【ナルト】ロック・リーはかっこいい努力の天才!キャラの魅力や強さ・技は?

NARUTO(ナルト)のキャラクターの中でもかっこいいからもっと評価されてほしいという声が多いキャラがロック・リーです。忍術・幻術が使えないながらも努力で体術だけに忍者になり体術を極めんと努力する姿はかっこいいという声が多くなっています。今回はNARUTO(ナルト)のロック・リーについて、その魅力や強さ、作中で使用する技、アニメNARUTO(ナルト)での声優などをまとめて紹介していきます。

【ナルト】ロック・リーはかっこいい努力の天才!キャラの魅力や強さ・技は?のイメージ

目次

  1. ロック・リーはかっこいい努力の天才
  2. ロック・リーのかっこいい魅力
  3. ロック・リーの強さや技
  4. ロック・リーのモデル
  5. ロック・リーの声優
  6. ロック・リーに関する感想や評価
  7. ロック・リーのかっこいい魅力まとめ

ロック・リーはかっこいい努力の天才

NARUTO(ナルト)の作品情報

ロック・リーについて紹介する前にロック・リーが活躍するNARUTO(ナルト)についても簡単に紹介しておきます。

NARUTO(ナルト)の概要

NARUTO(ナルト)は1999年から2014年までの間、週刊少年ジャンプで連載された忍者を題材としたバトル漫画です。独特の世界観とその世界観の上で暴れまわる個性豊かなキャラクター性、特に中盤以降は少年漫画らしくない「対話」と「許し」を取り入れたストーリー展開が高い人気を集めた作品です。

メディアミックス展開も盛んに行われ、2002年から放送が開始されたアニメは2017年までをかけてオリジナルストーリーも含めて原作のほぼ全話が放送されており、海外では80各国で放映されています。またバトルアクションゲーム「ナルティメットシリーズ」は世界累計で2000万本を売り上げる程のヒットを打ち出しています。公式グッズも90各国で展開されるなど世界規模で展開される作品です。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

幼少期に九尾を封印されてしまった事で孤独の中で育った超落ちこぼれのうずまきナルトは九尾の影響も相まって忍者アカデミーの卒業試験を3度も落第してしまう程でした。しかし恩師イルカ先生に認められた事ではたけカカシを担当上忍とする第7班に配属されます。同じ班になったサスケ、サクラと共に任務に励む中で少しずつですが着実に成長していく事になります。

ロック・リーのプロフィール

ロック・リーはナルト達からみて1つ先輩に当たる第三班、通称ガイ班に所属するキャラクターです。太い眉毛と黒いおかっぱ頭、緑色のボディスーツが特徴的で、ガイ班の中でも愛弟子として非常にリスペクトしています。勤勉で礼儀正しい性格ながらも忍術の才能には恵まれておらず、ガイの指導もあってナルト世代でも屈指の体術使いとして活躍する事になります。

第一部の時点では下忍でしたが、第二部に入る頃には中忍に昇進しています。NARUTOはあまり詳細なプロフィールが公開されていない作品ですが、誕生日だけは多くのキャラが判明しており、ロック・リーの誕生日は11月27日生まれです。その他自称ながら「木の葉の美しき青い野獣」と名乗っている他、好きな言葉が努力・根性・愛である事も明らかになっています。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

ロック・リーのかっこいい魅力

かっこいい魅力①サクラに恋する

ロック・リーの初登場はなかなか衝撃的な登場でした。ロック・リーの初登場は第一部の中忍試験編で、初登場でサクラに一目惚れ、なんとそのまま告白までしているのです。あまりの出来事に動揺したサクラに即拒否される事になります。その場では凹むロック・リーでしたが、簡単に諦める事はありません。中忍試験中では実際にサクラを身体を張って守る場面などもあります。

最初はどちらかといえばロック・リーのその濃いキャラに引き気味でしたが、自身の言葉を実現するべく自身を助けようとするロック・リーの姿勢には敬意を覚え以降は「リーさん」と呼ぶようになっています。恋こそ叶う事はありませんでしたが、ロック・リーはサクラを好きという一途な思いを貫き続けていました。

かっこいい魅力②努力の天才

ロック・リーの形容する際によく利用されるのが「努力の天才」という言葉です。特に秀でた才能もなく、忍術・幻術が一切使えない事から忍者アカデミー時代には「熱血落ちこぼれ君」とあだ名された程です。それが初登場してサスケと戦った際にはまだ弱いとはいえ写輪眼にも目覚めていたサスケを体術だけで圧倒するような強さを見せているのです。

