アニメ月刊少女野崎くんの2期決定はいつ？可能性や放送日を予想考察

アニメ月刊少女野崎くんの1期放送は、2014年7月～9月まででした。全12話放送の1クールでしたが、1クールと思えない中身の濃さで、人気も高い作品ですが、4年が過ぎた今もまだ第2期放送日の発表はありません。

月刊少女野崎くんはガンガンONLINEではまだ原作が連載中なので、アニメの第2期を見たいという方も多いはず。では第2期放送の可能性はあるのでしょうか？放送の可能性があるとしたら、放送日はいったいいつなのでしょうか？ファンには待ち遠しすぎるその放送日を、第1期のおさらいや売上の紹介とともに予想します！

月刊少女野崎くんは、椿いづみ先生による大人気4コマ漫画です。ガンガONLINEにて毎月第2と第4木曜日に連載が続いています。4コマならではの起承転結の運びに、恋愛要素・ギャグがこれでもかと盛り込まれており、人気に火がつき、アニメ化もされ、放送日は2014年7月から9月の間の1クールでした。

月刊少女野崎くんのストーリーは、寡黙で硬派な男子高校生「野崎梅太郎」とその周囲の愉快な仲間たちによるドタバタラブコメです。彼と同じ高校の女子高生・佐倉千代は、片思い相手の野崎梅太郎に勇気を振り絞ってついに告白します。しかし野崎梅太郎の勘違いにより、少女漫画のアシスタントとして扱われることになってしまいます。

実は野崎梅太郎は男子高校生でありながら、少女漫画の看板作家でもあったのです。月刊少女野崎くんは、男子高校生兼少女漫画家・野崎梅太郎の斜め上すぎる日常、そしてその友人、編集者、漫画家仲間など、様々な個性あふれるキャラクターが登場するドタバタ劇なのです。

アニメ月刊少女野崎くんは、放送日が深夜枠にも関わらず2014年放送の夏アニメ全体の上位に入るほどの人気作品でした。2014年7月から9月の間の第1期放送の間にアニメ化されたのは、原作コミックの4巻までに当たります。

第1期では、漫画のネタのためなら常軌を逸した行動に走る野崎くんにいつも振り回される千代が、ある日野崎梅太郎と行った夏祭りで改めて自分の気持ちを再確認します。そして、安定の勘違いと朴念仁すぎる野崎梅太郎で、アニメ月刊少女野崎くん第1期は終わりました。

2018年8月現在、月刊少女野崎くんの原作コミックは10巻まで出版されているので、この調子ならあと少しで第3期の分までストックできそうです。ストックは十分なのですから、第2期はいったいいつまで待てば・・・第2期放送日の決定が本当に待ち遠しいです。

2014年7月から放送されたTVアニメ「月刊少女野崎くん」のオープニング曲「君じゃなきゃダメみたい」は、アニメソングで人気上昇中のオーイシマサヨシが担当しました。原作の内容に沿った歌詞にファンクなボーカルがマッチして、「これぞ月刊少女野崎くん」と思わせる一曲に仕上がっています。

オーイシマサヨシ(大石昌良)は、ウルトラマンR/BやTVアニメ「オーバーロードⅢ」の主題歌を歌う他、TVアニメ「けものフレンズ」の主題歌やTVアニメ「Back Street Girls バックストリートガールズ」の楽曲提供などで活躍しています。「オーイシマサヨシ」はアニメ主題歌のときの名前のようです。

アニメ版では深夜枠であるにも関わらず、2014年夏アニメのラインナップの中ではかなりの高評価だったTVアニメ「月刊少女野崎くん」です。さて、ファン待望の第2期の可能性はあるのでしょうか？これまでの円盤(BD・DVD)の売上や原作コミックのストック、ネットの評価などから、2期の可能性があるのか、そして放送日はいつになりそうなのかを総合的に考察してみましょう。

アニメの続編が制作されるかの決定は、円盤(BD・DVD)の売り上げによるといわれています。そして、その円盤(BD・DVD)の売り上げ最低ラインは、大きく2パターンあるそうです。まず1つ目が「少年ジャンプやサンデーなどの人気週間雑誌の原作」です。2つ目が「ライトノベルズや月刊のコミックス雑誌の原作」です。月刊誌原作のアニメは最低5000枚、可能であれば7500枚から10000枚の売り上げがほしいところです。

このパターンから考えると、月刊少女野崎くんはガンガンオンラインで連載中の月刊誌連載作品なので、後者です。では実際の第1期の円盤(BD・DVD)の売り上げはどうだったのでしょうか？アニメDVD・BD売り上げまとめwikiではこのような結果となっておりました。

