2020年08月18日公開
2020年08月18日更新
【ナルト】うずまきナルト連弾は実は強力?技の強さや威力を考察
NARUTO作中にてうずまきナルトの初期の必殺技として使用された技がうずまきナルト連弾です。螺旋丸などの他の忍術などを習得していった事で使用機会こそ減っていきましたが、実はNARUTO終盤でも使える程強力な技だったのではないかと考察されています。今回はうずまきナルト連弾についてそもそもうずまきナルト連弾とはどういう技なのかからその強さまでまとめて紹介していきます。
うずまきナルト連弾とは?
NARUTO(ナルト)の作品情報
うずまきナルト連弾について紹介する前にうずまきナルトが主人公を務めるNARUTOについても簡単に紹介しておきます。
NARUTO(ナルト)の概要
NARUTOとは週刊少年ジャンプにて連載されていた忍者を題材としたバトル漫画です。戦いを経てナルトや他のキャラクターの成長を描く王道な漫画でありながら、中盤以降は少年漫画らしくない「相手と対話して和解する」ような展開なども見られる漫画で、そのストーリーを彩る独特の世界観と個性豊かなキャラクターが高い人気を集めた作品です。
日本はもちろんその世界観も相まって海外でも高い人気を誇る作品で、46の国と地域で発売されており2019年時点で全世界で累計2億5000万部を突破するなど漫画として高い人気を誇ります。2002年から放映が開始されたアニメも80カ国以上で放映され原作のほぼ全てのエピソードがアニメ化されました。
NARUTO(ナルト)のあらすじ
木の葉の里のうずまきナルトは幼い頃に自身に封印された九尾の影響でなかなか上手く忍術が扱えず忍者アカデミーの卒業試験を3度も落第してしまうような落ちこぼれでした。しかしとある事件をきっかけに多重影分身の術を習得し、恩師イルカ先生に認められた事によって晴れて下忍となります。はたけカカシが担当上忍を務める第七班に所属する事になったナルトは同班のサスケやサクラと共に数々の任務に挑む事になります。
うずまきナルト連弾はうずまきナルトの初期の必殺技
うずまきナルト連弾とはNARUTO作中、ナルトが自来也と共に修行の旅に出るまでを描いた主に少年編、第一部で使用された初期のナルトの必殺技です。影分身の術を使用し5人に分身した上で「う・ず・ま・き」の掛け声と共に4人のナルトが相手を下から蹴り上げた上で最後の1人がかかと落としを決めるという分類上は忍術をベースにした体術に分類される技です。
実体を持つ分身である影分身の術を使用できるナルトだからこそ使用できる技である一方、既に多用していた影分身の術と体術の組み合わせながらも威力の高い技になっています。
うずまきナルト連弾は実は強力?技の強さや威力は?
うずまきナルト連弾の強さ①威力
うずまきナルト連弾の最たる特徴はやはり影分身の術を使用しているという点です。5人の実体を持ったナルトが相手に襲いかかる事になるので相応の強さを持った技であるといえます。とはいえ基本的な威力は体術であり、ナルトはとりわけ体術に秀でているわけでもない為、その威力はお世辞にも強力であるとは言えない強さです。
ただそれはあくまでも長く続いたNARUTOの連載で登場した数多ある技と比較した場合でこの当時の技としては十分すぎる程の強さを誇った技になっています。
うずまきナルト連弾の強さ②応用力
うずまきナルト連弾の基本は影分身の術による多段攻撃である事から体術としては非常に応用力のある技であるといえます。どこまでをうずまきナルト連弾と呼ぶのかでも変わりますが、分身の人数をさらに増やしたりフェイントなどを織り交ぜる事なども含めればかなりの応用力のある技になると言えます。
うずまきナルト連弾が使用されなくなった背景にはナルトの成長のベクトルが別方向であった故です。ナルトは螺旋丸を習得した後は螺旋丸を主軸とした戦いにシフトしており、体術よりもどちらかといえば忍術をベースに戦うキャラへと成長していく為です。もしナルトが影分身の術こそ使用しつつも体術をベースにしていたのであればその基本となる技は間違いなくこのうずまきナルト連弾であったと言えます。
応用技①うずまきナルト二千連弾
分身体が一気に二千人以上に増えた状態で行ううずまきナルト連弾の応用技がうずまきナルト二千連弾です。元々多重影分身の術がチャクラの消費量の多さから禁術指定されているだけにうずまきナルト二千連弾も禁術となっており、実質的に膨大なチャクラ量を持つうずまきナルト専用の技にまで昇華されています。
応用技➁うずまきナルト一帯連弾
うずまきナルト連弾がNARUTO作中最大限強化された形がうずまきナルト一帯連弾です。六道仙人モードのナルトが一気に相手に襲いかかり、常に相手の死角から攻撃するという技に昇華、基本的に動きが決まっていたうずまきナルト連弾から、人数を増やすのはもちろん、常に死角をついて攻撃するという点も強化されており、威力、精度共にナルトの成長が伺える技になっていると言えます。
うずまきナルト連弾の登場やパクリ疑惑
うずまきナルト連弾は中忍試験第三の試験予選で登場
うずまきナルト連弾がNARUTO作中で始めて使用されたのは中忍試験第三試験の予選、対キバ戦でした。この頃のナルトはまだ「里のみんなに認められたい」という思いが強かった頃なので名乗りを入れながらの技でド派手に見せているとも言えます。また影分身の術以外にまともな忍術がなかったからこそ生まれた技でもあります。
うずまきナルト連弾はパクリ?
