ちびまる子ちゃんの都市伝説が怖い!裏設定やゆみこちゃん・おじいちゃんなど

毎週日曜日の夜6時から6時30分まで、お茶の間に笑顔を届けているちびまる子ちゃん。明るい家族のほのぼのエピソードや、時にはちょっと泣かせるエピソード、昭和の小学生なら誰もが経験したあるある話。そんなユーモアと郷愁に溢れたファミリー向けアニメに実は怖い都市伝説がひそかに囁かれているのです。SNSなどを中心にまことしやかに伝播され続けている、ちびまる子ちゃんにまつわる都市伝説を紹介いたします。

ちびまる子ちゃんの都市伝説が怖い!裏設定やゆみこちゃん・おじいちゃんなどのイメージ

目次

  1. ちびまる子ちゃんにある都市伝説とは?
  2. ちびまる子ちゃんのゆみこちゃんの都市伝説が怖い!
  3. ちびまる子ちゃんのおじいちゃんの怖い都市伝説
  4. ちびまる子ちゃんの意外な都市伝説と裏設定とは?
  5. ちびまる子ちゃんには怖い都市伝説がいくつもあった

ちびまる子ちゃんにある都市伝説とは?

ちびまる子ちゃんは日曜日の夕方の定番アニメですが、最初は1990年1月から1992年の9月までの期間で第1期のアニメが終了しています。その後、1995年1月からアニメが再開され、第2期の放送は現在まで続いています。これだけの長期間になると、最初の方を知らない人も多くなります。またアニメ第1期のエピソードが記憶にない人もかなりいます。それが都市伝説を生む一つの原因ではないかと言われています。

画像は第1期のちびまる子ちゃんです。現在のちびまる子ちゃんと比べるとかなり違うのがわかります。原作漫画のまる子の顔も連載当初から比べるとかなり変わっています。長期間放映されているアニメではスタッフが変わったりテイストが変わる事もありそれも都市伝説を生む原因となっています。

ちびまる子ちゃんの都市伝説には、消えてしまったキャラクターの都市伝説、おじいちゃんの都市伝説、幻の最終回の都市伝説、その他、たくさんの都市伝説が存在しています。ちょっと怖いものだったりゾッそするストーリーや設定が噂される、ちびまる子ちゃんの都市伝説を紹介します。

ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト

ちびまる子ちゃんのゆみこちゃんの都市伝説が怖い!

アニメの初期には活躍していたのに、最近は全く見なくなった、というキャラクターが出てくるのも長寿番組ならではの現象です。脚本家も時代と共に変わっている上に、1995年から1998年までの第2期の最初の3年間は作者のさくらももこさん自らが脚本を書き、世界感が他の時期に比べ独特なものになっています。21世紀になると舞台も70年代から2000年代に変わりました。そういった経緯で消えたキャラクターが何人かいます。

ゆみこちゃんって誰?

作品のテイストや世界感の変遷により消えたキャラクターのうち、最も初期に活躍したゆみこちゃんにまつわる都市伝説が最も怖いちびまる子ちゃんの都市伝説として語られています。ちびまる子ちゃんの設定は、当初は、まる子・たまちゃん・ゆみこちゃん、の仲良し3人組というものでした。

どうしてゆみこちゃんはいなくなった?

「ゆみこちゃんがいなくなった理由は、モデルとなった実在する女性が自殺してしまったから」という都市伝説がネットの世界で囁かれています。学生時代にゆみこちゃんが自殺してしまったため、漫画でもゆみこちゃんを出さなくなった、と言われています。また、アニメ版では、ゆみこちゃんが登場しなくなる最後のシーンで「ありがとう、まるちゃん。バイバイ。」と言ったという噂もあります。

ゆみこちゃんのモデルキャラが自殺?

