進撃の巨人のジャン・キルシュタインはどんなキャラ？残念なイケメン？

先ずは大人気アニメ、進撃の巨人についてご紹介します。進撃の巨人は別冊少年マガジンで2009年10月号から連載されました。概要は人間を捕食する巨人とそれにあらがう人間たちの戦いを描いたダークファンタジー作品です。

少年漫画にしては残酷な描写が多く、捕食、身体損壊などといったシーンも多いです。進撃の巨人は2013年にアニメ化が発表され、2015年には実写映画化されるほどの人気作品です。またその翌年には第2期の制作が発表され、2017年放送開始、2期最終回後には第3期の制作が発表されるなど、進撃の巨人とタイトルにある通り、人気進撃中の作品です！

また、その人気にともない進撃の巨人Tシャツ、マウスパッド、ぬいぐるみなど様々な方面にグッズ展開もされています。そして進撃の巨人は登場人物が多く、みんなそれぞれ個性豊かなキャラクターをしています。この記事ではそんな個性豊かなキャラクターの中から「ジャン・キルシュタイン」と言われるキャラクターについて書いていきます！

ジャン・キルシュタインは第104期訓練兵団に入団、本作の主人公エレンとは、顔を合わせるたびに喧嘩を起こすほど仲が悪かったようです。また、訓練兵時代では優秀な成績を残し、内地で安全に暮らすため憲兵団を目指していました。

ジャンのプロフィールについて少し触れておきます。出身地はウォール・ローゼ南端トロスト区、CVは谷山紀章さん、実写映画キャストは三浦貴大さんが演じ、公式人気投票では第1回は9位、第2回は4位とこちらの人気順位も上位の成績です。性格は喧嘩っ早く、口も悪いですが現実主義な考え方をしています。（憲兵団に入りたい理由も、人間は巨人に勝てないと深く考えたため）

また、逆に巨人を駆逐すると言っているエレンに対し、「死に急ぎ野郎」などと称した発言も。しかし憎めないキャラクターとして人気が出ているのも事実です。しかし、その一方でエレンやほかの仲間の事をよく考えており、心の中ではみんなを慕っている様子。また、彼の友人であったマルコの死をきっかけに、自分の戦う理由や使命を考え憲兵団から巨人と戦う調査兵団へ入団することを決意しました。

 

ジャン自身は自分には勇気や才能はないと否定をしていましたが、仲間達からは信頼されておりマルコからも激励されています。自分自身の役割や才能に気づき、巨人と立ち向かっていくジャンについてこの先書いていきます！

まずはジャンの心を動かしたマルコとの会話について少し触れていこうと思います。元々憲兵団を志望していたジャンですが、調査兵団になるきっかけを作った友人のマルコは、ジャンに対して「ジャンは強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく理解できる」と発言しています。その後、マルコは亡くなってしまいますがジャンはマルコの言葉を思いだし、立ち上がり調査兵団へ入団しました。

元々憲兵団を目指していたため、立体起動装置の使い方や戦闘技術はありますが、それらの武器を駆使し、巨人を倒していくという感じではなく、持ち前の冷静さ、判断力を生かし仲間の窮地を救ったりなど影で頑張っているのがジャン・キルシュタインというキャラクターです！

進撃の巨人の主人公、エレン・イェーガーのプロフィールについて紹介します。エレンはジャンと同じく第104期訓練兵団に入団します。つまりジャンとは同期で年齢も一緒でした。（入団時12歳)　正義感が強く、いじめられていたアルミンを助けるなどまっすぐな性格。この性格故、ジャンとは犬猿の仲。巨人になれる力を持っており、彼が巨人になった姿を「進撃の巨人」と呼びます。タイトルにある進撃の巨人とはここで繋がってきます。

2人目は進撃の巨人のヒロイン枠ミカサ・アッカーマンのプロフィールについて紹介します。ミカサは過去、エレンに助けてもらった事をきっかけにいつもエレンのそばにいる女の子です。エレンが調査兵団へ入るから、という理由でミカサ自身も入団。しかし、成績はトップですべてにおいて完璧にこなす。（ジャンはミカサに惚れていたが、ミカサはエレンしか見えていない）

