【月刊少女野崎くん】瀬尾結月は声楽部のかわいいローレライ！後輩若松との関係は？

「月刊少女野崎くん」の瀬尾結月は、佐倉と野崎の同級生の高校2年生です。野崎は、新キャラのモデルになるような人物はいないかとアシスタントの佐倉に相談します。この時に佐倉が紹介したのが、瀬尾結月でした。空気が読めず自己中心的でサバサバした性格です。声楽部に所属しており、性格とは似ても似つかない美しい歌声を持つことから、声楽部のローレライという異名がついていました。

運動神経が良く、バスケットボール部の助っ人に呼ばれることも多くあります。しかし、反則を気にしないラフプレーをすることから、周囲を怖がらせていました。頻繁に挨拶をしてくる後輩の若松のことを気に入っており、彼にだけお土産を買ってきてあげたり、一緒に映画を見にいったこともありました。

「月刊少女野崎くん」は、漫画配信サイト「ガンガンONLINE」で2011年8月25日から連載がスタートしたコメディ漫画です。作者は、「親指からロマンス」や「俺様ティーチャー」などを手がけたことでも知られる漫画家・椿いづみです。テレビアニメ「月刊少女野崎くん」第1期は、2014年7月から9月の1クールで放送されました。アニメーション制作は動画工房、監督は山﨑みつえが担当しています。

高校入学以来、同級生の野崎梅太郎に片思いをしていた佐倉千代は、ついに告白することを決めます。放課後、人気のない教室で野崎にファンであると伝えたところ、サイン色紙を渡されます。野崎は、高校生でありながらプロの少女漫画家としても活動していたのでした。佐倉は、ひょんなことから野崎の描く漫画のアシスタントを務めることになります。

「月刊少女野崎くん」の瀬尾結月は、佐倉と同じA組に所属する高校2年生の少女です。佐倉とは、同じ「さ行」で出席番号が近かったことから仲良くなりました。髪はセミロングであり、ヘアゴムでゆるくまとめています。身長は163cm、血液型はB型、7月7日生まれ、はっきりとしたサイズは不明ですが胸は大きいと公式でいわれています。趣味に格闘ゲームやアクションゲーム、友達と遊びに出かけることや運動などをあげています。

家族構成は両親の他に、瀬尾遼介という兄が一人います。好物は寿司と焼き鳥、得意な科目は数学と歴史、苦手な科目には国語をあげています。面白い奴を好みのタイプにあげており、後輩の若松のことを気に入っています。性格は空気が読めず自己中心的なところもありますが、さっぱりした性格です。運動神経が良く、運動部の助っ人を頼まれることもあります。

しかし、前述のような性格から、どんな反則も恐れないラフプレーを繰り返し、退場になることも多々あります。本人に悪気がないことや、一応周囲を気遣う面もあることから、嫌われている様子はありません。声楽部に所属しており、圧倒的な歌唱力を持ちます。綺麗な歌声を持ちながらも性格に難があることから、声楽部のローレライという異名をつけられます。

若松博隆は、男子バスケットボール部に所属する高校1年生です。瀬尾結月、野崎、佐倉たちの一つ下の後輩にあたります。誕生日は睡眠の日でもある9月3日、身長は185cm、血液型はA型です。学校では、バスケットボール部に所属しています。体を動かすことの他に単純作業も得意としています。家族は両親の他に年の離れた姉と弟がいます。好みのタイプは年下で性格がかわいい人という瀬尾結月とは真逆のタイプをあげていました。

テレビアニメ版の声優は木村良平、ドラマCD版の声優は浪川大輔が担当しています。好物はカレーとハンバーグ、苦手な食べ物はしいたけです。得意な教科は体育と英語、反対に苦手な教科には国語をあげています。穏やかで人当たりの良い好青年ですが繊細なところがあり、不眠症を抱えていました。さらに瀬尾結月がバスケットボール部の助っ人に入ってからはますます心労がかさみ、不眠症も悪化しました。