ゆみこちゃんのモデルは学生時代に自殺していたという都市伝説を読んだ人達の間では、作者のさくらももこさんが子供の頃を描いた話なので仲良しのゆみこちゃんが出てくるのは仕方がない事なのだけれども、彼女のその後の運命を思うと胸が痛むため徐々に出番を減らしていったのだろう、といった、作者に対して同情する声が多く見られました。

ところが、この都市伝説は本当に伝説でした。現在のちびまる子ちゃんは、舞台を1970年代から2000年代に変更した2000年代版というものに変わっています。この変更の時にエッセイ調からコメディ路線へ転換したので、濃いキャラクターだけを残し地味なキャラクターはメインから外されてしまいました。そのため、ゆみこちゃんも見当たらなくなってしまったのです。

ちびまる子ちゃんのおじいちゃんの怖い都市伝説

まる子の大好きなおじいちゃん、さくら友蔵は、考えすぎ故に起こす突飛な行動などで笑いを生み、また何かというと心の俳句を披露したりといった愉快な人物として描かれています。ところが、このおじいちゃんにも恐ろしい都市伝説が存在します。都市伝説を生む原因は、さくらももこさんが書いたエッセイにありました。

さくらももこはおじいちゃんが嫌い

さくらももこさんが書いたエッセイ「もものかんづめ」が発売された時には、それを読んだちびまる子ちゃんファンから驚きの声が上がりました。それは、本物の祖父は、ろくでもないジジィで、ズルくて意地悪で怠け者で、嫁いびりもするし、さくらももこさんもお姉ちゃんもかなり嫌な目にあわされていたと書いてあったからです。老衰で自宅で亡くなったのですが、その顔が面白いと姉と二人で大笑いし、喜んだそうです。

おじいちゃんはさくらももこの理想像?

作者のさくらももこさんは、本当の祖父が意地悪だったので、せめて漫画では理想のおじいちゃんにしようとしたのだそうです。多くの人に愛されるキャラクターになったのは、友蔵の人物設定が理想のおじいちゃんとして作られていたからでした。

おじいちゃんには呪いがある

ちびまるこちゃんのおじいちゃんを演じた声優はこれまで2回変わっていますが、その理由が声優の死去、または病気療養の為降板し後に亡くなっているという理由で変更されています。そのため、ちびまるこちゃんのおじいちゃん役の声優になると呪いにより亡くなるという怖い都市伝説が噂されています。

最初に友蔵役を演じたのは宇宙戦艦ヤマトの古代進などでお馴染みの富山敬さんでした。1995年にちびまる子ちゃん第2期の収録中に目の痛みを訴え入院、末期の膵臓癌と診断され満56歳でお亡くなりになりました。その後を引き継いだのが個性派ベテラン声優の青野武さんでしたが2010年に大動脈瘤と脳梗塞により降板、2012年に多発性脳梗塞で75歳でお亡くなりになりました。三代目の友蔵は1954年生まれの島田敏さんです。

友蔵役の声優は亡くなるという都市伝説の謎を解く鍵は、友蔵がおじいちゃんであるからという所にあると言われています。つまり、友蔵は高齢者なので声優もベテランの方が演じる事になります。それ故に、友蔵役は亡くなってしまう可能性も高くなってしまうのです。しかし、富山敬さんは56歳でした。高齢者というには少々無理があります。ちょっと怖い都市伝説でした。

ちびまる子ちゃんの意外な都市伝説と裏設定とは?

ちびまる子ちゃんの都市伝説を2つ紹介しましたが、それ以外にも数々の都市伝説が存在します。そこで、その都市伝説の元ネタになったと思われる、ちびまる子ちゃんの裏側の世界、裏設定とでも呼ぶべきものを紹介します。

おばあちゃんの胃袋が凄い

ちびまる子ちゃんのおばあちゃんのモデルとなった、さくらももこさんの祖母は、灰に落ちた餅やカビの生えたパンなどを「薬になる」と言って食べてしまう驚異の胃袋の持ち主で、その設定はそのまま受け継がれています。

ちびまる子ちゃんのおばあちゃんは幽体離脱ができる?ちょっぴり怖い都市伝説

2018年4月に放送された「中野さん、さくら家に泊まる」の茶の間での1シーンで、おばあちゃんがテレビのチャンネルを変える為に立ち上がってテレビに近づいたのですが、座っているおばあちゃんも同時に存在していました。残像、分身、はたまた幽体離脱などという噂が広まっています。

たまちゃんは実はお金持ち?