とはいえこのうずまきナルト連弾は完全にうずまきナルトオリジナルというわけではありません。ナルトはこの技をサスケが使用した獅子連弾から着想を得て自身のできる形にアレンジしたのがうずまきナルト連弾なのです。ちなみにサスケの獅子連弾も元を辿れたロック・リーの表蓮華から着想を得ているのでうずまきナルト連弾はいわばパクリのパクリといえる技です。
とはいえうずまきナルトが当たり前のように使用している影分身の術は本来であれば数人に分かれるだけでもかなり大変な高等忍術だけにナルトのように化け物じみたチャクラ量がなければ実現できないという点を見れば十分なオリジナル技であるといえます。
うずまきナルト連弾に関する感想や評価
獅子連弾が表蓮華のパクリ
— パズドラ垢 (@acancoreoh) August 14, 2015
うずまきナルト連弾が獅子連弾のパクリってこと全部知らないと気づけないと思う
原作者が散りばめるネタが神すぎて、原作ファンは感動でむせび泣くと思うマジで。
ここからは既にNARUTOを視聴している人のうずまきナルト連弾に関しての感想を紹介していきます。うずまきナルト連弾はNARUTO作中でも初期に使用された技であり技自体は知っていてもその使用経緯などは知らなかったという人も多く、サスケの獅子連弾から着想を得た技だとは知らなかったとする声も非常に多くなっています。
とはいえ体術使いのロック・リーからサスケが写輪眼の力も使ってアレンジした獅子連弾を、独力でアレンジしたナルトは流石であるという声も多く、また当時のナルトのサスケの背中を追いかけている感じがうずまきナルト連弾にも出ていて良いとする声も多くなっています。
獅子連弾は純粋に技の体術だけど、対するうずまきナルト連弾は数の暴力を高レベルな連携で行う体術なので、ガードする経験を積みにくいうずまきナルト連弾の方が凶悪かもしれない
— ケイト (@Kate_07_31) January 27, 2020
またうずまきナルト連弾の強さの要因として他に真似できる例がほとんどない事から確実に相手にダメージを与える方法としてはかなり有効な技なのではないかとされる考察もあります。防ぎにくく、応用もしやすい事も相まって体術の中でも極めれば強力になったのではないかと考えられています。
火影ナルトにうずまきナルト連弾やってほしい。
— のあ (@black_wimper) March 3, 2020
絶対萌える。
また成長したナルトが影分身を増やす以外の方法でうずまきナルト連弾を発展させるのも見てみたかったとする声も多いです。NARUTO作中には綱手やサクラが医療忍術と体術を組み合わせて使用するような体術を強化する為の忍術的な使い方も登場している事から様々な形で発展が見込めたのではないかとも考察されています。
特に火影になったナルトが使用したらどうなるのか気になるという声も多いです。九喇嘛と和解した事でチャクラコントロールなどもしやすくなったナルトが使用すればチャクラも織り交ぜる事で凄い強さを発揮するのではないかと考察されているのです。NARUTOの実質的続編であるBORUTOでも現役で戦闘場面が描かれているナルトだけにどのような応用を見せてくれるのかが気になるという声も多くなっています。
うずまきナルト連弾まとめ
うずまきナルト連弾はNARUTO初期のナルトの必殺技であり、当時の忍術が苦手だったナルトが辿り着いたナルト独自の体術とも言える技です。登場時から相応の強さを誇っていた事も相まって、影分身というアイデンティティを最大限に利用する事で幅広い応用力が期待できる技であるとも言われており、実際にナルトは作中で発展技も見せています。
長くナルトを支える影分身を最大限に生かした最初の技だけに使用されなくなった後も人気の高い技になっています。まだNARUTOを視聴していないという人はうずまきナルト連弾の登場、誕生の経緯などにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?