ちびまる子ちゃんの大野くんがイケメン！クールな名言・名シーン集

個性的なキャラクターが多いちびまる子ちゃんの中でも隠れファンが多い大野くん。イケメンで性格は男前、運動神経も良くてリーダーシップもあるなど、モテ要素満載です。ちびまる子ちゃんの中でも普段はあまり目立たないですが、注目して見ていく内にだんだん大野くんの魅力に気づいてもらえると思います。

大野くんは11月16日生まれの3年生。まる子と同じクラスなので4組です。血液型はO型で特技はサッカー。爽やかなイケメンで運動神経も抜群なので女子からもモテモテです。しかし、大野くんは硬派な性格なのであまり女の子には興味がありません。ラーメンとトンカツが好物で、肉まんにはポン酢を付けて食べる派です。

正義感が強く負けず嫌いな性格。自分の意見をハッキリと言う男気のあるタイプのためクラスのリーダー的存在です。また、体育の授業中ソフトボール投げの記録では35mを記録しました。小学3年生男子の平均記録は17m、6年生男子の平均でも30mなのでかなりの好記録と言えます。

神様から二物も三物も与えられたような大野くんですが、家では母親から「ケンちゃん。」と呼ばれており、その事でまる子と杉山くんにからかわれたこともあります。イケメンの大野くんの母親も美人で、ブー太郎に指摘された時には顔を赤くして照れていました。（ちなみにブー太郎は大野くん杉山くんに憧れており、弟子入りした事があります。）

ちびまる子ちゃんの大野くんの親友といえば、小麦色の肌とそばかすが特徴の杉山くんです。杉山くんのフルネームは「杉山さとし」と言います。12月15日生まれのA型で大野くんと同じく運動神経が良くサッカーが得意です。好物はフライドチキンとミートソースです。類は友を呼ぶと言われるように、杉山くんもイケメンで正義感が強くケンカも強いです。

大野くんと同じく運動神経が良く成績も優秀な杉山くんですが、比較的謙虚な性格なので、「サッカーならケンタの方が上で、勉強なら丸尾くんや長山くんに劣る。」と言っています。また、女の子に対してぶっきらぼうに振る舞う反面、助けたり手伝ったりと良く気がついて心優しいイケメンです。

「ちびまる子ちゃん-大野君と杉山君」という作品内で二人は「船乗りになって世界中を航海する」という共通の夢を語っています。また〈特別企画〉まる子のクラスの同窓会という作品内においてちびまる子ちゃん達の25歳の姿が描かれており、大野くんは物理学者、杉山くんは宇宙飛行士の卵になっています。25歳でも二人の親友関係は続いており、お互いに頑張って一緒に宇宙へ行くという新しい目標が出来ています。

30年以上続いているちびまる子ちゃんですが、大野くんや杉山くんの言動にも微妙な変化が見られます。初期の大野くん杉山くんはどちらかというとガキ大将で「乱暴」な印象が強くクラスメイトからも怖がられていました。小学生男子特有の乱暴な物言いや命令口調などが怖がられる原因なのですが、暴力を振るったりイジメたりはしない二人でした。

ちびまる子ちゃんの連載が続いていくと、大野くん杉山くんの「乱暴」さや「上から目線」は描かれなくなり、どちらかというと「男気」が前面に出ており、正義感の強い頼れるイケメン男子達というイメージで描かれています。

ちびまる子ちゃんの大野くんについて気になるワードがあるのを知っていますか？「#大まる」や「#杉たま」というワードなのですが、「#大まる」とは、ちびまる子ちゃんの作品内において大野くんとまる子が絡んだシーンやその作品の事を指し、「#杉たま」は杉山くんとたまちゃんの絡みを指します。

ちびまる子ちゃんの中で大野くんが登場する場面はあまり多くないので、ファンの間では大野くんの登場を心待ちにしており「#大まる」などタグを付けてちびまる子ちゃんをそれぞれ楽しんでいるようです。

「#大まる」や「#杉たま」のワードには、ちびまる子ちゃんファンの方々が描いた大野くんとまる子のイラスト、杉山くんとたまちゃんのイラストの意味も含まれています。ファンが独自の解釈で様々なシチュエーションのイラストを描いており、ちびまる子ちゃん内でのキャラ設定も考慮した上で発表されています。

大野くんの意志の強さや負けん気がそのまま表現されたかのような名言です。大野くんは自分の命や人生、運命などは人に何を言われようとも自分の意志を貫き通して行くのでしょう。男気あふれる名言にちびまる子ちゃんファンからも人気が高い理由が分かりました。

