【ナルト】仙術・木遁真数千手とはどんな術?頂上化仏の強さや威力を考察

『NARUTO(ナルト)』には千手柱間やアシュラというキャラクターが登場します。柱間とアシュラは先天的に木遁を使うことができる人物です。そんな二人が使う技には「仙法木遁・真数千手」という術があります。この術は巨大な木でできた千手観音が出現し、「頂上化仏」という技で戦います。柱間にとって最大級の術で、仙術と木遁の両方の才能がなければ使うことができません。ここではそんな「仙法木遁・真数千手」について詳しく紹介します。

【ナルト】仙術・木遁真数千手とはどんな術?頂上化仏の強さや威力を考察のイメージ

目次

  1. 仙術・木遁真数千手とはどんな術?
  2. 真数千手・頂上化仏の強さや能力
  3. 真数千手を使う千手柱間の強さ
  4. 真数千手に関する感想や評価
  5. 真数千手まとめ

仙術・木遁真数千手とはどんな術?

NARUTO(ナルト)の作品情報

『NARUTO(ナルト)』には仙術を使った木遁「仙法木遁・真数千手」という術が使われます。使用者は初代火影の千手柱間とアシュラです。『NARUTO(ナルト)』に登場する仙術の中でも最大級の術でもあります。ここでは「仙法木遁・真数千手」について詳しく解説する前に、『NARUTO(ナルト)』の作品概要やあらすじをまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とはうずまきナルトが主人公の忍を題材としたバトル漫画です。「週刊少年ジャンプ」では1999年から2014年まで連載されていました。日本国外からも人気が高く、2019年5月時点で全世界2億5000万部を突破しています。2015年には最終話後の続編の映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』が放映され、2016年からは『BORUTO(ボルト)』が連載されています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』の主人公・うずまきナルトはお腹に九尾を封印されており、それが原因で里の者に嫌われていました。ナルトは皆に認めてもらうためにも強くなろうとしますが、抜け忍集団の「暁」に封印されている尾獣を狙われてしまいます。この「暁」を裏で操っていたのは、完全なる復活を企んでいたうちはマダラだったのです。

真数千手は千手柱間の木遁忍術

「仙法木遁・真数千手」を使うキャラクターは千手柱間とアシュラです。アシュラも柱間も木遁の術を先天的に使うことができる忍です。木遁は水遁と土遁と陽遁の3種類の性質変化を組み合わせることでできるようになります。五大性質変化に加えて陽遁のアシュラのチャクラを持っていなければ使うことはできません。アシュラの子孫である千手一族の中で、柱間だけが木遁を使えていたのはアシュラの転生体だからです。

アシュラがどれほどの木遁使いであったのかは詳しく描かれていませんが、柱間は幼い頃から超人的な能力を持っていたといわれています。また柱間は純粋な木遁を使うだけでなく仙術を組み合わせて戦います。絶対的な強さを持っている人物で戦乱の時代を生きましたが、平和主義で戦いよりも対話を重視していました。そして弱い者から死んでいく世の中を変えるために、忍の里を作ることを決意します。

マダラと和解した後はあらゆる一族と手を組み、木ノ葉隠れの里を創設します。里長にはマダラを推薦しましたが、うちは一族の性質を警戒した扉間によって阻止されます。扉間への不信感を拭いきれず、さらにうちは一族に見放されたマダラは里を抜けます。そしてマダラが九尾を写輪眼で操り木ノ葉隠れの里を襲撃しに来た時に、柱間は「仙法木遁・真数千手」でマダラを追い詰めて終末の谷で決着をつけました。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

真数千手・頂上化仏の強さや能力

強さや能力①威力

『NARUTO(ナルト)』に登場する忍術の中でも最高クラスの「仙法木遁・真数千手」は、尾獣よりも強いといわれている完成体の「須佐能乎」のみならず、九尾に「須佐能乎」をまとわせた状態でもその威力に敵いませんでした。「仙法木遁・真数千手」の中でも強力な技が「頂上化仏」です。「頂上化仏」は千手観音のたくさんの腕で相手を殴りつける技です。

この「頂上化仏」は一度で「須佐能乎」を剥がし、九尾をむき出しにさせるほどの威力を持っています。このように「頂上化仏」は「仙法木遁・真数千手」の最大の攻撃技だといわれています。