しかも同じく体術を得意としており、紛れもない天才と言われるネジでさえ習得できなかった高等体術の奥義さえも努力の末に習得してしまう程です。技量的な才能には恵まれなかったロック・リーですが何よりも強い心の強さを持ち合わせたキャラクターです。

かっこいい魅力③マイト・ガイとの関係

落ちこぼれと言われていたロック・リーがNARUTO(ナルト)作中でも屈指の体術使いになったのには師匠であるマイト・ガイの影響が非常に強いです。ガイも過去にはロック・リーと同じ境遇にあり体術を極めんとする存在です。基本的には熱血漢でありその場のノリで行動する事もありますが上忍として必要な冷静さや状況判断能力、対応力もち合わせています。

体術しか使えずとも上忍にまでなっているという点で実績という意味でもロック・リーの目指すべき姿であるといえます。ちなみにロック・リーも愛用している緑のボディスーツはガイの自家製です。またロック・リーの習得している技の多くは基本的にガイからの指導の元に完成させています。

かっこいい魅力④息子はメタル

サクラに一途な思いを抱いていたロック・リーですが、サクラが結婚した為かすっぱりと諦めて結婚したのか、NARUTO(ナルト)の実質的続編であるBORUTO(ボルト)では息子のメタルが登場しています。見た目はやはりロック・リーに似ており、緑のボディスーツも継承しています。ただし基本的には自信満々なロック・リーとは異なり極度のあがり症という弱点も持っています。

基本的には体術を得意としていおり努力家であるといったロック・リー譲りな面も多い一方で、自力で「八門遁甲・第一開門」を開く事に成功するなど体術使いとしての才能には恵まれているかのような描写も見られます。余談ですがロック・リーの親族は息子のメタルしか登場しておらず、両親や、結婚したと思われ妻、メタルの母親も含めて登場していません。

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ロック・リーの強さや技

ロック・リーの忍術・幻術を一切使わない強さ

ロック・リーはNARUTO(ナルト)作中で唯一「忍術・幻術を使った描写がないキャラ」という個性を持っています。師匠であり基本的には体術で戦うガイでさえも、口寄せの術や幻術返しなどを使用していますが、ロック・リーにはそのような術さえも使用している描写がありません。

勘違いしてはいけないのはロック・リーも決して一切チャクラを持っていないというわけではありません。忍者として基本である水面を歩く事などはできますし下記で紹介するロック・リーの技もチャクラを使用する技ではあります。この事からロック・リーの場合、チャクラをチャクラのまま放出する事自体に問題はなくそのチャクラを消費して忍術・幻術に変換する段階の部分が不得意であると考えるのが妥当だと考えられています。

ロック・リーの技や術

上記の前提を経た上でここからはロック・リーがNARUTO(ナルト)作中で使用する技を紹介していきます。余談ですが、ロック・リーの技は体術であるという関係上、原作初登場時には名前が登場しなかった技も多く、後から名前が付けられたり、アニメ化に際して技名がついた技も複数あります。

八門遁甲

チャクラは経絡系(けいらくけい)と言われるチャクラの血管のようなものを使って全身を巡らせ、点穴と言われる穴から放出する事で体外にチャクラを練りだします。この経絡系が密集し点穴が集合している箇所が全身には8つありその8箇所を「八門」と呼び、それぞれに右脳にある「開門」、左脳にある「休門」、胴体の上から「生門」・「傷門」、「杜門」、「景門」、「驚門」・心臓にある「死門」と名前がつけられています。

この八門には通常はチャクラが流れる量を制御する役割を担っています。八門遁甲はこのリミッター無理矢理はずす事で身体能力を高める技の事でその都合8段階までリミッター解除ができます。しかし1つ開くだけでも身体への負担は大きく効果が切れた後には身体が動かない時間がある他、八門をすべて開いた状態「八門遁甲の陣」は圧倒的な身体能力の代わり使用者はほぼ死ぬと言われています。

ロック・リーの場合、中忍試験の段階で5つ目の門である「杜門」まで開放している姿が描かれており、この八門遁甲を開放する事が以下の技への布石となっています。

表蓮華

ロック・リーを代表する技の1つと言われてるのが表蓮華です。表蓮華は八門遁甲の第一門、開門を開いて筋肉の力を限界まで引き出した状態で相手を空中に蹴り上げて腕の包帯で相手の身体をロックした上で回転して頭から突き落とす技です。技の性質上自身も一緒に落ちる事になる為やはり身体への負担は大きいです。

