【ナルト】神威手裏剣は神威の力をまとった手裏剣！強さ・威力を考察

ナルトの物語の終盤に登場する忍術『神威手裏剣（かむいしゅりけん）』。こちらの記事ではそんな神威手裏剣の強さや能力、神威手裏剣の使用者である『はたけカカシ』について解説していきます。ナルトの作品概要やストーリーあらすじ、読者の感想や評判もご紹介していきます。

神威手裏剣が登場するマンガ『NARUTO（ナルト）』は、人気マンガ雑誌"週刊少年ジャンプ"で連載していた忍者を題材とした少年マンガ。1999年～2014年まで同誌で掲載され、その人気は国内のみならず海外の様々な国にまで及びました。マンガの連載に負けずアニメも高評で15年に渡る放送となりました。作品内容は主人公・うずまきナルトの少年時代とその3年後の青年時代に分かれています。

地上波アニメの他にゲームや劇場版、舞台など様々な媒体から関連作品が登場しています。そんな大人気アニメのナルトの作者は『岸本斉史（きしもとまさし）』先生。ナルトの連載が終了した現在はうずまきナルトの息子・うずまきボルトが活躍する後続作品『BORUTO（ボルト）』の原作・監修として活躍しています。

木ノ葉隠れの里に住む少年うずまきナルト。身体の中に里を襲った怪物が封印されていることから、里の者はナルトを避けます。幼い頃に両親を亡くし身寄りも無く寂しい思いをしていたナルトは、里の人間を見返すため木ノ葉隠れの里の長・火影（ほかげ）になることを目指します。そして忍者学校を卒業し晴れて下忍となったナルト。しかし配属された班の教官・はたけカカシは正式に第七班として活動するための条件を出すのでした。

ナルトに登場する忍術の中でも強力な能力を秘めている神威手裏剣。神威手裏剣はその名前の如く、写輪眼を使用して発動する忍術『神威』を手裏剣に纏わせた技。神威は術者が指定した空間を神威専用の時空間へ転送する忍術です。この神威を写輪眼最強の忍術・須佐能乎（すさのお）発動時に使用する手裏剣に纏わせることによって、手裏剣が触れた部分を通常の神威と同じように時空間へ飛ばす事ができます。

はたけカカシが使用する神威手裏剣は、通常の神威と同じように切り裂いた部位を時空間へと転送します。この神威手裏剣は須佐能乎発動時に使用できる技で、須佐能乎が持つ巨大な手裏剣を使用するため攻撃範囲も広範囲。神威と同等の能力のため、敵だけではなく物体に使用もできると予想されます。邪魔なものをその場から取り除きたい時にも使用出来れば攻撃以外にも様々な用途に使う事が出来るでしょう。

神威専用の時空間に物体を転送できるだけでも強力な強さとなりますが、神威手裏剣はそれにプラスして連射も可能となっています。手裏剣自体の大きさもあるうえ連射機能も搭載している神威手裏剣。使い方やタイミング次第では、どんな相手にとっても脅威となり、ナルトに登場する忍術の中でも最強クラスの忍術となるでしょう。

ナルトの作中で登場する神威手裏剣は、須佐能乎が持つ手裏剣に神威を纏わせたもの。そのため手裏剣のサイズも大きく、攻撃範囲が広範囲となっています。触れただけで神威専用の時空間へ転送されるため、通常の攻撃で壊すには苦戦するような硬い物質や、生身で戦う時に苦戦する巨大な相手にも有効です。また一度で撃退するには難しい数の敵を目の前にした時にも一掃できる便利な術となっています。

ナルトに登場する忍術の中でも最強クラスの強さを持つ神威手裏剣ですが、大きな弱点も持っています。それはチャクラの消費が激しいこと。ナルトの作中ではたけカカシが使用した神威手裏剣は、須佐能乎発動時に使用するので、「須佐能乎＋神威手裏剣」のチャクラを消費し、膨大な量のチャクラを一度に必要とします。

また須佐能乎の姿が大きいため不意打ちをすることが難しく、神威手裏剣が相手に届く前によけられてしまう場合もあるでしょう。須佐能乎を発現させるにも膨大なチャクラを消費するため、術者の身体の細胞に大きな負担がかかります。うちはイタチのように身体が弱い術者が使用した場合、死に至る危険性も含んでいる諸刃の剣となっています。