「さようなら赤とんぼ」の巻より大野くんと杉山くんの息がピッタリと合った名言です。放課後大野くんや杉山くん達とまる子が空き地で赤とんぼを捕まえて遊んでいたのですが、ある日その空き地が工事予定地の為もう入れなくなり赤とんぼとも遊べなくなりました。飛び立っていく赤とんぼの群れに言い放った言葉が、大野「何にも言わねえで」杉山「いなくなるなよ」です。なんともクールで切ない一言です。

ちびまる子ちゃんの「野口さんの家に行く」の巻でまる子と大野くんと杉山くんの三人が野口さんの家に遊びに行きます。家にいた野口さんのお兄さんが妹に対して威張った態度で命令するので、大野くんと杉山くんが怒ってしまい言い放った言葉です。お兄さんは高校生だというのに持ち前の正義感から一歩も引かない姿が男前な二人でした。

ちびまる子ちゃんのお話の中で、マラソンの苦手なまる子が大野くんやブー太郎やはまじと話していた時「マラソンはスタート前のドキドキが嫌だ！」という話になります。「大野くんは緊張しないの？」と質問されたときの答えがこの名言です。萎縮せず勝負を楽しめる所が大物になりそうな予感大です。

ちびまる子ちゃんの「ロマンチックな季節」の巻より、大野くんのことが大好きな冬田さんのロマンチックな願い事。それは、秋の並木道を大野くんと手を繋いで歩き一緒に帰る事です。どうしても願いを叶えたい冬田さんは、まる子に大野くん頼んで欲しいと強引に迫ります。いぶしぶ大野くんへ伝えに行くまる子ですが、もちろん大野くんは拒否します。その時の男らしい名言がこちらです。

冬田さんと手を繋いで帰る事を拒否する大野くんですが、杉山くんとまる子も手を繋いで後ろから付いてくるなら冬田さんと帰ってあげても良いと条件を出します。そのやりとりを遠くから見ていた冬田さんは、ここがチャンス！とばかりに三人に詰め寄り、まる子と大野くんの了承を得ました。心の中で「断ってくれ～」と願っていた大野くんが真っ白になりながらつぶやいた名言です。

エイプリルフールの日どれだけ人をだます事が出来たか競う事になった大野くん。まる子や杉山くんと頑張ってはみるものの普段から正直に生きる彼らに嘘は苦手なようです。大野くんが山田君に対して必死に付いた嘘も「山田！さっきそこにタヌキがいたぞ！」という可愛すぎる嘘でした。

ちびまる子ちゃんの「隣の町のあばれん坊」の巻でブー太郎とはまじが遊んでいると隣町のいじめっ子がやってきて暴力を使って公園を乗っ取りに来ました。他にも何人か被害に遭っているクラスメイトもいるので、ブー太郎とはまじは大野くんと杉山くんに助けを求めます。快く引き受けてくれた二人は隣町のいじめっ子五人に対して二人で乗り込んでいきます。

圧倒的に強い大野くんと杉山くんですが、ケンカでもみ合っているときにいじめっ子達に大野くんは言い放ちます！「お前ら弱いもんイジメばっかで本当のケンカしたことねぇーんだろ！」とても小学校3年生とは思えない修羅場をくぐってきたかのようなその言葉に男気が垣間見られます。間違いなくちびまる子ちゃんにおける名シーンと言えるでしょう。

ちびまる子ちゃんの「超能力者がやって来た」の巻では海外から超能力者がやってきて、テレビでスプーン曲げなどを披露しました。日本国中が注目し世間やクラスでの話題も超能力で持ちきりです。大野くんと杉山くんもテレビで見てはいたのですが、やはりインチキ臭いとあまり興味が無く「それより今日サッカーやろう！」と言います。流行に流されない所が大人びています。

神社の裏にある古井戸には怖い噂があります。井戸の水を使った者にはその晩に井戸で亡くなった幽霊が現れるというものです。まる子とたまちゃんは何も知らず井戸を使ってしまった後、幽霊の噂話を聞き一晩恐怖の中過ごします。次の日もう一度古井戸を確認しに行くと大野くんと杉山くんが普通に井戸の水を使っていました。噂を聞いてあえて使っていると言う二人の度胸に驚くまる子とたまちゃんでした。

担任の先生から3年生の三学期の思い出として「富士山マラソン」をみんなでしませんか？と提案されます。富士山を登るのではなく富士山の山頂までと同じ距離を数日間に分けて走ろうというもの。大野くん杉山くんコンビは一緒に走るのですが、やはりライバル同士でもあるので競い合いの結果、誰よりも早く目標を達成します。刺激し合える仲間の存在の大切さや支え合いが楽しく描かれています。

