フェアリーテイル・ジェラールがイケメン！エルザとの関係も！

大人気作フェアリーテイルは真島ヒロ先生の手掛けた作品です。週刊少年マガジンにて2006年から2017年まで連載された大人気の作品です。今回はフェアリーテイルに登場する「ジェラール」を紹介していきます。物語の初期から登場するジェラールですが、色々な要素を持つ重要キャラクターとなっています。

今回はこの「ジェラール」について解説をしていきたいと思います。強さは如何程なのか、フェアリーテイルメンバーと比べてどれだけイケメンなの？や、彼を語るうえで欠かせない「ミストガン」と「エルザ」についても詳しく見ていきましょう!

まずはジェラールの設定についてみていきましょう。ジェラールは本名を「ジェラール・フェルナンデス」といいます。ジェラールの年齢は本編及び番外編でも語られていないため、正式な年齢は不明です。元々楽園の塔にて奴隷として働かされていた過去を持ちます。

ジェラールは青色の髪の毛に、右目付近にギルドとは別の紋章があることが特徴です。この紋章が一体何なのかという部分についてはフェアリーテイルが最終回を迎えても明かされることはありませんでした。

ここからはジェラールの過去を見ていきましょう。設定の項でも説明した通り、楽園の塔にて奴隷として働かされていた過去を持ちます。この楽園の塔で働いていた際エルザと出会います。この楽園の塔時代の姿を見た際、エルザと同じぐらいの顔たちや姿をしています。その為エルザと同い年、あるいは若干の年齢差があるとされています。

元々正義感あふれる活発な少年でした。奴隷を解放するよう反乱を起こしたエルザが捕えられた際、助けるため身代わりになりますが、ゼレフ(実際にはなりすましたほかの人物)に洗脳されてしまいます。後にエルザを外界に放つと同時に、残った仲間たちを8年間楽園の塔建設のため奴隷として働かせました。その為当時真実を知らなかった仲間たちからは恨まれてしまいます。

楽園の塔時代から関係の深いジェラールとエルザですが、この2人の関係性をもう少し深く見ていきましょう。ジェラールの過去の項でも説明した通り、ジェラールとエルザは楽園の塔にて出会います。エルザは「エルザ」という名前しかなかったため、ジェラールがエルザの緋色の髪の毛をみて、「エルザ・スカーレット」という名前を命名します。

ジェラールとエルザはお互いの事をこの頃から意識しあっており、後に再開した際もそのようなそぶりを見せることが多々あります。2人きりで話す際は少しぎこちない会話になったり、顔を赤らめたりなどしていますが、その関係性が発展していくという描写がないため進行度は不明のままです。

フェアリーテイルには読者からかっこいい、イケメンと呼ばれるキャラがたくさんいますが、その中の1人にジェラールも加わっています。フェアリーテイル作者の真島ヒロ先生は「顔に変なマーク入っているのにイケメン風」と評しています。公式認定のイケメンとなっています。フェアリーテイル作中でイケメンと言われるような描写はほとんどありませんが、恋愛に疎いエルザが思いを寄せるほどには魅力があるそうです。

そんなフェアリーテイル屈指のイケメンジェラールですが、まったくと言っていいほど同じ顔をした「ミストガン」というキャラクターが登場しています。このミストガンとはどんなキャラクターなの？という部分や、ジェラールとの関係などを見ていきましょう。

まずミストガンについての解説をしていきます。このミストガンというキャラクターは魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のS級魔導士です。顔を布で覆って隠しており、物語書記は顔もわからない謎の多い人物でした。眠り魔法によりギルド内のメンバーを眠らせていたため、マスターのマカロフやラクサス以外素顔を知りませんでした。

後のエドラス編にてその正体が明かされます。ミストガンの正体はエドラスのジェラールでした。このエドラスとは反転世界とされています。ミストガンはこのエドラス国の王子ということが判明しました。父親である国王ファウストがアースランド(普段ナツたちが生活している世界)から魔力を全て吸収しようとする計画を阻止するため、アースランドに潜入しその計画を阻止するために動いていました。