ロック・リーを代表する技である事も相まって、各種メディアでは表蓮華をベースにした他のキャラとのコンビネーションも使用しており、劇場版で見せたネジの八卦掌回天と組み合わせた高速回転しながらの突撃攻撃、ゲームでは2人の連携にテンテンのクナイ付きワイヤーも合わせてコマ回しのように身体に回転を加える連携奥義「加速武装回天」という技も使用されています。

裏蓮華

表蓮華と初動と最後の締めが同じながらも段違いの威力と自身への身体の負担が高い技が裏蓮華です。八門遁甲を最低でも3門「生門」まで開いて使用する超高速連続体術技で表蓮華と同じように蹴り上げた相手に対して連続攻撃により猛打を加え、最後に包帯で相手をロックした上で地表に叩きつけるという技になっています。

NARUTO(ナルト)作中では中忍試験にて我愛羅の砂の絶対防御を破るべく、その当時ロック・リー自身が開く事ができる最大であった5門「杜門」まで開いた上で使用しました。最低でも3門まで開く必要がある事からロック・リー自身の身体の負担も表蓮華以上である事から習得した瞬間からガイに禁術に指定され「自分の忍道を貫き守り通す時」のみ使用していいと言われています。

酔拳

正確には技とは言いづらいですがロック・リーの体術故の攻撃の直線的な攻撃手段を変化させるのが酔拳です。泥酔状態である故に生まれる不規則さでロック・リーレベルの体術が繰り出されるのでかなりの威力を誇ります。使用されたのはサスケ奪還編での君麻呂戦ですが、過去のエピソードとして、酔拳を誤って発動した際に店1件を破壊してしまいガイとネジが二人がかりでも止められなかったと言われています。

NARUTO(ナルト)作中ではロック・リーが望んでこの状態になった事はなく基本的には誤って発動という形ですが、インパクトとその強さも相まってロック・リーを代表する技の1つになっています。

ロック・リーはNARUTO作中随一の不遇キャラ?

ロック・リーは確かに体術使いとしては作中でも屈指の強さを誇りますが、一方で常に肉体を酷使する戦い方をしている事、対戦する相手が砂の絶対防御を持つ我愛羅であったり、骨密度を上げる事で物理的な攻撃を無効化できる君麻呂など体術に対して強い耐性を持っている点などかなり不遇な一面が目立つキャラクターでもあります。加えて1つの戦い毎に負傷してしまい戦線を離脱してしまいがちです。

何よりも不遇だったのは師匠でもあるガイの存在です。ロック・リーがそのまま大人になった姿、ある意味の到達点ともいえるガイですが、それ故に漫画的には必ずロック・リーよりも強さを誇っている必要があります。結果的に八門遁甲の後半を開く役割はガイが担った事でロック・リーはNARUTO(ナルト)作中、特に後半に進むに連れて戦闘面での活躍で目立った戦績を上げる事ができなくなったのです。

救いと言えるのはその到達点でもあるといえるガイがNARUTO(ナルト)作中の圧倒的強者であるとも言えるマダラに致命傷とも言える程のダメージを与える程の強さを見せた事です。もちろん代償はあったにせよロック・リーもこのまま成長していけばそれほどまでの強さを得られるという1つの証明になったとも言えます。

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ロック・リーのモデル

モデル①ブルース・リー

ロック・リーのモデルになったと言われるのは香港カンフー映画の伝説的スターである「ブルース・リー」です。ブルースという名前から音楽ジャンルを連想し、同じく音楽ジャンルからロックにもじった物だと考えられています。ロック・リーが愛用している緑のボディタイツもブルース・リーのトレードマークでもある黄色いつなぎ風の衣装から着想を得たのではないかと考えられています。

またロック・リーといえば努力家であり、そのトレーニングメニューや作中で登場する各メニューの回数なども一般的には考えられない数字ですがこれもブルース・リーがこなしたと言われるメニューから算出されていると言えます。ファンの中にはブルース・リーをそのまま日本の漫画に入り込ませたキャラがロック・リーだとも言われる程です。余談ですがロック・リーの息子がメタルという名前なのもやはり音楽ジャンルからだと考えられています。