ちびまる子ちゃんの「腹話術をやろう」の巻で廊下でまる子と藤木くんが話しているとき、ただ通りがかっただけの大野くんと杉山くん。腹話術の人形を今後どうするか意見を求められますが、そもそも興味が無い二人。サッカーがしたいので立ち去ろうとするのですが、まる子に「冷たい！」と言われ渋々話を聞いてあげるのでした。二人のお人好し加減がよく分かるちびまる子ちゃんの名シーンです。

大野くんの名言でも紹介した「ロマンチックな季節」の巻より、いよいよ商店街の並木道を冬田さんと手を繋いで帰るシーンです。そっと手を出す冬田さん。ゴクッとツバを飲み込む大野くん。会話も弾む事なく並木道デートは終了しますが、帰り際に「気を付けて帰れよ！」と一言添えるところが優しい大野くんでした。

教会の幽霊探索から始まる物語ですが、最後には甘酸っぱく切ない気持ちになる名作です。大野くんよりも親友の杉山くんがメインで進行していき、レアなキャラクターの安藤りえちゃんが登場します。りえちゃんは東京から来た小学3年生の少し病弱ですが勝ち気な女の子です。夏休みなのでおばあちゃんの家に遊びに来ており、将来の夢はピアニストになる事です。

教会のピアノでコンクール前の練習をしていた所、まる子たちと出会い意気投合します。しかし、杉山くんとりえちゃんは衝突しがちで場の空気が悪くなりかけたら大野くんが止めに入るという展開。ケンカするほど仲が良いというような二人にも別れの時が来てしまいます。「夏の思い出」の巻は恋よりもっと手前の淡い気持ちを上手く表現したちびまる子ちゃんの名作です。

ちびまる子ちゃんの「お笑い！うそつき合戦」の巻では、野口さんの発案により6人で2チームに分かれエイプリルフール当日に何人だませたか競う事になりました。「まる子・大野くん・杉山くん」vs「野口さん・藤木くん・永沢くん」でうそつき合戦が始まるのですが、やはり普段真っ直ぐに生きている大野くん達は嘘をつくのが下手な様子です。

子供の頃の憧れでもある「ヒミツ基地」を作るお話です。ある日まる子は木の板をせっせと運んでいるブー太郎を見かけます。コッソリ後を付けていくと大野くん杉山くんコンビがヒミツ基地を作ろうとしていました。三人に頼み込んでまる子も仲間に入れてもらい一緒に作る事になりましたが、一筋縄では行かずという展開です。大野くんのリーダーシップと達成力を垣間見ることが出来ます。

1990年に公開され、ちびまる子ちゃんファンのみならず多くの方々に支持されている映画「ちびまる子ちゃん-大野君と杉山君」は、笑いと友情と感動が見事にミックスされた不朽の名作です。25年経った2015年にDVD BOOKが発売されている事から、いつまでも色褪せない作品です。

ちびまる子ちゃんの映画の物語はクラスの一大イベントとも言える席替えから始まります。そこでまる子は大野くん杉山くんと同じ班になりますが、まる子はちょっと乱暴な態度の二人のことが苦手でした。入江小学校では運動会が始まり、大野くんと杉山くんはそれぞれ隊長・副隊長としてテキパキと仕事をこなしていきます。

しかし、些細な事がきっかけで二人は衝突。その後一切口をきかない程関係が悪化してしまいます。月日は流れクリスマスになりました。学校では合唱コンクールが行われ、歌の得意な大野くんは独唱を任されていました。ところが、当日大野くんは声が出なくなってしまいます。この最大のピンチを救ってくれたのが親友の杉山くん。代役として歌ってくれコンクールでも二位に入りました。

二人の関係も元通りになり3年生も終わりに近づく頃、大野くんは東京へ転校する事になりました。果たしてこれから二人の親友関係はどうなってしまうのでしょうか？というのがちびまる子ちゃんの映画の大まかなあらすじです。

転校のエピソードがあったのに何故今でもちびまる子ちゃんのアニメの3年4組にいるのでしょうか？これはズバリ！ちびまる子ちゃんの世界が永遠の3年生であるため、まだ大野くんは転校していないものと思われます。もし、4年生に進級する事があり映画の内容を引き継げば、転校してしまうかも知れません。その後の大野くん杉山くんのエピソードも気になる所です。

大野くんは爽やかな外見もさることながら、人として大事な中身（性格）までイケメンだという事が分かりました。度胸や決断力があり、仲間を大切にする。クラスメイトにも人望があり、すこしヤンチャな所もある。まさにオールマイティな大野くんはかなり将来が楽しみな男の子です。あまり登場する回数が多くないので大野くん杉山くんコンビが登場したときに注目すると、さらにちびまる子ちゃんが楽しめるでしょう。