【弱虫ペダル】荒北靖友のビアンキは福ちゃんにもらった自転車？色や値段は？

弱虫ペダルで箱根学園において主将を務めている福富寿一のアシストを務めているのが参謀としても優秀な荒北靖友でした。主将でありエースの福富を福ちゃんと呼んで慕っている彼は、皮肉屋で何事にも冷めたような雰囲気を漂わせていますが、箱根学園一の「運び屋」として、先導を切るサポート役としては非常に優秀な選手だったのです。乱暴な性格でありながらも集団の中から後続を引き上げる力を持っていました。

元ヤンだった荒北靖友が愛用しているビアンキは福ちゃんにもらった自転車？とも噂されています。何もかも投げやりになって荒れていた時期に荒北靖友を救い上げてくれたのが主将でエースの福富であり彼には絶大な信頼を寄せるようになりました。そこで、彼が絶大な信頼を寄せている福富からもらったとされるロードバイク・ビアンキについてやビアンキの色や値段、彼から放たれたかっこいい名言、辛い過去などもご紹介します。

1700万部（2018年5月の時点）の累計発行部数を誇っている「弱虫ペダル」は、67巻（2020年5月の時点）まで刊行されている漫画となっています。長崎県出身の漫画家である渡辺航さんによって描かれた弱虫ペダルは、週刊少年チャンピオンによって2008年12号から連載がスタートした現在も連載中の作品です。ロードレース（自転車競技）にハマっていた作者はロードバイクを題材にすることで本格的なスポーツ漫画を描きました。

週刊少年チャンピオンや別冊少年チャンピオンでは「弱虫ペダル SPARE BIKE」という漫画も連載されています。弱虫ペダルは漫画以外に劇場版やテレビアニメ、ゲームなども幅広く展開されているメディアミックス作品として注目を集めました。テレビアニメとしては2013年10月から放送が開始され第1期～第4期まで制作、放送されています。ロードレース（自転車競技）を通して高校生男子の熱い戦いが繰り広げられていきました。

テレビアニメやゲーム、漫画好きでかなりのオタクだった小野田坂道は秋葉原が大好きだったために坂道も難なく自転車で通っていました。この経験が後に出会う自転車競技において大きな力を発揮することになります。オタク体質だったためになかなか友達ができなかった彼ですが、関西から転校してきた奇抜な鳴子章吉との出会いによってロードバイクに興味を抱き、自転車競技部に入部して新たな道を進むことになりました。

2年生の秋から箱根学園で主将を務めている福富のアシスタントを務めることになった荒北靖友は、下まつ毛が目立つ細い三白眼が特徴の男子高生でした。目つきが悪く荒々しい口調をしているため、周囲からは誤解をされることが多い性格となっています。チームの参謀的な役割を担っている彼は歯をむいて喋ることが多かったために周囲からは距離を置かれることも多かったようです。

• 名前：荒北靖友（あらきたやすとも）
• 血液型：A型
• 誕生日：4月2日
• 学校：学年：箱根学園3年生→洋南大学工学部
• 部活：自転車競技部
• タイプ：オールラウンダー
• 愛車：チェレステカラーに黒字のBianchi（アニメではBianche）
• 体重：63kg
• 身長：178㎝
• ゼッケン：2

中学2年生までは野球部の投手として活躍していた彼ですが、肘を壊したことで野球を断念することになります。それ以降は全てが投げやりになってノーヘルで原付を乗り回すなど荒れた生活を送るようになりました。荒れた生活を送っていた際に出会った自転車競技部に入ることになった彼は研ぎ澄まされた反射神経を活かして活躍するようになります。主将を務めている福富を信頼しており福ちゃんと親しみを込めて呼んでいました。

荒々しい口調で目つきが悪い荒北靖友は、野球部で活躍していた過去を持っている男子高生です。かつては甲子園を目指し練習を積んでいた彼ですが肘を壊したことで投手としての道が閉ざされてしまいます。彼は全てに絶望し投げやりな荒れた生活を送るようになりました。ヤンキーとしてノーヘルで原付を乗り回していた彼がロードバイク・ビアンキで練習をしていた福富と出会ったことで人生を取り戻すことになります。

