエクソシスト（青エク）」のアマイモンについて、主人公の奥村燐との関係やメフィストとの関係を見てきました。メフィストも奥村燐も同じサタンの息子だということで、アマイモンとは兄弟だと言われていました。また、アマイモンの強さや現在の様子も紹介しました。ツイッターでもアマイモンが大好きという声が寄せられており、そんなアマイモンに注目して「青のエクソシスト」をお楽しみください。