【コードギアス】ゼロレクイエムの目的は?その後ルルーシュとスザクはどうなった?

コードギアスシリーズの作中での出来事においても目的などが分からなかったと視聴者からいわれがちなのがコードギアスの最終局面で行われたゼロレクイエムです。今回はコードギアスの最終局面で行われたゼロレクイエムについて、そもそもゼロレクイエムの目的とはなんだったのか、ゼロレクイエムの実行と結果、その後ルルーシュやスザクはどうなったのかなどをまとめて紹介していきます。

【コードギアス】ゼロレクイエムの目的は?その後ルルーシュとスザクはどうなった?のイメージ

目次

  1. ゼロレクイエムが登場するコードギアスとは?
  2. ゼロレクイエムとは?目的や実行は?
  3. ゼロレクイエムの真相を知るキャラやその後
  4. ゼロレクイエムに関する感想や評価
  5. ゼロレクイエムまとめ

ゼロレクイエムが登場するコードギアスとは?

コードギアスの概要

コードギアスは2006年に放送が開始されたアニメ「コードギアス反逆のルルーシュ」を起点にして展開されたメディアミックス作品で、様々なメディアで展開を続けている作品群の事を指します。現実とは異なる歴史を辿った架空の世界を舞台にした物語であり、主人公のルルーシュがアンチヒーロー的な立場を取る作品が日本では珍しい事から高い注目を集める作品となりました。

アニメ展開でのメイン軸であった「コードギアス反逆のルルーシュ」自体はアニメ2期「コードギアス反逆のルルーシュR2」で一旦終了しながらも同じ世界線で別時間軸、別地点での物語などを展開する事でシリーズが展開され続け、2019年には劇場版映画としてR2の続編的立ち位置とも言える「コードギアス復活のルルーシュ」が放映されるなど2020年現在も継続して展開が続いている人気シリーズです。

コードギアスのあらすじ

世界の3分の1を支配する超大国「神聖ブリタニア帝国」。そんなブリタニア帝国によって母を殺されたブリタニア人の少年ルルーシュは帝国の植民地となり「エリア11」と呼称されるようになった日本に住みながら帝国への復讐を誓い機会を伺っていました。そんなある時、ルルーシュは謎の少女C.C.(シーツー)とであった事で他人に命令を強制できる「ギアス」を授けられ謎の仮面「ゼロ」として活動する事になります。

コードギアスシリーズ公式サイト

ゼロレクイエムとは?目的や実行は?

ゼロレクイエムとは?

ゼロレクイエムとは「コードギアス反逆のルルーシュR2」の最終局面でルルーシュによって実行された計画の事です。ゼロレクイエムとはギアスの力も使って神聖ブリタニア帝国の皇帝となったルルーシュがレジスタンスの象徴でもあった「ゼロ」に成り代わったスザクに殺されるという計画でした。ルルーシュ自身が計画したルルーシュが死ぬ為の計画でもあるといえます。

ゼロレクイエムの目的

一見すると不可解にも思えるゼロレクイエム計画ですが、ゼロレクイエム計画の目的とは「世界に平和をもたらす事」です。人が人に憎しみを覚えるから復讐の連鎖を断ち切る事ができないと考えたルルーシュは、その憎しみの連鎖を断ち切る為、自ら人々の憎しみを自身に集めた上で、ブリタニア帝国への反攻の象徴でもあった「ゼロ」がルルーシュを公の場で殺す事で憎しみをなくそうという計画でした。

ルルーシュがわざわざ神聖ブリタニア帝国の皇帝となり、シュナイゼル率いる帝国軍残党や黒の騎士団をも倒して世界に独裁体制を引いたのも全てはこのゼロレクイエムを完遂する為です。結果的にルルーシュの思惑通り人々の憎しみは皇帝ルルーシュに一手に集まる事になりました。まさにルルーシュの思惑通りであるといえます。

ゼロレクイエムの計画の実行

そして世界の憎しみを一点に集めるという目的を果たしたルルーシュはゼロレクイエムの最終計画を実行に移します。公の場に自ら姿を表す為、エリア11にて実の妹であるナナリー、及び黒の騎士団の構成員を公開処刑を実行に移します。そこに現れたのがスザクが扮する「ゼロ」です。ゼロはルルーシュを観衆の目の前で刺殺して見せます。