ロードバイク・ビアンキで練習をしていた福富が休憩している際に、難癖を付けて近寄ってきた荒北靖友は自転車競技部に入部することになります。自転車競技部に入部した彼は元々運動神経が抜群で呑み込みも良かったためにどんどん上達しました。入部当初は部室に置いてあった借り物のフレームを使用して練習していた彼ですが過酷な練習後レースに出場するまでに成長します。

レースの2回目に出場することになった彼に当時自分の愛車であったロードバイク・ビアンキを貸したのが常に厳しい表情をしている福富です。ロードバイク・ビアンキは元々無口な福富がメインバイクとして使用していたものでした。そのため、値段も高価なメインバイクのビアンキを彼に貸したことで周囲も驚きます。ロードバイク・ビアンキを初めて見た彼は「ハリガネ」みたいだと表現していました。

周囲の部員たちも驚くほどの高価な自転車のビアンキは、イタリアの自転車ブランドの商品であり、世界最古を誇っています。そんな値段も高価なブランドの自転車とも知らずハリガネのようだと評した荒北靖友は、その乗り心地に驚きのちの彼の愛車となっていきました。現在彼が愛車として使用しているビアンキは、元は尊敬する福ちゃんからもらった大切な自転車だったのです。

彼が福ちゃんから譲り受けたのちの愛車となるロードバイク・ビアンキの色は「チェレステ」と呼ばれている緑と青が混ざったような色となっています。この緑と青が混ざった色はビアンキの伝統カラーとしても有名です。「チェレステ」と呼ばれる緑と青が混ざった色が美しいビアンキは、遠くからでもその美しさを確認することができる色となっていました。値段も高額ですがその価値を秘めた自転車だったのです。

レースに出場することになった荒北靖友は、箱根学園の主将でありエースを務めている福ちゃんに値段も高価なロードバイク・ビアンキを譲り受けています。その車種やスペックは漫画の作中では詳しく紹介されていません。しかし、ロードバイクに精通している人が見ればある程度この車種だということがわかるようです。彼が福ちゃんから譲り受けたロードバイク・ビアンキの車種や値段、色などについてもご紹介します。

彼が福ちゃんから譲り受けたロードバイク・ビアンキは、INFINITO（インフィニート）やVia Nirone 7（ヴィアニローネ7）、Bianchi 1885 Veloce（ベローチェ）2007年モデルなどを候補に挙げることができるようです。しかし、1885の場合は既に販売が終了されているためヤフオクや中古で探すことになります。ヴィアニローネ7の値段は15万前後で購入可能ですが、アルミのフレームとなっているため少々異なるようです。

約40万円くらいの値段のインフィニートは、毎年モデルチェンジしているタイプのビアンキとなっています。そのため、作中で登場した全く同じタイプのビアンキに乗るのはほぼ不可能かもしれません。これらのことから、かっこいいと評判の荒北靖友が愛用している福ちゃんから譲り受けたビアンキを購入する際には、バーテープは白でロゴは黒、チェレステ色のビアンキを選ぶ人が多いようです。

緑と青が混ざったチェレステ色のビアンキは遠くから見ても色味が綺麗で目に飛び込んできやすいため、このチェレステ色を好む人は多いようです。時代と共に続々と新しいタイプのロードバイクが登場しているため、作中で登場した福ちゃんから譲り受けたビアンキと全く同じタイプのロードバイクを手に入れるのはほぼ不可能、難しいのかもしれません。

値段もピンキリで幅広くなっているためチェレステ色やバーテープは白、ロゴは黒など大きな3つのポイントを押さえて後は自分の予算によって選ぶ人も多いようです。イタリアの自転車ブランドのビアンキは世界最古を誇る伝統的なチェレステ色が人気の値段の幅も広くなっている初心者にも手に入れやすいロードバイクとなっています。

ドラマ化もされ注目を集めている弱虫ペダルで運び屋として研ぎ澄まされた反射神経を発揮している荒北靖友の役は俳優の鈴木拡樹さんが演じています。彼がドラマで乗っていたビアンキは「Bianchi Sempre Pro（センプレプロ）」となっています。このビアンキは、原作に忠実にY’s Roadさんとのコラボによって再現され誕生しました。

ドラマで使用されている「Bianchi Sempre Pro（センプレプロ）」は、ロングライドに万能タイプとなっており、振動吸収に優れているため普段乗りからちょっと遠くへ走行したい人にぴったりです。コンポーネントにはシマノ 6800 ULTEGRA（アルテグラ）を採用しており、値段は284,700円となっています。最高のパフォーマンスをあらゆるシチュエーションで発揮できるモデルとなっていました。