うちは一族の持つ写輪眼を使用して発動する神威手裏剣ですが、ナルトの物語中で使用したのはうちはの人間ではなく、うちはオビトから写輪眼を譲り受けたはたけカカシのみ。はたけかかしは少年期にオビトから左目の写輪眼を譲り受けた後、不慮の事故で仲間ののはらリンを自らの手で殺害してしまいます。その時の悲しみで写輪眼が万華鏡写輪眼へと変化し、神威を使用する条件の1つである万華鏡写輪眼を手に入れました。

その後大筒木カグヤとの戦いの最中に、死にゆくうちはオビトに右目の写輪眼をも譲り受け、須佐能乎の発動条件である「両目に万華鏡写輪眼を所有する」を満たし、うちは一族に伝わる最強忍術・須佐能乎を会得します。また作中で手裏剣以外にも須佐能乎発動時に雷切に神威を纏わせることが出来ていたことから、須佐能乎発動時に使用している他の武器にも神威を纏わせられるのではないかと考察できます。

• 年齢：26歳→29歳
• 誕生日：9月15日（乙女座）
• 血液型：O型
• 身長：181センチ
• 体重：67.5キロ
• 好きな食べ物：サンマの塩焼き、ナスの味噌汁
• 嫌いな食べ物：天ぷら、甘いもの
• 趣味：読書

神威手裏剣の使用術者であるはたけカカシは、主人公・うずまきナルトの所属する第7班の担当上忍。"写輪眼のカカシ"や"コピー忍者のカカシ"と呼ばれ、木ノ葉隠れの里の上忍の中でも屈指の強さを持つ人物です。少年期は合理主義でクールな性格をしていましたが、度重なる仲間との別れを経験し、現在はチームワークを重視するようになりました。

そのため、自分が担当上忍として新しく班を受け持つ時には、お互いを思いやれる者たちか試す試練を与えます。担当上忍になる前は暗部で活動しいた期間もあり、作中ラストの第四次忍界大戦後には6代目火影として就任しました。そんなはたけカカシが神威手裏剣以外に使用する忍術は『雷切』『紫電』など雷遁が多く、他にも『八忍犬（口寄せの術）』や写輪眼でコピーした『水遁』『火遁』『土遁』など数多くの忍術を駆使します。

最強クラスの強さを誇る強力な忍術神威手裏剣をナルトの物語で使用しているのははたけカカシのみ。神威手裏剣の元となっている忍術・神威はうちは一族が持つ写輪眼の血継限界（けっけいげんかい）忍術です。そのため条件が揃っていれば、はたけカカシの写輪眼の元の持ち主であるうちはオビトも使用出来た可能性が高いでしょう。

ナルトの大人気格闘アクションゲーム『NARUTO－ナルト－ 疾風伝 ナルティメットストーム（ナルスト）』。そんなナルストにも神威手裏剣が登場しています。ゲームでの神威手裏剣は、一度で相手の体力を大幅に削る大ダメージ技としてナルストプレイヤーの間でも人気の技となっています。未だナルストをプレイしたことのない人は是非自分の手でナルトの登場キャラ達を動かして楽しんでみてはいかがでしょうか？

物語のラストに近づくにつれて強力な技が続々と登場するナルト。その中でも「触れた物を神威専用の時空間に閉じ込める」「連射可能」「広範囲攻撃」といった特性を持つ神威手裏剣はナルトファンの間でもチート級の強さだと話題になっています。神威手裏剣の大元である神威の能力は、時空間移動をするラスボス・大筒木カグヤに対抗する為の強力な切り札として活躍しました。

うちはオビトから右目の写輪眼を譲り受け、一時的に両目とも万華鏡写輪眼を手に入れたはたけカカシ。須佐能乎の発動条件を満たした後は神威手裏剣や神威雷切などラスボスをも翻弄する強力な忍術を連発していきます。普段は下忍達のフォローに回ることも多いはたけカカシですが、チート級の技をたくさん使えるようになったその姿がはしゃいでいるように見えて微笑ましいといったファンの感想も見られています。

以上、ナルトに登場する忍術『神威手裏剣』についてご紹介してきました。神威手裏剣は時空を切り取り転移させるというチート級の技。うちはオビトから右目を譲り受け「両目に万華鏡写輪眼を所有する」という須佐能乎の発動条件を満たし会得した忍術です。神威手裏剣以外にも雷切に神威を纏わせた『神威雷切』と合わせ、ナルト最強クラスの忍術の1つとなっています。