強さや能力②応用力

「仙法木遁・真数千手」は応用力にも優れています。マダラとの戦いでは、後ろの千手観音が吹き飛ばされても、中央の観音が動き出して九尾を捕まえました。そして「火影式耳順術・廓庵入鄽垂手」を使って写輪眼で操られた九尾を眠らせました。この術は「仙法木遁・真数千手」とは全く別の術なのですが、柱間はとっさに「仙法木遁・真数千手」を応用して「火影式耳順術・廓庵入鄽垂手」で九尾を抑え込むことができました。

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真数千手を使う千手柱間の強さ

千手柱間の強さ①膨大なチャクラ

千手柱間は「森の千手一族」といわれる千手一族出身の忍です。千手一族にはうずまき一族ほどのチャクラ量は持っていないものの、柱間は仙術を得意としています。仙術とは、体内の精神・身体エネルギーだけでなく外の自然エネルギーを使うことです。柱間はこの仙術を使っている状態で「仙法木遁・真数千手」を使用しています。

通常であれば仙術チャクラを纏う仙人モードになるだけでも時間がかかるのですが、柱間は一瞬で仙術チャクラを練って仙人モードになっています。それに加えて柱間は人並み外れた能力を持っているので、他の者達よりも仙術を扱うことに長けているようです。

これにより膨大な自然エネルギーを使用して仙術チャクラを練り、攻撃に使う事ができるのではないかといわれています。実際にアシュラの場合は仙人モードになっていない状態で普通の「木遁・真数千手」を使っているようでしたが、この時は民衆のチャクラを借りることでこの術が使えました。

アシュラの時の戦い方と比べると、柱間がどれだけ膨大な仙術チャクラを使って「仙法木遁・真数千手」を一人で使いこなしているのかが分かります。ちなみにナルトは蝦蟇の仙人モードになりますが、柱間は蛞蝓の仙人モードなのではないかといわれています。

千手柱間の強さ②忍法・創造再生

「忍法・創造再生」とは印を結ぶことなく体を再生させることができる術です。綱手やサクラは事前に百豪の術で額にチャクラを溜め込むことでこの術を使う事が出来るのですが、柱間の場合はこの印がありません。それに加えて柱間の場合、柱間細胞を他人に取り入れるだけで傷が治癒するという性質があります。また、この頃の千手一族は通常の人間なら老化しているであるはずの年齢でも若々しさを保っていました。

この事から、千手一族の純粋な血統であれば「忍法・創造再生」を百豪の術に頼らずに使えたのではないのかといわれています。綱手は柱間の孫ですが、柱間はうずまき一族と結婚しているので千手一族の純血ではありません。このような違いから綱手は百豪の術を必要とするものの、柱間にはその必要がなく「忍法・創造再生」を使うことができたといわれています。

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真数千手に関する感想や評価

柱間が使う「仙法木遁・真数千手」はかっこいいと人気の技です。柱間は超人的すぎて都市伝説のようになっていましたが、過去編で本当にそれだけの実力があることが判明します。特に「仙法木遁・真数千手」は須佐能乎の倍以上ある大きさで圧倒的な強さを持っていました。読みながらつい「かっこいい」と呟いた方もいるようです。

アシュラ・インドラと柱間・マダラはそれぞれどちらが強いのかよく考察されています。アシュラはインドラとは違って才能を持っていないと思われていましたが、皆の協力を得て強くなったタイプです。柱間というよりもナルトに似ている人物でした。柱間よりアシュラが強いという意見も多いのですが、柱間は一人で「仙法木遁・真数千手」を出すことができます。

一方でアシュラは、民衆のチャクラを借りることで「仙法木遁・真数千手」を使うことができました。このことから、柱間は圧倒的にアシュラよりも優秀で歴代の強い忍と比べても飛び抜けた実力を持っていたのではないかと考察されていました。

「仙法木遁・真数千手」で出現する千手観音は、大きいはずの須佐能乎や九尾が小さく見えるほど規格外な大きさです。千手観音を出現させるだけでも相手に絶望感を与えるほどの威圧感があります。さらに「頂上化仏」で一気に敵を叩き込むのでほぼ逃げ場はありません。マダラを相手に「仙法木遁・真数千手」を使うシーンは柱間が最強だと分かるようなシーンなのでとても人気です。

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真数千手まとめ

アシュラや柱間が使う「仙法木遁・真数千手」は、『NARUTO(ナルト)』に登場する術の中でも最上位といわれる術です。特に「頂上化仏」は九尾が纏っていた「須佐能乎」を剥がすほどの威力があります。術者である柱間自身も規格外の強さを持つ人物でした。そんな柱間が「仙法木遁・真数千手」を使うシーンは『NARUTO(ナルト)』の65巻で描かれているのでぜひ読んでみてください。

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