Bianchi Sempre Pro（センプレプロ）という車体にコンポーネントにおいてシマノ 6800 ULTEGRA（アルテグラ）を採用した場合は284,700円という値段になりますが、コンポーネントのグレードを下げると値段を安くすることができます。例えば105（イチマルゴー）完成車の場合は259,524円前後、TIAGRA（ティアグラ）完成車の場合は192,780円前後に値段に抑えることも可能なのです。

中学生の頃に大きな挫折を味わった荒北靖友は、沿道で応援している観客の声援に向かって下記のような名言を発しています。全て投げやりな荒れた生活を送ってきた彼にとって、ただ沿道で応援している人々を見て傍観者といっては見下していました。かつて自分が努力を積み重ねて戦ってきた場を捨てるしかなかった彼にとって未知なる自転車競技への道は決して簡単なものではなかったはずです。

王者として君臨している箱根学園においてエースアシストという地位にまで成長した彼は、血がにじむような練習を積んできたために上記のような名言を放つことができたのでしょう。彼らしい毒舌となっていますが、本当にそうだと心に突き刺さったと感動している人もいました。荒々しい性格の彼の熱い闘志が伝わってくるような、周囲にも無意識にエールを送っているような魅力的な名言となっています。

目つきが悪く歯をむいて喋ることが多い荒北靖友は、絶大な信頼を寄せている主将でありエースを務めている福富のアシストを務めることにプライドと誇りを感じていました。乱暴な荒々しい性格をしている彼ですが、全てを出し切って戦い切るという潔さを持っています。インハイ最終日において全てを出し切った末にリタイアしていく彼が放った名言が下記のセリフとなっていました。

1人で走り続けてきた彼は、これまでの過去を振り返っていきます。回想シーンで野球部で肘を痛めたことをはじめ、グレてヤンキーになったこと、荒れていた時期に自分を目覚めさせてくれた福ちゃんに出会ったことなどを思い出していくうちに自分のこれまでの人生を自負する彼の姿がありました。誰にも認められなくてもいいと思う一方でただ1人福ちゃんには認めてほしいと思っていた彼は最後福ちゃんに認めてもらい感動しています。

乱暴な性格の荒北靖友は、自転車競技部に入部したての頃に1年生でありながらレギュラーとして活躍していた新開悠人から自転車に乗る理由を聞かれています。その際に発した彼の名言が下記のセリフとなっていました。野球部で投手として活躍していた彼は肘を壊したことで目の前が真っ暗になって、一時期どうしていいかわからずにグレていたのです。

その際に、エースで主将を務めている福ちゃんに出会ったことでまた自分らしく生きる道を模索できるようになります。かつて野球に夢中だったように自分らしくいられることを見付け、自分は自分であることを証明したいという熱い気持ちが伝わってくるような名言となっていました。無理難題を放ってくる福ちゃんに対して冷めた発言をしたり愚痴ったりする彼ですが、いつも挑戦する熱い心を持っていたのです。

高校生になって自転車競技部に入部した荒北靖友ですが、中学生の頃は野球部に所属して投手として活躍していました。投手としてはかなりの実力者だった彼は周囲にも名を轟かせていたのです。しかし、肘を中学2年生の頃に痛めてしまったために投手を続けることができなくなってしまいました。野球に全てを懸けていた彼は途方に暮れますが、今までちやほやしてくれた仲間まで傍からいなくなってしまいます。

大好きだった野球ができなくなった辛さに加えて周囲の仲間からの冷たい態度に完全にグレてしまった彼は、ノーヘルで原付を乗り回すようなヤンキーへとなってしまったのです。常にイライラしていた彼はちょうど通りかかった福富に因縁を付け、自転車で勝負することになります。勝負に負けた彼は寡黙な福富の自転車に対する真っすぐな姿勢に影響を受けて自転車競技部に入部することになりました。

自転車に乗ることで前に進むことができるのではと感じることができた荒北靖友は、主将でありエースを務めている福富が所属している自転車競技部に入部することにしました。寡黙で真っすぐな性格の福富に出会った際には何かとケチを付けて絡んでいた彼ですが、常に真剣な表情で自転車に向かう福富の姿勢に導かれるようにして自転車にのめり込んでいきます。

