【ハンターハンター】バラとサブはどんなキャラ？念能力や強さを考察

漫画ハンターハンターのグリーンアイランド編でボマーとしてプレイヤー狩りを行なっていたバラとサブ。ボマーとしてプレイヤー狩りを行なうバラとサブはグリーンアイランドのプレイヤーであるゲンスルーの仲間であり、念能力や｢発｣を行なわずに真の姿となったビスケに倒されて作中から退場してしまいました。本記事ではそんなボマーのバラとサブについて念能力やゲンスルーとの関係などをまとめてご紹介していきます。

ではまずバラとサブの念能力やゲンスルーとの関係などをご紹介する前に、バラとサブが登場する漫画ハンターハンターの作品情報と物語の簡単なあらすじについてご紹介していきます。バラとサブが登場するハンターハンターとは1998年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が開始された冨樫義博の長編漫画作品です。漫画ハンターハンターは父親を探すゴンの冒険を描いた作品であり、2020年の6月現在も同誌で連載され続けています。

しかし漫画ハンターハンターはこれまでネタにされるほど何十回も休載を繰り返している漫画作品として有名であり、連載から20年以上経っている2020年6月現在も単行本が36巻しか刊行されていません。それでも漫画ハンターハンターはその物語の面白さから世界中で非常に高い人気を博しており、7200万部を越える累計発行部数を記録しています。この人気から漫画ハンターハンターは1999年と2011年に2度アニメ化されています。

両親がいない漫画ハンターハンターの主人公・ゴン＝フリークスは｢くじら島｣と呼ばれる大自然に囲まれた土地で暮らしていました。しかしゴンは8歳になった時に巨大な獣に襲われたところをハンターのカイトに助けられ、ずっといなかった父親が最高のハンターで今も生きていることを知らされます。それを知ったゴンは立派なハンターとなって父親に会うと決心し、12歳の時に｢くじら島｣を飛び出して果て無き冒険に旅立つのでした。

本記事で念能力やゲンスルーとの関係などをご紹介するバラとサブとは漫画ハンターハンターのグリーンアイランド編に登場したキャラクターです。バラとサブはその名の通り2人組で行動しているキャラクターであり、バラは長い黒髪とキャンドルのような額の刺青、サブは尖った短髪とコウモリのような額の刺青が特徴となっています。そんなバラとサブはグリーンアイランド編でボマーを名乗るゲンスルーの仲間として登場します。

バラとサブの仲間であるゲンスルーとはグリーンアイランドでプレイヤー狩りを行なうボマーとして暗躍するキャラクターであり、掴んだ物を爆発させる念能力と爆弾を念で作り出す念能力を持っています。そんなゲンスルーの仲間であるバラとサブはキルアやビスケから高く実力を買われていたものの、真の姿となったビスケにやられて瀕死の重傷を負ってしまいます。その後バラとサブは作中から退場し、行方不明となってしまいました。

漫画ハンターハンターのグリーンアイランド編には｢発｣といった用語が登場します。漫画ハンターハンターに登場する｢発｣とはオーラを自由に操ることが出来る念能力の集大成であり、これを行なわなければグリーンアイランドのゲーム世界に入ることが出来ません。そのため、ゲームに参加しているバラとサブは｢発｣を持っていることになります。またボマーとして行動を共にするゲンスルーも｢発｣を習得しているキャラの1人です。

しかしバラとサブは漫画ハンターハンターのグリーンアイランド編で真の姿となったビスケによって一瞬で倒されてしまいます。このビスケとの戦いでバラとサブの｢発｣は一切描かれていません。なのでバラとサブは｢発｣を使う前に倒されてしまったのではないかと考えられています。もしかするとバラとサブの｢発｣が中々簡単に使えない能力であることから｢発｣を使えず、抵抗無しで真の姿となったビスケに瞬殺されたのやもしれません。

ではここからは漫画ハンターハンターに登場するボマーのバラとサブの念能力についてご紹介していきます。上述でもご紹介した通り、ボマーのバラとサブは漫画ハンターハンターの作中で念能力を使う姿が描かれていません。そのため、バラとサブの念能力は未だ不明となっています。しかしバラとサブはボマーとしてゲンスルーとチームを組んでいました。漫画ハンターハンターのチームはお互いを連携し合うことが大事とされています。