「月刊少女野崎くん」の主人公・野崎とは中学時代からの付き合いであり、バスケットボールがうまかった彼のことを尊敬していました。野崎が少女漫画家であることを知っており、時折消しゴムかけなどを手伝っていました。彼が風邪で寝込んだ時も手伝いにきており、スクリーントーンを貼るのがうまいことが発覚します。以来、スクリーントーンと消しゴムかけ担当のアシスタントとなりました。

バスケットボールの助っ人に呼ばれることの多い瀬尾結月ですが、どんな反則も恐れないラフプレーをします。そのため、男子バスケットボール部からも恐れられる存在となっていました。気に入られていた若松は、しょっちゅうラフプレーの標的になります。このストレスによって、若松の不眠症は悪化しました。しかし、野崎の家で聞いた声楽部のローレライの歌を聞いたら、すぐに眠ることができました。

若松のことを気遣った野崎は、声楽部のローレライの正体が瀬尾結月であることは黙っていることにしました。若松は、瀬尾結月を呼び出して迷惑であることをはっきり伝えようとします。その際参考にしたのが、野崎が持っていた少女漫画でした。真面目で純粋な性格から、少女漫画に沿って果たし状はラブレター風の手紙を書きます。放課後屋上に呼び出した時は、ショックを与えるために別の人を褒めることにします。

その時に褒めた人物が、声楽部のローレライでした。本人が目の前にいることも知らずに彼女の歌声を称賛した上、性格も歌声の通り優しくて純粋なのだろうと褒めちぎります。この件を機に、瀬尾結月は若松のことをさらに気にいるようになります。その後も若松は瀬尾結月に一緒に映画を見に誘われますが、彼女に振り回されっぱなしで恋愛に発展する様子はありませんでした。

年頃の青年らしく女性に興味があり照れることもありますが、瀬尾結月のことは女性として見ていないため、胸もただの脂肪の塊と評しており、興味を持つ様子はありませんでした。瀬尾結月と若松をモデルとした新キャラクターも登場しており、読者の間でも人気があるといいます。

「月刊少女野崎くん」の瀬尾結月は、空気を読むのが苦手です。初めて登場した回では、お金を貯めてブランドのバッグを買ったと喜ぶ友人に近所に住むおじさんも同じの持っていたと発言し台無しにしていました。その他にも写真撮影をしようとしている人たちの前を横切る、大きな半紙に字を書いている人に気づかず作品を踏みつける、ラブレターの受け渡しをする男女の間を通るなどしていました。

若松と一緒に映画を見に行った時は、食事中にグロテスクなシーンを意気揚々と語っており、繊細な若松の食欲を削いでいました。さらに、空気が読めないことに加え自意識過剰でもあります。先生から野崎と共に雑用を押しつけられた時は、野崎がかわいい自分と一緒にいて緊張していると勘違いしていました。しかし、自己評価が高く、気遣い屋で空気も読んでいると自己評価しています。

「月刊少女野崎くん」の瀬尾結月は、胸囲やカップ数などは不明ですが、「月刊少女野崎くん」の女性キャラクターの中でも胸が大きいことで知られています。性格は自意識過剰で空気が読めない自信家ですが、自他共に認める美少女でもあります。こうしたギャップもかわいいと評される理由の一つとなっています。

瀬尾結月は、空気が読めず乱暴で自信過剰な性格です。運動神経が良いことから、運動部の助っ人を良く頼まれますが、退場を恐れないラフプレーで周囲を困らせています。野崎は、佐倉から新しいキャラクターのモデルとして瀬尾結月を紹介されますが、彼女の性格にイラついたり呆れたりする様子がありました。佐倉が瀬尾結月を紹介した理由は、彼女が美しい歌声を持っていたからでした。

性格の残念さとは似ても似つかない歌唱力を持つことから、声楽部のローレライという異名を持っていました。ローレライとは、綺麗な歌声で船旅をしている人誘惑して破滅に追い込むというドイツに伝わる魔女のことを指します。

若松は、瀬尾結月のラフプレーのせいで不眠症が悪化しますが、彼女の歌声が入った音源で眠ることができるようになります。若松のことを気遣った野崎は、声楽部のローレライの正体が瀬尾結月であるということを黙っていることにしました。