元々運動神経抜群で熱い闘志を持っていた彼は、主将でありエースを務めている福富の無理難題に文句をいいながらも応える能力を持っていたのです。そのため、彼はわずかな期間で主将でありエースを務めている福富のアシストを務めるほどの実力を付けるようになります。荒くれ者の自分を自転車の道へと導いてくれた福ちゃんに対しては絶大な信頼を寄せており、心から慕い尊敬していました。

目つきが悪く荒々しい性格の荒北靖友の声を担当したのは声優の吉野裕行さんです。吉野裕行さんは声優の他にもナレーターや歌手としても活躍されています。幼少期から周囲に変わった声だといわれていた彼は、保育園に通っていた頃から声優の存在を認識しておりいつの間にか意識するようになっていたようです。ゲームやアニメが大好きだったためそれらに関連する仕事に就きたいと考えますが理数系が苦手だったために断念します。

• 名前：吉野裕行（よしのひろゆき）
• 愛称：よっちん
• 血液型：B型
• 生年月日：1974年2月6日
• 出身地：千葉県
• 所属事務所：シグマ・セブン
• 職業：声優、ナレーター、歌手
• 身長：162㎝
• 声優デビュー：1996年

代々木アニメーション学院声優科に入学して声優の勉強をした彼でしたが、卒業後はゲーム会社のデバッグのアルバイトを2年間続けます。しかし、本格的に声優を志すようになりました。両親に猛反対された彼ですが、自分の意志を貫いて声優になることを決意します。少年から青年まで演じることができる彼は、明るい性格の二枚目を演じることが多くなっていましたが、次第に荒々しい性格の人物の声優も担当するようになりました。

声優の吉野裕行さんの主な出演作品には、ヴァンドレッドのヒビキ・トカイ役や女神候補生のクレイ・クリフ・フォートラン役、電脳冒険記ウェブダイバーのシャークオン、リュウト役、アクエリアンエイジ Sign for Evolutionの小島純一役、バロムワンの木戸猛役、セイント・ビースト〜聖獣降臨編〜の白虎のガイ役、まっすぐにいこう。のマメタロウ役、CLUSTER EDGEのクロム役などがありました。

その他のテレビアニメとしては、銀盤カレイドスコープのピート・パンプス役やらいむいろ流奇譚X CROSS〜恋、教ヘテクダサイ。〜の犬養強志朗役、わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ちゃあみんぐの住田光一役、ときめきメモリアル Only Loveの加山優介役、機動戦士ガンダム00のアレルヤ・ハプティズム/ハレルヤ役、パンティ&ストッキングwithガーターベルトのブリーファス・ロック役などがあります。

細い三白眼の荒北靖友は一見怖そうな雰囲気が漂っている男子高生ですが、ロードバイクに乗っている時が一番かっこいいと高い評価を得ていました。かつて野球部の投手として活躍したいた彼が高校生になって一からスタートした自転車競技でしたが、彼の高い身体能力と何事もがむしゃらに突っ走る闘志によって主将をアシストするほどの実力者へと成長していきました。彼の努力に感動している人もいたようです。

素直に自分の気持ちを表現することができる荒北靖友の姿を見て、どうしてあんなにかわいいのと感想を寄せている人もいました。心から打ちこんでいた野球をすることができなくなった時もわかりやすくグレたり、自転車の勝負をして負けた際にも潔く自転車競技部に入部したりして一からやり直しているところなど、彼の純粋な性格が垣間見ることができるようです。自分を導いてくれた福ちゃんを慕っている姿もかわいいと評判でした。

不愛想な荒北靖友の性格を知っている読者の中には、あえて事務的に彼に「グラッツェ」といわれたいと感想を寄せている人もいました。彼の皮肉屋なところや冷たい態度などひっくるめて魅力的だと感じている人は多いようです。予想外の事態に素直に動揺するものの、そのピンチでさえも力に変えてしまう責任感の強さに感動してしまう人もいました。

荒れた生活を送っていた自分を引き上げてくれた福ちゃんを慕っている荒北靖友は、彼から譲り受けたロードバイク・ビアンキを愛車として大切に乗りこなしていました。周囲も当時メインバイクとしていたビアンキをすんなりと彼に貸していた姿に驚いていたのです。主将を務めている福ちゃんは彼の才能と根性をすでに見破っていたのかもしれません。その期待に応えるかのように彼はみるみる成長しました。