2020年11月08日公開
2020年11月08日更新
【名探偵コナン】サッカーボールはどこから出てくる?どこでもボール射出ベルトを解説
名探偵コナンの道具の中でも意外と知られていないのがサッカーボールを出しているどこでもボール射出ベルトの存在です。アガサ博士が作った道具の1つでキック力増強シューズと組み合わせて作中でもよく利用される道具の1つになっています。今回は名探偵コナンでコナンが使用するサッカーボールについて、どこから出しているのか使用時間である10秒の根拠などの情報をまとめて紹介していきます。
コナンとは?
名探偵コナンの概要
名探偵コナンは1994年から青山剛昌先生が週刊少年サンデーにて連載している推理漫画です。日本はもちろん世界でも25の国と地域で翻訳版が発売されるなどしている人気作品で、キャラクター人気も高い事からスピンオフ展開なども行われ大きな世界観を持っているのが特徴的になっています。漫画業界での評価も高く2001年には第46回小学館漫画賞少年部門を受賞した実績も持っています。
同時にメディアミックス展開も積極的に行われており、1996年にはアニメ、1997年には劇場版映画の公開が開始され、アニメは40ヶ国で放送されているなどこちらも海外展開にも積極的です。その他テレビドラマや小説、単独のゲームや同じ推理漫画である「金田一少年の事件簿」とのコラボ、また本来は追う者、追われる者である「ルパン三世」とのコラボも行うなどして度々話題を集めています。
名探偵コナンのあらすじ
黒の組織の取引現場を目的してしまった高校生探偵の工藤新一は口封じの為に飲まされた薬の影響で身体が小さくなってしまいます。生きていると知れれば周囲にも危害が及ぶ可能性があるとアガサ博士に助言された事により正体を隠す事にした新一はコナンを名乗って毛利家に転がり込む事になります。そんなコナンの推理を支えるべくアガサ博士が作り出した道具の1つが今回紹介するサッカーボールを生み出すどこでもボール射出ベルトです。
コナンのサッカーボールはどこから出てくる?
博士のどこでもボール射出ベルトからサッカーボールが出る
コナンが逃げようとする犯人を確保する時などに使用するサッカーボールは、アガサ博士が作った「どこでもボール射出ベルト」から飛び出しています。元々コナンはその場にある物を使っていましたが、何も蹴られるものがなく犯人を逃してしまったり、蹴ったものが柔らかすぎて破裂してしまう、逆に硬すぎてコナンが足を痛めてしまうといった事もありアガサ博士に開発される事になりました。
このどこでもボール射出ベルトの登場以降、コナンは基本的にいつでもサッカーボールを取り出す事ができるので蹴る物を探すタイムロスを無くす事ができさらに犯人を逮捕できる機会が増える事になりました。一方で服装によってはベルトをしていない事もあり、結果的に犯人を取り逃がしてしまうような場面も見られています。
ただコナンもそのような場面に何度か遭遇してからはベルトをしない服装でも持ち歩いているどこからともなく取り出して使用するような場面も描かれています。その為、文字通りどこからともなくサッカーボールが登場しているように見えるシーンも出てきています。
キック力増強シューズとは?