そして正体が明かされると同時にそれまで謎に包まれていた彼の素顔も公開されます。過去に幼い時のウェンディを助けましたが、その際「ジェラール」を名乗ってしまったがために、多少の誤解を生んでいます。「あの頃はアースランドに来たばかりで本名を名乗ってしまった」との発言を本人が発言しているため、ジェラールとミストガンは異世界の同一人物であることが見て取れます。

フェアリーテイルといえば魔法。ここからはジェラールの使用する魔法、そしてその強さを見ていきましょう。ジェラールが主に使用する魔法は「天体魔法」と呼ばれるものです。その名の通り星を連想させたりする魔法です。流星(ミーティア)は流星の如き高速の移動を可能とする魔法です。七星剣(グランシャリオ)は、隕石にも相当するほどの破壊力を持った７つの衝撃波を発生させ攻撃をします。

さらに真・天体魔法というものもあり、星崩し(セーマ)という魔法で上空から巨大な隕石を落とし周囲にダメージを与える魔法も使用することができます。更にミストガンが使用していた魔法を模倣することもでき、変装時にはその魔法を駆使して戦闘していますが、完全には真似できないものでした。

他にも禁忌と呼ばれる魔法を使用したり、自身を崩壊させる魔法も使用します。ジェラールの魔法は基本的に規模が大きいものが多くその強さがうかがえますね。また、記憶を失っていた時期にナツの強さの秘訣を思い出し、金色の炎を出すといったシーンも見られました。正確に判明しているわけではありませんが、いくつかの属性を操ることができそうです。これも彼の強さの秘訣だといわれています。

これほどの正義感や魔力の強さを誇るジェラールですが、この強さからは考えられないような一面もあります。フェアリーテイル外伝では、エルザの水着姿を間近で見たり胸を触ってしまいます。はたから見ればラブラブなバカップルですが、色恋沙汰にに耐性のないジェラールは鼻血を出し挙句の果てには気絶してしまうなど、色恋沙汰に対する免疫力がないことがうかがえます。

また、フェアリーテイル本編でもエルザとキスをする流れになった際に、「婚約者がいる」という分かりやすい嘘を言い断ってしまいます。この様に、普段の強さや立ち振る舞いからは考えもつかないほどのヘタレな部分があるため、フェアリーテイルの読者からは「残念系イケメン」という称号をつけられるほどです。

元々楽園の塔にてゼレフ復活を目論む、評議会に潜入して内情を荒らすなど、数多くの罪を犯したがために、記憶がない状態で牢に閉じ込められてしまいます。取り戻し脱獄し、自身の罪を償うという名目で「魔女の罪(クリムゾンシエール)」に加入。闇ギルドとして暗躍しているものの、罪を償うために他の闇ギルドの犯罪行為を摘発しながら各地を回っています。

また闇ギルドの摘発だけではなくゼレフに関する事象を詮索しており、大魔闘演武編ではフェアリーテイルに協力するため「ミストガン」に変装して参戦しながら情報収集を行っています。そしてゼレフ消滅後のフェアリーテイル最終回では、ヒスイEフィオーレが王位継承をしたと同時に、彼女から恩赦が下り罪を許され闇ギルドから正規ギルドへ昇格しています。

ここまでフェアリーテイルの登場キャラクターであるジェラールについて見てきましたがいかがだったでしょうか？作品当初は悪役であった彼の歩みが少しでも知ることができたでしょうか？現在はフェアリーテイルは最終話を迎え連載も終了していますが、2018年にアニメが放送されることが発表されているので、今後の彼の活躍や、他のキャラクター達の活躍にも期待ですね!他のキャラクターに関しても解説がありますのでそちらもぜひご覧ください!