まる子の大親友、たまちゃんこと穂波たまえちゃんは眼鏡をかけたちょっと大人しいけれど芯の強い女の子です。そんな彼女にはモデルがおり、さくらももこと小学校と高校で一緒の学校に通っていました。そんなたまちゃんにも幾つかの都市伝説や裏設定があります。

ちびまる子ちゃんの漫画では花輪君が大金持ちの息子という設定でしたが、実際にはたまちゃんのモデルとなった人物が大金持ちの娘で、しかもクラスのリーダー的な存在でした。さくらももこさんと小学校で一緒でしたが中学は別々になり高校で再び同じ学校に通うようになりました。そして高校卒業と同時にアメリカに留学しています。画像は同名のエッセイを漫画化した「ひとりずもう」の1シーンです。

たまちゃんにまつわる都市伝説ですが、そのほとんどが前項で紹介した内容と同じです。漫画の花輪君と同じ位のお金持ちだった、アメリカに留学した、といった内容は全て事実です。ただし、ゆみこちゃんの都市伝説と混ざってしまい、中学時代に自殺してしまった、という都市伝説も見つかりました。

ちびまる子ちゃんの花輪君にまつわる都市伝説

富豪の息子である花輪君の正体について、極道の息子である、眼科医の息子である、といった都市伝説が囁かれています。しかしエッセイによると、花輪君のモデルはさくらももこさんの高校にいた加藤さんという女性で、現在は病院を経営されているそうです。

ちびまる子ちゃんのキャラクターの名前の裏設定とそれにまつわる都市伝説

さくらももこさんは、かつて青林堂から発行されていた漫画雑誌「ガロ」で活躍していた漫画家の漫画を少女時代から愛読しており、それらの漫画家の名前を元にしたキャラクターがちびまる子ちゃんには何人も出てきます。噂によると、さくらももこさんは花輪和一氏の単行本を抱きしめ「バイブル」と発言したとも言われています。

丸尾末男は猟奇的かつ耽美な作風で有名な丸尾末広氏、花輪和彦は拳銃不法所持で逮捕、収監された経験を漫画にした花輪和一氏、みぎわさんは可愛いけれどちょっと不思議な世界を描く漫画家のみぎわパンさん、とし子ちゃんはやはりガロで漫画家デビューをした土橋とし子さんが元ネタです。そしてもう一人、バスの旅で有名になった有名な漫画家の名前も使われていましたが、現在ではそのキャラクターはほとんど出てきていません。

消えてしまったえびすくん

えびすくんは、ちびまる子ちゃんのアニメがエッセイ調からコメディーへ転換し、更に舞台が70年代から2000年代になったため濃いキャラクターだけを残すという刷新が行われた結果、ほとんど出てこなくなったキャラクターの一人です。

えびすくんはみぎわさんの隣の席で初期には良く登場しており、丸尾君と学級委員長の座を争ったこともあります。しかし、いつの間にかちびまる子ちゃんには登場しなくなりました。えびす君のモデルとなった人物が逮捕されてしまったからだという都市伝説もあります。ところで、さくらももこさんは前項で紹介した通りネーミングにガロ系作家の名前を何人も使っています。つまりえびす君は蛭子能収(えびすよしかず)氏です。

蛭子能収氏といえば、1998年に新宿歌舞伎町の麻雀店で麻雀賭博の容疑で逮捕されています。えびす君がちびまる子ちゃんに出なくなった時期とは一致していないのですが、えびす君と蛭子能収氏が混同されて、モデルが逮捕されたために消されたという都市伝説が生まれたとも言われています。

渡辺君の消失にもモデルがらみの都市伝説がある

渡辺君はちびまる子ちゃんでかつては準レギュラーで、脇役としてなかなか重要なポジションにいました。当初のクレジットでは渡辺でしたが、やがて愛称である「なべちゃん」という役名で表示されるようになりました。しかし2011年以降出番が減り、ほとんどセリフもありません。モデルが逮捕されたため、という都市伝説がありますが、これはデマです。えびす君と混同されたのではないかという噂があります。

城ヶ崎さんはマゾヒスト?