3人目はアルミン・アルレルトのプロフィールについて紹介します。進撃の巨人でエレン、ミカサ、アルミンはいつも一緒に遊んでいた仲良し達です。アルミンはエレン達と一緒に第104期訓練兵団へ入団します。身体能力は低いが、知的で頭が良く入団時からマルコとは仲が良かった。ジャンの言動や態度からジャンに対して少し恐怖心を持っていた。

4人目はマルコ・ボットのプロフィールについて紹介します。ジャン達と同じく第104期訓練兵団に入団。(年齢は入団時13歳)優しい性格で仲間達からの信頼も厚く、ジャンの口の悪さなども前向きに理解していた。それ故、指揮役になる事を期待されていた。しかし、トロスト区奪還時に戦死、ともに過ごすことが多かったジャンはマルコの死をきっかけに調査兵団へ。

進撃の巨人中冷静な性格や顔立ちも文句なしのイケメンなジャンですが、実は残念な部分も多い、というのが事実です。ではそんな彼が、進撃の巨人のキャラ達でずば抜けて残念いじりをされているのかを、エピソードを紹介しながら触れていこうと思います。

ジャン・キルシュタインは黙っていれば文句なしのイケメンと言われることが多いキャラです。この「黙っていれば」という所に残念な部分が隠されています。まずは自己紹介の失敗です。鬼教官と言われるキースに「貴様は何の為にここにいる？」と言われたのに対し、ジャンは「憲兵団に入って、内地で暮らすためです」と答えてしまいます。それが気に入らなかった教官に頭突きをされ倒れてしまいます。開幕から恥ずかしい事になってしまう残念なイケメンがジャンなのです。また、ジャンの残念な話はこの事をきっかけにさらに続いていきます。

続いてはジャンの恋愛話です。ジャンは作中ミカサというキャラに恋をしてしまいます。しかし、ミカサには過去、エレンに助けてもらった事がきっかけでエレンしか見えていないご様子。そんな事など知らないジャンはミカサにアプローチを仕掛けます。ですが喧嘩でエレンに負けてしまい、ミカサにため息をされるなどボロボロの結果で彼の恋は終わってしまいました…。

ジャンの残念な部分で可哀そうなのがこの不運による部分です。運は治せるものではないので仕方ありませんね。実はジャンは進撃の巨人キャラ中筆頭の不運キャラです。隊列を組んでいて自分だけ瓦礫に潰されそうになったり、自分の馬だけ帰ってこなかったり、撤退命令が出たにも関わらずガス欠のため巨人に囲まれたりと様々な場面でその不運を発揮しています。

元々序盤からジャンはレギュラーを獲得していたキャラですが、なんとジャンだけコミックの9巻と10巻に一切登場できませんでした。

読者の方は約半年もの間、ジャンを見る機会が無くなってしまったため、イケメンなのにも関わらず忘れらてしまった残念なジャンです。アニメの方でも実はこの影響が出ていて一時期ジャンが画面から消える、といった事態になりました。ネットでもいじられていてジャンも「それをどうにかするのがお前たちの仕事だろ！」と発言しています。

ここまで残念な事ばかりを書いてきましたが、ここまでの残念な部分をすべてを含め、ジャンは進撃の巨人に唯一無二のキャラを確立しています。仲間がボケればツッコミ、悪運の矛先を自分に向ける事により仲間を助けたりなど、無くてはいけないキャラクターです。プロフィールには、現実主義と書きましたがここまで残念な事ばかりだと現実を見なければいけなくなるのもうなずけます…。

こうして進撃の巨人中最も残念なイケメン認定をされてしまったジャンですが、実はファンも多くいるのも事実です。陰ながら仲間を支える姿勢や友人の死をきっかけに、へこむのではなく前へ進む姿はとてもかっこいいです。そのため憎めずにそんなジャンを好きになってしまう方も多く、公式人気投票でも上位に居たりとまさにファンに愛されているキャラクターだと思います！

ここまで進撃の巨人について書いてきましたが、その中でもキャラが濃いジャン・キルシュタインに焦点を当てて書きました。連載が始まってからアニメ化や実写映画化、そして2期放送など進撃の巨人の人気はグングン上がってきています。3期、4期も期待できること間違いなしなので、皆さん是非、進撃の巨人に興味を持った方がいましたら視聴をお勧めします！