【ダンまち】ガネーシャのキャラ情報まとめ！元ネタや人気の理由・名言を紹介

「ダンまち」に登場するガネーシャの元ネタや人気の理由を考察し、仮面や名言などのその魅力に迫っていきます。さらに、ガネーシャが主神を務めるガネーシャ・ファミリアのメンバーも一覧で紹介していきます。まず、ここでは「ダンまち」の作品情報をみていきます。

「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、大森藤ノ先生により2013年1月15日から刊行されている大人気ライトノベルです。さらに「ダンまち」はテレビアニメも第1期〜第3期まで制作されており、第1期は2015年4月〜6月に放送、第2期は2019年7月〜9月に放送されました。そして、第3期は2020年10月から放送中となっています。

また「ダンまち」は外伝やコミカライズ版も刊行されており、外伝に関してはテレビアニメ「外伝ソード・オラトリア」も2017年4月〜7月の期間に放送されました。さらに「ダンまち」は劇場版アニメ「劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-」も2019年2月15日に公開されました。

新人冒険者ベル・クラネルはヘスティア・ファミリアの唯一の団員で、いつもダンジョンに単独で乗り込み、自己流で戦っていました。ある日、ベルはダンジョンでミノタウロスに襲われ、絶体絶命の危機をロキ・ファミリアのアイズ・ヴァレンシュタインに救われます。その衝撃的な出会いでベルは彼女に一目惚れし、彼女と釣り合うような強い冒険者になることを決意。スキル「憧憬一途」を発現するなど急激な成長をみせていきます。

「ダンまち」に登場するガネーシャは「ガネーシャ・ファミリア」の主神です。ガネーシャ・ファミリアは、オラリオでトップクラスを誇る探索系ファミリアで、フレイヤ・ファミリアやロキ・ファミリアのような飛び抜けてハイレベルな強い眷属はいませんが、レベルの高い上級冒険者の人数という点ではオラリオNo.1とされています。

また、ガネーシャ・ファミリアはアニメ第1期で怪物祭（モンスターフィリア）を主催していることから、敏腕のモンスター調教師（テイマー）も多く在籍していることが分かります。そんなガネーシャ・ファミリアの主神ガネーシャの元ネタはインド神話に登場する神様です。

その神様は身体は人間と同じような形ですが、頭はゾウとなっており、インドではヒンドゥー教の「富の神様」として絶大な支持を受けています。また「ダンまち」作中でガネーシャは「群衆の主」とよく言っていますが「群衆」は「ガナ」で「主」は「イーシャ」を意味します。そのため「ダンまち」のガネーシャという名前は、この「群衆の主」が元になっていると考えられています。

「ダンまち」のガネーシャの人気の理由、1つ目は仮面をしていることです。ガネーシャは顔の半分を常にゾウの仮面で隠しています。現在まで彼の素顔は描かれていません。さらに、本拠地の建物（アイアム・ガネーシャ）がかなり独特な形をしていることからもわかるように、ガネーシャは「変神」として有名な男神です。

ただ「ダンまち」のガネーシャはゾウの仮面をしていますが、元ネタであるインド神話のガネーシャの頭がなぜゾウなのかについて、インド神話では次のような説が有名です。ガネーシャの父親はヒンドゥー教の神様の1人である創造と破壊の神「シヴァ」です。母親もヒンドゥーの神様の1人、パールヴァティーです。

そして、パールヴァティーが身体を洗ったときに出た汚れを集めて人形を作り、それに命を吹き込んで誕生したのがガネーシャです。ガネーシャは母親に浴室の見張りをするように命じられ、自分の父親がシヴァという偉大な神であることを知らなかったため、帰ってきたシヴァの入室を断ります。そのことで、ガネーシャはシヴァを怒らせ、首を切り落とされます。そして、斬られた首はシヴァによって遠くに飛ばされてしまいました。

その後、シヴァはパールヴァティーから、ガネーシャが自分の子どもだったことを聞き、自分が遠くに飛ばしてしまったガネーシャの首を探しに行きます。しかし、ガネーシャの首は見つからず、結局シヴァは途中で出会ったゾウの首を切り落としてガネーシャの身体に取り付け、ガネーシャを復活させたとされています。このインド神話が「ダンまち」のガネーシャの仮面がゾウである元ネタとなっているようです。