城ケ崎さんと言えば、ちびまる子ちゃんの登場人物でもとびっきりの美少女です。ところが、彼女にはとんでもない裏設定が存在しました。それは「城ケ崎さんはマゾヒスト」という衝撃的なものです。これはどのようにして生まれた設定なのでしょうか。

そもそも城ケ崎さんは、ちびまる子ちゃんのスピンオフ作品「永沢君」の登場人物で、逆輸入のような形でちびまる子ちゃんにも登場するようになりました。その永沢君では城ケ崎さんは画像のような発言をしています。城ケ崎さんは永沢君で「美しいものは、ときには思いっきり汚れてみたくなるものよ」と告白しています。

ちびまる子ちゃんのはまじが告白した裏設定

はまじのモデルとなった浜崎さんのエッセイによると、ちびまる子ちゃんの登場人物で実在したのは、まる子の家族、たまちゃん、丸尾君、花輪君、はまじ、ブー太郎、野口さん、徳ちゃん、ケンタ、冬田さん、かよちゃん、戸川先生です。

浜崎さんによると、野口さんのモデルは高い声で笑う少々陰気な女子で、愛称が「ノロ」だったので野口と言う名前にしたのだろうとのことです。実在する戸川先生は漫画とは正反対のタイプで、生徒に教室でウィスキーを飲ませて発奮させたり、泳げない生徒の顔を無理矢理プールの水に押さえつけたりしていて、浜崎さんはそのせいで登校拒否になっています。

あの卑怯者と呼ばれ続けた藤木君の都市伝説

浜崎さんによると、ちびまる子ちゃんのクラスメイトのうち、大野・杉山・永沢・藤木・山田は実在しない人物です。ところが、藤木君がいかにも実在する人物であるかのような「中学3年になった藤木君はモテモテになった」という都市伝説が存在します。藤木君と永沢君は架空のキャラクター同士のコンビですが、スピンオフ作品である永沢君という作品では中学時代を描いており、その内容が事実として広まってしまっています。

ちびまる子ちゃんには作者が書いているうちに発狂してしまった封印作品があるという都市伝説がある

ちびまる子ちゃんには単行本未収録の98話「まる子、夢について考える」という話があり、この作品がいつもとあまりにも違っていたため、作者が発狂してしまったのではないかという都市伝説が生まれました。これを読んだ子供が大泣きをしてしまったという逸話もあります。

ちびまる子ちゃんの本当の最終回

長寿番組にありがちな「最終回」の都市伝説はちびまる子ちゃんにもありました。最終回では友蔵は既に亡くなっています。大掃除をしている時に遺品から数枚の高騰している株券がみつかり、家は豪邸に建て直され、姉妹は大学に進学、まる子に至っては東京の大学に通う事ができ、念願の漫画家にもなれた、という噂がひそかに広まっています。もちろん、これは都市伝説で、アニメにも漫画にも、そのようなエピソードはありません。

ちびまる子ちゃんの作者さくらももことその家族の怖い都市伝説

さくらももこ(本名は三浦美紀)さんの実在する家族についても都市伝説が伝わっています。全て単なる噂なのでご注意ください。お姉ちゃんはノイローゼ気味となり自殺してしまったと言われていますが、ちびまる子ちゃんのゲームシナリオを手掛けるなどしており健在です。父ヒロシは青果店経営が破綻し、浮気相手と北海道に逃亡し客死という噂がありますがこれも事実ではありません。ご家族は祖父母以外、全員健在です。

ちびまる子ちゃんには怖い都市伝説がいくつもあった

ちびまる子ちゃんには、漫画やアニメに良くある怖い都市伝説も、長寿番組ならではの幻の最終回を語る都市伝説もありましたが、ちびまる子ちゃんならではの都市伝説もありました。それはエッセイ調漫画故にモデルとなった人物が実在することです。これがかえって都市伝説を生み出す原因となっていました。以上、ちびまる子ちゃんの都市伝説と裏設定などを紹介しました。

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