どこでもボール射出ベルトは確かに便利な道具ですが、あくまでもサッカーボールを作り出すまでが役割であり、その後サッカーボールを蹴る力を高めていうのは同じくアガサ博士の発明品であるキック力増強シューズによるものです。コナンの数ある道具の中でも最初期から使用している道具で、靴に流れる電力で一時的に足のツボを刺激してキック力を高めるシューズになっています。
コナンはどこでもボール射出ベルト、キック力増強シューズの2つを組み合わせ数々の事件を解決する事になるのです。特にサッカーボールは遠くの物を狙う事にも使える為犯人の確保以外のシーンでも使われる事もあります。推理を当てるだけでは犯人に逃げられてしまうのでどこでもボール射出ベルトとキック力増強シューズはまさに犯人逮捕のトドメに使う道具と言えます。
どこでもボール射出ベルトのサッカーボールは10秒しか膨らまない
アガサ博士の作る発明はどれも驚異的な性能を誇る反面、分かりやすい欠点があるのも特徴です。耐久性に難がある場合が多いですが、どこでもボール射出ベルトの場合はベルトから飛び出したサッカーボールがサッカーボールの形を保っていられるのは10秒だけという成約があるのです。
この10秒というのはベルトの性能というよりもサッカーボールに使っている特殊なゴムの性質によるものです。10秒という成約こそあれど使用する場面はトドメのシーンだけなので基本的には問題ありません。
コナンのどこでもボール射出ベルトから出たサッカーボールの凄い機能
凄い機能①アドバルーン大まで膨らむ
どこでもボール射出ベルトから飛び出すサッカーボールは必ずしも通常のサイズのサッカーボールで固定されているわけではありません。上記でも紹介したように特殊なゴムを使ってガスを使って膨らませているという性質上、サッカーボールよりも大きく膨らませている事も可能でアドバルーン大のサイズにまで膨らませている事も出来ます。もちろんその場合も10秒という成約は変わりません。
大きさが自在に変えられる上に、ゴムの耐久力の高さも相まって、作中では高所から落ちた際のエアバッグ代わりにクッションとして使用されたり、逆に水中に沈んだ際に浮き輪代わりに使用する事もあります。コナンの道具の中でも汎用性の高さは随一と言える道具です。
凄い機能②花火機能搭載
さらに劇場版異次元の狙撃手にて新しく追加された機能が「花火ボール」機能です。タイマーをセットした上でサッカーボールを作り出す事で花火のように爆発する事ができるボールで後々に劇場版でもいくつかの用途で使用されています。
この花火ボールが出る以前からある程度推察されていましたがどこでもボール射出ベルトには「複数のボールを切り替えて使用できる」という機能も備わっており、花火ボールしか使えなくなったわけではなく劇中ではコナンは切り替えて使用しています。
コナンのサッカーボールに関する感想や評価
どこでもボール射出ベルトとか最初こそコナンもバカにしてたけどなんだかんだ大活躍してるよね
— うさつん (@Silver_R7) May 3, 2020
ここからは既にコナンを視聴している人のどこからともなく飛び出してくるサッカーボールについての感想を紹介していきます。初登場が比較的遅かったどこでもボール射出ベルトは登場当初はコナン自身も少し小馬鹿にしたような発明でした。特に見た目は発明者のアガサ博士は「一見すると普通のベルト」というのに対しコナンは内心で「普通じゃない」とツッコんだりしています。
しかし実際にはコナンが犯人確保の場面ではほぼ使用すると言っていい程に活躍する事になる優秀な道具になります。アガサ博士の道具にしては珍しく故障らしい故障もしておらず、このベルトから射出されたサッカーボールが10秒しか持たないという弱点こそあれどアガサ博士の道具の中でもかなり優秀な道具なのではないかとも言われています。
コナンのベルトの名前、どこでもボール射出ベルトって言うの初めて知ったんだけどwwwww
— Collar (@Collar_sa) May 10, 2020
一方であくまでもキック力増強シューズの補助的に使われるという用途もあり、また存在を知らなければサッカーボールがどこからともなく現れたようにも見える描写が多い事もあり、「どこでもボール射出ベルト」という名前を知らなかったという声も見られます。知名度という点ではやはりキック力増強シューズ、蝶ネクタイ型変声機、腕時計型麻酔銃には敵わないという声も多いです。
やっぱりどこでもボール射出ベルトは神アイテムなんだと再確認できる劇場版(コナン君の武器が増える
— safaia4121 (@safaia4121) February 7, 2020
ただ特に大規模な事件が起こりやすい劇場版においては特に活躍しやすいのではないかという声も多いです。あくまでもキック力増強シューズと組み合わせての場面が多いですが、クッションとして利用したりなどコナンのアイデアによって単独でも活躍する場面が見られるなどしている事もあり、コナンが持ってるアイテムの中でも特に高い汎用性の高さにふれるファンも多いです。
コナンのサッカーボールまとめ
名探偵コナンにてどこからともなく現れるサッカーボールはアガサ博士が発明した道具の1つ、どこでもボール射出ベルトから繰り出されるものでした。元々はキック力増強シューズと組み合わせて使う事を想定されており作中でもそのような使い方が一番多い一方で、10秒という時間の成約こそあれ特殊なゴムは破裂などをしない故にコナンの閃きによって窮地を救う為に使用される場合も多いです。
見た目的に目立つわけではない道具ですが、特に事件の規模が大きくなりやすい劇場版では単独で使用される場面も増えるなどしている道具です。新しい機能が追加されるなどする事もある道具なので今後の活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?