バラとサブの仲間でボマーのゲンスルーは爆弾を使って敵に攻撃する役割を担っています。基本的に攻撃だけのチームは作中で生き残れず、サポート系の念能力を使う存在が必要です。このことからバラとサブはサポート系の念能力の持ち主でゲンスルーを補佐していたと考えることが出来ます。どちらにせよバラとサブは漫画ハンターハンターの作中でグリーンアイランドに参加していたので、念能力の持ち主であることは確実です。

漫画ハンターハンターに登場するゲンスルーは｢命の音（カウントダウン）｣と呼ばれる念能力を持っています。この｢命の音｣は操作・具現・放出の複合技であり、念能力で作った時限式の爆弾を取り付ける能力となっています。｢命の音｣は相手に触れながら｢ボマー｣と言い、能力の内容と｢ボマー捕まえた｣といった爆弾を解除する方法を伝えて発動します。そして最後に｢解放（リリース）｣と唱えることで爆弾が即時爆発します。

漫画ハンターハンターの作中でゲンスルーは｢命の音｣を発動させた後、バラとサブと右手の親指を触れ合わせながら｢解放｣と唱えています。このことから｢命の音｣はバラとサブがいなければ使用出来ないと考えられます。なのでオーラを火薬に変えるゲンスルーが具現化を務め、バラとサブが操作及び放出を担当していると断言出来ます。それを証拠にバラとサブはゲンスルーの部品的役割を務めていると作中で語っています。

OVA版ハンターハンターでバラの声優を担当したのは日本の男性声優である遊佐浩二です。バラを演じた遊佐浩二とは1993年にデビューした声優であり、2020年6月現在フリーとして活動しています。そんな遊佐浩二はイケメンキャラから冷酷な悪役までこなす高い演技力の持ち主であり、｢BLEACH｣の市丸ギンや｢黒執事｣の劉といった人気キャラを多数演じています。また声優の他にも遊佐浩二はナレーターとしても活躍しています。

リメイク版ハンターハンターでバラの声優を担当したのは日本の男性声優である浜田賢二です。バラを演じた浜田賢二は1998年から活動している声優であり、マウスプロモーションに所属しています。そんな浜田賢二は遊佐浩二と同じく様々なキャラクターを演じることが出来る高い演技力の持ち主として知られており、｢デュエルマスターズ｣の切札勝利役や｢鋼の錬金術師｣のフォルマン役、｢ヨルムンガンド｣のエコー役などを担当してます。

漫画ハンターハンターに登場するバラに関する感想ではバラ・サブ・ゲンスルーの3人組が好きといった感想が多く寄せられていました。漫画ハンターハンターに登場するボマーのバラ・サブ・ゲンスルーの3人は非常に冷酷な性格をしたキャラクターです。しかし3人の関係は非常に親しく、3人だけの時に大はしゃぎする可愛い姿が作中に描かれています。このギャップからバラ・サブ・ゲンスルーの3人組は高い人気を博しています。

上述でご紹介した通り、バラ・サブ・ゲンスルーの3人は普段冷酷で恐ろしいのに影で大はしゃぎしているといったギャップの持ち主です。当初バラの仲間であるゲンスルーはクズすぎるキャラクターとして有名でした。しかしバラやサブとの関係が判明した後、ゲンスルーはかわいいギャップを持つキャラクターとして一躍読者から注目を集めることになりました。

漫画ハンターハンターに登場するバラに関する感想では同性愛者なのではないかといった感想も多く見受けられました。本記事でご紹介した通り、ゲンスルーは右手の親指をバラとサブの2人と繋いで｢解放｣と唱えます。またバラは同性愛者の隠語である｢薔薇｣と同じ名前をしています。このことから多くの読者にバラは同性愛者という裏設定があると考察されています。

本記事では漫画ハンターハンターに登場するバラとサブについて念能力やゲンスルーとの関係などをまとめてご紹介しました。バラとサブは漫画ハンターハンターの作中で念能力が描かれていなかったのですが、ゲンスルーの念能力を見るとサポート系の念能力を持っていると見て間違いなさそうです。もしかすると今後発売される漫画ハンターハンターのファンブックや設定資料などでバラとサブの細かい情報が判明するかもしれません。