アニメ「月刊少女野崎くん」で瀬尾結月役を演じた声優は、青二プロダクションに所属する沢城みゆきでした。東京都出身1985年6月2日生まれ、弟は同じく声優として活躍する沢城千春です。趣味や特技に読書や料理などをあげています。声優としてのデビュー作は、「デ・ジ・キャラット」プチ・キャラット役でした。

初めて主人公役を演じた作品は、オコジョを飼う青年の日常を描いたコメディアニメ「しあわせソウのオコジョさん」コジョピー役でした。2011年からは、人気アニメ「ルパン三世」で三代目・峰不二子役を務めています。声優アワード主演女優賞、海外ファン賞、助演女優賞など数多くの受賞歴を持ちます。洋画や海外ドラマの吹き替えの仕事も多く、担当女優にエリザベス・バンクス、テッサ・トンプソンなどがいます。

沢城みゆきの声優としての代表的な出演作品に、「うたの☆プリンスさまっ♪」七海春歌役、「怪盗ジョーカー」ダイヤモンド・クイーン役、「君に届け」矢野あやね役、「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」スズカゼ・リン役、「ローゼンメイデン」真紅役、「デュラララ!!」セルティ・ストゥルルソン役、「ノーゲーム・ノーライフ」いづな役、「まおゆう魔王勇者」女騎士役、「落語天女おゆい」谷中妙役などがあります。

「月刊少女野崎くん」の瀬尾結月は、写真撮影している人の前を横切ったり、ラブレターを受けわたす男女の間を横切ったりなど、空気を読むことが苦手です。しかし、空気が読めて気遣い屋でもあるという高い自己評価をしていました。こうしたところが周囲をイラつかせる要因となっていますが、本人なりに気を使っているところもあり、決して嫌われてはいません。瀬尾結月の空気を読めない性格が好きといった感想もありました。

「月刊少女野崎くん」の若松は、声楽部のローレライの正体が瀬尾結月であると知りませんでした。しかし、「月刊少女野崎くん」第124号にて、若松は瀬尾結月の正体が声楽部のローレライだったと知ることになります。いつも声楽部のローレライの音源を聴きながら寝ていた若松でしたが、正体がわかってから耳元で歌われている気分になり、再び寝れなくなります。最後のオチが好きといった感想もありました。

アニメ「月刊少女野崎くん」で瀬尾結月役を演じている声優は、沢城みゆきでした。沢城みゆきは、声優事務所・青二プロダクションに所属しており、女優やナレーターとしても活躍しています。「ルパン三世」の峰不二子役、「しあわせソウのオコジョさん」の主人公のオコジョ・コジョピー役など、幅広い役を演じています。「月刊少女野崎くん」の瀬尾結月役が一番はまり役だと思うといった感想もありました。

「月刊少女野崎くん」に登場する瀬尾結月は、ガサツで空気が読めず自意識過剰な性格です。スポーツでは反則を恐れないラフプレーを行うため、周囲から恐れられていました。野崎も彼女の言動にイラつく様子を見せました。しかし、歌が非常にうまく、声楽部のローレライという異名も持ちます。残念な性格である反面、美しい歌声を持つこのギャップがかわいいという感想もありました。

佐倉は、野崎から新しいキャラクターのモデルになるような人物は周囲にいないかと相談されます。そこで紹介したのが、友達の瀬尾結月でした。野崎は、瀬尾結月と彼女のお気に入りの後輩である若松をモデルとした新キャラクターを描いています。2人のキャラクターは読者の間でも人気となり、佐倉も恋の進展が気になると口にしています。瀬尾結月と若松をモデルとしたキャラのストーリーが好きといった感想もありました。

「月刊少女野崎くん」に登場する瀬尾結月の魅力や、お気に入りの後輩・若松との関係などを紹介してきました。空気が読めず自信過剰でサバサバした性格で、周囲をイラつかせてしまうことがある残念だけれどかわいいキャラクターでした。