この結果を見ると、2016年4月時点で、驚くべきことにどの巻も10000枚前後のセールスとなっています。最低ラインより大幅に上回る数値を出しているので、円盤(BD・DVD)の売り上げから判断すると第2期制作は確実かと思われます。では放送日はいったいいつなのでしょうか？原作コミックのストックから検討を進めます。

では、第2期に向けて、月刊少女野崎くんの原作コミックのストックはどうなっているのでしょうか？ストックがなくては第2期の制作も追いつきません。実は第1期(放送日2014年7月～9月)の放送では、その当時出版されていた原作コミック4巻すべて使い切った状態で終わっていました。

第1期(放送日2014年7月～9月)でストックを使い切ってしまった、月刊少女野崎くんですが、それから第2期の声を聴きながらも4年以上が過ぎました。しかし、4年が過ぎた2018年8月現在、月刊少女野崎くんの原作コミックは10巻まで出版されています。ストックは十分です。第2期の放送日決定どころか、第3期の放送日まで決定してもいい勢いですね。

第1期放送から4年が過ぎた今も、第1期アニメが見られるニコニコ動画では高評価が続いています。2018年7月に10巻が発売されたので、アクセス数も急上昇しています。4年過ぎても根強いファンたちが、第2期の放送日決定の吉報を待っているのでしょう。

原作コミックもAmazonでは最新刊10巻が5つ星のうち4.5、9巻はなんと4.9です。長期連載作品となると、どんな人気作でも長く続くほど中だるみして評価が下がっていくものです。しかし月刊少女野崎くん原作コミックは10巻でも安定のおもしろさを維持しているという評価です。

第1期最終話では、夏祭りで野崎くんへの自分の気持ちを再確認した千代、そして変わらずの朴念仁ぶりの野崎くん、という関係のままというところで終わりました。原作では4巻まで追いついたところですが、それ以降のアニメ化第2期放送日はいったいいつ決定になりそうでしょうか？

円盤(DVD・BD)売上の好調ぶりや原作単行本ストックが5巻分あることを考慮すると、第2期はいつでもスタートできるはずです。月刊少女野崎くん100話達成と単行本10巻の発売を記念に重大発表を予告されていたので、「もしや第2期放送日決定の話か！？」と期待したファンも多かったようです。

100話達成と単行本10巻発売記念の重大発表は、いよいよ第2期放送日決定の発表かと思いきや、「月刊少女野崎くん」アイドルユニット結成＆総選挙のお知らせでした。これはこれでうれしいのですが、ファンは第2期放送日の情報も首を長くして待っているところです。

アニメ第2期放送日に合わせて、次の新刊を発売するパターンがよくあります。月刊少女野崎くんのこれまでの刊行ペースを振り返ると、単行本8巻の発売日が2016年8月、単行本9巻が2017年8月、そして最新刊10巻の発売日は2018年7月です。4コマ連載なのでほぼ1年に1冊ペースです。ということは、新刊を待っていると来年夏になってしまうので、来年の冬アニメの時期を期待したいところです。

アニメ第1期の月刊少女野崎くんは、人気作だけあって人気声優で固められていました。ローレライ・結月役の沢城みゆきは2018年より産休に入っているため、第2期放送日は沢城みゆきの復帰に合わせての決定となるのでしょうか？声優陣から2期の可能性・第2期放送日を考察します。

主人公・野崎梅太郎役の中村悠一は、言わずと知れた人気声優です。「おそ松くん」のカラ松や、「マクロスF」の早乙女アルト、「ドリフターズ」の島津豊久役など、主役級を数多く演じています。正統派主人公からさわやかな好青年、影のある役や、狂気に満ちた役まで、幅広く活躍している人気声優です。

今回の野崎梅太郎は、無表情でデリカシーに欠ける発言ばかりする朴念仁で、しかし漫画のためならば常軌を逸した行動に出て周囲を巻き込んでいく存在です。落ち着いた無表情で人の気持ちに鈍く、斜め上の勘違いを繰り返す男子高校生(なぜか家庭的)を、中村悠一が演じています。

ヒロインの佐倉千代役を担当する声優は小澤亜李です。小澤亜李はそれまでは背景のモブ役で、セリフは一言のみという役が多かったのですが、この月刊少女野崎くんのヒロイン役に抜擢されてから人気声優の一人となりました。月刊少女野崎くん第1期のエンディングテーマ「ウラオモテ・フォーチュン」も小澤亜李が担当しています。