「ダンまち」のガネーシャの人気の理由、2つ目は周囲からの信頼が厚いことです。「変神」として有名なガネーシャですが、ガネーシャは周囲からの信頼が非常に厚く、ガネーシャ・ファミリアに在籍する眷属だけでなく、ウラノスや他の神々からの人望も集めています。さらに、ガネーシャ・ファミリアはオラリオの警察のような役割をしているファミリアであり、都市の治安維持に貢献しています。

また、ガネーシャはこの他にギルドからの信頼も厚く、彼が主催する怪物祭（モンスター・フィリア）のイベントはギルドから公認されています。そして、そのイベントでフレイヤがモンスターたちを魅了し、街中でモンスターたちを暴走させたときには、ガネーシャは街中の人々を守るために他のファミリアにも協力を要請するように即座に命令を下していました。

このとき、彼はガネーシャ・ファミリアの調教師（テイマー）から、他のファミリアの協力を得ては自分たちのメンツが立たないと反対されます。しかし、ガネーシャは自らのメンツのために自分たちだけで解決しようとするのではなく、民衆の安全が最優先であると眷属たちに説明し、すぐに納得させてしまいました。また、この騒動の後、モンスターをダンジョンから解放させることを目論む犯人に関する議論が始まります。

このときも、疑り深いことで有名なロキから、ガネーシャは下のように言われ、犯人候補から除外されていました。このように、ガネーシャはいつも眷属や民衆のことを考えて行動する男気溢れる好漢として知られ、周囲から信頼されています。この人望の厚さもガネーシャの人気の理由となっています。

「ダンまち」のガネーシャの人気の理由、3つ目は「ダンまち」作中での扱いが雑なことです。ガネーシャは周囲からの信頼の厚い神様ですが、怪物祭の後には眷属たちと一緒になって、掃除や後片付けを行っていました。このように、ガネーシャは神様としてではなく、まるで眷属たちの友人であるかのように描かれています。

そして、ガネーシャが突如「俺がガネーシャだ！」と叫んだ際には、周囲から「知ってますから」とツッコミを入れられていました。このように、素晴らしい思考の神様であるにも関わらず、扱いが若干雑なところもガネーシャの人気の理由となっています。

「ダンまち」のガネーシャの人気の理由、4つ目は彼が作中で発する名言です。ガネーシャは下のような名言を発しており、このように民衆想いなところもガネーシャの魅力となっています。

「ダンまち」のガネーシャ・ファミリアのメンバー一覧、1人目はシャクティ・ヴァルマです。ガネーシャ・ファミリアの団長で、希少なヒューマンの第1級冒険者でもあります。そして、麗人と呼ばれており、その名にふさわしい振る舞いをする女性となっています。

「ダンまち」のガネーシャ・ファミリアのメンバー一覧、2人目はイルタ・ファーナです。ガネーシャ・ファミリアの副団長でかなり強い女性戦士です。団長のシャクティとは半ば強引に義姉妹の契りを交わしており、シャクティのことを「姉者」と慕っています。

「ダンまち」のガネーシャ・ファミリアのメンバー一覧、3人目はハシャーナ・ドルリアです。人間の男性冒険者で、オラリオの門番として主人公のベルが初めて出会った冒険者でもあります。彼は「緑の宝玉」回収の極秘任務を命じられますが、リヴィラの街にてレヴィスによって殺害されてしまいました。

「ダンまち」のガネーシャ・ファミリアのメンバー一覧、4人目はイブリ・アチャーです。人間の男性冒険者で、戦争遊戯でヘスティア・ファミリアとアポロン・ファミリアが対決した際、実況したのも彼です。「喋る火炎魔法」を自称するだけあり、非常にうるさいことで有名です。

こちらは「ダンまち」のガネーシャに関するツイートです。ガネーシャは「ダンまち」でも有数の善神であると評価されています。

こちらも「ダンまち」のガネーシャに関するツイートです。「俺がガネーシャだ！」のセリフで有名なガネーシャが好きだという感想となっています。

こちらも「ダンまち」のガネーシャに関するツイートです。ガネーシャは命がけで民衆を守る熱血漢であると評価されています。

いかがでしたか？「ダンまち」のガネーシャはインドのヒンドゥー教の神様が元ネタで、仮面や名言、信頼が厚いところなどが人気となっていることが分かりました。今後もガネーシャ・ファミリアの主神ガネーシャのさらなる活躍に注目していきましょう！