ゼロがルルーシュという世界中の憎しみを殺してみせるというパフォーマンスにより世界中の憎しみは晴らされた事を証明し、世界に平和が訪れる事になりました。

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ゼロレクイエムの真相を知るキャラやその後

ゼロレクイエムの真相を知るキャラ

ゼロレクイエムが実行される前から真相を知っていたのは当事者であるルルーシュとスザク、C.C.(シーツー)、ゼロレクイエムを成す為に必要な人員だったという事でルルーシュから目的まで全て聞かされた上で協力していたロイドとセシル、紆余曲折を経てルルーシュに忠誠を誓っていたジェレミア、その他ニーナや篠崎咲世子などが挙げられます。

またその他のキャラクターの中でもカレン、ナナリー、藤堂、星刻などはゼロレクイエムが実行されたその後に真相に自ら気づいたであろう事が伺える描写がコードギアス作中でなされています。他にも気づいたキャラクターがいる可能性は否定できませんが作中に描写がない為、真相は不明です。

ゼロレクイエムが終わった後のルルージュ・スザク

ゼロレクイエム計画を完遂したその後、ルルーシュはスザクに遺言のように「罰として枢木スザクを捨て正義の味方として仮面を被り続け、人並みの幸福をもすべて世界に捧げてもらう」という言葉を残し息を引き取っています。スザクはその言葉を受け止め2代目ゼロとして世界を導いていく道を選ぶ事になります。ゼロレクイエムが実行されたアニメ「コードギアス反逆のルルーシュR2」時点ではここまでのエピソードが描かれていました。

アニメ「コードギアス反逆のルルーシュ」の総集編となる劇場版3部作の後に展開されたゼロレクイエムのその後のエピソードに当たる「コードギアス復活のルルーシュ」ではスザクはゼロとして活動を続けており、ナナリーの護衛として任務にあたっている姿が描かれています。ルルーシュもまたゼロレクイエムにて死亡したものの遺体はC.C.によって秘密裏に回収されており、ルルーシュ復活の為にC.C.が行動していました。

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ゼロレクイエムに関する感想や評価

ここからは既にコードギアス反逆のルルーシュを視聴した人のゼロレクイエムに関しての感想を紹介していきます。ゼロレクイエムという終わり方はコードギアスがアンチヒーロー的な物語であるという点からも納得できる終わり方だったとする声も多い一方でやはりその真意を知る人物があまりにも少ない事を悲観する人も非常に多くなっています。

ゼロレクイエムを実行したその後に気づいたキャラクターを含めてもルルーシュの意図を察する事ができた人物が少数である事が、コードギアスの世界においてのルルーシュの理解者の少なさを体現しているという声も多くなっています。

ゼロレクイエムに関してはルルーシュとスザクのエゴなのでは?という厳しい声があるのも事実です。ギアスの力もあったとはいえルルーシュの指導力の高さや頭の回転が速いのはコードギアス作中でも存分に発揮されてきただけに指導者として活動する事こそが本来の意味での罪滅ぼしになったのではないかとする声も見られます。

ただ逆にゼロレクイエムはルルーシュとスザクのエゴである事を認めた上で、それまでの二人の作中での言動などを考えると取るべき道を取ったとする声も見られます。ルルーシュは自分のやっている事が王道の正義であるとも考えていなかった事からゼロレクイエムが行われる前からこのような終わり方をするのではないかと考えていたとするファンも見られる程でした。

とはいえやはり同じ目的を持ちながらも手段の違いからずっと敵対してきたルルーシュとスザクが最初で最後の共闘をしたという展開は王道ながらも嫌いになれないとする声も多く、そういう意味合いを持ってゼロレクイエムもしっかり描かれたのが良かったとする声も多いです。

ゼロレクイエムが壮大な計画であるという事は間違いなくその壮大な計画を実行に移すその時まで自ら知らせたキャラクター以外に気づかれる事なく完遂したルルーシュの凄さを象徴しているという声も多くゼロレクイエムがあったからこそコードギアスという作品が長年愛される作品になったとする声も見られる程です。

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ゼロレクイエムまとめ

ゼロレクイエムはコードギアス反逆のルルーシュR2の最終局面でルルーシュとスザクによって実行された世界の憎しみを浄化する為の壮大な計画です。アンチヒーローとして活躍してきたルルーシュの死を持って作品を終わらせるという展開は衝撃的でありながらも最後まで自身の考えを貫き通しそれを実行できてしまうルルーシュの凄さを象徴しているという声も多くなっています。

ゼロレクイエムに至るまでの経緯もあるからこそルルーシュのキャラクター性がよく現れているともされています。まだコードギアスを視聴していないという人はゼロレクイエムに至るまでの経緯、さらにはその後の展開も含めて追いかけてみてはいかがでしょうか?

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