ヒロインの佐倉千代は、斜め上の行動に走りやすい野崎くんに片思いをする女子高生でありながら、ツッコミを入れるメインポジションです。野崎くんに関することだけ、暴走したり妄想して周囲にツッコミを入れられる愛されるキャラを、小澤亜李が演じています。

野崎くんの同級生かつアシスタントの一人、愛される残念なイケメン御子柴実琴を演じるのは、岡本信彦です。中村悠一同様、好青年からクールな役、不愛想な少年、熱血役まで、幅広い役柄をこなす人気声優です。どのシーズンでも必ずキャストに名前を見かける人気声優の一人です。

ミコリンの愛称で呼ばれる御子柴実琴は、野崎くんのアシスタントとして花や小物・効果などの作画を担当しています。いつも女子に囲まれ、赤毛でピアスのモテ男・チャラ男の外見なのに、中身はシャイでツンデレの愛されキャラです。そのツンデレぶりは、実は野崎くんの漫画のヒロインのモデルであったりします。

野崎くんの高校の先輩であり、背景のアシスタントとして仕切る堀政行役を演じているのが、声優小野友樹です。黒子のバスケの火神大我役でブレイクし、今人気急上昇中の声優の一人でもあります。

小野友樹が演じる堀先輩は、野崎くんのアシスタント(背景担当)でありながら演劇部部長もこなすしっかり者です。サボり魔の後輩・鹿島へは毎回肉体的な指導をしながらも、鹿島の役者としての才能に惚れ込んでいる兄貴的存在です。部長としての活動もこなす傍ら、背景担当としてのプロ意識も忘れない、まっすぐな役どころを小野友樹が演じています。

バスケ部所属の1年生で、瀬尾結月(CV:沢城みゆき)に虐げられ振り回される野崎くんの後輩・ 若松博隆役を木村良平が担当しています。木村良平はキャリアが長く、子役として舞台からスタートしています。小学校低学年で映画の吹き替えを担当して、声優の世界に入っていきました。2009年放送のテレビアニメ「東のエデン」の滝沢朗役で初主演を果たし、様々な作品に出演しています。

いつの間にかアシスタントとして消しゴム・トーン貼りの達人に成長していく野崎くんの後輩・若松は、バスケ部のスポーツマンでありながら、声楽部のローレライ・瀬尾結月に顎で使われ振り回されるかわいそうな役どころです。ちょっと気弱な後輩を木村良平が演じています。

演劇部所属で御子柴実琴のクラスメイト・鹿島遊役を中原麻衣が担当しています。中原麻衣はセクシーなお姉さんの声から、ツンデレ女子高生、悪役、お嬢様役まで幅広くこなす実力派声優です。演技の幅も広く、様々な役柄の声を出せることで有名です。

中原麻衣の担当する鹿島遊は中性的外見の美少女でありながら、あまりのイケメンぶりに「学園の王子様」と呼ばれる存在です。演劇部のホープで、サボっては堀先輩から熱い指導を受けています。鹿島遊と堀先輩の関係性も第2期では気になるところです。

ヒロイン・佐倉千代のクラスメイトであり友人・瀬尾結月役を人気実力派声優の沢城みゆきが演じています。沢城みゆきは「七色の声」を持つ声優と言われ、セクシーな大人の女性から子供の声までいろんな役柄を演じることができることで有名です。

沢城みゆきはゲゲゲの鬼太郎第6期の鬼太郎役、ルパン三世の峰不二子役など、人気キャラを担当していますが、2018年より産休・育休のため休業することになりました。鬼太郎役は今後誰が担当するのかネットでも話題となっています。

沢城みゆきが演じる瀬尾結月は、傍若無人で台風のような存在です。しかし、一方、声楽部所属で、その歌声は「声楽部のローレライ」と呼ばれるほどの美しさなのです。後輩の若松博隆がお気に入りで、迷惑も顧みずに絡みまくるやり取りが人気です。第2期ではこの二人の関係性も注目どころです。

アニメ月刊少女野崎くんの第1期の円盤(BD・DVD)の売り上げや、原作単行本のストックから判断すると第2期制作は確実と思われます。瀬尾結月役の沢城みゆきの休業がどう影響してくるのかもありますが、第2期で代役を立てるとしたら来年冬以降、育休復帰を待つとしたら来年の夏の新刊に合わせてと予想している人もいるようです。ファンとしては第2期放送日の情報を心から待つばかりです。