モデル②ジャッキー・チェン

基本的にはブルース・リーの要素が強いロック・リーですが、戦闘の時の「片手を腰の後ろに添えながらもう一方の手を前に出し甲を相手に向ける」独特な構え、酔拳などの技の一部はブルース・リーと同じく香港映画のスターであるジャッキー・チェンから着想を得たものだと考えられています。香港映画ファンからはそのポーズや酔拳の動きはそのままジャッキー・チェンであるとさえ言われる程です。

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ロック・リーの声優

増川洋一のプロフィール

ロック・リーの声優を務めた増川洋一さんは1999年に声優としてデビューした声優さんです。声優デビューから元氣プロジェクト、賢プロダクション、プロダクション・エースと事務所を渡った後にフリーの声優となっています。自他共に認めるゲーマーとしても知られており、声優界でも仲の良い杉山紀彰さんと遊ぶ事が多いと言われています。

近年は自身で声優として出演する事はもちろん、企画や脚本家、演出家としての活動も増えています。ラジオドラマの演出を担当したり、声優・芸人・アイドルがコラボするリーディングライブの演出するなど自身が声優として活動する傍らで多くの舞台を用意する側としての活動にも精力的な声優さんです。

増川洋一の主な出演作品

増川洋一さんがこれまで声優として出演した作品としては「仙界伝 封神演義」の四不象役、「銀河鉄道物語」のフランツ役、「ごくせん」の内山春彦役、「砂ぼうず」の川野溜彦、「結界師」の秋津秀役などの声優を務めています。また海外アニメの吹き替え声優としては「時空冒険記ゼントリックス」「ジミー・ニュートロン僕は天才発明家」「ピーターパンと魔法の本」などで吹き替え声優をしています。

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ロック・リーに関する感想や評価

ここからは既にNARUTO(ナルト)を視聴した人のロック・リーに関しての感想を紹介していきます。ロック・リーは強さはもちろんながらその考え方や姿勢に感銘を受けると言われる代表的なキャラクターです。ここまで明確に努力を打ち出したキャラクターはいないと言われ、不器用ながらも最前線に立ち続けようとする姿勢がかっこいいとする声も多くなっています。

またNARUTOは連載期間も長く息の長い作品だけに連載開始当時まだ子供だった人が大人になってから改めて読み返したという例も多く、読み返した際に大きく印象が変わったキャラとして名前が上がるのがロック・リーであるとする声も多いです。

やはりロック・リーは見た目で損をしていると言われる事も多いキャラです。敢えてそうしているとも感じ取れる程ですが、NARUTO(ナルト)には様々なタイプのキャラが存在し見た目がかっこいいキャラも多いだけにもう少し考慮しても良かったのでは?という声も見られます。特に既にNARUTO(ナルト)の人気が大きくなっていた第二部の時点でもう少し変化させても良かったのではないかとする声も見られる程です。

一方でロック・リーは今の見た目だからこそ努力家の一面などがより際立ってよかったとする声も見られます。イケメンキャラだったら感情移入できなかったとする声も見られます。増川洋一さんが声優を務めた事に関してもインパクトが強くなったとする声が多いです。

またBORUTOでは息子メタルが登場しているロック・リーですが、ロック・リーのモデルを知らなかった人は違和感があったという声を上げた一方でモデルがブルース・リーから来ている事を知っていた人、後から知った人には納得できる名前だとする声が多いです。

一方でロック・リーはNARUTO(ナルト)の中でも珍しく息子メタルが登場しながらも結婚相手が登場していないキャラクターであり、加えてロック・リー自身の両親も登場していない事から家族関係で実は何かエピソードがあるのではないかとも考察されています。

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ロック・リーのかっこいい魅力まとめ

ロック・リーはNARUTO(ナルト)作中でも随一の体術使いとして確かな強さを誇るキャラクターです。努力家で体術のみで他の忍者とタメを張れるだけの強さを持ち合わせています。また主人公のナルトとはまた違った意味で自身の忍道、志を明確に持っているキャラクターでもあり、そのような心の強さなども合わせてかっこいいと言われる事が多いキャラクターになっています。

ロック・リーのその姿勢などは大人になってから見返すと感情移入しやすいという声も多いのでまだNARUTO(ナルト)を視聴した事がないという人はもちろん、NARUTO(ナルト)を既に見たという人も改めて視聴してみてはいかがでしょうか?

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